裏恐羅漢で断念。。。(牛小屋〜恐羅漢〜旧羅漢〜ジョシのキビレ〜亀井谷〜断念。。。)
- GPS
- 11:22
- 距離
- 34.2km
- 上り
- 1,939m
- 下り
- 2,164m
コースタイム
天候 | 晴れ 16℃〜23℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
旧羅漢から下りぐらいまでは、踏み跡もしっかりありますが、広見山の分岐の処からは、踏み跡は殆どなく、GPSがないと難しいと思います。 今回は、予備バッテリーを持って行くのを忘れてしまい、GPSを頼りにせず進み、何度も迷ったりしました。 |
写真
感想
久々に休みが取れたのですが、前日に福岡で懇親会があり、ギリギリ最終で帰ってきたせいか、忘れ物をいくつかしてしまい、大変な山行となってしまいました。今まで通ったことない道、事前情報で殆ど、踏み跡や目印テープもないと判っているにも関わらず、出発の時点でGPSの電池も三分の二、しかも予備バッテリーを忘れるという重大なミス。もしかしたら、なんとか持つかと思い出発をしました。
スキー場を直登し、順調に恐羅漢に到着、殆ど休憩もせず、旧羅漢、そして初ルートの旧羅漢から下りに入る。思っていたより手入れがしてあり踏み跡も固い。どんどん順調に下っていき、初めて見る3本栃、残念ながら、一本が折れていましたら一見の価値ある大きな木でした。
そこから暫く行くと、林道に出るのですが、広見山の方に行く道の取り付きが判りにくく、あまり考えずに歩いてため通り過ぎてしまいました。早めに気づいたので、右側を見ながら戻ると、赤いリボンが、小さな小川を越えて、また新しいルートに入っていく。
この辺りで、GPSの電池がわずかになり、一旦電源を落とす。ここから迷いまくってしまい、体力と気力の消耗が始まりました。新しいルートに入ってから、右側に清流を眺めながら、とても気持ちよい道が続く。休みも入れずどんどん進んでいくと、分岐らしき道にでたのですが、道を一本しかない、そのまま、どんどん踏み跡を進んで行ったのですが、登り坂が続きだす。「ん?」事前に地図で見た感じでは、ここら辺りは登りではなかったはず。。。電池の少ないGPSの電源を入れ、場所を確認してみると、なんと広見山の頂上まで、あと少しの処まで来ている。。。やはりさっきの分岐らしき処から、右に折れて進んで行かなくてはならなかったようだ。時間をだいぶロスした悔しさもありましたが、ハイペースで来ていたので、あまりショックを受けず、また下って行く、そして分岐まで戻ったのですが、どんだけ見ても、踏み跡がない。たぶんコレだ!と思う道を見つけ、どんどん下っていく。しばらく下っていくと、また「ん?」なんと、さっき上がってくる時に「綺麗だなあ〜」と思いながら見た場所に、戻っているではないか。。。
さすがに、ショックを受けたのですが、また三度目の分岐らしき処に戻る。今度こそ間違えないぞと思い、慎重にルートを探すと、ありました!しっかりした踏み跡はないのですが、目印テープが!だいぶ時間をロスしてしまいましたが、なんとか目指すルートに入る。しばらく進むと、ついに熊笹が、、、しかも背丈より高い。。。覚悟はしていたので、かき分けながら進む。大量の熊笹で目印テープも、すぐに見失ってしまう。なんども立ち止まり、テープを探しながら何とか、ジョシのキビレに出る。ここからは、熊笹の中をどんどん下っていく更に厳しい道に。途中、すぐに目印テープも見失ってしまい、地図で亀井谷方面を見ながら、直下することに、熊笹で足下も目の前み、見えにくい状況で、かなりの下りもあり、転けたり滑り落ちたりしながら、進んでいく。なんとか亀井谷にある分岐にたどり着いたのですが、かなりの体力を消耗しましたが、時間的には、まだまだお昼。ここからは、地図に「踏跡不明瞭」とは書いてあるが、一応、台所原に向けていくルートが地図に書いてあるぐらいなので、大丈夫だろうと思っていたのですが、ここでも重大なミス。まあまあの道があるじゃん!良かった良かったと思い、どんどん進んでいたのですが、台所原とは逆方向の匹見の方に間違って進んでしまい、また大きく体力と気力を消耗。また、分岐まで戻るが、台所原向けとルートが見つからない。なんども沢の右に行ったり左に行ったり、登ったり下りたり、時間だけが過ぎていく。時間は14時になろうとしている。そろそろ決断しなくてはならない、方向は判っているので無理して、進んでいくか、諦めてとりあえず人里に下りるか。。。暫く冷たい水で顔洗ったりしながら、考えたのですがGPSも電池が切れ、携帯の電池も残り半分、ライトは持っていたが、単独という事もあり、ここで断念。。。恐羅漢に車を置いているものの、匹見町の方へ下山することに、亀井谷川沿いの長い林道を下り、ようやくアスファルトの道へ、とりあえず道の駅、匹見まで行き、また考えようと思い、アスファルトの道を進んでいく。道の駅までおよそ5キロ、固い路面は、足にも辛い。なんとか、道の駅に着き、友人にヘルプ電話、、、残念ながら出張で広島にいない、「よし、車まで歩くかと思い、地図を広げ計算してみると、なんと「35キロ!」歩き続けても10時間ぐらいかかってしまう。最後の手段!「嫁に電話」なんとか広島から迎えに来てもらうことになったのですが、すぐには行かれないということ。とりあえず、ピックアップされるまで歩き続けようと思い広島方面へ歩き始める。この時点で既に、朝、出発をして20キロ、かなり疲れていましたが、ひたすら歩き続ける。そして、八幡高原191スキー場の手前で、見慣れた車が、、、歩き初めて33.3キロ地点にて、ピックアップされました。疲れているだろうと思い、おむすびとかお菓子を買ってくれていた妻に感謝しながら、帰途となりました。
準備不足で、大変な経験をしてしまいましたが、さっそく再チャレンジを近いうちにしてスッキリしたいと思います。でも、単独では結構あぶないルートだと思いますので、しっかりと考えてチャレンジしたいと思います。
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