稲村ヶ岳 シャクナゲの絨毯を期待したけど・・・
- GPS
- 09:36
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,230m
- 下り
- 1,237m
コースタイム
8:10 法力峠
9:35 9:41 稲村小屋
10:03 キレット
10:16 10:21 大日山
10:40 キレット
10:57 11:07 稲村ヶ岳
11:37 11:40 剣
12:32 13:15 稲村小屋(昼食)
14:02 14:10 レンゲ辻
15:52 登山口
16:15 16:19 大橋茶屋
16:39 母公堂
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
シャクナゲの絨毯が見た〜い!
願望を叶えたく稲村ヶ岳へ。
母公堂からよく手入れされた植林地をてくてく。
途中、「この匂いのする所、マムシいるから気ィつけやー」と子供の頃に教えられた臭いを何度か嗅ぎながら稲村小屋へ。
でも子供心に興味はあるものの怖くて確かめたことは無いままなので、本当にマムシなのか今だかつて臭いの元は不明なまま。
小屋から大日山へ向かうとシャクナゲがポツリ、ポツリと咲いているので「この先にー♪」と期待が膨らみます。
が、一向に花が増えません。この後、稲村ヶ岳山頂まで石楠花の木は有るものの花はここにポツリ、あそこにポツリとしか咲いていなくて何だかとても残念でした。
せっかく稲村へ来たので妻と娘を連れて知る人ぞ知る、奉納された剣を見に寄り道。
ネット上では何故か場所は秘密扱いですが、これがまた人の持つ好奇心をむやみに刺激します。
でも、いくら秘密にしてもネットに溢れた情報を集めると行き方、地図上での場所が分かるうえ、GPS誤差はあるものの座標まで分かってしまうので隠す意味があるのかどうか・・・。
ただ、一般登山道は無く気軽には辿りつけないと思います。
藪こぎ初めての妻と小3娘を連れているので比較的安全で確実に辿り着けるルートを採ったのですが、こっちの藪が楽そう、あっちが楽そうと勝手にはぐれてしまう妻を呼び戻すのにうろうろしたりしました。
ルートファインディング、藪の中でルート探索できなければ遭難覚悟で・・・。そして、帰り道の確認も怠りなく・・・。
レンゲ辻にある「女人結界門」。男女平等、宗教、伝統、その他色々意見はあるものの、学校でそういったことを教わって賛否の色眼鏡を持つ前に「世の中にはこういったものもある」と娘に知ってもらいたくて連れてきました。今は何とも思わなくても何かを肌で感じてもらえればそれでいいです。
レンゲ坂谷はガレ谷の激下り。浮き石だらけの不安定な足場を慎重に下りて行きます。
妻も娘も初めての経験。不安定な階段をずーっと下り続けている様なものなので膝にきてしまった妻はイライラした挙句、キレて文句ばかり。
しまいには「お父さん! 指環買ってくれたら許したげる!」(おお コワ)
蠅も無茶苦茶多い!
何十匹にもたかられ、止まって休むこともできません。
娘はヘトヘトになりながらも短いコンパスを精いっぱい伸ばして頑張って付いてきました。
エライぞ、娘!
下りに時間がかかり大幅に予定時間をオーバーしましたが母公堂に戻って来ました。
堂を管理されている方からいっぱい褒めてもらった娘はニヤニヤしながらも照れ隠しに「あーしんどかったー」
おやつもいただいて大喜びでした。
稲村ヶ岳山荘
屋外にトイレあり。
協力金1人1回 ¥100円
トイレットペーパーは備え付けの溶けるタイプのものを使用。(ポケットティッシュ不可)
トイレ使用後はバケツの水で各自流し、次の方のためにトイレ下の受水槽から水を汲んでくる。
村営 洞川温泉センター
入浴に来た方は駐車券を受け付けに持って行けば1時間無料
掛け流しではありません
露天風呂あります
こんにちは
さすがasahiさんのお子さん!稲村と大日を歩いてレンゲ辻を下るなんて
一年生で白馬岳歩かれたお子さんですものねーやっぱりすごい!
ものすごい健脚さんですね。夏の表銀座が楽しみですね!
シャクナゲは今年は少なかったですか?ちょっと残念でしたね
うちは夏くらいに子どもと母公堂から稲村ヶ岳を往復できればいいなーと
あっ、大日も行かないですよーきっと
今年は外れ年だったのかは分からないのですが、また来る口実が一つ出来ました。
娘が1年生で歩いた白馬三山は、私が小1の時、夏休みに同級生♂が行ったのを覚えていて「ああ、行けるんだ。じゃあ妻と娘の北アデビューに。花畑も温泉もあるしー。」と、軽い気持ちで決めました。
だから、すごいのかどうか今でもよく分かりません。
ただ、当時は白山が人気だったようで、小1・小2で登った子がクラスに数人いたのを記憶しています。
レンゲ辻の下りは稲村小屋の方に様子を聞くと、「子供でもだいじょうぶですよ」との事だったので利用しましたが、娘が超慎重派なので結構時間がかかりました。
大日山は男のお子さんなら却って夢中になるんじゃないかなー、なんて無責任に思ったりもしています。
お気を付けて行ってきて下さい。
asahiさん、はじめまして。生駒山の探索記楽しく読ませていただいています。
>せっかく稲村へ来たので妻と娘を連れて知る人ぞ知る、奉納された剣を見に寄り道。
ネット上では何故か場所は秘密扱いですが、これがまた人の持つ好奇心をむやみに刺激します。
でも、いくら秘密にしてもネットに溢れた情報を集めると行き方、地図上での場所が分かるうえ、GPS誤差はあるものの座標まで分かってしまうので隠す意味があるのかどうか・・・。
ただ、一般登山道は無く気軽には辿りつけないと思います。(asahiさん)
ご存知かと思いますが「大阪の山250」という関西のハイカーには良く知られた「山渓」のガイドブックがありますが、20年以上前の旧版では稲村ヶ岳の登山道紹介で、サブルートとして山頂→宝剣→キレットのコースが欄外で紹介がされており、歩いたことがありました。10年ほど前、知人を連れて稲村に登ったとき、むかしのつもりで宝剣に案内しようとしたのですが見つけることが出来ませんでした(汗)。帰宅してネット情報を探しましたが、そのころはヒットしませんでした。今は情報も復活してまた行かれる人が増えたようですね。
遅レス大変申し訳ありません。m(_ _)m
普段、ヤマレコは見ないので・・・
というか主に娘の山行記録の整理がてら使ってるので・・・
でもものぐさなので全部はヤマレコに記録していませんし・・・
と言い訳です。
jack77bettyさんのおっしゃっている「大阪の山250」は全く知りません。
と言うよりもその手の本は全く把握しておりません 。
私自身の山行は小学生の時にぷっつりと終わってしまっていて、
今は、娘が保育園で山歩きを鍛えられたので「山を歩けるなら自分が教えれることは全て教えよう」という気になって山へ連れ回している次第です。
ですので、今はそういった資料などは喉から手が出るくらい欲しいですが、登山は娘が小学生の間だけと思って諦めています。
稲村の宝剣については実際、ネット上に座標や目標物、取りつき等がありました。
大変便利な時代になりました。
しかし、稲村の場合はヤブ漕ぎで足を滑らすと崖の下へ真っ逆さまということもあるので怖いですね。
asahiさん、こんにちは。RESありがとうございました。
>娘が保育園で山歩きを鍛えられたので「山を歩けるなら自分が教えれることは全て教えよう」という気になって山へ連れ回している次第です。
お嬢さんかわいい盛りですね。山好き少女になられることを期待しましょう(笑)。
さて、箕後川のことなど書かれておられましたのでそちらの方面(ちょっとマイナーなハイキング)に興味がおありかと思い、つい付けRESしてしまいました。勘違い何卒お許しのほど。
余談ですが、稲村ヶ岳は私が宝剣に立ち寄ったすぐ後そちら方面への立ち入り禁止の看板とロープが設置されました。山渓の情報も新版からは削除されています。今は様子が変わってるかもしれませんが、前に書きましたように知人とこっそり(笑)再訪を試みたときは、まだ看板がかかってました。
おお、私の拙い文章を読んで頂き大変恐縮です。
マイナーなハイキング・・・好きです。大好きです。大好物です!
でも手元の資料が圧倒的に少なすぎて残念に思っています。
また、これからの時期はマムシが嫌で廃道歩きは避けています。
ヤツラは人が近づいても逃げもせず鎌首をもたげて来るので嫌いです。
稲村の宝剣ですが、私が行った時は立ち入り禁止のロープを跨いで稲村頂上から北へ向かって岩場を下りてる方がいらっしゃいました。そこにもルートがあるのは知っていましたが、とても娘を連れて行ける様な所でないので少し後戻りして安全な所から薮へ分け入りました。
また、宝剣から下りに使ったルートは四つん這いで後ろ向きに下りるような急な所ですが、登山道との合流地点にはトラロープが設置されていました。どちらも立ち入り禁止の看板などは見当たりませんでした。
是非リベンジしてみて下さい。
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