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記録ID: 312994
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ハイキング
関東

菌界の探索2013 梅雨の奥秩父の支尾根でヒラタケ、黄スッポンタケ

2013年06月24日(月) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
11.0km
登り
294m
下り
287m

コースタイム

午前9時半 入山。
午後15時、森を出る。
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2013年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
終始、獣道とヤブ。
資源涵養のため、行動範囲の詳細は公表していません。
ミズナラの森。ブナや、より高い場所では針葉樹が混じる。
2013年06月23日 11:05撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
6/23 11:05
ミズナラの森。ブナや、より高い場所では針葉樹が混じる。
ハカワラタケ。
葉のように薄い、カワラタケの仲間。
2013年06月23日 10:33撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/23 10:33
ハカワラタケ。
葉のように薄い、カワラタケの仲間。
カタツムリの貝は、けっこう鮮やか。
2013年06月23日 10:43撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
3
6/23 10:43
カタツムリの貝は、けっこう鮮やか。
ウラベニガサ。食。
2013年06月23日 10:41撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/23 10:41
ウラベニガサ。食。
ウラベニガサの傘の裏側。
2013年06月23日 10:42撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/23 10:42
ウラベニガサの傘の裏側。
不明。
2013年06月23日 10:44撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/23 10:44
不明。
ゲゲゲの鬼太郎の、目玉おやじみたい。
初めて見た。たぶんこれも菌類。
スッポンタケのように、プルプル透明粘液の白い球体があり、そこからクラゲのような足の束が出ている。2体が地面から姿を現す。
球体が裂けて三本の赤い指が生え出すと、サンコタケとわかる。
菌界の生き物は底知れない。
2013年06月23日 10:51撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/23 10:51
ゲゲゲの鬼太郎の、目玉おやじみたい。
初めて見た。たぶんこれも菌類。
スッポンタケのように、プルプル透明粘液の白い球体があり、そこからクラゲのような足の束が出ている。2体が地面から姿を現す。
球体が裂けて三本の赤い指が生え出すと、サンコタケとわかる。
菌界の生き物は底知れない。
ナメアシタケの仲間。
2013年06月23日 11:09撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/23 11:09
ナメアシタケの仲間。
同。
傘の直径8ミリ。
2013年06月23日 11:10撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/23 11:10
同。
傘の直径8ミリ。
5本に1本は朽木があります。
2013年06月23日 11:11撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
6/23 11:11
5本に1本は朽木があります。
不明。
2013年06月23日 11:27撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/23 11:27
不明。
不明。クヌギタケに似るが、放射状の条線がない。
姿はカブラアセタケに似ているが、色が薄茶でない。
ミイノモミウラモドキにも似ているが、柄にねじれがない。
2013年06月23日 11:28撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/23 11:28
不明。クヌギタケに似るが、放射状の条線がない。
姿はカブラアセタケに似ているが、色が薄茶でない。
ミイノモミウラモドキにも似ているが、柄にねじれがない。
森を行きます。
2013年06月23日 11:31撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/23 11:31
森を行きます。
ツムタケの仲間。
2013年06月23日 11:32撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/23 11:32
ツムタケの仲間。
梅雨時だけに、ギンリョウソウが目立ちます。
2013年06月23日 11:34撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/23 11:34
梅雨時だけに、ギンリョウソウが目立ちます。
同。
2013年06月23日 11:41撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/23 11:41
同。
ニオイアシナガタケ。
2013年06月23日 11:43撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/23 11:43
ニオイアシナガタケ。
これもツムタケの仲間。
2013年06月23日 11:46撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/23 11:46
これもツムタケの仲間。
2つの、ツガサルノコシカケに見とれました。
かなりボイン!
2013年06月23日 11:49撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/23 11:49
2つの、ツガサルノコシカケに見とれました。
かなりボイン!
開花した小さな花の花弁が、食われたように見えます。
2013年06月23日 11:56撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/23 11:56
開花した小さな花の花弁が、食われたように見えます。
森の中、倒木の下側で撮影。
少し離して、暖色系のLEDライト。
2013年06月23日 12:35撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
6/23 12:35
森の中、倒木の下側で撮影。
少し離して、暖色系のLEDライト。
撮影していたのは、フサヒメホウキタケ。
2013年06月23日 12:18撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/23 12:18
撮影していたのは、フサヒメホウキタケ。
今日、最初の大物は、ウスヒラタケ。
このきのこは、大小、色、様々なものに出合います。
今日のは、見たことないような、大ぶり、肉厚。
1枚が子どもの手のひらくらい。
2013年06月23日 12:22撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/23 12:22
今日、最初の大物は、ウスヒラタケ。
このきのこは、大小、色、様々なものに出合います。
今日のは、見たことないような、大ぶり、肉厚。
1枚が子どもの手のひらくらい。
上から撮影。
新鮮です。
2013年06月23日 12:22撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/23 12:22
上から撮影。
新鮮です。
ウスヒラタケ、味見する分をいただきました。
2013年06月23日 12:41撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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6/23 12:41
ウスヒラタケ、味見する分をいただきました。
キララタケ。
食べられますが、可愛らしいので、食欲がわきません。
2013年06月23日 12:28撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/23 12:28
キララタケ。
食べられますが、可愛らしいので、食欲がわきません。
キララタケ。
2013年06月23日 12:27撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/23 12:27
キララタケ。
キララタケの幼菌。
2013年06月23日 12:28撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/23 12:28
キララタケの幼菌。
ウラベニガサ。食。
2013年06月23日 12:27撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/23 12:27
ウラベニガサ。食。
同。
2013年06月23日 12:27撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/23 12:27
同。
今度は、ヒラタケ。
2013年06月23日 12:29撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/23 12:29
今度は、ヒラタケ。
こちらは、柄がさらにしっかりしています。
2013年06月23日 12:31撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/23 12:31
こちらは、柄がさらにしっかりしています。
ヒラタケも1株だけ、味見にいただきます。
2013年06月23日 12:50撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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6/23 12:50
ヒラタケも1株だけ、味見にいただきます。
バイケイソウの花の蕾み。
2013年06月23日 12:43撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/23 12:43
バイケイソウの花の蕾み。
ナメアシタケ。
2013年06月23日 12:54撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/23 12:54
ナメアシタケ。
今回の主役は後から登場。
キイロスッポンタケ。
2013年06月23日 12:46撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/23 12:46
今回の主役は後から登場。
キイロスッポンタケ。
スッポンタケと異なり、頭部の下地が鮮やかな黄色。
2013年06月23日 12:53撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/23 12:53
スッポンタケと異なり、頭部の下地が鮮やかな黄色。
臭い粘液を除いて、白い柄は、アミガサタケと同じで食べられるんです。
2013年06月23日 13:04撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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6/23 13:04
臭い粘液を除いて、白い柄は、アミガサタケと同じで食べられるんです。
長さ14センチ。
2013年06月23日 13:05撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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6/23 13:05
長さ14センチ。
スッポンタケのそばで昼食。
高度を少し上げただけなのに、パンの袋がパンパン。
2013年06月23日 13:13撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
1
6/23 13:13
スッポンタケのそばで昼食。
高度を少し上げただけなのに、パンの袋がパンパン。
私は、右腕が十分力を出せない。
1人で森に入り込んでゆく時は、射程10mの熊スプレーを携行しています。
2013年06月23日 13:14撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
2
6/23 13:14
私は、右腕が十分力を出せない。
1人で森に入り込んでゆく時は、射程10mの熊スプレーを携行しています。
ツリガネタケが、3段ほど縦に重なっている。
年々、下に伸びてきたよう。
2013年06月23日 13:14撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
1
6/23 13:14
ツリガネタケが、3段ほど縦に重なっている。
年々、下に伸びてきたよう。
ツガサルノコシカケ。
2013年06月23日 13:29撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/23 13:29
ツガサルノコシカケ。
同。
いつも玉の汗(水滴)をいっぱい吹いています。
2013年06月23日 13:35撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/23 13:35
同。
いつも玉の汗(水滴)をいっぱい吹いています。
ヌメリスギタケモドキ。
幼菌。
2013年06月23日 14:07撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/23 14:07
ヌメリスギタケモドキ。
幼菌。
同。夏にヤナギの倒木や朽木に鈴なりになります。
2013年06月23日 14:08撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/23 14:08
同。夏にヤナギの倒木や朽木に鈴なりになります。
同。
焼いてよし、刺身風もよし、汁もよし。
2013年06月23日 14:14撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/23 14:14
同。
焼いてよし、刺身風もよし、汁もよし。
ヤグルマソウの花。
2013年06月23日 13:48撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/23 13:48
ヤグルマソウの花。
ヤマブドウの花穂。
2013年06月23日 13:52撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/23 13:52
ヤマブドウの花穂。
ヒラタケと、ウスヒラタケは、オリーブオイルで洋風のソテーにしました。
2013年06月23日 18:31撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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6/23 18:31
ヒラタケと、ウスヒラタケは、オリーブオイルで洋風のソテーにしました。

感想

 今年初めての菌界の探索は、6月梅雨時に出るウスヒラタケに目星をつけて、奥秩父の支尾根の森に出かけました。
 ヒグラシや春ゼミのなき声、キツツキのドラミングの音などが、沢の水音とともに響いてくる、静かな森。
 時間がたつのを気にせずに、やぶをこぎ、はいつくばって、きのこを眺め、撮影しました。

 ブナの倒木の場所では、りっぱなウスヒラタケが見つかりました。
 普通はひらひらの肉薄だけど、ここのは私の指くらいの太さの柄がついて、しっかりしていました。

 近くでは、ヒラタケがついたブナの立ち木もあり、1株だけおすそ分けさせてもらいました。
 朽ちかけても、キノコを育み、おいしい体験をさせてくれるブナの木に感謝です。

 尾根のてっぺんに出て、ぐるりと迂回し、次の尾根を下降。
 針葉樹主体の緩斜面で、キイロスッポンタケに出合いました。
 首がかなり湾曲していて、見る角度によって、大分いろんな姿に変わる。

 ここで大休止し、昼ごはんを食べました。
 森はレンゲショウマの花にはまだ早く、イグチなどの夏のきのこも、まだ姿が見えず、これからの賑やかな時期にくらべて、まだまだ落ち着いています。
 それだけに、出合うきのこにも、1つ1つ時間をかけて、ゆっくり眺めて遊べます。
 ズボンは膝も足元もどろどろ。

 家に帰って、ウスヒラタケと、ヒラタケは、洋風に仕込みました。2つを食べ合わせると、ヒラタケは出汁がしっかりしていて、うまみが強く、ウスヒラタケがかすんでしまいます。
 少しねかせて、熱が冷めてからいただくと、ワイン蒸し風で出汁がよく馴染み、ウスヒラタケも、ヒラタケも、おいしゅうございました。
 

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