笈ヶ岳：西尾根より

2013年06月23日(日) [日帰り]

• GPS: 07:57
• 距離: 11.9km
• 登り: 1,952m
• 下り: 1,593m

コースタイム

P＝4：25
取水口＝4：59〜5：13
カワキ谷？捲き道取付点5：52
水晶谷にかかる橋＝6：26
清水谷わさび小屋徒渉地点＝7：12
西尾根取付点＝7：17〜7：27
尾根上＝8：01
岩峰＝8：50
笈ヶ岳頂上＝10：12〜10：23
岩峰＝11：17〜11：23
尾根上＝11：53
西尾根取付点12：22
水晶谷橋＝13：15
カワキ谷＝13：57
取水口＝14：46〜14：52
P＝15：32

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

福井→谷峠→白峰村→手取ダム→新中宮温泉センター（一里野手前）へ
集落北の道路を東に走る。
雄谷にかかる橋を渡り、雄谷の左岸林道を終点まで走る。
高雄谷の合い向かい位まで林道が延びている。
工事車両の邪魔にならないよう道路脇に駐車した。（日曜で工事は休みでした。）

コース状況／危険箇所等

まず最初にアドバイスとして山域の情報に詳しい下記のご主人に尋ねてからチャレンジした方が良いと思います。
新中宮温泉センター前の駐車場南側に深山料理「けがさ」を営んでおられます。

有限会社ケガサ企画
〒920-2324
石川県白山市中宮ヲ37-1
TEL[phone]

取水口上の橋は雪崩で飛ばされ後から来た釣り師の方に助けてもらい通れました。
雄谷右岸をカワキ谷までは杣道で細く不安定です。
カワキ谷、水晶谷への捲き道取付点へは雪渓と斜面がくずれたのか不安定な山肌です。
西尾根に出るとマーキングはあるが不明瞭な道で特に岩峰を過ぎてからは
背丈以上の笹に手こずりました。
2005/6/5に来たときはまだ尾根に雪もあり歩きやすかったが時期が遅れると
なかなか困難だった。
岩峰は基部を右に歩きロープがあるので尾根に登り上がる。

写真

取水口より雄谷右岸杣道

雄谷下流

雄谷上流

まだ山肌に雪渓が残っている。

川岸にも。

渓谷に注ぎ込む滝

水晶谷への捲き道取付点より雄谷アルファベットのZに曲がった地点の雪渓

捲き道のブナ

不思議なトチノキ：1本の根元より5本に枝分かれし伸びている不思議な樹

ギンリョウソウが沢山見られた。

水晶谷下流（橋の地点より）

水晶谷右岸より橋
渡り右へ。（清水平へ）

清水谷わさび小屋への徒渉地点より上流

清水谷対岸より

少し戻り西尾根への取付点

わさび小屋遠景

ブナ林を歩く

尾根に出ると岩峰が見えた。

進行方向左には「大笠山」

ジャンダルムがごとく立ちはだかる岩峰

樹間より大笠山

右方向にカモウリ山

その尾根をたどるとブナオ山が見える。

岩峰前に立つ大きなダケカンバ

振り返ると「中宮山」

岩峰の基部には高山植物が多い。
ハクサンチドリ

岩峰を過ぎ振り返る

シリタカ山（左）とカモウリ山（右）

笈ヶ岳の北に位置する宝剣？錫杖？岳だったか。w
大笠山がガスに隠れている。

ようやくクマザサの藪漕ぎが過ぎ頂上に出た。

登ってきた尾根を振り返る。

前笈ヶ岳

大瓢箪山（右）と中宮山（左）

大笠山（300名山）が雄大だ。

岩峰基部よりコバイケソウとカモウリ山

遙か念仏尾根にある「妙法山」が見えた。
おっぱいの形に見える。（笑）

岩峰基部にはニッコウキスゲやギボウシも花盛り。

西尾根に咲くコイワカガミ

西尾根より清水平への下りに立つブナ巨木

ミヤマツツジの朱色が綺麗だ。

清水平に立つブナ林

感想

konpasu

最初にお断りしておきますが雄谷渓谷を歩くもので、ログが乱れています。
よってコースを明瞭にするために繋いでおります。あしからず。

5/12白山大汝頂上より北方に笈ヶ岳や大笠山が見られた。

久しぶりに西尾根より笈ケ岳へ行ってみようと思った。

前回登ったときは2005/6/5でまだ残雪があり歩きやすかったのだが

今回は少々時期がはずれたもので実際歩いてみると笹ヤブの藪漕ぎで困難を極めた。

でも岩峰の基部には高山植物のコバイケソウやギボウシ、ニッコウキスゲなど

沢山咲いていて予想外の収穫だった。

又、長丁場だったが笈ヶ岳頂上より360度見渡すと登った山々が見られ満足できる山行となった。

帰路に新中宮温泉センター近くの深山料理「けがさ」さんに立ち寄ると

なんでも岩峰近くにはタカネバラも咲くそうだ。