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Yamareco

記録ID: 3167364
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ハイキング
氷ノ山

扇ノ山 河合谷コース 新緑のブナ林を抜けて

2021年05月09日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
02:03
距離
6.5km
登り
378m
下り
375m

コースタイム

日帰り
山行
2:01
休憩
0:43
合計
2:44
11:21
11:21
20
11:41
12:23
20
12:43
12:44
36
13:20
13:20
4
13:24
ゴール地点
天候 ガスのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
河合谷登山口そばの、水とのふれあい広場に鳥取側からアクセスしました。
鳥取市国府町方面から県道31号鳥取国府岩美線へ。雨滝集落北のT字路を東に入って河合谷高原へ向かいました。同31号を北進する蕪島方面への道は通行止めとなっていました。
これまで河合谷高原への道をふさいでいた複数の倒木はすでに伐採されていていますが、伐採後の樹木の残骸が路肩に積まれているところがあります。また、こぶし大の石が路上に転がっているところも何カ所かあります。
この道はカーブが多く幅が狭いので、どうぞ、安全運転で通行して下さい。
コース状況/
危険箇所等
河合谷コース上には残雪が何カ所かにありました。
大ズッコの北側斜面の階段部が一番広く残っていました。残雪はいずれもシャーベット状で固くなっています。踏み跡もあります。体重をかけながら、踏みしめて歩けば、装備なしでも十分に通過できでるしょう。
その他周辺情報 日帰り温泉として岩美町の岩井温泉に、ゆかむり温泉共同浴場があります。ただ、現在は同町民のみが入浴可能となっています。
また、道の駅きなんせ岩美が国道9号沿いにあります。お土産などはここで。
今日は河合谷コースで扇ノ山に登ります。登山口に近づくにつれて(標高が上がるにしたがって)どんどんとガスがかってきました。あれ、今日は全国的に晴れの天気予報じゃなかったっけ?
2021年05月09日 10:40撮影 by  iPhone 8, Apple
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5/9 10:40
今日は河合谷コースで扇ノ山に登ります。登山口に近づくにつれて(標高が上がるにしたがって)どんどんとガスがかってきました。あれ、今日は全国的に晴れの天気予報じゃなかったっけ?
登山口付近の10台ぐらいの駐車スペースは、すでに満車でした。やむなく近くの空き地に駐めました。ささっと登山の準備を済ませて、いざ河合谷登山口に。
2021年05月09日 10:41撮影 by  iPhone 8, Apple
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5/9 10:41
登山口付近の10台ぐらいの駐車スペースは、すでに満車でした。やむなく近くの空き地に駐めました。ささっと登山の準備を済ませて、いざ河合谷登山口に。
登って始めに現れる木道です。この登山道、中国自然歩道だけあって、良く整備されてます。
2021年05月09日 10:49撮影 by  iPhone 8, Apple
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5/9 10:49
登って始めに現れる木道です。この登山道、中国自然歩道だけあって、良く整備されてます。
しばらく進むと、ガスの度合いが本気を出してきました。ちょうど下山してきた方にうかがったら、山頂部はもっと本気度の強いガスガスとなっているとのことでした。
2021年05月09日 11:00撮影 by  iPhone 8, Apple
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5/9 11:00
しばらく進むと、ガスの度合いが本気を出してきました。ちょうど下山してきた方にうかがったら、山頂部はもっと本気度の強いガスガスとなっているとのことでした。
見通しのきかないガスの中をさらに進むべきかどうか、こんな木のように悩んでみます。
2021年05月09日 11:01撮影 by  iPhone 8, Apple
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5/9 11:01
見通しのきかないガスの中をさらに進むべきかどうか、こんな木のように悩んでみます。
ただ、見上げれば花(多分タムシバ)も所々で咲いているし、
2021年05月09日 11:04撮影 by  iPhone 8, Apple
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5/9 11:04
ただ、見上げれば花(多分タムシバ)も所々で咲いているし、
向こうから、白い衣をまとった幸運をもたらす天使がやってくるかもしれないし、とありもしないことを期待しながら自分を納得させて進んでみました。結局、ガスの向こうから現れたのは、トレラン中の男性でした。
2021年05月09日 11:05撮影 by  iPhone 8, Apple
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5/9 11:05
向こうから、白い衣をまとった幸運をもたらす天使がやってくるかもしれないし、とありもしないことを期待しながら自分を納得させて進んでみました。結局、ガスの向こうから現れたのは、トレラン中の男性でした。
しばらく進むと、今度は残雪が現れてきました。手前に伸びているのは雪に押し倒された木でしょうか。今年は雪が多かったからね。
2021年05月09日 11:12撮影 by  iPhone 8, Apple
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5/9 11:12
しばらく進むと、今度は残雪が現れてきました。手前に伸びているのは雪に押し倒された木でしょうか。今年は雪が多かったからね。
先ほどの下山中の方の言葉どおり、標高が上がるにしたがい、ガスが濃くなってきました。あえて「幻想的」と表現してみます。
2021年05月09日 11:25撮影 by  iPhone 8, Apple
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5/9 11:25
先ほどの下山中の方の言葉どおり、標高が上がるにしたがい、ガスが濃くなってきました。あえて「幻想的」と表現してみます。
根本の雪がとける「根開き」が見られるのはなんだか嬉しいです。長い冬のトンネルの出口のようにも見えます。木は雪よりも暖かいのね。当たり前だけど。
2021年05月09日 11:35撮影 by  iPhone 8, Apple
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5/9 11:35
根本の雪がとける「根開き」が見られるのはなんだか嬉しいです。長い冬のトンネルの出口のようにも見えます。木は雪よりも暖かいのね。当たり前だけど。
そうこうしながら、このルート唯一の展望台までやって来ました。開けた先には鳥取市の風景が見えるはずなんだけど。
黄砂とガスの相乗効果で、今日は何にも見えません。
2021年05月09日 11:37撮影 by  iPhone 8, Apple
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5/9 11:37
そうこうしながら、このルート唯一の展望台までやって来ました。開けた先には鳥取市の風景が見えるはずなんだけど。
黄砂とガスの相乗効果で、今日は何にも見えません。
さらに進むと避難小屋が見えてきました。山頂はもうすぐ。
2021年05月09日 11:41撮影 by  iPhone 8, Apple
5/9 11:41
さらに進むと避難小屋が見えてきました。山頂はもうすぐ。
はい、山頂です。扇ノ山名物のぼろぼろの三角点にタッチ。ちょうどベンチが空いていたので、ここでお昼ご飯にします。山頂にはすでに何組かがいらしていて、広く散らばって昼食をとっていました。
2021年05月09日 11:41撮影 by  iPhone 8, Apple
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5/9 11:41
はい、山頂です。扇ノ山名物のぼろぼろの三角点にタッチ。ちょうどベンチが空いていたので、ここでお昼ご飯にします。山頂にはすでに何組かがいらしていて、広く散らばって昼食をとっていました。
頂上の空は、雲がビュンビュン飛んでいきます。その度にガスが晴れたりかかったり。北には氷ノ山の稜線がかろうじて見えました。山頂で一緒に談笑していた方から、手作りのシフォンケーキと文旦をいただきました。ごちそうさまでした。
2021年05月09日 12:02撮影 by  iPhone 8, Apple
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5/9 12:02
頂上の空は、雲がビュンビュン飛んでいきます。その度にガスが晴れたりかかったり。北には氷ノ山の稜線がかろうじて見えました。山頂で一緒に談笑していた方から、手作りのシフォンケーキと文旦をいただきました。ごちそうさまでした。
ゆっくりとくつろぎ、持ってきたコーヒーも飲み干しました。そういえば、先ほどいただいたシフォンケーキもコーヒー味でした。ウグイスが鳴いています。
2021年05月09日 12:21撮影 by  iPhone 8, Apple
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5/9 12:21
ゆっくりとくつろぎ、持ってきたコーヒーも飲み干しました。そういえば、先ほどいただいたシフォンケーキもコーヒー味でした。ウグイスが鳴いています。
下山途中に山頂直下で合流する畑ヶ平(はたがなる)コースにちょっと寄り道。若桜町の広留野高原から伸びる登山道です。こちらも谷ぞいに広く残雪が広がっていました。今度は、こちらから登ってみよっかな。雪が消えてからね。
2021年05月09日 12:28撮影 by  iPhone 8, Apple
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5/9 12:28
下山途中に山頂直下で合流する畑ヶ平(はたがなる)コースにちょっと寄り道。若桜町の広留野高原から伸びる登山道です。こちらも谷ぞいに広く残雪が広がっていました。今度は、こちらから登ってみよっかな。雪が消えてからね。
さて、河合谷コースに戻りましょ。ここは大ズッコに向かう前の鞍部です。ちょろちょろと流れる雪解け水が集まっています。新緑の中にタムシバが白く咲いていました。
2021年05月09日 12:37撮影 by  iPhone 8, Apple
5/9 12:37
さて、河合谷コースに戻りましょ。ここは大ズッコに向かう前の鞍部です。ちょろちょろと流れる雪解け水が集まっています。新緑の中にタムシバが白く咲いていました。
気がつくとガスが消えていました。見上げれば、ブナの若葉が萌え萌えしています。
2021年05月09日 12:38撮影 by  iPhone 8, Apple
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5/9 12:38
気がつくとガスが消えていました。見上げれば、ブナの若葉が萌え萌えしています。
木道のすき間にひっそりと咲いていたカタバミの花。踏まれないようにね。
2021年05月09日 12:49撮影 by  iPhone 8, Apple
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5/9 12:49
木道のすき間にひっそりと咲いていたカタバミの花。踏まれないようにね。
青空も見えてきました。黄緑と青と白と茶色。色は少なめだけど、なかなかいいじゃない。
2021年05月09日 12:49撮影 by  iPhone 8, Apple
5/9 12:49
青空も見えてきました。黄緑と青と白と茶色。色は少なめだけど、なかなかいいじゃない。
この先、雪はとけるのみ。この雪も直になくなってしまうでしょう。
2021年05月09日 12:51撮影 by  iPhone 8, Apple
5/9 12:51
この先、雪はとけるのみ。この雪も直になくなってしまうでしょう。
くっきりとした影が出るまでに晴れ上がりました。2時間前まで濃いガスに覆われていたのにね。山の天気は変わりやすいと実感しました。
2021年05月09日 12:57撮影 by  iPhone 8, Apple
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5/9 12:57
くっきりとした影が出るまでに晴れ上がりました。2時間前まで濃いガスに覆われていたのにね。山の天気は変わりやすいと実感しました。
直立するブナが多い中で、時々目にする変形ブナ。「躊躇しながらも、結局登って良かったじゃないかよぉ」と、言っているサイのようにも見えます。
2021年05月09日 13:02撮影 by  iPhone 8, Apple
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5/9 13:02
直立するブナが多い中で、時々目にする変形ブナ。「躊躇しながらも、結局登って良かったじゃないかよぉ」と、言っているサイのようにも見えます。
登山道脇に広がるカヤ原にチョット道草。森だらけと思っていた扇ノ山にこんな開放的な場所もあることを初めて知りました。このあと無事に登山口に戻り、登山は終了です。
2021年05月09日 13:15撮影 by  iPhone 8, Apple
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5/9 13:15
登山道脇に広がるカヤ原にチョット道草。森だらけと思っていた扇ノ山にこんな開放的な場所もあることを初めて知りました。このあと無事に登山口に戻り、登山は終了です。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 着替え ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

前日から飛来している黄砂の影響もあり、道中の眺望を期待できる登山になりそうにないことは予測していました。なので、今回は森の中の景色を楽しむことをメインに据えてこのコースに。出発時、市内から扇ノ山を拝めませんでしたが、きっと黄砂のためだろうと思っていました。しかし実の理由はガス。今日は全国的に晴れのはずなのになんでぇ?

ガスガスの登山道なので、途中で引き返そうかとも考えましたが、ガスの中のうすらぼんやりとしたブナ林の景色はそれはそれで趣深い印象。結局、山頂に向かったことは吉だったようです。時間が経過したことで、晴れた下山路を通ることができるようになりました。また、山頂で出会った方に色々と親切にしていただきました。いただいたシフォンケーキ、とっても美味しかったですよ。ごちそうさまでした。

帰宅後、山頂での出来事を家族に話しをしたところ「思わず何か恵んであげたくなるような雰囲気を醸しているんじゃない?」との評。夜に風呂に入りながら、そんなに物を恵みたくなるような顔つきか?と、鏡をまじまじと見てしまいました。今度は施す立場になりたいと思いましたがそれはいつの日になることやら。それまでもっともっと徳を積まないとね。

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