624 飛龍山(親川→丹波天平→三条の湯→飛龍山→丹波)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 23.8km
- 登り
- 2,147m
- 下り
- 2,058m
コースタイム
- 山行
- 4:26
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 5:06
- 山行
- 6:39
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 8:00
保之瀬天平の時刻は祠前通過時刻。
権現谷手前の尾根に林班界標29,30あり。
三条の湯のすぐ手前でカンバ谷を渡る。
30日
山王沢:標高900m付近三差路
天候 | 29日快晴、30日曇り・ガスのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:丹波山温泉15:47(西東京バス)16:35奥多摩駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
初日:親川〜旧後山集落、御岳沢〜カンバ谷:沢沿いに一部崩落箇所あり。 二日目:カンバ谷手前、権現谷手前、長い崩落箇所あり。通行注意。 |
その他周辺情報 | のめこいの湯:三条の湯に宿泊すると宿泊者割引券がもらえます。(通常900円のところ、300円で入れます。) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
っシュラフカバー
|
---|---|
共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
補助ロープ
|
感想
会の仲間とともに企画した温泉山行。当初は、飛龍山を企画したが、メンバーの都合がつかない人が出て、飛龍山は秋に、そして今回は雲取山経由の三峰神社下山で計画しなおしていた。
ところがメンバーのT氏とA氏によると、飛龍山のシャクナゲがちょうど見頃を迎えているという情報が。。。
天気もよさそうだし、再び飛龍山に計画変更することとした。
迎えた当日。土曜日は天気が持ちそうだが、日曜日は午後から夕立予報をだしている気象予報会社もある。
日曜日の予報が悪そうなら飛龍山は諦めることにして、まずは出発地の親川へ。
奥多摩駅8:35発のバスはシーズン中はいつも大混雑。
ちょうど接続するホリデー快速の一本前の普通列車も結構人が乗っていたし、着いたらバス停にもう列が伸びている。
8時半少し前に鴨沢西行き臨時バスが出発。もう一台鴨沢西行きが出るかなと思いきや、その次は臨時丹波行とのこと。これに乗りこむ。
途中、深山橋や鴨沢で大量の下車があり、お祭や丹波へ行く人はやはり少ない。親川で下車して支度をしていると、もう一台後から丹波行がやってきた。
普段だと、鴨沢西行きを二本出して、その後に定期丹波行き1台を出すパターンが多いが、今日の操車は少し変、無駄なような気がする。
親川バス停で既に暑い。kokudoは半袖でスタート。のっけから急登であるが、やがて、後山川沿いに歩くようになると勾配は緩くなり、廃屋を何軒か通り過ぎて、後山沿いの道から分かれて、保之瀬天平(ほうのせでんでえら)への道に入る。ちなみに、後山川沿いの道は旧後山林道で、現在は途中崩落のため通り抜けができない。
斜度が緩くなると広葉樹主体の広い林に入る。ズミの白い花が咲いていたり、ブナや栗などの新緑が美しい。
保之瀬天平の祠にかかるあたりからは落葉松林に代わり、丹波天平の辺りで、再び雑木林になった。
サヲラ峠は以前は富士山がよく見えたが、今は木が伸びて木の間越しにしか見えない。
峠からは三条の湯へ向かう山腹を巻きながら進む道に入る。後山川の右岸では最上部になる道であるため、下り方向に何回か道を分けながら進む。
途中沢沿いで崩落しかかったようなところもあるが、大したことはない。新緑の中をのんびり歩いていくと15時前には三条の湯についた。
三条の湯で宿泊手続きをすると今日は食堂の隣の部屋をわがグループで使わせてくれるとのこと。
早速お風呂に入ってお楽しみの宴会。もちろんマスク宴会である。
T氏のリュックからはビールが6本登場。皆でおいしくいただいた。ちなみに、三条の湯で「いわくん(イワナの燻製)」を打っており、「しかくん(鹿肉の燻製)」とともにおすすめである。日本酒が進みすぎてしまうが・・・
17:30夕食。今日はお手製鳥ハムがメインの野菜盛りだくさんのプレートであった。おいしくいただく。
小屋番さんが新設にあ市Tなお天気を予報を教えてくれたとK路によると、「やはり午後から夕立予報、でも降るかもしれないし降らないかもしれないとのこと。
まあ、せっかく来たし、予定ではお昼にはサヲラ峠まで戻ってくるとみているので、日飛龍山に行くことにして、消灯を待つことなく早めに就寝した。
開けて日曜日。朝は快晴である。5時半に朝食をいただいて、6:15出発予定のところ、支度も早く済んで6時に出発。
小屋の裏手の急坂を上る。シカの食害で下草がないせいか、崩れて付け替えたと思われる跡が随所にある。
急こう配だが標高差100Mを15分くらいのペースで登っていく、南東方向に延びる尾根に乗ったあと、三条沢右岸の斜面を登って、小屋から30分ほどで折り返して、再び尾根に乗ってからしばらく行くと、カンバ谷を渡る。しかし谷にかかる手前で、上からの土で道が埋まり、結構厳しい。途中、針金の張ってあるところもあるが、足元が崩れやすい道をゆっくりと進む。でも、パラパラ土くれが落ちてきてあまりのんびりもしていられない。凍結していたら通りたくない感じである。
カンバ谷を越えて、今度は西隣の尾根に乗り再び沢(権現沢)を越えるが、こちらも左岸側が崩れているが、カンバ谷ほどではない。
朝は晴れていたが、ガスが頂上部にかかってきた。天気は持つかなあとおもいながら、権現沢を越えて尾根を再び乗り越すと、いくつか尾根と小さな沢をこえて、北天ノタルについた。
ここからいよいよシャクナゲがお出迎え。ピンク色の花がそこかしこに咲いている。色の濃いつぼみもあるし、白くなってきた花もある。だが、全体的にはまだまだ始まったばかりでまだ楽しめそうな感じである。
写真を撮りながらゆっくりと進み、北天ノタルから30分弱で、飛龍山頂上への近道を示す道標があった。昭文社の地図では破線ルートだが、歩いてみれば立派な道。先ほどのカンバ谷の方がよっぽど怖い。
分岐からほどなくで、貴に囲まれて展望のない三角点のある頂上にとうちゃく。記念写真を撮って、こんどは展望の良い禿岩(かむろいわ)へむかうため、まずは飛龍権現に下る。この道もシャクナゲトンネルで素晴らしい。
権現から5分ほどで禿岩。富士山は雲に隠れて見えなかったものの、南の方の大菩薩や西の方の奥秩父の山々、和名倉山などの展望が広がる。だが、東の方は雲で何も見えない。
展望を楽しんだら、降り出さないうちに下山にかかる。前飛龍手前の尾根は巻くが、ここもシャクナゲがきれい。
前飛龍頂上のすぐ下の岩場で、右手に岩岳尾根(通せんぼのロープが張ってありました。)を右に分けて、熊倉山への急坂を下る。ここからは、シャクナゲに代わって、ミツバツツジがちらほら咲いている。
下るにしたがって、往路の路でもいていた春セミの声が聞こえ始める。そして、再びサヲラ峠に到着。曇ってはきたが降り始めそうな気配はない。
ここからは急坂を下っていく。峠の下ではレンゲツツジが咲いていた。ここも、沢沿いで崩れているところがあったが、ここもカンバ沢ほどではない。
鹿柵を2回越えると、丹波集落の上の車道に到着。ここから、丹波バス停に戻っていくと、ちょうどバスがやってきた。もう舗装道路は歩きたくないので、バスでちょっと先の丹波山温泉まで行く。
丹波山温泉は、村内宿泊施設に泊まると、入浴割引券がもらえ、なんと本来900円
のところ、なんと300円。露天風呂や水風呂もあって広くて気持ちいい。
風呂上りは、やはりビール。食堂で乾杯をして、大満足の山行を締めくくった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する