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Yamareco

記録ID: 340894
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
朝日・出羽三山

◆青春!!大朝日岳アクション大河ロマンストーリー!ムシキング近接バトル〜古寺鉱泉より往復

2013年09月13日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:01
距離
18.0km
登り
1,780m
下り
1,780m

コースタイム

06:51 登山口駐車場
06:55 古寺鉱泉・朝陽館
07:52 ハナヌキ峰分岐
08:29 古寺山
08:56 小朝日岳(こあさひ)
09:11 巻道合流地点
09:41 銀玉水
10:13 大朝日小屋
10:24 大朝日岳(おおあさひ)
11:00 大朝日小屋
11:07 金玉水
11:22 大朝日小屋
12:30 古寺山
12:58 ハナヌキ峰分岐
13:46 古寺鉱泉・朝日館
13:50 登山口駐車場
天候 曇りときどき晴
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
県道289号・白滝宮宿線(朝日町方面から)は通行止め。
県道27号線(大江町方面から)も通行止め。
従いまして現時点では車では山形道・月山インター方面からしか、古寺鉱泉にアクセスできません。
月山インターから古寺鉱泉手前の駐車場まで約30キロ。
古寺鉱泉までは、びっくりするくらいに2車線の快適すぎる幅広道路。
コース状況/
危険箇所等
◆登山口・駐車場・ポスト
 ▼古寺鉱泉駐車場 見た目30台くらい。未舗装、無料、24時間出入り可能、一角に仮設トイレ2基あり。
  仮設トイレは、6月から10月末までのシーズン中のみ設置。TPなし。
  駐車場の一角に水場あり。
  ポストは、古寺鉱泉・朝陽館の玄関付近に。郵便受けのように設置されている。

◆避難小屋情報
 ▼大朝日小屋
  標高1785m、収容100人、食事、寝具なし、予約不要、利用協力金¥1500
  水場・金玉水、小屋から往復15分、トイレは屋内・簡易水洗式
  管理人は、例年10月中旬ころまで常駐。売っているものはバッチのみ。

◆危険箇所等
 ▼駐車場〜古寺鉱泉・朝陽館〜ハナヌキ峰分岐
  駐車場から古寺鉱泉までは、渓谷沿いを300mくらい。
  古寺鉱泉を過ぎると、薄暗い樹林帯の中を黙々と登る。合体の木やブナの美林が目を楽しませてくれる。
  ハナヌキ峰分岐の手前に水場・一服清水がある。登山道を水浸しにするくらいに、たっぷり出てました。
 ▼ハナヌキ峰分岐〜古寺山
  ハナヌキ峰へはテープが張ってあって通行禁止の様子。
  相変わらず、視界の開かない登りが古寺山まで続く。
  登山道が豪雨で激しく抉れてしまったために、脇の藪を切り開いて新道が作られている。
  まだ出来たばかりと見えて、泥で滑りやすく、笹だかの切り株がいやらしくおったっている。
  古寺山の山頂が近くなってくると、水場・三沢清水がある。
 ▼古寺山〜小朝日岳
  古寺山まできて、やっと視界が開くが、開きすぎて朝日連峰を一望できてしまう。
  鞍部までおりて、小朝日岳への登りの途中に巻道への分岐がある。
  この分岐まで来てしまうと、小朝日岳山頂までは、あとわずか。急坂を登る。
 ▼小朝日岳〜銀玉水〜大朝日小屋
  下りは、急坂ではあるが、最初はたいしたほどでもない。
  標高を下げて巻道の合流地点が近づいてくると、徐々に路面がガレてくる。これはやっかい。
  巻道と合流して少し下って登り返すと、水場・銀玉水までの区間は気持ちのよい稜線歩きとなる。
  多少のアップダウンがあるが、ほぼ平坦といってもいいくらい。よく整備されていて、歩きやすし。
  銀玉水は、登山道から10mほど離れた場所にあり。
  銀玉水で朝日連峰の霊水を飲み散らして休憩したら、大朝日岳に向けての最後の登り。
 ▼大朝日小屋〜大朝日岳
  大朝日小屋まで来てしまうと、大朝日岳までは目と鼻の先。特に危険と思われる場所なし。
  眺望は、ガスが無ければ360度でしょう。
 ▼大朝日岳〜大朝日小屋〜金玉水
  山頂から瞬く間に下ったら、小屋から水場・金玉水までは下り7分程度。
  小屋まで登りで戻ってさらに10分くらい。

◆水場
 この日は一服清水、三沢清水、銀玉水、金玉水と地図上に記載されている水場は全て利用できた。

◆温泉
 ▼古寺鉱泉・朝陽館
  ¥500、10:00-16:00、土日祝のみ、平日は要予約で対応…だが、いきなり行っても入れた
  西村山郡大江町大字貫見字古寺930-2 090−4638−7260(衛星電話)
  http://oekanko.jp/index.php?page_id=75
 ▼大井沢温泉・ゆったり館(未湯)
  ¥300 7:00-21:00 第二木休、循環ろ過、消毒剤投入
  山形県西村山郡西川町大字大井沢1177 0237-77-3536
  http://www.gassan-shop.com/hpgen/HPB/entries/8.html

◆味覚
 ▼大井沢集落では、そばを食べさせてくれる店が何軒かあった。食べてないので詳細不明。月山そばというらしい。

◆バッチ
 ▼大朝日小屋 1種類、¥500。大朝日小屋で売っているものは、バッチだけ。
 ▼古寺鉱泉・朝陽館にもあるらしい。¥500

◆参考(主に自分用)
 ▼飯豊朝日連峰の登山者情報
  http://www.ic-net.or.jp/home/iide/
 ▼朝日連峰の道案内
  http://www14.plala.or.jp/qqqqqq/index.html
 ▼平成25年度 朝日連峰登山情報
  http://www.town.asahi.yamagata.jp/pcp_portal/PortalServlet;jsessionid=2FF99264494641811059FD260F48ECB4?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=4880
 ▼一般県道・白滝宮宿線通行止め情報マップ
  http://www.pref.yamagata.jp/doro/pdf/siratakimiyashukusiratakisirakura.pdf
実は車中泊した河川敷の駐車場らしき広場。夜中に到着すると、オジサンが派手な投光器で山肌を照らしてムシキングを集めていた。こういう虫の獲り方もあるわけね。
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実は車中泊した河川敷の駐車場らしき広場。夜中に到着すると、オジサンが派手な投光器で山肌を照らしてムシキングを集めていた。こういう虫の獲り方もあるわけね。
その河川敷駐車場にあった公衆トイレ。水洗でTPあるも、かなりの荒れ模様
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その河川敷駐車場にあった公衆トイレ。水洗でTPあるも、かなりの荒れ模様
古寺鉱泉へ向かう途中で朝日連峰がお目見え
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古寺鉱泉へ向かう途中で朝日連峰がお目見え
古寺鉱泉の登山口駐車場の様子。既に10台くらい止まっていた
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古寺鉱泉の登山口駐車場の様子。既に10台くらい止まっていた
一角にあるシーズン限定トイレ。たぶん、無料
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一角にあるシーズン限定トイレ。たぶん、無料
これまた、駐車場の一角にある水場
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これまた、駐車場の一角にある水場
出発して、早速の花。ソバナ
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出発して、早速の花。ソバナ
5分もしないうちに、古寺鉱泉・朝陽館に到着。平日の日帰り入浴は予約が必要とのことだったので、何時に帰ってこれるかわからなかったので予約しなかった
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5分もしないうちに、古寺鉱泉・朝陽館に到着。平日の日帰り入浴は予約が必要とのことだったので、何時に帰ってこれるかわからなかったので予約しなかった
これもカエンタケだろうか。もしそうなら、触れるだけでも毒
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これもカエンタケだろうか。もしそうなら、触れるだけでも毒
明るいブナの美林
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明るいブナの美林
花です。オニシオガマ
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花です。オニシオガマ
一服清水
ハナヌキ峰分岐からハナヌキ峰は通行禁止のようす
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ハナヌキ峰分岐からハナヌキ峰は通行禁止のようす
頭上が晴れ渡ってきた
10
頭上が晴れ渡ってきた
豪雨でえぐれてしまった登山道は通行止め
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豪雨でえぐれてしまった登山道は通行止め
その脇に新設新道。新しいのでまだ切り株が厳しい
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その脇に新設新道。新しいのでまだ切り株が厳しい
三沢清水。水出てました
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三沢清水。水出てました
視界が開けてきたでえ
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視界が開けてきたでえ
もういっちょー
言葉で表現しにくい色の実に滴
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言葉で表現しにくい色の実に滴
古寺山から小朝日と大朝日
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古寺山から小朝日と大朝日
おうおう。朝日連峰の主稜が
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おうおう。朝日連峰の主稜が
みーわーたーせーるー
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みーわーたーせーるー
鳥原山だと思う
トーリカブトー
青空が広がってきたでえす
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青空が広がってきたでえす
ズームしてみた
いかす!
ありゃあ、なんてえ山だか?
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ありゃあ、なんてえ山だか?
古寺山のほう
気持ちよくなってきた小朝日岳への登り。駆け上がるぜえい
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気持ちよくなってきた小朝日岳への登り。駆け上がるぜえい
と調子にお乗りになっていたら、大朝日岳にいやらしい雲が
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と調子にお乗りになっていたら、大朝日岳にいやらしい雲が
主稜にもいやらしい雲がかかりだす
4
主稜にもいやらしい雲がかかりだす
小朝日岳からのくだり。最初はそんなでもない
2
小朝日岳からのくだり。最初はそんなでもない
ツリガネニンジン
1
ツリガネニンジン
真っ赤な実
険しい谷間
登山道上にいた蛇。隠れています
1
登山道上にいた蛇。隠れています
なんだか、雲が多くなってきている
3
なんだか、雲が多くなってきている
大げさな植物
かろうじて見えている
1
かろうじて見えている
快適な縦走路もこれではねえ
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快適な縦走路もこれではねえ
オヤマリンドウ群生
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オヤマリンドウ群生
銀玉水をすぎてガース
2
銀玉水をすぎてガース
アキノキリンソウ群生
2
アキノキリンソウ群生
ゴマナ群生
ヤマザキハハコ
花火のような花
恒例アザーミ
トゲツブのイワショウブ
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トゲツブのイワショウブ
リンドウ
朝日嶽神社奥宮
ガスの中に大朝日小屋が浮かんできた
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ガスの中に大朝日小屋が浮かんできた
ウメバチソウ
ゲ…ゲンノショウコ?
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ゲ…ゲンノショウコ?
大朝日岳小屋到着。管理人さんおります
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大朝日岳小屋到着。管理人さんおります
山頂へ向かうと頭上は晴れてくる
1
山頂へ向かうと頭上は晴れてくる
大朝日岳山頂
うわ。晴れてくるか
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うわ。晴れてくるか
もう少し晴れろうや
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もう少し晴れろうや
がんばれいや、太陽さんよお
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がんばれいや、太陽さんよお
も少し、おまけにワンツーワンツー
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も少し、おまけにワンツーワンツー
年季の三脚が壊れたので
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年季の三脚が壊れたので
ここにも可憐な花。まるで私みたい!(大嘘)
ミヤマコゴメグサと教えていただきました。
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ここにも可憐な花。まるで私みたい!(大嘘)
ミヤマコゴメグサと教えていただきました。
秋の気配が忍び寄る
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秋の気配が忍び寄る
金●水へは大朝日小屋からくだり
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金●水へは大朝日小屋からくだり
●玉水です。一応、モザイク入れました。だって、猥褻だから
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●玉水です。一応、モザイク入れました。だって、猥褻だから
金の玉の水はまだかいのう
1
金の玉の水はまだかいのう
これか! さぞかし、おいしいのだろうか。きっと、子宝に恵まれるに違いない
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これか! さぞかし、おいしいのだろうか。きっと、子宝に恵まれるに違いない
イワショウブの実
2
イワショウブの実
マツムシソウ
マツムシソウの咲き終わり
1
マツムシソウの咲き終わり
ナデ・シッコー
バッチを買った大朝日小屋をあとにする
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バッチを買った大朝日小屋をあとにする
買ったバッチ。朝日連峰なんですね。でも、標高が大朝日岳の1870m
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買ったバッチ。朝日連峰なんですね。でも、標高が大朝日岳の1870m
くだるとガスが薄れてくる
2
くだるとガスが薄れてくる
大朝日岳のほうを振り返る
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大朝日岳のほうを振り返る
雪渓が遠望
小朝日岳のほう
小朝日岳の巻道
ハナヌキ峰分岐をすぐると登山道にはムシキング
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ハナヌキ峰分岐をすぐると登山道にはムシキング
こいつは手ごわいぞ。格闘の末に撃退しました。さすがの私も少々手こずりました。
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こいつは手ごわいぞ。格闘の末に撃退しました。さすがの私も少々手こずりました。
ブナの美林。いいねえ
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ブナの美林。いいねえ
合体の木だそうです。どっちも枯れてないようです。
ヒメコマツとブナの合体だそうです。
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合体の木だそうです。どっちも枯れてないようです。
ヒメコマツとブナの合体だそうです。
また出たムシキング。今度は色が違うぞ。戦いの覚悟はできている。いくぞ! ウバシャァアアアッ!
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また出たムシキング。今度は色が違うぞ。戦いの覚悟はできている。いくぞ! ウバシャァアアアッ!
朝陽館まで戻ってきました。宿の裏手にある煙突から煙が出ている。これはひょっとして、ひょっとするかも。
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朝陽館まで戻ってきました。宿の裏手にある煙突から煙が出ている。これはひょっとして、ひょっとするかも。
風呂準備中の木札がかかってますけど、聞いてみたら入れました。煙突からの煙は伊達じゃあない
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風呂準備中の木札がかかってますけど、聞いてみたら入れました。煙突からの煙は伊達じゃあない
鉱泉の様子。源泉そのままの冷鉱泉と沸かした湯船。どちらも最高。鉱泉マニアなら垂涎ものでしょう
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鉱泉の様子。源泉そのままの冷鉱泉と沸かした湯船。どちらも最高。鉱泉マニアなら垂涎ものでしょう
成分が濃厚すぎるため、白いタオルがこのように
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成分が濃厚すぎるため、白いタオルがこのように
帰りにちょっと寄ってみた大井沢自然博物館。ここのトイレも利用できそうだ。つまり、車中泊できそうだ
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帰りにちょっと寄ってみた大井沢自然博物館。ここのトイレも利用できそうだ。つまり、車中泊できそうだ

感想

今日は大朝日岳の往復さ。タイトルのアクション大河ロマンには特に意味はありません。
もちろん、ピストンなどしたくはないが、その理由は前回の飯豊山の感想に書いた通り。
現在、古寺鉱泉へのアクセスは、月山インターから南下するしかありません。
7月の大雨で道路が通行止めになっており、大江町や朝日町から県道を経由して古寺鉱泉に行くことはできません。
台風18号の通過で、またどうなってしまったことか。

というわけで、昨日、米沢市で観光したあと、遠回りすることになる広河原温泉の間欠泉露天風呂に入り、さらに大回りして、西川町へ行く。
西川インターから山形道に入り、17キロほど走って月山インターを出る。¥250
大井沢に向かって走ると、橋のところに通行止めの看板が。
ところで、今日はどこで車中泊をしたものかと。
古寺鉱泉の登山口には簡易トイレはあるものの、やっぱり、水洗が好きとうわけで、途中にあった河川敷の駐車場のようなところで車中泊決行。
ここには一角に水洗の公衆トイレがありました。
駐車場には他に2台車が止まっていて、オジサンが発電機を回しながら派手な投光器で山肌を照らしている。
最初、何をしているのかわからんかったが、どうやら、ムシキングをかき集めているようでした。

翌朝。
起きだして出発。古寺鉱泉駐車場まで10キロ。あまりに快適な2車線道路がずっと続き驚愕する。
さすがに駐車場の手前何キロかは舗装はされているものの細かったですけど。
駐車場にはすでに10台くらい。準備をしていると、さらに2台やってきた。
出発すると、5分もしないうちに古寺鉱泉へ。平日は予約をしないと日帰り入浴できないようです。
何時に戻ってこれるかわからないので、予約せず。
ながーい樹林帯を耐え抜くと、古寺山。朝日連峰の主稜が見渡せます。
小朝日岳の巻道への分岐に来てみると、昨晩、小屋泊りしてきたと思われる男性にあう。
昨日はやっぱり雨だったとのこと。昨日、祝瓶山に登らなくてよかったわい。
男性は、これから小朝日に登って鳥原山を経由して古寺鉱泉に戻るとか。
天気が良くなってきたし、まずは小朝日に登るかと、走るようにして登りだす。
登り切ったところで、大朝日岳にガスがかかりだす。なんとまあ。先にここに登っておいてよかったかも。
くだりは、急坂で路面が危険個所とのことだったが、ガレてはいたものの、それほどでもなかった。
でもまあ、確かに全体的によく整備されているので、ここが最も危険だったといえば、そうかもしれない。
巻道との合流を過ぎると、なだらかなアップダウンを繰り返して銀玉水へ。
水を補給してひと登りすると、大朝日小屋。さらに登って山頂。

山頂にていつもの記念撮影でもしますかな。やっぱり、誰もいないし、三脚でも出しますか。
う、うぬ…あれ、脚が妙に硬いぞ。出てこんなあ。無理やり引っ張ってみるかな。
うりりぃぃゃぁぁあーーっ!! げぇー力を入れ過ぎて脚がスッポンと抜けてしもたー。
どうしたものかと、ふと、足元を見てみますと。何やら赤錆びた鉄の角棒が。
鉄棒の中は空洞になっているようだ。長さは1.5メートルくらい。
これを抜けた三脚の足の代わりにすればよいではないかと、鉄棒に三脚を差し込んで、何とか撮影。
山頂では30分くらいいた。ともすれば、晴れてきそうな気配を見せるも、掲載している写真以上は晴れなかった。
見切りをつけて下山開始。本格的に下山する前に、金●水を汲みに行く。
別に銀玉水でたっぷり水を補給しているので、汲みに行く必要はなかったのだが、●玉水というネーミングに誘われて、行ってみた。
下り7分というのは、けっこう長く感じるものですね。帰りは、またここを登るのかと思うと厳しいものあり。
で。水ですが。銀玉水と混ぜてみました。すると化学反応して金剛水ができました。味は、ちょっと水っぽかったです。
大朝日小屋まで戻ってバッチを買ったら下山開始。もう辺り一面ガス。
銀玉水のあたりまで戻るとガスがはれてくる。さらに進んでときたま振り返ると、大朝日小屋が見えていたりする。
しかしながら、もう戻る気はない。帰りは小朝日岳の巻道をとって古寺山へ。
通行禁止のえぐれ登山道の脇の新設道を滑るようにおりて、ハナヌキ峰へ。
過ぎて暫くすると、登山道上にムシキング発見。しばしの対決ののち、進むともう一匹発見。
なぜか、登山道上に出てくる癖があるのだろうか。
古寺鉱泉まで戻ってくると、宿の裏手にある煙突から煙が出ている。もしや、鉱泉を沸かしているのではなかろうか。
期待しながら、宿の前に行くと「風呂準備中」の木札。
ダメ元で入れるか聞いてみると、入れるとのことだったので、車に戻って準備してくる。
いやあ、素晴らしい泉質。ここも赤茶けてて鉄分豊富。湯船は2つで一つが源泉そのままの冷鉱泉。
もう一つが源泉を沸かしたもの。洗い場と湯船しかない潔い造り。しかも貸し切り状態。
鉱泉マニアには、答えられないだろうね。これは。

下山後。
付近では、特に大井沢集落では月山そばなるものが名物らしい。
つい先日のこと。山都町のそば伝承館でそば食べ放題を満喫し、もう暫くそばはいいや。
となったはずではあったのですが、月山そばなるものを知ってしまっては、やっぱり食べたくなるというものです。
カーナビで調べたところ、2軒ヒット。他にも「そば」ののぼり旗を出している店が何軒かありました。
近いほうの茂右衛門といったと思う手打ちそば屋に行ってみる。準備中だった。
それでは、月山インター近くにある大越というそば屋に行ってみる。そして、準備中だった。
仕方ないのでそのまま高速に飛び乗って走っていると米沢ラーメンが食べたくなってくる。
どれと、PAにて協議するも。ラーメンを食べに行くだけで、遠回りするのもどうかという結論に至り、まっすぐ帰ることになりましたとさ。
しっかし、楽しすぎる東北遠征だったなあ。

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コメント

moglessさん、こんにちは
東北遠征、おつかれさまでした
ガスに巻かれたようですが、しっかりガス抜きもできたようで何よりです
2013/9/17 11:14
bandana55
moglessさん初めまして。今回タイミング良く貴男のレコを読みました(^_-)-☆ユニークな文に大笑いしてます 作家になれますよ・・・だったりして
花名についてですが、67枚目のはミヤマコゴメグサ(深山小米草)です。種類が多く有ります。 私も飯豊の頼母木付近で見かけ、印象深かったので調べましたので参考にして下さい。これからも楽しく訪問したいと思います
2013/9/17 12:03
☆いつも楽しみにしています☆
こんばんわ。コメントは初めてですが、いつも面白い不定期レコ、楽しみにしています。
今回は、見事なミヤマクワガタに撃ち抜かれました。
クワガタだけ見に行きたいくらいです。
華やかな山行レコの多い中、moglessさんのような奥地ばかり行かれるレコ、貴重です。moglessさんは、どんな目的地センサーなのか、知りたいです。

これからも、ココドコ?レコ、待っています。
2013/9/17 21:23
なななななんとー
飯豊のレコを拝見して、「あれぇ、お近くにいらしたのね〜」と思っていたら。。
なんと、もっと近かったーーー
むふー、一日違いでした。
moglessさんがムシキングと格闘中に我々は八岐大蛇と格闘しておりました

心残りは古寺鉱泉でお風呂寄れなかったことです〜
いいなあ。
2013/9/17 22:27
moglessさん、こんにちは!!
車飛ばして、ずいぶん遠くまで行かれるのですね!
それで結構な距離をお歩きになれる、moglessさんのパワーの源泉はナンなんでしょうか?!

ナイスなネーミングに魅かれる、引かれる(?)ってありますよね^0^
汲みに行くにも大変だったお水、霊験あらたかそうで間違いありません!

渋すぎる鉱泉、いいですねー。
冷鉱泉と沸かした湯の湯船が並んでいるのは、かわるがわる浸かるのですか?
からだが温まったら冷たい湯船へ入る、とか?
2013/9/18 14:20
皆々様方、コメントありがとうございます。
皆様方のコメントを、うやうやしく拝読させていただいております。
私事ながら、いつも暇なくせに今日は時間がないため、後日、改めてコメントさせていただきます。
大変、申し訳ございませんです。
これに懲りずに、また私と遊んでくださいませ。
2013/9/18 15:48
本当に良い山ですね
moglessさん、はじめまして。
8月に朝日連峰を縦走しました。改めてmoglessさんの投稿をみて、良い山だなーと思いました。

金x水の水、本当に美味かった。近くにあるモウセンゴケのような食中植物の群生地帯、珍しいものばかりで感動しました。

今度は古寺鉱泉から登ってみたいです。ヒメサユリとクワガタ期待しちゃいます。
2013/9/20 21:14
1955さん、こんばんは
どうも、すみません。お返事が遅くなりまして。
1955さんが、行こうとされていたと思われる山。
たびたび、直近の計画の欄に、その名が載っていた山に行っておりました。

今回も、比較的、長距離を歩いたのですけど、間に観光日を設けたことによって、かなり余裕ができました。
天気が悪い予報だったので、登らなかっただけですが、山に登らず、観光だけをして回るのも悪くないですね。
米沢には、また行ってみたいです。今度は、前田慶次がすごした庵があった山などを適当に散策してみたいものです。
2013/9/21 18:40
bandana55さん、初めまして
こちらこそ、はじめまして。私の比較的メチャクチャな記録をご覧になっていただいたようでありがとうございました。
お褒め頂き、恐縮です。あまり褒めると調子に乗るのが得意なので、ほどほどにお願いします。
文章は、まあ、確かにあまり見かけない微妙な表現なのかなとは思っております。
自分でも、書いていて、意味が分からなくなる時がありますが、そういう時は、そのまま公開して後日、後悔しています。

あの小さい花は、ミヤマコゴメグサというのですか。
前の飯豊山でもよく見かけたので、きれいな花だなと思っておりました。
ご教示ありがとうございます。
bandana55さんも、飯豊山を楽しまれていらっしゃるようですね。
飯豊山は、次に行くときは、連峰縦走でと考えています。
この朝日岳ももう少し天気が良ければなおよかったのですけど。

これからも、ひとつ、より一層調子に乗りますので、宜しくお願いします。
2013/9/21 18:48
yumyuuichiさん、こんばんは。
こちらこそ、はじめまして。よろしくお願いします。

あれは、ミヤマクワガタというのですか。
どういうわけか、登山道上を優雅にノシ歩いていました。
このままでは、踏まれてしまうので、登山道の脇によけておいたのですけど、その後は、無事だったのだろうか。
ムシキングは最近では私の自宅近く(相当田舎)でも、見かけなくなりました。
単に探していないだけかもしれませんけど。
写真は公開していませんけど、前の飯豊山のレコの中の春日山林泉寺の境内にある池に、ザリガニが無数にいました。
クワガタとかザリガニとか。見てると、少年のハートがうずきますね。
私は今でも少年より幼稚ですけど。

華やかなレコは、多いですねえ。あんまり、私とは無縁ですかね。
とはいうものの、そういうところは、ほとんどがヤマレコ登録以前に行ってしまっていたりするだけです。
全く興味がないわけではないですけど、なかなかもう一度、行きたいと思う華やいだ山が見当たらないもので。
登録件数の多い山は、一度行ったらもういいやっていう山が多いのが哀しいところです。

奥地? あー奥地かなあ。飯豊山や大朝日岳はわりとメジャーな気がしますけど。
登ったことのない山という選択肢の中から次に行く山を選定しています。
一度、行ったことがある山は、違うルートから。
あとは、入りたい温泉があるからとか、食べたい名物があるからとか。
そういった基準です。山が全てではありません。
あとは、日帰りしかできないので、日帰りできないような高峰は避ける傾向にあります。

私の変な記録を楽しみにしていただいているようで、ありがとうございます。
これからも、なるべく普通になるように心がけてレコを作成したいと思います。
2013/9/21 19:03
おお! kamehibaさん
どうやら、危なく事故が起こるところだったようですね。接触事故が。
kamehibaさんは、写真が公開されているので、私はわかりますけど。
果たして声をかけたかどうか。けっこう、シャイで未熟児なものですから。
でも、たぶん、声をかけるでしょうね。俺だよ、オレ、オレって。

大蛇が多かったですね。飯豊山では。ここでも一匹だけ見ています。
近づくと逃げてくれるので助かりましたけど。
噛まれなくてよかった。

古寺鉱泉は、よかったですねえ。私が鉱泉に求めるものの答えがそこにありました。
日帰りでは時間的に入れないかなと思っていたので、予約しなかったのですけど。
「準備中」でも、聞いてみるものですね。
素晴らしかったです。おすすめします。
2013/9/21 19:28
miketamaさん、こんばんは
軽自動車なので、飛ばそうと思っても飛ばせないので至極、安全運転です。ビバ!軽自動車!
パワーの源泉はなんでしょうね。自分でもよくわかりません。
その時々で最もやりたいことをやるのが身上なものですから。
じっとしてられないんです。単に落ち着きがないだけかもしれませんけど。
車の運転はあまり苦ではありません。
むしろ、テレビを見てゴロゴロしているほうが苦痛です。

銀玉水で、十分に水を補給しているので、わざわざ遠回りして霊水は汲みに行く必要はなかったのですけど。
私としては、行かざるを得ない使命を感じたと申しましょうか。
たまにレコで少子高齢化阻止を訴え続けている以上は、オレが行かねば誰が行くというやつです。
霊水の霊験はいかがなものでしょうか。男性でも効果があるのでしょうか。
miketamaさんもスキですねえ。あんたもすきねえってやつですかあ!

古寺鉱泉は素晴らしかったです。かわるがわる入るのは、そのとおり。
沸かし湯であったまったら、源泉冷鉱泉に浸かり、また沸かし湯へ。
何度か繰り返して幸せを存分に噛みしめていたのですが、この日のうちに、帰らなければならないので、ほどほどにして帰路につきました。
miketamaさんも、鉱泉が好きそうですね。それも相当渋いのが…フフフ。
2013/9/21 20:05
jm1bwoさん、初めまして、コメントありがとうございます
朝日連峰はいいですねえ。できれば日帰りなどしたくなかったのですけど、休暇に限りがあるので、仕方がないのです。
8月の朝日連峰の縦走とは羨ましい。天気は良かったのでしょうか。
この日は天気はイマイチでしたが、真っ白ではなかったのが、せめてもの救いです。
玉水は、うまかったですね。金も銀も。
モウセンゴケのような植物というのは、ちょっとみつかりませんでしたけど。
観察が足りないですね。
ヒメサユリは、時期的に咲いていなかったですけど、クワガタは驚きました。
こんなに山で見かけたのははじめてです。元気に生きていらっしゃるのでしょう。

jm1bwoさんの朝日連峰の記録を拝見させていただきました。
すげえ、晴天ですね…って、以前に拝見させていただいてましたね。
コメントありがとうございました。
2013/9/21 20:16
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