中ノ岐川・平ガ岳沢~平ガ岳~オホコ沢経由恋ノ岐川下降
- GPS
- 56:00
- 距離
- 37.5km
- 登り
- 2,212m
- 下り
- 2,212m
コースタイム
9/11 2:30 道の駅『湯のたに』仮眠6:20-7:30 恋ノ岐橋(自転車デポ) -雨池橋 8:10-10:12 西ノ又の2本先の支流 10:30-11:30 林道終点 12:10-15:37 1730m 15:55-17:10 池ノ岳水場(泊
)
9/12 5:15 起床 6:17-6:35 平ガ岳 6:40-6:55 水場 7:10-8:20 姫ノ岳 -9:35 オホコ沢水場 10:08-11:10 恋ノ岐出合 11:30-12:45 三角沢出合 13:10-15:45 清水沢出合(泊)
9/13 6:30 起床 8:00-9:15 恋ノ岐橋 9:50-10:24 雨池橋 白銀の湯で入浴後、下道で帰宅
天候 | 9月11日 晴れのち曇り、稜線ガス 9月12日 曇り時々雨 9月13日 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
ガードレールの外に自転車を固定 中ノ岐川の雨池橋付近は数ヵ所の駐車スペースあったが、ウワサのおじさんはどこから出没するのか…なので恋ノ岐方面に進んだ道路標識あったところに駐車。 休日は混雑するのか!? 自転車の距離は7、8キロ、登りはきつかったが30ふん程度で戻れる |
コース状況/ 危険箇所等 |
林道は3時間20分、ほぼデータ通り。この本流自体を遡行しても手応えありそう オフィシャルではない平ガ岳ルートを戻って来るなら、この林道を自転車で来た方がかなりの時間短縮に! 平ガ岳沢はステルスソール向き!!靴の性能で登ったと言っても過言ではない。安全快適ならありと思いますが…人それぞれで… 二俣の滝は先人の記録通り、水量多くなければ水線突破で問題なし。 遡行図と照らし合わせても、どの滝かわからないくらい連瀑帯で、問題と思ったのは8メートルヒョングリ状の右壁から登った記録…高巻いて懸垂になりました。 7メートル幅広のガレ巻きもわからず。 沢自体は割と短い。大滝を越えてからすぐ癒し系の雰囲気に変わり、ギャップが良かった。 水場のデッキ状はソロ天なら4張り程度!? オホコ沢の下降は1560くらいの水場から入る。若干2年前の水害で荒れているところある。ヌメヌメの小滝が3個ばかりあり、藪のパワープレーで下れる。 恋ノ岐川も特段難しい下降はありませんが、地形図で平流と思っていると、小規模ゴルジュだったりで、ステルスが食い付き水線通しでほぼ通過できる。 暑ければダイブの方が早い!! 場所も… 清水沢出合の土砂押し出しはすさまじいが、売るほど流木があって焚き火には困りませんでした♪ 簡単なように記載しましたが、沢慣れしている人ならの条件付きです。鷹ノ巣への登山道を考えたなら、絶対こちらがお勧めかと… 白銀の湯がほぼ貸しきりでした♪ 食事は職場の後輩に聞いていた『小玉や』に寄りました。 ボリュームもあり、自分的には最高でした。 |
写真
感想
パソコン修理で下調べもろくすっぽしなかった結果、ちょっとしょっぱ目の沢だということが判明。恋ノ岐往復にしようかとまようが、チャレンジすることに決定。
恋ノ岐橋に自転車をデポ、他にも自転車が一台ある。同じようなことを考える人がいるんだと思いつつ、雨池橋まで戻り出発。
灰ノ又橋まで55分、快調にとばす。この間に工事関係者両に抜かれ、いじけつつ、中ノ岐川の美しい岩盤に見とれて歩く。
西ノ又橋の先で休み、またひたすら林道を進む。金山沢の橋はわからずに通過、舗装された林道の傾斜があがるとしばらくで、マイクロバスの屋根がみえた。
トイレ、水場、小屋掛けあり。運転手は気さくな人で『休んでいきな』なんて言ってくれたが、先を急がなくてはならない
天気はこれから下り坂らしい。駐車場からすぐに平ガ岳沢が出合い、遡行準備する。登山者がぞくぞく下りてくる。入渓してすぐに今晩のオカズを釣り始める。尺くらいを一尾ゲットし、源流部のBSを目指す。
遡行に専念しはじめてすぐに二俣、ここからナメ滝帯が始まる。白い岩盤がとても美しい。ステルスソールがグイグイきいて、ごめんなさいという感じだ。
例の二俣ノ滝が見えてくる。滝の途中が二俣になっている珍しい滝だ。おそらく左岸からの巻は手前の小沢からだろう。ヤマレコで拝見した記録通り滝の近くまで行くと、一段目は大きな岩の滝、二段目は狭い垂直流水溝。左壁がガバでグイグイ登ると右俣が少しだけ見えた。流れを跨ぐように流水中のスタンスに足をかけようとしたところ、水圧に負けて足がつった…水量次第といったところか。
すぐ上の10mは左の方が楽か??その後、遡行図の滝がどれがどれだかわからないくらいの滝、滝、滝、という感じだ。印象に残っていたのは、二条の滝は右岸を空身で登り荷揚げしたこと、ヒョングリ状は右岸の草付きを避けて、左岸のルンゼ状から灌木帯に入り高巻くも、河床に戻れず懸垂となる。ここで捨て縄発見!!何故か安心する。
その後もグイグイ靴の性能で登り、1730の枝沢で休憩。
3段30m大滝は、ガスが立ち込めてきた中の登攀、左岸草付きから一段目をこなし、残りは流れに戻って登る。意外に段差が大きく、フェルト底だと大変そうだ。
越えた先は傾斜が落ち、癒し系のナメ床~小川状にへんかする。すぐに幕場があると言う情報だったが、晴れていて整地すればの条件付き。
やや笹が被ったところはあったが、水路の通り進むと木道が交差している。左へ行くとすぐに池ノ岳水場のデッキ状。
さらに上部の砂礫地に幕営している人に情報収集実施。この人がもう一台の自転車の持ち主だった。清水沢出合の土砂の件を教えてもらう。
天場でイワナは刺身で食した。
/12
前回、恋ノ岐に来たときは平ガ岳のピークは諦めたため、初平ガ岳だ。印象は苗場山のような場所を想像していたので、ちょっと拍子抜け。尾瀬方面が見えていたが、あっという間にガスの中へ…大白沢池はこの先にあると思うと、是非今度チャレンジしてみたいものだ。
玉子石の辺りで勘違いをして、荷物を背負っていた分、ロス。オホコ沢の水場に向けて樹林帯を急ぐ。この水場で自転車の人に遭遇し、しばし色々な沢の情報収集。
オホコ沢は迷うことなく取りつけ、いくつかの小滝を交えて下る。
最も大きい滝は左岸の藪を巻き下る。この滝は岩が赤く、かなりの滑り具合である。厳しいところもなく恋ノ岐出合。右岸の幕場が洗掘されてなくなっていた。
しばらく滝は巻かずに下ることができる。1250くらいに大きな河原ができていた。
三角沢出合で休んでいると雨が…ここまで来れば食料調達と思い竿を出すが、ここからの区間がトロの巻きなどが増え、釣りどころではない。
ダイブを躊躇したがために巻を間違え、灌木つかみのパワープレーにでることになる。
その後は靴の性能を遺憾なく発揮し、大ナメ床帯に到着。そのさきで右岸からの土砂押し出しと出合う。ここが清水沢。天場はなくなっていたと聞いたが、高台に最高物件を発見!!魚はないが焚き火準備する。流れはラムネ瓶の色若しくはクリソの色だ。ブナの大木にも囲まれ焚き火場は砂地…過去、ここに泊まってみたいと通過した幕場、最高のきぶんだ。
そうそう、とある人が自分の事を『変質的焚き火狂』というが、焚き火ニストと呼んでもらいたいものだ。今日の焚き火も最高、薪は売るほどある!!
/13
今日は晴れ。水の色が昨日以上に素晴らしい。
すぐに二段10m、その後、河原~ゴルジュ、地形図からは判別できない蛇行を繰り返す。
へつってへつって下り続ける。昔の印象は直線的に川幅一杯の瀬で始まったイメージだったが、こんなんだったっけ!?なんて考えていると、曲がった先に国道が横切っていた。
終わりだと思うと水浴びがしたくなるのが人の心、クールダウンとシャワーがわりを実施し、気合いの自転車で車に戻った。7キロ程度かな…
奥只見湖のでかさに感心!!
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
変質的焚き火狂さん
単独で行っちゃったのね〜
リーダーはどうしたの?
私は、年券\10000-元取ってないので
釣りに忙しい
水害で相当渓相も変化していましたか?
岩魚も殆ど流されてしまったでしょう。
変質的沢屋さんお疲れ様でした
リーダーは課内の若者と遺言棚だったみたいです。
10月に巻機集中やりませんか?と投げかけると、
10月の予定は未定という返事でした…
行く気がないみたいです…
仙人様、卒業山行第二弾しません
4週目くらいでしょうか…
ちなみに恋ノ岐は部分的に荒れただけでした
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する