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Yamareco

記録ID: 344081
全員に公開
沢登り
甲信越

中ノ岐川・平ガ岳沢~平ガ岳~オホコ沢経由恋ノ岐川下降

2013年09月11日(水) 〜 2013年09月13日(金)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
37.5km
登り
2,212m
下り
2,212m

コースタイム

9/10 自宅 23:00-
9/11 2:30 道の駅『湯のたに』仮眠6:20-7:30 恋ノ岐橋(自転車デポ) -雨池橋 8:10-10:12 西ノ又の2本先の支流 10:30-11:30 林道終点 12:10-15:37 1730m 15:55-17:10 池ノ岳水場(泊
)
9/12 5:15 起床 6:17-6:35 平ガ岳 6:40-6:55 水場 7:10-8:20 姫ノ岳 -9:35 オホコ沢水場 10:08-11:10 恋ノ岐出合 11:30-12:45 三角沢出合 13:10-15:45 清水沢出合(泊)
9/13 6:30 起床 8:00-9:15 恋ノ岐橋 9:50-10:24 雨池橋 白銀の湯で入浴後、下道で帰宅
天候 9月11日 晴れのち曇り、稜線ガス
9月12日 曇り時々雨
9月13日 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
恋ノ岐橋に自転車をデポ、いたずらを警戒できるような場所はなかったのかな!?
ガードレールの外に自転車を固定

中ノ岐川の雨池橋付近は数ヵ所の駐車スペースあったが、ウワサのおじさんはどこから出没するのか…なので恋ノ岐方面に進んだ道路標識あったところに駐車。
休日は混雑するのか!?


自転車の距離は7、8キロ、登りはきつかったが30ふん程度で戻れる
コース状況/
危険箇所等
林道は3時間20分、ほぼデータ通り。この本流自体を遡行しても手応えありそう
オフィシャルではない平ガ岳ルートを戻って来るなら、この林道を自転車で来た方がかなりの時間短縮に!

平ガ岳沢はステルスソール向き!!靴の性能で登ったと言っても過言ではない。安全快適ならありと思いますが…人それぞれで…

二俣の滝は先人の記録通り、水量多くなければ水線突破で問題なし。

遡行図と照らし合わせても、どの滝かわからないくらい連瀑帯で、問題と思ったのは8メートルヒョングリ状の右壁から登った記録…高巻いて懸垂になりました。
7メートル幅広のガレ巻きもわからず。

沢自体は割と短い。大滝を越えてからすぐ癒し系の雰囲気に変わり、ギャップが良かった。
水場のデッキ状はソロ天なら4張り程度!?

オホコ沢の下降は1560くらいの水場から入る。若干2年前の水害で荒れているところある。ヌメヌメの小滝が3個ばかりあり、藪のパワープレーで下れる。

恋ノ岐川も特段難しい下降はありませんが、地形図で平流と思っていると、小規模ゴルジュだったりで、ステルスが食い付き水線通しでほぼ通過できる。
暑ければダイブの方が早い!! 場所も…

清水沢出合の土砂押し出しはすさまじいが、売るほど流木があって焚き火には困りませんでした♪

簡単なように記載しましたが、沢慣れしている人ならの条件付きです。鷹ノ巣への登山道を考えたなら、絶対こちらがお勧めかと…

白銀の湯がほぼ貸しきりでした♪
食事は職場の後輩に聞いていた『小玉や』に寄りました。
ボリュームもあり、自分的には最高でした。
平ガ岳沢出合
2013年09月20日 22:26撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
9/20 22:26
平ガ岳沢出合
虎の子一匹、刺身でいただきました。
2013年09月11日 12:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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9/11 12:27
虎の子一匹、刺身でいただきました。
ナメ床の始まりです。
とてもきれいです。
2013年09月20日 22:26撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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9/20 22:26
ナメ床の始まりです。
とてもきれいです。
2013年09月20日 22:26撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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9/20 22:26
そろそろゴルジュ帯に…
2013年09月20日 22:26撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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9/20 22:26
そろそろゴルジュ帯に…
2013年09月11日 13:12撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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9/11 13:12
二俣の滝
2013年09月20日 22:26撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
9/20 22:26
二俣の滝
二段目の落ち口で右俣が合流
(右下が一段目)
2013年09月20日 22:26撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
9/20 22:26
二段目の落ち口で右俣が合流
(右下が一段目)
その後の連瀑帯の滝の一つ
2013年09月20日 22:26撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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9/20 22:26
その後の連瀑帯の滝の一つ
連瀑後の癒しナメ
2013年09月20日 22:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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9/20 22:27
連瀑後の癒しナメ
2013年09月20日 22:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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9/20 22:27
まだまだV字です。
2013年09月20日 22:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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9/20 22:27
まだまだV字です。
右は平ガ岳頂上へ続いている、ようだ…
2013年09月20日 22:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
9/20 22:27
右は平ガ岳頂上へ続いている、ようだ…
テン場も近い。
2013年09月20日 22:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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9/20 22:27
テン場も近い。
水場の脇のデッキです。
2013年09月11日 17:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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9/11 17:33
水場の脇のデッキです。
雨の予報がなぜか晴れてます。
2013年09月12日 06:08撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
9/12 6:08
雨の予報がなぜか晴れてます。
2013年09月12日 06:09撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
9/12 6:09
平ガ岳山頂、やっぱりガスでした。
2013年09月12日 06:32撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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9/12 6:32
平ガ岳山頂、やっぱりガスでした。
2013年09月12日 06:36撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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9/12 6:36
2013年09月12日 06:37撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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9/12 6:37
この先の踏み跡が気になる…
大白沢池方面なのか?
2013年09月20日 22:28撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
9/20 22:28
この先の踏み跡が気になる…
大白沢池方面なのか?
2013年09月12日 06:39撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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9/12 6:39
玉子石は健在
2013年09月12日 07:29撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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9/12 7:29
玉子石は健在
コンクリでくっつけてんじゃないの!?
2013年09月20日 22:29撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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9/20 22:29
コンクリでくっつけてんじゃないの!?
遠く燧ケ岳
2013年09月12日 07:53撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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9/12 7:53
遠く燧ケ岳
姫ノ池
バックは平ガ岳
2013年09月12日 07:56撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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9/12 7:56
姫ノ池
バックは平ガ岳
2013年09月12日 07:57撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
9/12 7:57
いきなり恋ノ又
2013年09月12日 15:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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9/12 15:22
いきなり恋ノ又
2013年09月20日 22:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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9/20 22:30
しろいナメがとても美しい
水の色がクリソです。
2013年09月20日 22:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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9/20 22:30
しろいナメがとても美しい
水の色がクリソです。
下流部の樹相
大木が多く、気持ちの良い樹林
2013年09月20日 22:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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9/20 22:30
下流部の樹相
大木が多く、気持ちの良い樹林
2013年09月12日 15:37撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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9/12 15:37
清水沢出合のテン場
最高です!!
2013年09月12日 16:00撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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9/12 16:00
清水沢出合のテン場
最高です!!
2段10m
2013年09月13日 07:58撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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9/13 7:58
2段10m
2013年09月20日 22:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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9/20 22:30
国道出合
2013年09月20日 22:31撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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9/20 22:31
国道出合
愛車で愛車に戻ります。
2013年09月20日 22:31撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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9/20 22:31
愛車で愛車に戻ります。
撮影機器:

感想

パソコン修理で下調べもろくすっぽしなかった結果、ちょっとしょっぱ目の沢だということが判明。恋ノ岐往復にしようかとまようが、チャレンジすることに決定。

恋ノ岐橋に自転車をデポ、他にも自転車が一台ある。同じようなことを考える人がいるんだと思いつつ、雨池橋まで戻り出発。
灰ノ又橋まで55分、快調にとばす。この間に工事関係者両に抜かれ、いじけつつ、中ノ岐川の美しい岩盤に見とれて歩く。
西ノ又橋の先で休み、またひたすら林道を進む。金山沢の橋はわからずに通過、舗装された林道の傾斜があがるとしばらくで、マイクロバスの屋根がみえた。
トイレ、水場、小屋掛けあり。運転手は気さくな人で『休んでいきな』なんて言ってくれたが、先を急がなくてはならない
天気はこれから下り坂らしい。駐車場からすぐに平ガ岳沢が出合い、遡行準備する。登山者がぞくぞく下りてくる。入渓してすぐに今晩のオカズを釣り始める。尺くらいを一尾ゲットし、源流部のBSを目指す。
遡行に専念しはじめてすぐに二俣、ここからナメ滝帯が始まる。白い岩盤がとても美しい。ステルスソールがグイグイきいて、ごめんなさいという感じだ。

例の二俣ノ滝が見えてくる。滝の途中が二俣になっている珍しい滝だ。おそらく左岸からの巻は手前の小沢からだろう。ヤマレコで拝見した記録通り滝の近くまで行くと、一段目は大きな岩の滝、二段目は狭い垂直流水溝。左壁がガバでグイグイ登ると右俣が少しだけ見えた。流れを跨ぐように流水中のスタンスに足をかけようとしたところ、水圧に負けて足がつった…水量次第といったところか。

すぐ上の10mは左の方が楽か??その後、遡行図の滝がどれがどれだかわからないくらいの滝、滝、滝、という感じだ。印象に残っていたのは、二条の滝は右岸を空身で登り荷揚げしたこと、ヒョングリ状は右岸の草付きを避けて、左岸のルンゼ状から灌木帯に入り高巻くも、河床に戻れず懸垂となる。ここで捨て縄発見!!何故か安心する。
その後もグイグイ靴の性能で登り、1730の枝沢で休憩。

3段30m大滝は、ガスが立ち込めてきた中の登攀、左岸草付きから一段目をこなし、残りは流れに戻って登る。意外に段差が大きく、フェルト底だと大変そうだ。
越えた先は傾斜が落ち、癒し系のナメ床~小川状にへんかする。すぐに幕場があると言う情報だったが、晴れていて整地すればの条件付き。
やや笹が被ったところはあったが、水路の通り進むと木道が交差している。左へ行くとすぐに池ノ岳水場のデッキ状。
さらに上部の砂礫地に幕営している人に情報収集実施。この人がもう一台の自転車の持ち主だった。清水沢出合の土砂の件を教えてもらう。
天場でイワナは刺身で食した。

/12
前回、恋ノ岐に来たときは平ガ岳のピークは諦めたため、初平ガ岳だ。印象は苗場山のような場所を想像していたので、ちょっと拍子抜け。尾瀬方面が見えていたが、あっという間にガスの中へ…大白沢池はこの先にあると思うと、是非今度チャレンジしてみたいものだ。
玉子石の辺りで勘違いをして、荷物を背負っていた分、ロス。オホコ沢の水場に向けて樹林帯を急ぐ。この水場で自転車の人に遭遇し、しばし色々な沢の情報収集。

オホコ沢は迷うことなく取りつけ、いくつかの小滝を交えて下る。
最も大きい滝は左岸の藪を巻き下る。この滝は岩が赤く、かなりの滑り具合である。厳しいところもなく恋ノ岐出合。右岸の幕場が洗掘されてなくなっていた。
しばらく滝は巻かずに下ることができる。1250くらいに大きな河原ができていた。

三角沢出合で休んでいると雨が…ここまで来れば食料調達と思い竿を出すが、ここからの区間がトロの巻きなどが増え、釣りどころではない。
ダイブを躊躇したがために巻を間違え、灌木つかみのパワープレーにでることになる。
その後は靴の性能を遺憾なく発揮し、大ナメ床帯に到着。そのさきで右岸からの土砂押し出しと出合う。ここが清水沢。天場はなくなっていたと聞いたが、高台に最高物件を発見!!魚はないが焚き火準備する。流れはラムネ瓶の色若しくはクリソの色だ。ブナの大木にも囲まれ焚き火場は砂地…過去、ここに泊まってみたいと通過した幕場、最高のきぶんだ。
そうそう、とある人が自分の事を『変質的焚き火狂』というが、焚き火ニストと呼んでもらいたいものだ。今日の焚き火も最高、薪は売るほどある!!

/13
今日は晴れ。水の色が昨日以上に素晴らしい。
すぐに二段10m、その後、河原~ゴルジュ、地形図からは判別できない蛇行を繰り返す。
へつってへつって下り続ける。昔の印象は直線的に川幅一杯の瀬で始まったイメージだったが、こんなんだったっけ!?なんて考えていると、曲がった先に国道が横切っていた。
終わりだと思うと水浴びがしたくなるのが人の心、クールダウンとシャワーがわりを実施し、気合いの自転車で車に戻った。7キロ程度かな…

奥只見湖のでかさに感心!!


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コメント

沢登り
変質的焚き火狂さん
単独で行っちゃったのね〜
リーダーはどうしたの?
私は、年券\10000-元取ってないので
釣りに忙しい

水害で相当渓相も変化していましたか?
岩魚も殆ど流されてしまったでしょう。

変質的沢屋さんお疲れ様でした
2013/9/16 9:50
また、一人旅に戻りました…
リーダーは課内の若者と遺言棚だったみたいです。
10月に巻機集中やりませんか?と投げかけると、
10月の予定は未定という返事でした…

行く気がないみたいです…

仙人様、卒業山行第二弾しません
4週目くらいでしょうか…

ちなみに恋ノ岐は部分的に荒れただけでした
2013/9/16 20:27
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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