白岩山【兵庫県神河町/兵庫100山】
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,140m
- 下り
- 1,234m
コースタイム
10:35 登山口
11:29 西ルート分岐
11:40 白岩山山頂
12:36 出発
12:59 高畑山山頂
13:10 出発
13:35 白岩山
13:50 出発
13:56 東ルート分岐
14:33 鹿除けゲート
14:56 駐車地
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
標識が多く、確認して歩けば道は迷いにくい。しかし、踏み跡がはっきりしなかったり、登山道をはずれた踏み跡があったりするので、それなりの注意が必要。白岩山から高畑山は標識はなく、テープのみ。尾根の斜面を歩くところが多いが、尾根をはずさないように歩けば大丈夫。 |
写真
感想
神河町猪篠集落の棚田とヒガンバナを見て、白岩山に登ることにした。
集落入口の淨徳寺に立ち寄る。ヒガンバナが美しい。
この寺には、「ヒダリマキガヤ」の大木がある。全国で4番目の幹囲だそうだ。
浄水場駐車地は、ロープが張られ、駐車できなかった。しかし、少し先に2、3台程度の駐車地があり、そこに駐車する。意外にも、先行車が1台あった。モンベルやマムートのステッカーを張られていたので、山好きの方に違いない。もしかしたら、どこかで出会えるかも、と期待して登り始める。
はじめは林道歩きだ。林道はついペースが上がる。林道でバテては話にならない。ペースを抑えながら歩く。途中、大きな伐採木を積んだトラックと出合う。林業もきちんと営まれているんだと安堵感のような思いが出てくる。
登山口に着くが、目立つ標識がなく、林道は続いているので注意がいる。大きな標識はあるのだが、草むらの中で目立ちにくい。すぐに小橋を渡る。何と欄干はNTTの廃鉄塔だ。ここから沢筋の道を登っていく。このあたりは標識がうるさいくらいにあり、間違うことはない。何度か渡渉を繰り返す。沢を離れ、尾根の斜面を登る。尾根の巻き道に出るが、登山道と反対側もそれなりにいい道がついている。つい、そちらも見てみたくなる。展望の開ける場所に出る。正面に今伐採中の山が見える。かなり広範囲の伐採が行われていて、一部がはげ上がった山になっている。
引き返して、登山道に戻る。道がいいと、かえって注意力がなくなる。右に尾根を登って行くところを見過ごして、行き過ぎる。道が怪しくなって引き返すと、登り口が見つかる。すぐに西コースとの分岐に出る。行き過ぎた道も、西コースに合流する道なのだろう。 このあたりから展望が開ける。笠形山が見える。間もなく、山頂案内板が出迎えてくれる。白岩山には目立った山頂標識がなく、この案内板の後ろが山頂のようだ。先行の方もおられた。3人連れのご家族だ。兵庫100名山のガイドブックを持たれ、順次登っておられるとのこと、また、最近三室山に登られた話など聞かせていただいたり、いっしょに展望と山座同定を楽しませていただく。笠形山、段ヶ峰が間近に見え、すばらしい。峰山高原の暁晴山や雪彦山、七種山山塊などが見渡せる。
ここで昼食休憩の後、高畑山へ向かう。踏み跡、テープがあり、割と安心して歩ける。小さなピークを過ぎて、尾根伝いに歩く。少し道が怪しくなり、このまま歩くと尾根を離れすぎるようなところに出る。ちょうど大岩があり、大岩を目印に尾根方向に登ってみる。前が明るくなると、三角点と反射板が現れる。高畑山に着いたのだ。よかった。高畑山からは千ヶ峰が正面に見える。なかなかの迫力だ。
しばらく休憩した後、白岩山に引き返す。白岩山で再度休憩した後、下山する。下りは西コースを下りる。尾根道でわかりやすい。尾根から離れるポイントには、標識と行き過ぎないようにロープが張られ、わかりやすい。やがて沢に出る。沢筋に沿って少し下ると鹿除けフェンスのゲートに出る。このゲートを出れば人間世界だ。里山の植物を楽しみながら浄水池に戻る。
白岩山は地味な山だが、なかなか味わいのある山だと思う。この山の魅力は、麓の猪篠集落とその棚田の風景とのからみ合いにあるように思う。守られている棚田風景とその里山としての白岩山が一体となって魅力を形成しているのではないかと思う。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
hojinさん、こんばんは〜
千ヶ峰も笠形山も登ったことあるのに、今回の地図を拝見してやっと位置関係を理解しました〜
千ヶ峰って西脇からバスで行ったのでてっきり西脇の山って思ってましたが、生野の方がよっぽど近いんですね
北アルプスの紅葉が呼んでるよ〜
フレさん、こんばんは。
千ヶ峰、確かに西脇より生野が近いですね。千ヶ峰は東側と西側の文化圏を分けています。東側は西脇を含む北播磨文化圏です。これは、距離の問題ではありません。
まあ、今回もマイナーな山ですが、それなりに楽しめました
北アの紅葉、惹かれるなあ・・・
行きたい、でも、なかなか行けない・・・
フレさんのレコで行った気になるしか・・・
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する