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ハイキング
大雪山

緑沼・緑岳

2013年09月23日(月) [日帰り]
 - 拍手
533m その他1人
GPS
06:33
距離
11.7km
登り
1,007m
下り
994m

コースタイム

0735 登山口(沼巡りコース発)
0840 緑沼
0930 登山口

1000 登山口
1050 第一花畑
1105 第二花畑 1120
1345 緑岳山頂 1405
1525 第二花畑
1555 第一花畑
1630 登山口
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
高原温泉。
まずは緑沼まで。
ヒグマ情報センターでレクチャーを受ける。
まずは緑沼まで。
ヒグマ情報センターでレクチャーを受ける。
気持ち良い秋晴れ。
歩くのが楽しい。
気持ち良い秋晴れ。
歩くのが楽しい。
緑沼。
映してキレイ。
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緑沼。
映してキレイ。
どの沼も、撮影祭り。
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どの沼も、撮影祭り。
予定時刻をおしているので少し急ぎめに戻る。
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予定時刻をおしているので少し急ぎめに戻る。
さて、つぎは緑岳へ。
さて、つぎは緑岳へ。
日差しぽかぽか、風がそよそよ。
これ以上ないような登山日和。
日差しぽかぽか、風がそよそよ。
これ以上ないような登山日和。
ぱやぱや草
第一花畑着。
振り返る。
苔!素通りできない。
夢中になっているうちにおいていかれちゃう〜
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苔!素通りできない。
夢中になっているうちにおいていかれちゃう〜
第二で食事休憩。
宿で朝食代わりに頂いたおにぎり、シンプルで美味しい。
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第二で食事休憩。
宿で朝食代わりに頂いたおにぎり、シンプルで美味しい。
雲がかかっても圧倒的な存在感のニペソツ。
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雲がかかっても圧倒的な存在感のニペソツ。
実際に登った時と同じアングルでみえるトンガリにテンションがあがる!
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実際に登った時と同じアングルでみえるトンガリにテンションがあがる!
這い松の坂をのぼり、
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這い松の坂をのぼり、
ガレ場へ。
結構な急坂です。
結構な急坂です。
青空に飛行機。
結構登った気がするのに、まだまだ先は長い
結構登った気がするのに、まだまだ先は長い
歩いてきた道。
右側から真ん中を横切り、左上の木道へと伸びる。
歩いてきた道。
右側から真ん中を横切り、左上の木道へと伸びる。
着!
小春日和。
時間が許すならいつまででも居たくなる
着!
小春日和。
時間が許すならいつまででも居たくなる
あっちも行きたいー
あっちも行きたいー
そっちも行きたいー
そっちも行きたいー
白雲小屋を背景に山頂cafe〜♪
ちょっとピンボケ。
白雲小屋を背景に山頂cafe〜♪
ちょっとピンボケ。
さて、下山。
ガレ場はわりと得意ですが、ところどころ浮石もあるので慎重に。
ガレ場はわりと得意ですが、ところどころ浮石もあるので慎重に。
東大雪も色づく。
夕陽の頃にはさらに綺麗だろうナ
東大雪も色づく。
夕陽の頃にはさらに綺麗だろうナ
少し傾いてきた陽が、ちんぐるまをキラキラに照らします。
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少し傾いてきた陽が、ちんぐるまをキラキラに照らします。
お花満開の季節も見てみたいけど、
お花満開の季節も見てみたいけど、
やっぱり秋が好きだなぁ
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やっぱり秋が好きだなぁ
何度も何度も振り返ってしまう。
何度も何度も振り返ってしまう。
影が長くなってきました。
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影が長くなってきました。
木漏れ日のトンネルを抜けて
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木漏れ日のトンネルを抜けて
枯れ松葉の優しい色
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枯れ松葉の優しい色
日が落ちないうちに、無事に着きました。
日が落ちないうちに、無事に着きました。
ゴールデンコース。
登山軒と、
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ゴールデンコース。
登山軒と、
黒岳の湯。

感想

地元北見の友達と久しぶりの登山。
急遽前日入りする事になり、日曜に層雲峡で合流し一泊しました。

ぎりぎりの予約だったので、空いていたのは高級宿かB級宿のみ。
もちろん庶民の私たちはB級宿へ。
顔を見るたびに「はじめまして、いらっしゃい」の状態に戻る受付のおばあちゃんや、あれこれ老朽化した設備は、
いつしか驚きから笑いに変わり、旅の良いスパイスになりました。

夕食の時に隣り合わせたご夫婦が、ちょうどその日緑岳に登られたそうで、
出発時間のことなど色々とアドバイスを頂き、とても楽しいお話を聞くことができました。
緑岳に登って、余裕があったら小泉の方まで…と考えていましたが、
ご婦人のおすすめもあり、緑岳の前に沼に寄るコースへ変更しました。


沼コースは7時〜の入山が決められているので、それをめがけて登山口へ。
コースに入るまえに、ヒグマ情報センターでレクチャーを受けます。
紅葉は、あと3日後くらいがピークだろうとのこと。
歩き始めは本当に雲ひとつ無い青空。
沼コースはほとんど無風で、ゆっくりゆっくり歩いても汗ばむほどでした。

沼では落ち着かないくらいの撮影祭りで、
そのせいか綺麗だけれどあまり風情は感じられず長居せずに引き返しました。
一番いい時期を一番いい条件で見られるなんて本当に稀な事で、
ちょっとずれていても自分なりのベストを狙う歩き方を今後も続けたいな〜と思いました。


一度車に戻り、ザックを背負って緑岳へ。
遅めのスタートになったので人もまばらで、層雲峡や登山口で感じたような
混雑を感じることなく登ることができました。



大雪は、荒天の中のすがたみ-旭岳のピストンしか経験がなく、
今年も8月の雨でずいぶん足踏みをして、やっと来ることができました。
写真でしか見たことが無かった景色が目の前の景色と重なって
やっと自分の記憶になる瞬間は本当に嬉しいですね。

「山を見てその名前がわかる」という登山をしない人にとってはどうでもいい喜びが、
山で会う人とはもれなく共有できるので、晴れた日の山行は喜びが何倍にもなります。

7月によれよれになりながら登ったニペソツが、登った時と同じ北側からのアングルで見えるので、
まさに自分が思う「The ニペソツ」な光景で嬉しくなりました。
遠くで見ても、山頂部は「へへへ」でした。
秋も綺麗だろうなぁ。来年は秋に行こうかな。

花畑からは緑岳に向かって伸びる木道をポクポクのんびり歩きました。
天気が良いと、ただ歩くだけで本当に楽しいー

ガレ場からは、友達が超スローペースに。
ガレ場が苦手だとは聞いていたけれど、ここまでだったとは!というほどのスピード。笑
私も、渡渉でブレーキ!蛾でブレーキ!なのでその気持ちはよくわかる。。
ガレ場の始まりあたりで会った方に山頂まで1時間位と言われて「そんなに?」と思ったけれど、
実際は1時間40分ほどかかりました。
下りる時間のことも考え、途中で山頂を断念しようかとも思ったけれど、
山頂に立ってひらけた景色を見たら、やっぱり来て良かった〜と思いました。

ぽかぽか陽気でもさすがに山の上は風が強いだろうと思っていたのに、
山頂でもそよぐ程度の風しかなく、時間が許すならずーっと居たい気分でした。
悪天候なら逃げるように下山するのに、名残惜しいって幸せだなぁ。
しかしそうも言ってられず、ガレ場ブレーキの友達と無事に日暮れ前に下山できるのか・・・
そんな私の心配をよそに、友達は意外とさくさく下ってゆきます。
苦手だったら登りより下りの方が時間がかかりそうなものなのに、、
友達曰く、登りは谷側に背中が吸い込まれそうな感覚があるけど、
下りは転んでも山側だからさほど怖くない、との事。
にゃるほど。

下山時は、少し傾きかけた陽が東大雪の山々を照らし、
登りの時とはまた違った表情でとても綺麗でした。
紅葉を楽しむには、朝日より夕景の方が好きかもしれません。


第二花畑に着くと、50代か60代くらいのご婦人が一人でぽつんと座っていました。
単独の男性を見ませんでしたか、とのこと。
下山時、私たちの後ろには40代位のご夫婦らしき方と、ガレ場の終点で追い越した
年配の男性しか(おそらく)いませんでした。
その年配の男性が旦那様らしく、ずーっと待っていたようです。
膝が痛いといって休んでいたので、まだ少しかかるかもしれません、
この後もう1組来られると思うので、様子を聞いてみてください、と言ってその場を離れました。
その後、心配しつつも第一花畑まで下ってきましたが、
防寒着や非常食、ヘッドランプは持ってるのかな。。と気にかかり、
もし陽が落ちてしまったらと想像すると怖くて、友達と引き返すことにしました。
第二に着く手前で後続のご夫婦に会ったので、その男性の事を聞いたところ
「今ちょうど奥さんと合流して、何やってたの!と怒られてますよ〜。笑」との事。
思っていたより早く下りてこられたようで安心しました。
私たちもさほどのんびりできる時間は無いのでご夫婦の所までは戻らずそこでUターンしました。
第一の終点あたりで振り返った時に姿が見えたので、安心し帰路を急ぐ事にしました。

登山道脇の松の枯れ葉が、階段の道いっぱいに落ちていて、
きれいな紅葉のじゅうたんをつくっていました。
この日一番好きだったのはその色、その景色でした。


下山後は、翌日の仕事を気にしつつも層雲峡ゴールデンコースを堪能し、
コンビニのコーヒーを3杯飲みながら帰宅しました。

275号角山→雁来間で17km/hオーバーで見せしめのように捕まったような気もしますが、
そんな痛い臨時出費も、この秋の山行の勢いを止めることはできません。


今週末も晴れますように!

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