忠別岳・白雲岳・赤岳・緑岳・小泉岳〜銀泉台〜
- GPS
- 10:39
- 距離
- 34.8km
- 登り
- 1,794m
- 下り
- 1,797m
コースタイム
- 山行
- 10:50
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 11:02
天候 | 忠別岳山頂までは終始強風とガス、それ以降は晴れと微風 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場ではAUの電波は圏外。縦走路のごく一部で電波あり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所はないが、忠別岳への縦走ルート上の平ヶ岳付近は笹被り・ハイマツ帯が多少あり。 |
その他周辺情報 | 層雲峡温泉が比較的近い。 |
写真
感想
消費カロリー:2980kcal、水分摂取量:1.5L、行動食としてプロテインバーとカロリーメイトで530kcalほど。
今回は長丁場になる予定だったので、自宅を午前2時過ぎに出発した。目的地まで3時間くらいかかった。片道約230km。ちょうど道道銀泉台線のマイカー規制が解除されている時期だったので決行した。
ここ最近は毎週のごとくだが、札幌から高速道路に乗って旭川方面に向かい、比布JCTから旭川紋別自動車道へ。上川層雲峡ICを降りて39号線を進んで層雲峡温泉を通り過ぎる。その先の大雪湖あたりで道道銀泉台線に入って舗装道路と未舗装道路を30分くらいかけて進む。道幅は基本的に1.5台分ほどはあるが、所々窪みもあるのでスピードは出せない。
銀泉台の駐車場は60台停めれるそうだが、午前5時すぎの時点で既に10台くらいは停まっていた。
現地の気温は6℃。この時期は既にかなり寒いので飲水量が真夏に比べて格段に少なくてすむのだが、今回も6リットルの水分を携行したのでトレーニング用の重りにしかならなかった。
周囲が明るくなると同時に登山スタート。銀泉台から赤岳までのルートはそこそこ急登もあるが道はしっかりと整備されている。石や大きい岩場を登ることになるので天気が悪い時には滑らないように気をつける必要がありそうだった。
赤岳山頂に着く頃には雲の中に入ってしまい、終始ガスがかかった状態で景色は見えなかった。おまけに強風で凍てつくような寒さの中を白雲岳まで縦走しなければならなかった。心が折れそうになったが、赤岳から白雲岳までは道が平坦で時間もかからなかったのでなんとか行けた。白雲岳山頂でもガスで景色は拝めず。
その後は白雲岳避難小屋を通過して、今回の目標である忠別岳まで向かった。事前情報ではここがかなりの距離だったので覚悟していたが、勾配が少ない緩やかな縦走路だったので時間的にも思ったよりはかからなかった。
平ヶ岳の横を通過するポイントあたりは笹薮やぬかるみが多く、霧雨のなかだったのでかなり濡れてしまった。おまけにぬかるみを避けようと枝を掴んで端のほうを進もうとした時に、バランスを崩して見事に泥の中に片足を突っ込んでしまった。開始4時間もしないうちに靴の中までずぶ濡れになったが、帰りは同じ箇所では近くの笹薮を押し分けて進んだら難なく通過できた。
忠別岳山頂まで常にガスがかかった状態で周囲が一切見えなかったので退屈だったが、その後は嘘のように晴れたのでようやく周囲の風景を眺めることができた。
帰りのルートも特に危険箇所はなく、白雲岳避難小屋へ戻ったあとは緑岳へ向かった。
総歩行距離が35km近いコースなのでかなり時間がかかると思ったが、距離のわりに上り下りする箇所が比較的少なくて平坦な道を歩くことが多かったので、疲労度もそこまでではなかった。4ヌプリ+シャクナゲに挑戦した時のほうが個人的にキツかったように感じる。
そんなこんなで日帰り忠別岳登頂を達成し、北海道百名山4つを1日で踏破できた。
帰りは層雲峡温泉で日帰り入浴して札幌へ戻った。やはり登山後の温泉は極上のひとときだ。
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