記録ID: 349509
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沢登り
栗駒・早池峰
春川ダイレクトクーロワール〜最後はショッパイ大高巻き_2013/9/21-23
2013年09月21日(土) 〜
2013年09月23日(月)
porchan
その他3人
体力度
6
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 49:05
- 距離
- 27.2km
- 登り
- 1,870m
- 下り
- 1,783m
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標高グラフを拡大コースタイム
9月21日
08:47 出発
09:19 板井沢渡渉
09:36 皆瀬川横断
10:36 虎毛沢渡渉（こっから沢歩き）
12:23 三滝
13:28 テン場到着（下見＋薪集め＋宴会）
9月22日
06:30 テン場出発
06:40 10m滝（朝から泳ぎ）
07:29 西ノ又沢出合い
07:35 10m＋20m滝（3面スラブ帯）
08:43 ルートミス
09:06 正規ルートに戻る
09:22 5m滝（左岸を大高巻き）
10:51 P1,050mの60mスラブ滝（右岸を大高巻き）
13:57 P1,070mチェックストーンのハング滝（左岸を山頂まで高巻くことに）
17:40 高層湿原
17:45 虎毛山頂＋避難小屋到着
9月23日
07:10 下山開始
11:00 車デポ地に下山
08:47 出発
09:19 板井沢渡渉
09:36 皆瀬川横断
10:36 虎毛沢渡渉（こっから沢歩き）
12:23 三滝
13:28 テン場到着（下見＋薪集め＋宴会）
9月22日
06:30 テン場出発
06:40 10m滝（朝から泳ぎ）
07:29 西ノ又沢出合い
07:35 10m＋20m滝（3面スラブ帯）
08:43 ルートミス
09:06 正規ルートに戻る
09:22 5m滝（左岸を大高巻き）
10:51 P1,050mの60mスラブ滝（右岸を大高巻き）
13:57 P1,070mチェックストーンのハング滝（左岸を山頂まで高巻くことに）
17:40 高層湿原
17:45 虎毛山頂＋避難小屋到着
9月23日
07:10 下山開始
11:00 車デポ地に下山
| 天候 | 9／21 晴れ 9／22 曇り 9／23 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
※虎毛山の登山口に至る道路は工事の予定があるようで、国道から入ってすぐの広場に車を停めるよう看板がありました。ただ、連休中に工事が行われた形跡はなく、登山口まで入っていた車が1台、赤倉橋手前まで入っていた車が数台ありました。林道歩きが長くなるので、せめて赤倉橋まで入れるか確認したほうがいいと思いました。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
※入山地点に登山ポストはありません。 ※トロッコ道跡は、バイクや自転車がが走るので要注意です。 ※春川は、豪雨の影響が実感できるくらい、全体的に荒れていました。 ※下山してすぐなら秋の宮温泉、車を回収してからなら大湯温泉があります。 |
写真
車1台を虎毛山の登山口の手前にデポし、大湯温泉まで回り込んで、いよいよ出発です。
左に進路を変えると、トロッコ道跡歩きになります。
途中でバイクに追い越されたのには超ビックリでした。
途中でバイクに追い越されたのには超ビックリでした。
板井沢の渡渉地点です。
昔はもぐり橋があったのかなあ。
流されています。
昔はもぐり橋があったのかなあ。
流されています。
間もなく、微妙な橋が現れました！
高度感抜群！正直コワイです。
躊躇なくトップを歩く酔いどれ師匠です。
高度感抜群！正直コワイです。
躊躇なくトップを歩く酔いどれ師匠です。
だって、橋のたもとに、「絶対に渡らないでください」ってあるんだもん…
でも、先に進まないといけないので、橋を渡ります。
橋の先半分は落ちているので、単管梯子を下ります。
橋の先半分は落ちているので、単管梯子を下ります。
またまたトロッコ道跡を進みます。
ここは植林されたのかなあ…。
トロッコがない今、切り出した後どうやって運ぶんだろう！？
ここは植林されたのかなあ…。
トロッコがない今、切り出した後どうやって運ぶんだろう！？
虎毛沢の渡渉です。
ここまでのトロッコ層跡は藪もなくとても快適でした。
ここまでのトロッコ層跡は藪もなくとても快適でした。
地形図では虎毛沢の先にも点線が記載されていますが、こちらは藪化が進み、また途中で道が崩落していたので、春川に下りることにしました。
9/21 10:44
地形図では虎毛沢の先にも点線が記載されていますが、こちらは藪化が進み、また途中で道が崩落していたので、春川に下りることにしました。
濁っていなければもっとグリーンが綺麗だったともいます。
でも、土砂崩れが気になりますね。
でも、土砂崩れが気になりますね。
春川の濁りは、濁った支流の水が原因でした！
なので、濁った支流の上流は清流でした。
なので、濁った支流の上流は清流でした。
濁りはないのですが、豪雨の影響か、やわらかい砂の層が気になりました。
テン場までほとんど高低差がないので、川原歩きに飽きてきました。
結局、三滝の左岸の滝に取りつき、中段を抜けて、三滝の上部に出ました。
テント設営が終わったところで、明日の朝一番の難所を確認に出かけます。
千葉さんは左から取り付こうかと伺います。結局、フェルトメンバーはちょっと苦労しましたが、アクアステルスの自分は比較的楽勝でした。
2
9/21 13:53
千葉さんは左から取り付こうかと伺います。
結局、フェルトメンバーはちょっと苦労しましたが、アクアステルスの自分は比較的楽勝でした。
結局、フェルトメンバーはちょっと苦労しましたが、アクアステルスの自分は比較的楽勝でした。
明け方の雨にビックリして飛び起きましたが、テン場は大丈夫と再び寝込みました。
朝食をとって、ほぼ予定通りに出発です。
朝食をとって、ほぼ予定通りに出発です。
問題の難所は、泳ぎます！
水泳部にいたことがあるというW女史がトップで行きます。
水泳部にいたことがあるというW女史がトップで行きます。
後続隊は、泳ぎ＋ロープを引っ張ってもらうことで、すんなり取りつけました。
水が思ったよりも冷たくなく、着替えることなく、そのまま遡行再開です。
この日は曇り空…。青空だったらもっとグリーンが綺麗に見えたと思います。
3面がスラブ滝です。左のこの滝が本流です。
その上にも滝の水流が確認できます。
その上にも滝の水流が確認できます。
これまた微妙な滝を登ります。
しかし、このあとルートミスに気が付き、懸垂下降で下りることに…。
しかし、このあとルートミスに気が付き、懸垂下降で下りることに…。
奥に滝が見えてきました。この奥にさらにふたつのFが続いているそうです。
ここは戻って、右を尾根を高巻きました。
ここは戻って、右を尾根を高巻きました。
ダイレクトクーロアールはコチラ。
涸沢なので見逃すかもしれません。
ここで各自2リットルの水を確保して、遡行再開です。
涸沢なので見逃すかもしれません。
ここで各自2リットルの水を確保して、遡行再開です。
途中まで登ったんですが、安全第一で高巻くことに…。少し戻って左から高巻きました。
ところが、この高巻きがかなり悪くて、一気に体力を消耗してしまいました。
3
9/22 10:51
途中まで登ったんですが、安全第一で高巻くことに…。
少し戻って左から高巻きました。
ところが、この高巻きがかなり悪くて、一気に体力を消耗してしまいました。
少し戻って左から高巻きました。
ところが、この高巻きがかなり悪くて、一気に体力を消耗してしまいました。
ところが、最後が悪かったです。
そんな中、トップで行く酔いどれ師匠！
そんな中、トップで行く酔いどれ師匠！
チョックストーンのハング滝です。
ここは高巻きを決めますが、この時点で今後の展開を知る由もありません…。
ここは高巻きを決めますが、この時点で今後の展開を知る由もありません…。
降り口を探しつつ、高度を上げていきます。しかし、結論から言うとこのあと沢に下りることはありませんでした…。
つまり、山頂まで高巻きが続きました。
9/22 14:10
降り口を探しつつ、高度を上げていきます。
しかし、結論から言うとこのあと沢に下りることはありませんでした…。
つまり、山頂まで高巻きが続きました。
しかし、結論から言うとこのあと沢に下りることはありませんでした…。
つまり、山頂まで高巻きが続きました。
夜は冷たい風が吹き荒れました。
雨戸が揺れる音で騒がしくて、あんまり寝られなかったです。泣
雨戸が揺れる音で騒がしくて、あんまり寝られなかったです。泣
赤倉沢沿いの登山道が1ヶ所大きく崩落していました。トラロープが掛かっていましたが、水量が少ない時は沢沿いを歩いたほうが安全かも…
9/23 8:41
赤倉沢沿いの登山道が1ヶ所大きく崩落していました。トラロープが掛かっていましたが、水量が少ない時は沢沿いを歩いたほうが安全かも…
登山口に到着です。
しかし、ここにデポ車はなく、しばし林道歩きが続きます。
しかし、ここにデポ車はなく、しばし林道歩きが続きます。
車はここまで、とありますが、林道の数個所が沢に洗われ狭くなっていました。無理したとしても、ここまで入れるのはバイクと軽の4WD車です。
9/23 9:08
車はここまで、とありますが、林道の数個所が沢に洗われ狭くなっていました。
無理したとしても、ここまで入れるのはバイクと軽の4WD車です。
無理したとしても、ここまで入れるのはバイクと軽の4WD車です。
感想
ゲスト
「いわての沢」で一番憧れたのは大深沢の「ナイアガラの滝」でしたが、2番目に憧れたのが今回の「春川ダイレクトクーロアール」でした。
単に名前にひかれていたような気もしますが、この度出かける機会に恵まれました。
初日はトロッコ道跡の単調な歩きと春川の川原歩き。
もくもくと歩きましたが、特に難しいところもなくテン場にたどり着きました。
翌日早朝の難所の下見を済ませたこともあり、この日はたっぷり飲んでぐっすり寝ました。
2日目は泳ぎあり・大高巻きありで、かなり厳しい1日でした。
そんな中、安全重視の判断を的確に下す酔いどれ師匠に脱帽でした。
酔いどれ師匠のHP
http://mugen3.com/
今回の山行で感じたのは、沢は生き物、だということです。
特に今回は、以前はこうだった！が通用しない世界でした。
貴重な経験となった本山行でした。
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