隠れた名峰 芦別岳

2021年09月25日(土) [日帰り]

• GPS: 08:37
• 距離: 12.8km
• 登り: 1,527m
• 下り: 1,522m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:56
• 休憩: 1:37
• 合計: 8:33

5:35 新道登山口
6:45 6:45 見晴台
7:18 7:19 鶯谷
8:00 8:04 半面山
8:13 8:13 熊の沼
8:44 8:48 雲峰山
9:22 10:25 芦別岳
10:51 11:04 雲峰山
11:30 11:30 熊の沼
11:36 11:49 半面山
12:27 12:27 鶯谷
13:00 13:01 見晴台
14:10 14:10 新道登山口
14:12 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

富良野市街から道道985号で南下。水源池の方向で右折。新道登山口前の駐車場へ。10台程度駐車可能。

コース状況／危険箇所等

綺麗にササ刈りされていた。

写真

9/25 4:59

富良野の宿を出て登山口へ向かう。山容がわかる。

9/25 5:06

左側の1番高いところが、芦別岳のピークか？

9/25 5:21

登山口駐車場に到着。水源池の夜明け。渡り鳥なのか、カモが水面を泳ぐ。

9/25 5:34

年季の入った注意看板。

9/25 5:34

鹿が飛び出さないように設置されたネットを通り抜けるために新道登山口のゲートがある。

9/25 6:02

樹林帯の登山道は歩きやすい。

9/25 6:09

ドスン、ドスンという足音の後、バキバキと木の枝が折れる音がして、思わず身構える。

9/25 6:21

苦しんでうめくほどキツい坂のプロローグ？

9/25 6:37

負けるなと励まされる。

9/25 6:46

ササ刈りされていて、見晴らし良い見晴台。

9/25 7:17

赤、青、黄色。秋の色。

9/25 7:18

鶯谷に到着。特に何もない。

9/25 7:28

スラブの上り。

9/25 7:35

夫婦岩。険しさが威圧してくる。

9/25 8:01

視界は良い。このまま持ってほしい。

9/25 8:02

ここから、やや切り立った稜線を進む。右側は崖。高所恐怖症には恐い。

9/25 8:03

低山の向こうに標高2000mに近い大雪の山々。

9/25 8:07

奥が目指す芦別岳。その前に手前の雲峰山を越えなけばならない。登り返しがある。

9/25 8:10

淀んだ水溜り。浄水器通したり、煮沸しても飲むにはきびしい。

9/25 8:11

雲峰山に険しさはないが、登山道はジグザグの上り。

9/25 8:12

旭商生遭難碑。近年の遭難事故ではなさそう。

9/25 8:26

直登でも良いと思うが、ジグザグに切られた登山道。

9/25 8:37

ヒグマのフンだな。

9/25 8:38

山頂側から見るとなだらかだが、半面山まで右側に望む屏風岩は、その名の通り切り立った崖で、威圧してくる。

9/25 8:44

雲峰山山頂でついに芦別岳の裾野がわかる。てまえの切り立った尾根が威圧してくる。

9/25 8:52

雲峰山を芦別市側に下り振り返る。この山も北側が切り立った崖だった。

9/25 8:57

右側が切り立った崖のため、絶対右側にバランスを崩さないよう注意して登る。非常に恐い。

9/25 9:16

ハイマツ帯を道はジグザグに登り、山頂手前で直登となる。右側は崖。ここも注意。

9/25 9:30

やっと登頂。旧道側の景色。

9/25 9:31

山頂から北西の方向。中央に見える旧道周辺でヒグマがよく見られる。

9/25 9:31

雲が抜けた北側。

9/25 9:31

南の方向。遠くに夕張岳。登りたい。

9/25 9:32

撮影していただいた。

9/25 10:13

西側。富良野盆地と通過してきた、雲峰山。

9/25 10:13

山頂から南側に続く稜線。険しく、進むのはむずかしい。

9/25 10:27

下りの方が緊張感が解けるが、慢心してはいけない。

9/25 10:35

この辺りの笹藪もヒグマの目撃がある。（ヤマレコ山行記録）

9/25 10:41

また落ちていた。我々を警戒せよと言わんばかり。

9/25 10:43

スラブ。左は崖なので注意が必要。

9/25 10:46

雲峰山の北側。ここも崖。

9/25 10:48

天気がよかったのが、何よりの救い。

9/25 10:56

雲峰山の展望ポイント。ハイマツが刈られたのか、遮るものが無く、芦別岳の山容を一望できる。北側は崖なので注意。

9/25 11:00

富良野市街方向。

9/25 11:02

南方向。遠くに夕張岳。

9/25 11:05

雲峰山から下る。

9/25 11:47

半面山から東側、大雪山系を望む。

9/25 11:48

何年ここにあるのか、打たれて続けて穴が空いていた半面山の鐘。

9/25 11:53

再び屏風岩を仰ぐ。

9/25 12:05

スラブの下り。

9/25 12:11

再び夫婦岩。

9/25 12:51

ナナカマドの実は熟しすぎると黒に。

9/25 13:00

かなり標高を下げたが、疲れで登山口は遠く感じる。

9/25 14:13

下山。この後グローブをどこかに置き忘れる。あああ。

9/25 14:19

朝は気づかなかったが、巨大な慰霊碑が。

9/25 14:21

雲峰山の手前にあった慰霊碑は遭難場所を示していたのか？

撮影機器：

iPhone 12 Pro 256GB SIMフリー Apple

感想

GICK

標高1,100mを越えたあたりから、その荒々しさを見せつけてくる。樹木に覆われているが、登山道は稜線の切り立った崖の上を通り、気を抜くことができない。ヒグマの目撃も多く、登山道にはフンがたくさん落ちていた。この時期の知床、羅臼岳よりその数は多く感じた。

芦別岳山頂手前の雲峰山山頂で、体力を考えここで下山すると言われる方がいたが、登頂、更には下山、そして帰宅までが登山なので、長く山を楽しむ事を考えるならば、無理はしない事。その決断は大切と感じた。

私も、難易度の高い旧道より容易な新道コース登山を選択したが、自分のスキルに合っていて正解だった。