大根沢山のつもりが日向山まで
- GPS
- 17:44
- 距離
- 38.8km
- 登り
- 2,843m
- 下り
- 2,888m
コースタイム
2日目 お立ち台(6:28)-1367.1m(7:49)-1620m(8:56)-日向山(10:09)-展望地(10:28-11:05)-日向山(11:25)-お立ち台(13:20-13:37)-千頭ダム(14:45)-寸又峡(17:45)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
お立ち台から日向山 古い赤テープ、M大プレートもあり古くから歩かれていた模様 赤テープ等が所々有り迷うことは無かった ガレの縁を歩くような箇所は無く道は安定してそう 1620mの次のピーク手前と山頂手前が少し藪ぽっかったがその他は藪も無し 1620mと次のピークが広い平坦地となっていて視界が効かないときは注意が必要 参考にした記録 hijirikaiさんの記録 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-297561.html 南アルプス南部調査人のブログ http://minamialps-south.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/2013518-c7f1.html |
写真
感想
寸又側から大根沢山までいき畑薙に降りる予定だったが、足の調子が悪くまた水が足らなく、日向山までで寸又に戻ってきてしまった。
千頭ダムから天地吊橋へ行く途中にあるトンネル手前に水がとれる場所へ行くと、今回は枯れていて水滴が墜ちる程度だった。ここの水を期待していたので、水を1リットルしか持っていなかったので、右岸林道を戻って水を採るか迷ったが、左岸林道のどこかで採れるだろうと天地吊橋方面から、お立ち台に向かう。日向林道の状態を確認しよう思ったが、足の甲が痛くなってきていたのでお立ち台にそのまま向かう。お立ち台に着くとトイレの所に犬がいてびっくりした。左岸林道をきたのだろうか?痩せていて元気が無いようだった。とりあえず荷物を置いて、水を探しがてら左岸林道を上流に向けて進む。1km進んだところでGWの時に怖い思いをしながら渡った崩落地にでる。ここまで水は無かったが、崩落地はGWの時よりもさらに状態が悪くなって細かい砂利のいかにも滑りそうな斜面が広がっていたのでとても先には行けなかった。お立ち台に戻り今度は下流に向かって進む、少し行くと林道上にコンテナハウスが置かれていた。中身は何も無かったが雨の場合にはいい泊まり場所になるだろう。コンテナハウスの側面に熊?の張り手の跡が残っていた。さらに進むと日向林道との分岐に着くが、ちょうど分岐の箇所で林道が崩落していて、土砂が日向林道まで押し出していた。ここまで枯れ沢は有ったものの水はあいかわず採れていない。あと少しだけ進むがこの先も水は採れそうにないので諦めてお立ち台に戻る。トイレの所にいた犬は姿が見えなくなっていた。テントを張って一息してから、写真を撮っているとトイレの近くの草むらに犬がまだいた。こちらを警戒しているようだったがあまり動かなかった。夕食をとった後1リッター有った水は半分に減ってしまった。明日はアザミ沢のコルまで行く予定だが、足も痛く水も足りそうに無いので、予定を変えて日向山まで行けるところまで行って寸又峡に戻ることにした。
夜中にテントのすぐ外で今まで聞いたことのない獣の鳴き声で起こされる。熊かと思ってしばらく緊張して耳を澄ましているとテントの近くで獣の足音がして生きた心地がしなかったが、暫くすると聞き慣れた鹿の鳴き声がテントの近くで聞こえ少し安心した。その後また先ほどの聞き慣れない獣の鳴き声がしたが、だいぶ遠くから聞こえたので安心して寝てしまった。テントの外で熊?の存在を感じたのは足尾の国境平以来だった。
翌朝、テントを撤収して日向山への尾根に取り付こうとトイレの方に行くと昨日の犬がまだいた。よく見ると震えていて寒そうにしていたので、朝食に食べようとしていたビスケットをあげるとあっという間に食べてしまった。これで少しは元気が出るだろう。日向山への尾根は、古い赤テープ、M大プレートもあり古くから歩かれていた模様で、ガレの縁を歩く箇所もなくまた、1620mの次のピーク手前と山頂手前が少し藪ぽっかったがその他は藪も無く歩きやすい道だった。ただし1620mと次のピークが広い平坦地となっていて視界が効かないときは注意が必要かと思われた。日向山山頂は視界が効か無いので、作業小屋のある展望地まで行く。作業小屋は数年前に利用させてもらったが今回も鍵はかかっていなかったので中で暫く休んで少しだけ先に進むか、このまま小屋に泊まってしまおうか悩んだが、どちらにしても水が足らなくまた、足の甲の痛みがあるもののだましだまし歩けそうなので、やはり戻ることにした。帰りは2時間ほどでお立ち台まで戻ることが出来た。お立ち台に戻ると犬はいなくなっていた。朝のビスケットで元気が出て移動できのだろうか?
千頭ダムから右岸林道を寸又峡に向かいはじめのトンネルをすぎて暫く行ったところで沢から水を採ることが出来て一安心する。3連休の2日目で寸又峡の宿は空いていないだろうから近くのテントが張れそうなところまででもよかったが、明るいうちに寸又峡まで行けそうなのでそのまま歩く、尾崎台の展望台でテントを張ろうかと思っていたが、まだ明るく観光客がいたので温泉街までいき何軒かの宿で空き室があるか聞いたがやはりどこも満室で諦めて寸又峡の外れにある駐車場の隅にテントを張らしてもらい、翌日翠紅苑で日帰り温泉に入ってから寸又峡を後にした。
帰りに島田で途中下車して日本三大奇祭との説もある島田の帯祭りを少しだけ見学してから帰宅した。
今回も予定通り歩くことが出来なかったが、左岸林道を使わずに大無間、大根沢方面に行く安全なルートが確保できのでよかった。
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