記録ID: 366543
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ハイキング
御在所・鎌ヶ岳
雨のイブネ 犬と行く鈴鹿山麓
2013年10月23日(水) 〜
2013年10月24日(木)
三重県
滋賀県
chippokun
- GPS
- 29:00
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 929m
- 下り
- 608m
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��7:30朝明駐車場−9:00根ノ平峠−9:40上水晶谷−11:45小峠−南東尾根−13:15イブネ北端
��7:50イブネ−8:20佐目峠−8:55杉峠−9:30御池鉱山跡−10:45コクイ谷出合−12:00根ノ平峠−13:10朝明駐車場
��7:50イブネ−8:20佐目峠−8:55杉峠−9:30御池鉱山跡−10:45コクイ谷出合−12:00根ノ平峠−13:10朝明駐車場
| 天候 | 雨・霧(台風接近中でした) |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
コース状況の悪い箇所は、朝明渓谷に近いところで一箇所崩れているところがあるだけで、他は特にありませんでした。 が、小峠を通るルートは山に慣れていない人にはお勧めできないと思いました。 不運が重なると、事故につながる可能性がけっこう大きいと感じました。 |
写真
夕方に東京を出発。
駐車場に到着したのは1時近く。
ちっぽは晩御飯。
駐車場に到着したのは1時近く。
ちっぽは晩御飯。
途中、一箇所だけ崩れているところあります。すぐ横を通ります。写真は通ってから振り返ってのショット。
ポイントごとに、丁寧な標識が出てきます。これに従っていれば安全と思われます。根ノ平峠の方向、奥へ進む。
根ノ平峠に到着。ちっぽは、ときおり姿を見せる鹿とか猿に夢中。あぶなっかしくてノーリードには絶対できない。
鈴鹿山麓は初めて来たのですが、こういった林相がとても美しいです。
沢を渡ってすぐのところに、こんな標識。電波が入るのか確かめれば良かった。
今回は杉峠方面に向かわず、西へ向かって、そこで神崎川を渡ります。
途中、ルートから少しはずれたところに石組みの跡。あちこちに昔の生活の跡があります。
水に入れない犬。こいつを抱えると、ザックを含めて全重量100キロになる。
靴脱ぐのが面倒なので、ビニール袋＋スパッツ。靴の中はなんとか濡れずに済みました。
渡渉して対岸へ。さっき見えていた標識。この奥の沢を登っていきます。小峠へ
少し進んでから振り返ってのショット。倒木もあるけど、そこを進んでいきます。
真っ直ぐに進むべきところを、右の沢へ進入。なんとなく歩きやすいように見えたのですが、途中からものすごい急な斜面になってしまい…派手にズリ落ちたりして、ヘロヘロになりながら登りきる。ここで1時間も使ってしまった。山に慣れていない人は通らない方が良いです。
2
10/23 10:56
真っ直ぐに進むべきところを、右の沢へ進入。なんとなく歩きやすいように見えたのですが、途中からものすごい急な斜面になってしまい…派手にズリ落ちたりして、ヘロヘロになりながら登りきる。ここで1時間も使ってしまった。山に慣れていない人は通らない方が良いです。
「小峠はどこかしら」無理に探すより、先へ進もうと決めて、オニギリを頬張る顔を上げると、「小峠」の標識。ずっこけた。
あら、地面にも落ちてた。ってことは正解のルートの終点が近くにあるはず…
最後はロープを使って登りきるのね。どっちにしろ、このルートは犬連れじゃ無理があるな、と反省。犬連れでなくてもちょっと危険か…
1
10/23 11:50
最後はロープを使って登りきるのね。どっちにしろ、このルートは犬連れじゃ無理があるな、と反省。犬連れでなくてもちょっと危険か…
見えづらいですが、「↑クラシ イブネ北端」と書いてあります。さあ、ここから南東尾根を登っていきます。
尾根は途中で細いところも出てきますが、それほど危ない箇所はありません。
イブネ北端か？と思いきや、ここはまだ途中。P1125付近。ここからもう少し登ります。
イブネ北端に出ました。小峠付近での一件があったので、ホッとしました。
ここらへんはもう雨風が強い。横殴り。屋根になってくれる木々もないので、あっという間に濡れる。
苔むす素敵な大地。イブネ。ゆっくり散策したいけど…急いでテントを張る。
急いでテントを張る。いままでで一番早く組み立てたと思う。テントを張るやいなや、ちっぽは飛び込んで行きました。「もう歩けない！寝る！」無理させてごめん…
5
10/23 14:03
急いでテントを張る。いままでで一番早く組み立てたと思う。テントを張るやいなや、ちっぽは飛び込んで行きました。「もう歩けない！寝る！」無理させてごめん…
夕方、暗くなる前にトイレのために外へ。雨風は強いまま。南側の谷からものすごい勢いで雲が流れ込んでくる。
テントは一番大きそうな茂みの影に。風は防げたけど、それでも雨が内側に染み出してきて、なかなか冷たい夜を過ごしました。夜はひとり、反省会。
1
10/23 16:54
テントは一番大きそうな茂みの影に。風は防げたけど、それでも雨が内側に染み出してきて、なかなか冷たい夜を過ごしました。夜はひとり、反省会。
翌朝。ちっぽは寝不足顔？雨は止んでいたけど、風は相変わらず強かった。
一晩中、テントを風から守ってくれた茂みにお礼を言ってイブネにさようなら。
3
10/24 7:52
翌朝。ちっぽは寝不足顔？
雨は止んでいたけど、風は相変わらず強かった。
一晩中、テントを風から守ってくれた茂みにお礼を言ってイブネにさようなら。
雨は止んでいたけど、風は相変わらず強かった。
一晩中、テントを風から守ってくれた茂みにお礼を言ってイブネにさようなら。
台風で天気がどうなるか分からないので、安全優先で下山することに。
紅葉がキレイ。
紅葉がキレイ。
帰りも、何回か渡渉。前日と同じビニール袋。ラストの渡渉では、さすがに靴下が少し濡れた。でも気にならない程度。何か改善できるはず。
10/24 10:19
帰りも、何回か渡渉。前日と同じビニール袋。ラストの渡渉では、さすがに靴下が少し濡れた。でも気にならない程度。何か改善できるはず。
この山域の登山記録を探していると遭難に関するものをちょくちょく見つけます。コクイ谷に入らせないようにするのも分かります。低山のほうが迷うと厄介なんですよね…
2
10/24 10:47
この山域の登山記録を探していると遭難に関するものをちょくちょく見つけます。コクイ谷に入らせないようにするのも分かります。低山のほうが迷うと厄介なんですよね…
行きの渡渉はほとんど抱えてやらないとダメだったのに、帰りは自分でちゃっちゃか渡っていった。なんだ、やればできるんじゃない。
4
10/24 12:22
行きの渡渉はほとんど抱えてやらないとダメだったのに、帰りは自分でちゃっちゃか渡っていった。なんだ、やればできるんじゃない。
撮影機器：
感想
休暇を取って、楽しみにしていた八ヶ岳。
ドンピシャで台風がやってきた。
行き先を強引に変更して、前から気になっていた鈴鹿山麓へ。
目的のイブネには行くことが出来ましたが、
下調べが中途半端で、まさかバリエーションルートを通るとは…登りながら気づきました。
「これって、いわゆる、バリ…？」
はじめて行く山域では、もっと慎重に行動しないと…
犬の安全確保も中途半端になってしまい、今回の山行は反省点多し。
(イブネへは、杉峠経由のルートが一番確実です)
しかし、この山域がとても気に入りました。
イブネ、本当に素敵なところでした。
霧のイブネも素敵だったけど、もっと隅々まで散策したかった。
悪天で、クラシにも行けなかった。
大瀞や中峠も通りたかった。
もっと時間をかけてあっちこっち歩きたいし、周りの御在所岳や国見岳、雨乞岳などにも登りたいと思いました。
(いつかはオゾ谷へも・・・)
来年の春以降、きっとまた来ます！
「アルプスだけが山じゃない」「ピークハントだけが登山じゃない」という言葉に頷いてしまいます。
自分の登山における安全を、再確認しようと思わせてくれた山行でもありました。
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chippokunさん 初めまして。
近郊の山ではなく、我がホームの鈴鹿へようこそ。
鈴鹿の山は里が比較的近く紛らわしい踏み跡や、いわゆるバリエションルートも各所にあります。それと、山奥で見る窯跡は珍しいものではありません。
今回歩かれた小峠〜イブネ間もそのバリエションルートになると思います。
スケールはさほどではありませんが、山の魅力が詰まった鈴鹿にまたおいでください。
onetotaniさん、はじめまして。
コメントをいただき、どうもありがとうございました。
遠くまで足をのばした甲斐があり、とても素敵な山を歩くことができました。
登山をはじめてまだ１年ほどしか経っていない初心者で危なっかしいところばかりなのですが、鈴鹿に山の魅力を教えてもらい、ますます熱が高まってしまいました。
また遊びに行きますね！
そのときはonetotaniさんの記録も参考にさせていただきます。
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