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記録ID: 367768
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ハイキング
近畿

伯母子岳の図根点を確認 赤谷峰 夏虫山 (野迫川村大股より)

2013年11月09日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
15.6km
登り
1,209m
下り
1,219m

コースタイム

登山口 9:10
9:44 萱小屋 見学 9:47
10:22 桧峠
10:45 分岐
10:59 伯母子岳 小休憩 11:06
11:16 伯母子峠 11:18
11:48 赤谷峰(あかだにのみね)大休憩 12:05
12:29 伯母子峠
12:44 分岐
13:24 夏虫山 13:26
13:45 小辺路(こへち・こへじ)合流
13:48 桧峠
14:18 萱小屋
14:45 登山口
天候 晴れ
気温 7〜13度
過去天気図(気象庁) 2013年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
野迫川村大股登山口には車両5台程度の駐車スペース、トイレ、自動販売機が設備されている。
登山届けのボックスは見当たらないが、トイレ施設の脇に自由帳のようなものがあり登山ノートのように使われているようだった。
道程はどちらからでも林道クラスの細道をたどることになるので慎重な運転が求められる。
コース状況/
危険箇所等
小辺路(こへち)については、大股集落〜伯母子岳の上り口分岐まで、全線・幅2〜3mにて整備されていて、まるで林道のようである。よって、山道の様相を無くしているとも言えそうだった。
桧峠周辺は深層崩壊初期の段落ち状況がみられ併走する形で迂回路が設定さている。
奥駈道・中辺路(なかへち・なかへじ)に比べこの区間では道標はやや少ないように思えた。せめて、地図を持参すれば迷うことは少ないであろう。
赤谷峰(あかだにのみね)・夏虫山へはトレイルを選択して縦走路をはずさなければ落葉により見通しのきく今の時期なら心配ないが、視界がきかない状況ではしっかりした地図読みが必要と思われる。

出会った人 約25名
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世界遺産が誇らしい。
人口500名以下の野迫川村ですが、世界遺産を有しています。
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世界遺産が誇らしい。
人口500名以下の野迫川村ですが、世界遺産を有しています。
大股の紅葉をみながらのスタートで気持ちいい。
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大股の紅葉をみながらのスタートで気持ちいい。
少し高度をあげて・・
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少し高度をあげて・・
も少し、高度をあげて・・、この紅葉で満足なので、このまま帰っても良いかなぁと足を止めたが・・、カロリー消費のために歩くことにしました。
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も少し、高度をあげて・・、この紅葉で満足なので、このまま帰っても良いかなぁと足を止めたが・・、カロリー消費のために歩くことにしました。
かなり登りましたが、ここからが登山口?すこし違和感?
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かなり登りましたが、ここからが登山口?すこし違和感?
ジグザクな登りが続きます。
赤松、多し。探せば松茸が・・、見つけても採ってはいけませんね。
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ジグザクな登りが続きます。
赤松、多し。探せば松茸が・・、見つけても採ってはいけませんね。
杉・桧の植林。
たまに、自然林。
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たまに、自然林。
開けたところで紀伊山地の紅葉に湧く山々。
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開けたところで紀伊山地の紅葉に湧く山々。
道幅広すぎて林道徘徊の気分です。
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道幅広すぎて林道徘徊の気分です。
一汗で、萱小屋に到着。
ちょっと見学を。
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一汗で、萱小屋に到着。
ちょっと見学を。
充実装備です。明るいし、囲炉裏に、ストーブまである贅沢さ。
でも、水はどうなんでしょう?
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充実装備です。明るいし、囲炉裏に、ストーブまである贅沢さ。
でも、水はどうなんでしょう?
下・植林、上・自然林。
下・植林、上・自然林。
紅葉の中で馬酔木の緑が目立ちます。
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紅葉の中で馬酔木の緑が目立ちます。
黄葉の集合。通ってくる日差しまで黄色。
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黄葉の集合。通ってくる日差しまで黄色。
崩落後の整備のされ方が・・、すごい予算かかってる。
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崩落後の整備のされ方が・・、すごい予算かかってる。
この先、初期の深層崩壊の地盤が段落ちしてるため上へ巻き道が設定されています。
この先、初期の深層崩壊の地盤が段落ちしてるため上へ巻き道が設定されています。
桧峠
ここまでは登り基調でしたが、ここからは暫く穏やかな道となります。
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桧峠
ここまでは登り基調でしたが、ここからは暫く穏やかな道となります。
汗が引いていく・・
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汗が引いていく・・
夏虫山分岐。
ここは(向かって)左です。
夏虫山分岐。
ここは(向かって)左です。
伯母子岳が姿を見せます。
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伯母子岳が姿を見せます。
ほぼ全線、重機でガッツリ道作りしましたって感じです。
そしてこの先を2つほど角を曲がったとたん・・、出合がしらに・・。
ほぼ全線、重機でガッツリ道作りしましたって感じです。
そしてこの先を2つほど角を曲がったとたん・・、出合がしらに・・。
20名ほどの団体さん(たぶんツアー)、とすれ違い、振り返ってパチリ。

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20名ほどの団体さん(たぶんツアー)、とすれ違い、振り返ってパチリ。

広い道は続く。
分岐。(向かって)右・護摩壇山方向。中・伯母子岳。左・伯母子小屋、峠。
よって、中央を真直ぐに山頂へ。
分岐。(向かって)右・護摩壇山方向。中・伯母子岳。左・伯母子小屋、峠。
よって、中央を真直ぐに山頂へ。
やっと、山道を歩く感じです。
やっと、山道を歩く感じです。
ちょっと急坂。
山頂が見えてきましたが、汗も出てきました。
山頂が見えてきましたが、汗も出てきました。
広〜い山頂です。
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広〜い山頂です。
新宮FCCさんの山頂板。
上部の板は不明です。どちらさんだろう?
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新宮FCCさんの山頂板。
上部の板は不明です。どちらさんだろう?
やはり、地図の通り、伯母子岳山頂に三角点はありませんでした。
これは、図根点です。薄く「図」の字が確認できました。
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やはり、地図の通り、伯母子岳山頂に三角点はありませんでした。
これは、図根点です。薄く「図」の字が確認できました。
西・護摩壇山、龍神スカイライン方向。
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西・護摩壇山、龍神スカイライン方向。
南・遠くに霞でいますが果無(はてなし)山脈。
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南・遠くに霞でいますが果無(はてなし)山脈。
大峰を拡大。
(向かって)左・弥山、八経ヶ岳、明星ヶ岳。
やや右、サメの背びれのような釈迦ヶ岳。
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大峰を拡大。
(向かって)左・弥山、八経ヶ岳、明星ヶ岳。
やや右、サメの背びれのような釈迦ヶ岳。
北、正面の2つのピークの(たぶん)荒神岳。かなり山深い所ですが立里(たてり)荒神社は参拝者が絶えません。
その奥は金剛山ですね。
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北、正面の2つのピークの(たぶん)荒神岳。かなり山深い所ですが立里(たてり)荒神社は参拝者が絶えません。
その奥は金剛山ですね。
伯母子岳より小屋方向に下ります。
滑ります。
伯母子岳より小屋方向に下ります。
滑ります。
正面の赤谷峰へ行くことにします。
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正面の赤谷峰へ行くことにします。
まずは伯母子小屋へ・・
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まずは伯母子小屋へ・・
小屋が突然現れます。
冬季使用禁止らしいですが。施錠は無いようです。水洗トイレは使えないみたいです。
小屋が突然現れます。
冬季使用禁止らしいですが。施錠は無いようです。水洗トイレは使えないみたいです。
標示がにぎやかです。
標示がにぎやかです。
小辺路の石柱。
こちらは古い道標です。
読み取りにくくなっています。
こちらは古い道標です。
読み取りにくくなっています。
赤谷峰へのトレイルを進みます。
緩やかに登る感じです。
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赤谷峰へのトレイルを進みます。
緩やかに登る感じです。
索道のヤグラ跡のようです。
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索道のヤグラ跡のようです。
このテープ、ロープからやや右に曲がりつつ進みます。
このテープ、ロープからやや右に曲がりつつ進みます。
何かの構造物の後。なにがあったんだろう?
何かの構造物の後。なにがあったんだろう?
もう少しです・・
もう少しです・・
松に囲まれた山頂が・・。
松に囲まれた山頂が・・。
新宮FCCさんの山頂板。これ一枚だけでした。
新宮FCCさんの山頂板。これ一枚だけでした。
赤谷峰、ここには三角点ありです。
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赤谷峰、ここには三角点ありです。
紀伊山地の山深さを眺めつつ、大休憩。
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紀伊山地の山深さを眺めつつ、大休憩。
縦走で繋がる(正面の)伯母子岳。
(向かって)右手に夏虫山。
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縦走で繋がる(正面の)伯母子岳。
(向かって)右手に夏虫山。
戻り道、開放的なので歩きやすいところを歩くのが正解のようです。
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戻り道、開放的なので歩きやすいところを歩くのが正解のようです。
ここは真ん中を登ります。
ここは真ん中を登ります。
伯母子小屋を通過。
伯母子小屋を通過。
伯母子岳を巻くように走る小辺路です。
伯母子岳を巻くように走る小辺路です。
山頂方向。
登ってきた分岐。ここは来た方向の右へ下ります。
登ってきた分岐。ここは来た方向の右へ下ります。
下って・・
下りきったところから尾根に取り付きます。
下りきったところから尾根に取り付きます。
上りはやや荒れています。
上りはやや荒れています。
小ピークを3つほど登ります。
歩きやすい場所もあります。
小ピークを3つほど登ります。
歩きやすい場所もあります。
馬酔木のようですが、今の時期から花房をつけるのでしょうか?これから厳しい冬を迎える季節ですが・・。
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馬酔木のようですが、今の時期から花房をつけるのでしょうか?これから厳しい冬を迎える季節ですが・・。
ちょっとした岩場。
ここは、左から巻きました。
ちょっとした岩場。
ここは、左から巻きました。
1328mピークから直角に西へ進みます。
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1328mピークから直角に西へ進みます。
青テープが導いてくれると思ったら鞍部で終わってました。
青テープが導いてくれると思ったら鞍部で終わってました。
鞍部より登り、ちょっと険しい。
鞍部より登り、ちょっと険しい。
2段のピークを登りきると・・。
2段のピークを登りきると・・。
夏虫山山頂です。
ここは、山頂板(札)が賑やかでした。
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夏虫山山頂です。
ここは、山頂板(札)が賑やかでした。
ここにも三角点があります。
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ここにも三角点があります。
今は落葉で少しは視界が開けますが、それでも見晴らしは優れません。
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今は落葉で少しは視界が開けますが、それでも見晴らしは優れません。
帰りま〜す。
ここで、下から上がってくる4人パーティ。
「伯母子岳はこちら?」
「いえ、行けないことありませんがお勧めできません、分岐までご一緒して説明します。」
で一緒に下ってます。
帰りま〜す。
ここで、下から上がってくる4人パーティ。
「伯母子岳はこちら?」
「いえ、行けないことありませんがお勧めできません、分岐までご一緒して説明します。」
で一緒に下ってます。
ここで、伯母子岳への順路をご説明。
「ここから、このまま小辺路を20〜25分進んで十字路を真直ぐ5〜600m直登で山頂です。」
ここで、伯母子岳への順路をご説明。
「ここから、このまま小辺路を20〜25分進んで十字路を真直ぐ5〜600m直登で山頂です。」
で、見送りながらパチリ。
でも、この分なら2時30分ごろ山頂。
30分休憩で、下山だと5時ごろになりそうですが。まぁ、4人もいれば大丈夫か。
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で、見送りながらパチリ。
でも、この分なら2時30分ごろ山頂。
30分休憩で、下山だと5時ごろになりそうですが。まぁ、4人もいれば大丈夫か。
このあたりでは、標高1100m辺りからはまだ紅葉が楽しめます。
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このあたりでは、標高1100m辺りからはまだ紅葉が楽しめます。
紅葉と・・
植林が、交互に現れます。
植林が、交互に現れます。
先ほど踏んだ夏虫山を見上げます。
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先ほど踏んだ夏虫山を見上げます。
この紅葉と植林の中を歩いて下って来ました。
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この紅葉と植林の中を歩いて下って来ました。
萱小屋は通過しながら観察すれば、かつては数件〜10軒以上の集落だったようです。
石積み後や平地がかなりありました。
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萱小屋は通過しながら観察すれば、かつては数件〜10軒以上の集落だったようです。
石積み後や平地がかなりありました。
下りつつ、この辺りから川を流れる水音が聞こえてきます。
下りつつ、この辺りから川を流れる水音が聞こえてきます。
当たり前のことですが、大股集落の方は毎日この紅葉と少しずつの変化を見ていらっしゃるんですよね。
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当たり前のことですが、大股集落の方は毎日この紅葉と少しずつの変化を見ていらっしゃるんですよね。
出発地に到着です。
良い運動になりました。
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出発地に到着です。
良い運動になりました。

感想

前日(金曜)に、から揚げ・ラーメン・とんかつとガッツリのカロリーを摂取してしまったので、消費しようと思い、伯母子岳を選択。
ネットで調べてたら多くのブログ等で「伯母子岳の三角点」との記載がアップされていて、地図を眺めていたら伯母子岳には三角点マークが無いことに気がついて・・。だったら、見て来ようっと出発した。
あったのは図根点(ずこんてん)で、三角点に準ずるって存在なのでさほどの問題ででは無いが、地図は間違っていないことを確認できた。

夏虫山を踏んだ後、小辺路に戻ろうとしたら女性2名男性2名の方々が登ってこられて「伯母子岳」を聞かれた。行けないことはないが普通の小辺路ルートを勧めた。ちょっとだけ同行して案内させていただいたが・・。
元々、釈迦ヶ岳へ行こうとしたらしいが、林道工事による通行時間の規制で進めなかったので、伯母子岳へ変更したらしい。
で、迷って夏虫山への方向へ登ってしまったらしく、「もう、夏虫山でもええかなぁ」とまで仰っていたので、「いやいや、夏虫山は展望まるで無しですから、折角なら伯母子岳が良いですよ、200名山だし・・。」とおすすめ、ご案内させていたただいた。

伯母子岳は今回の大股からは2度目、龍神スカイラインから奥千丈林道を通っての登山口から3度ほど歩いていて、私としては歩きやすく好きな山である。

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