白銀山~星ヶ山を彷徨いに・・・バリエーション地図読みハイキング

2013年11月17日(日) [日帰り]

• GPS: 08:02
• 距離: 11.9km
• 登り: 872m
• 下り: 1,129m

コースタイム

8:06箱根湯本8:25
8:37発電所前BS8:42
8:51白銀山登山道入口
9:05箱根新道高架下
9:26登山道曲がり
9:54標高≒600m地点
10:30山頂手前の笹薮
10:52白銀山山頂12:05(11:17〜12:05分岐確認＆踏査)
12:16箱根ターンパイク白銀山登山口
12:28星ヶ山登山道入口
12:56弾正屋敷跡
13:04小田原城カントリークラブ脇
13:18星ヶ山13:35
14:04標高≒700m地点(686P手前)
15:52白銀林道・南郷山分岐
15:59白銀林道16:05
16:25湯河原カンツリークラブ脇
16:49太郎神社(鍛冶屋BS)17:09
17:20湯河原駅

天候

☀

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路：箱根湯本駅から上畑宿行きバスで発電所前下車
　　　http://www.hakone-tozanbus.co.jp/pdf/10122-004001.pdf

復路：鍛冶屋から湯河原駅行きバスで湯河原駅
　　　http://www.hakone-tozanbus.co.jp/pdf/35608-002001.pdf

コース状況／危険箇所等

危険箇所なし。
白銀山への登山道は急登と山頂手前に笹籔あり。
星ヶ山一帯は笹藪や自然(?)の藪。
※詳細は画像コメントに掲載

箱根湯本駅の後、太郎神社(鍛冶屋BS)までトイレなし。

写真

バス停から発電所への下り
坂に「須雲川自然探勝歩道」
の道標があります

発電所前BS

発電所前の吊り橋を渡ります

間もなく右手に白銀山への
登山口があります
※登山口とは出ていません

道なりに進み送電鉄塔420
号を過ぎると、このように
二俣に分かれているので右
に行きます

少し行くと左手にわかりに
くい踏み跡があります。
（右下を見下ろすと小屋の
ような建物が見える手前）
見上げれば箱根新道が見え
たかもしれませんが、ここ
では確認しませんでした。

箱根新道の高架下をくぐり
ます

くぐる際、擁壁の上を歩き
ます

そのまま少し行くと天狗沢
に出たら、左岸に渡ります

すぐに〔バス停〕の小さな
道標があるので、ここを左

そのまま直進し、ここまで
来てしまうと行き過ぎです

（私たちは行き過ぎたので
引き返しましたが）
〔バス停〕の小さな道標の
すぐ先に右に入る踏み跡が
あり、視線の奥に今日初め
て〔白銀山〕の道標が!!

急登が一旦緩んだところ。
標高≒600m地点

山頂手前はご覧の通り笹薮
(ここはまだ良いほう)

右手に二子山が見えます

【白銀山】山頂

三等三角点のようですが
“三”が欠けていました

箱根ターンパイクに下りる
右手の踏み跡を捜します。

気持ちよく下り過ぎ、引き
返して踏み跡を発見。
赤テープもあるし正解かと
思い下ろうとするも、笹薮
が濃く道路に下りられず…

もう少し白銀山方面まで戻
ってみることにすると、下
りでは見つけられなかった
道標が。
ちゃんと〔←弾正ヶ原〕と
出ていますが、足を踏み入
れるとすぐに踏み跡が薄く
なっていたため、この先の
行程を考え白銀山まで戻り
ます。

白銀山山頂に戻り、仕切
り直しです

白銀山から歩きやすい南西
の尾根を下りてターンパイ
クに出ました。

ターンパイクを10分ほど歩
くと左手にさきほど笹薮が
濃くて下りて来られなかっ
た場所の下に来ました。

対岸に星ヶ山(弾正ヶ原)
への登山口があります。
ここもちょっとわかりに
くいです。
ターンパイクを右カーブ
しながら来て、左カーブ
に差し掛かるあたりです。

20分くらい歩くと、尾根と
トラバース道の分岐があり
トラバース道を歩きます。
見上げた尾根上はたぶん藪

突然開けた所に出たと思っ
たら弾正屋敷跡(弾正ヶ原)
です

すぐさきに道標もあります
直進:ゴルフ場/行き止まり
　　　　　途中から星ヶ山
右：幕山公園・南郷山・
　　白銀林道・自艦水
直進ですが、右の道がない
か、見てもわかりません。

小田原城カントリークラブ
の脇に登山道があります。

5分弱で、人ひとり通れる
程の笹藪の道があります。
ファンタの缶はどなたか好
意でさしてくれたのでしょ
う。

星ヶ山へ入る道と、その他
もこの一帯はこんな笹薮ば
かりです。

空き缶の所から道なりに歩
いて来ると、右手に黄色リ
ボンがあるので右折。すぐ
先のT字路を左に曲がると

【星ヶ山】山頂
苔むした三等三角点

星ヶ山を出発し、ここ
標高≒700m地点(686P手前)までは順調でした。
が、このあと彷徨います。
※感想に書きます

薮を彷徨っていたら棘が刺
さってしまいました。
それにしてもこの逞しい腕
に見事に刺さったものです

南郷山を経由にせず、白銀
林道に下ります。

白銀林道に出ました。

林道から五郎神社に下ります

湯河原カンツリークラブ脇

みかん畑手前の道標。
前回はみかん畑で迷って、
この道標の左側から登って
来ましたが、正解は真っ直
ぐ下です。

薄暗くなってきましたが、
海とみかん畑です。

無事、暗くなる前に五郎神社
に到着。
この後のバスに乗ります。
鍛冶屋BSは神社の目の前です

湯河原駅に着いた頃には
すっかり暗くなってしま
いました。
電車の中で反省会をしな
がら帰りました。

感想

甲斐ヶ嶺

地図読みハイキング第3弾。
何年も前から歩きたかった【白銀山】から【星ヶ山】を
つなげられそうなのでチャレンジしてみました。
結果彷徨いまくり、自分のできなさ加減を思い知らされ
たのでした。

星ヶ山から南郷山へ向かう道(？)では、藪の丈が高すぎ
て何も見えず、踏み跡を行きつ戻りつする内に、完全に
現在地がわからなくなってしまいました。
コンパスの指し示す方角へはどうやっても進めず、この
方向に下りればどこかで林道に下りられるだろうと思っ
て下りて行っても、やはり藪に阻まれ下りられず。
（下山後に地形図をよく見てみたら、林道の縁はすべて
崖でした。）
現在地がわからない以上、コンパスの方角だけを頼りに
南郷山を目指して下るか星ヶ山に戻るしかない。
と、1時間半近く彷徨ってしまったので、これから星ヶ
山に戻ったところで真鶴方面に下りる道もわからなかっ
たら白銀山まで引き返して三所山から箱根湯本に下る頃
には暗くなってしまう…。
とにかく高みに登り返して、何か見ないか確認しよう！
と、悪戦苦闘しながら登り返したところが 686ピークの
あたり。
やっと南郷山が見えた！踏み跡はわからないけれど、そ
っちへ進もうと歩き出すと、また藪。あとはコンパスを
見ながらひたすらその方向へ下りて行くと、686ピークを
巻いているらしい“道”に出ました。
一体どこで間違ったんだろう？？？でも良かった〜。
間もなく自艦水分岐の道標と南郷山・白銀林道分岐の道標
が現れ、南郷山経由にはせず白銀林道に下りました。
（あとは画像に書き込んだとおりです）

バリエーションでの地図読みではなく、一般ルートでの
地図読みを数こなしていこうと反省しました。
付き合ってくれた山友Yさんには、ひたすら感謝です。
笹薮漕ぎも前を代わってくれた上に、「藪漕ぎ楽しかった
よ」とまで言ってくれて…。ありがとうございました。

コメント

taka-pulse

ご苦労様でした。
kaiさん、こんばんは。

写真コメ 読んでてハラハラしちゃいましたよ 。
日も落ちて、大分焦りませんでした？

でも、あの二の腕なら大丈夫かな？

藪漕ぎは体力消耗 しますからね。
とにかくお疲れ様でした。

甲斐ヶ嶺

色々なことが頭をよぎりました
takaさん、コメントありがとうございます。

客観的にみたほうがドキドキハラハラですよね。
すみません。
あの状況で日が暮れたら全く身動きが取れないので、
早く決断しなくちゃと思いつつも、なんとか林道に
出られないものか、悪あがきをしてしまいました。
でも、仮にビバークしたところでどうにもならない
ことは解っていたので、下りるか戻るかを決めたら
落ち着きました。
一緒に行ってくれた山友を家に帰せなかったらどう
しよう…と思った時間帯もありました。
その一方で、一人じゃなくて本当に良かったと思い
ました。

これからも地図読みに励みます！

七瀬るう@4代目散歩師&ご近所冒険家

昨日このルート登りました。
いやぁ、途中までは同じだったんですけど白銀山の上の方は完全に道を見失いました。登頂できたのは奇跡ですね。星ヶ山はちょうど歩いていた人がいたので聞いたら藪などで無理だと言われて断念しましたよ。改めて登りたいと思います。

甲斐ヶ嶺

Re: 昨日このルート登りました。
nanaseruwさん、コメントありがとうございます。

こんなレコを見てくださる奇特な方がおられたことに驚きました。
笹薮道迷いの悪いお手本ですねσ(^^;)
でも、職場の同僚の旦那さまも上しか見えないという、同様の体験を
したそうです。
リトライ頑張ってください！