紅葉の関八州見晴台
zaoluck
その他5人 - GPS
- --:--
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 739m
- 下り
- 766m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
吾野駅：駅前商店あり |
| コース状況／ 危険箇所等 |
※GPSの不調でルート編集ができず、一部手入力しています。 ★15時までだった休暇村の日帰り湯が、11月から16時到着まで入れるようになりました！ 福音です。 前夜雨があったものの、不動三滝ルートもほぼ乾いていました。このルートは途中、民家の庭先をかすめたり林道を歩いたりで、行く手を見失いがちなので注意（初めて行く方はzaoluckの10月の下見踏査山行レコも参考にしてみてください）。 紅葉は木によってまちまちでしたが、高山不動尊のモミジは来週あたりが最も見頃という印象でした。全般に遅れ気味のようです。 前述の休暇村奥武蔵は、旧あじさい館以来の広々したお風呂が快感です。送迎バスは吾野駅上り電車にジャスト接続。1台目で積み残しが出そうになったら続行便を出してくれました。タダなのに申し訳ないくらいです。 |
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感想
最近、「山」と聞くだけで尻込みしがちなメンバーもいる職場の歩く会で、中ではイキのいい精鋭？が朝遅くの西吾野駅に集合。雲一つない暖かな秋の日差しの中を歩き出した。山間の小駅は陽気につられた大勢のハイカーでにぎわっている。
しばらくはアスファルトの車道を行く。パノラマ、萩ノ平両コースを分け、小橋の所で右折。元気なハイカーたちに抜かれはしたが、少数精鋭部隊の歩みはまずまずだ。50分余りで登山口着。3時がタイムリミット(11月から4時に延長とは知らなかった）の休暇村のお風呂に入ろうという一部メンバーの希望が現実味を帯びてきた。
急な山道をひと登りで大滝分岐。この滝はパスすることにしてまっすぐ行くと、民家の庭でモミジが真っ赤に紅葉していた。庭をかすめるように左へ歩いて民家を回り込み、林道を左へ折れて「不動滝」の看板で右に入る。少し登って下れば、白滝分岐の林道終点だ。
荷物を置いて白滝を見に行く。水量も多い2段の滝を見て、「ハイキングらしくなってきた」とメンバーも喜んでいる。記念撮影して、高山不動尊までの最後の登りにかかる。ジグザグに杉林を歩く本日一番の辛い区間だが、腹を減らした一行は会社近くのランチの店の話などに花を咲かせ、根を上げることなく無事に尾根上の分岐に出た。
その分岐で腰を下ろしていた女性グループから「子の権現はまだ先かしら」と尋ねられた。一瞬、この付近にもそういう権現様があるのかと思って答えに窮したが、そんなはずはない。どうやら駅から全く逆の山に取りついてしまったオバサマたちらしい。どうするのかと思ったら、息を整えて弁当へと急ぐ我々の後について来て、見えてきた不動尊前の紅葉に歓声を挙げていた。どこまでも能天気な方々のようだ。ともあれ我々は不動尊わきのベンチで弁当タイムとした。
不動尊付近のモミジは、このところの冷え込みで先週よりは余程紅葉が進み、木によってはまずまずの色づきだった。来週あたりが見頃となるのだろう。
一休みの後は最後のひと登り。とにかく暖かく、その分だけ残念ながら空に雲がわいてきたようだ。25分ほどで山頂着。雲は多くないものの、やはり春霞がかかったように遠方の見通しは利かず、丹沢や富士山、スカイツリーは見えなかった。「いいよ、スカイツリーなんて見慣れてるから」とメンバーの一人。何はともあれ、自分の足で稼いだ山頂を仲間と共有するのは気持ちいいものだ。
お風呂の�猝膰臓匹砲擦�されるように、10分ほどで山頂を辞して休暇村を目指す。途中、もう一度不動尊に立ち寄り、色づくモミジと巨大な大イチョウを鑑賞した。この時、イチョウの立つ広場の隅に「高山小学校」と看板の残る建物があるのにメンバーが気付き、かつてはここが校庭だったらしいことを初めて知った。こんな山の上にも小学校が成り立つほど子供のいた時代があったとは、今となっては少々信じがたい。
この先は、舗装された道を一気に下るのみ。山道が苦手な一部メンバーも舗装道路だと元気が良い。快調に歩いてオレンジ色の「あじさい館」という道標に到着した。道端に小さな実をびっしりつけた柿を発見。こっそりかじったメンバーは渋さに「チョコちょうだい」とひと騒ぎしていた。
民家の脇からちょっと薄暗い竹藪へ入り、最後のひと登りを終えると大窪峠。間もなく眼下の視界が広がり、真下に休暇村が見えた。まだ2時半。3時の（と思っていた）入浴の時間制限は余裕でクリアできる。そろそろ膝に来た一部メンバーにペースを合わせ、ゆっくり下って全員無事ゴールとなった。
追記：GPSを消し忘れたまま辿り着いた所は、飯能駅前の居酒屋「福蔵」。店内は広々して自慢の韓国風おつまみ類は安くておいしく、まずまず当たりのお店だった。
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