【鈴鹿】釈迦ヶ岳〜羽鳥峰 庵座谷から周回
- GPS
- 07:56
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 920m
- 下り
- 919m
コースタイム
- 山行
- 6:18
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 7:55
【トラックログ】Garmin (GPS Map60cx:2007model)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
マップコード 566 442 898*70 Googleマップ https://goo.gl/maps/2XFU7at95v13zuqQ9 |
その他周辺情報 | 【日帰り温泉】 三休の湯 土・日・祝のみ営業11:00 - 20:00 http://33thank-you.com/ |
写真
感想
ご訪問ありがとうございます、こちらは2009年に歩いた鈴鹿山脈・釈迦ヶ岳のハイキングレポートになります。
2009年から歩き始めた鈴鹿の山々、いちばん参考にしたガイドブックが2006年に発行された西内正弘氏著「鈴鹿の山万能ガイド」です。シリーズになっている他の2巻(それぞれ2000年と2003年発行)も手に入れ、以降ペースはスローながら、これまでにガイドブックに載っている70以上のピークに登頂を果たしました。
鈴鹿山脈は南北50キロと短い中に個性豊かな山がたくさんあります。奥が深く飽きずに歩くことができるのでお気に入りの山域です。
2009年は御在所岳を皮切りに、鎌ヶ岳、竜ヶ岳、釈迦ヶ岳、宮指路岳、仙ヶ岳などを登頂しましたが、このレコは同年に初めて釈迦ヶ岳を歩いた時のものです。
鈴鹿山脈には幾つか知られた滝がありますが、中でも釈迦ヶ岳の庵座谷に掛かる「庵座大滝」は鈴鹿随一の名瀑だと聞き、ぜひ見てみたいと思っていました。
庵座谷ルートは荒れ気味で歩き難く初心者向けではありませんでした。しかも庵座の滝直下へ行くには、谷底に降りて百メートルほど上流へ遡行が必要でした。
固定ロープで慎重に谷に降りたあと、庵座の滝のすぐ下流に落差5〜6mくらいの小滝があります。現在はクサリが設置されている様ですが、当時はなく相棒が滝を巻くのに一苦労、落ちたら怪我は避けられないので必死に上り下りしたことが思い出されます。
お目当ての滝は落差が大きく見事なものでした。山頂へ向かうルート上からは音は聞こえど姿は見えず、登山者の一部以外訪れる人もいない秘境の雰囲気漂う場所にあり、趣のある滝で訪れた甲斐がありました。
途中からは庵座谷ルートを離れ中尾根へ登りました。「大蔭」のガレの真上を歩いてみたかったのがその理由です。大きく崩壊した斜面は釈迦ヶ岳を象徴する景観のひとつで、ヤセ尾根からの景色はスリルと相まって印象に残るものでした。
レコを拝見して、自分の数年前の
釈迦ヶ岳レコを改めて見直しました。
2009年時点では、色んな種類の
樹木があったのに、最近は、アセビが主役に
なっていることと、ササがずいぶん少なく
なってるなと、色々変化を実感しました。
この前年に、御在所の藤内小屋が壊れる
豪雨被害があったのですよね。
往時の爪痕残る貴重なレコを拝見できて
ありがたく思いました。
再編集してアップするにあたり、わずか10年ちょっとで随分植生が変わるものだと、写真を見て感じました。釈迦ヶ岳の山頂は現在笹が無くなり視界が良くなっていますが、一番変化を感じる場所です。
2009年は豪雨災害で鈴鹿の山と峠越えの国道がズタズタになった翌年でした。特に急峻な三重県側の被害が大きく、山脈の東西で地形の差が大きいことが良く分かりました。
北谷の土石流の爪痕は凄まじく、日向小屋は土台を削られるも奇跡的に倒壊は免れましたが移転することになり、藤内小屋は流れてきた岩石に埋め尽くされて甚大な被害を被りました。災害後の北谷を歩いた時は唖然としました。
ガイドブックを手に入れて、鈴鹿の山へ行く気満々の頃だったのですが、R421の石榑トンネルはまだ未開通、R477とR306がしばらく通行止めで滋賀県側にアクセスできず歯痒い思いをしていたのが思い出されます。
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