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Yamareco

記録ID: 376200
全員に公開
ハイキング
近畿

生駒山系・紅葉満喫コース「高尾渓〜野草園〜慈光寺〜安高大神」

2013年11月28日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:27
距離
12.1km
登り
759m
下り
841m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:17
休憩
0:10
合計
6:27
9:12
158
近鉄石切駅
11:50
11:54
190
15:04
15:07
27
15:34
15:37
2
15:39
ゴール地点
09:10 石切駅
09:40 すなくら橋
12:00 野草園・昼食休憩
13:30 慈光寺
14:15 鳴川休憩所
15:30 瓢箪山神社
天候 くもりのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
往路:近鉄奈良線・石切駅
復路:近鉄奈良線・瓢箪山駅
コース状況/
危険箇所等
廃止になったハイキングコースを歩いています。道標・マーキングは皆無です。今回歩いた箇所で撤退用の白いテープが残っているかもしれません。
高尾渓に突入です。渡河ポイントに石積みです。前方右岸に道があります。手前付近に倒木があるので、沢の中を歩いていきました。
2013年11月28日 10:06撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
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11/28 10:06
高尾渓に突入です。渡河ポイントに石積みです。前方右岸に道があります。手前付近に倒木があるので、沢の中を歩いていきました。
水量は結構あります。うっかり浮石を踏み外すと、くるぶしあたりまで水につかります。
2013年11月28日 10:09撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
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11/28 10:09
水量は結構あります。うっかり浮石を踏み外すと、くるぶしあたりまで水につかります。
沢側に石積み。そして取水ホースが堰堤まで続きます。ストックで突かないよう注意しました。
2013年11月28日 10:14撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
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11/28 10:14
沢側に石積み。そして取水ホースが堰堤まで続きます。ストックで突かないよう注意しました。
この石積みを越えたところに、右後方から道が下ってきています。とりあえず、堰堤まで進みました。
2013年11月28日 10:19撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
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11/28 10:19
この石積みを越えたところに、右後方から道が下ってきています。とりあえず、堰堤まで進みました。
堰堤到着。大きいです。ここから取水しているようです。右岸は石垣で登坂不可。
2013年11月28日 10:28撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
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11/28 10:28
堰堤到着。大きいです。ここから取水しているようです。右岸は石垣で登坂不可。
左岸側も石垣ですが、少し下がったところなら、登っていけそうでした。
2013年11月28日 10:28撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
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11/28 10:28
左岸側も石垣ですが、少し下がったところなら、登っていけそうでした。
無理せず、先ほど見つけた斜面の道を登ってみました。針金でホースが固定してあるので、慎重に通り抜けます。
2013年11月28日 10:33撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
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11/28 10:33
無理せず、先ほど見つけた斜面の道を登ってみました。針金でホースが固定してあるので、慎重に通り抜けます。
折り返すと、前方にまた石積みです。進んでいくと斜面に道らしきものがありました。ここは、恐らく九十九折れになっているのだと思います。
2013年11月28日 10:37撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
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11/28 10:37
折り返すと、前方にまた石積みです。進んでいくと斜面に道らしきものがありました。ここは、恐らく九十九折れになっているのだと思います。
東側(谷上流方向)に進むと、テープの痕跡です。このコースは全くマーキングがありません。
2013年11月28日 10:42撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
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11/28 10:42
東側(谷上流方向)に進むと、テープの痕跡です。このコースは全くマーキングがありません。
さらに、ここは分岐で人差指方向は堰堤上部、親指方向は激坂ですが尾根に至ります。
2013年11月28日 10:42撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
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11/28 10:42
さらに、ここは分岐で人差指方向は堰堤上部、親指方向は激坂ですが尾根に至ります。
前方に尾根が見えるので、ゆっくり慎重に登っていきました。
2013年11月28日 10:44撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
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11/28 10:44
前方に尾根が見えるので、ゆっくり慎重に登っていきました。
最後は、こんなところも。ほとんど垂直です。たぶんこのルートは、ショートカットです。ジグザグに登れば、ここまで上がれます。
2013年11月28日 10:47撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
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11/28 10:47
最後は、こんなところも。ほとんど垂直です。たぶんこのルートは、ショートカットです。ジグザグに登れば、ここまで上がれます。
石積みです。すなくら橋奥にあった廃屋群にもこのような石積みがあったような気がします。
2013年11月28日 10:47撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
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11/28 10:47
石積みです。すなくら橋奥にあった廃屋群にもこのような石積みがあったような気がします。
木の根元に石積み。まるでケルンかモンゴルのオボーのようです。
2013年11月28日 10:48撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
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11/28 10:48
木の根元に石積み。まるでケルンかモンゴルのオボーのようです。
ここからまっすぐに道が伸びています。ルート上には石積みか、撒き石があるので明瞭です。
2013年11月28日 10:51撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
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11/28 10:51
ここからまっすぐに道が伸びています。ルート上には石積みか、撒き石があるので明瞭です。
こんな感じに石が置いてあります。自然のものではありません。
2013年11月28日 10:52撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
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11/28 10:52
こんな感じに石が置いてあります。自然のものではありません。
石積みはあるのですが、ぬかるんでいました。この石積みはルートなのか、それとも水路なのでしょうか?
2013年11月28日 10:55撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
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11/28 10:55
石積みはあるのですが、ぬかるんでいました。この石積みはルートなのか、それとも水路なのでしょうか?
尾根筋に出ようとしましたが、道が崩落しています。ですが、この地点を巻くように石積みルートがありました。
2013年11月28日 11:00撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
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11/28 11:00
尾根筋に出ようとしましたが、道が崩落しています。ですが、この地点を巻くように石積みルートがありました。
関電鉄塔線の票柱です。よく見ると阪奈線NO73 NO74 73L11とあります。地図を見ると確かに送電線の真下にあります。
2013年11月28日 11:07撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
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11/28 11:07
関電鉄塔線の票柱です。よく見ると阪奈線NO73 NO74 73L11とあります。地図を見ると確かに送電線の真下にあります。
少し進んだところで左右に石積みルートです。こちらは左側。
2013年11月28日 11:12撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
11/28 11:12
少し進んだところで左右に石積みルートです。こちらは左側。
これが、石積みルート右側。
2013年11月28日 11:12撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
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11/28 11:12
これが、石積みルート右側。
石積みルートから見た後方の進んできた道です。たぶん逆から来るとこのルートは発見できません。
2013年11月28日 11:12撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
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11/28 11:12
石積みルートから見た後方の進んできた道です。たぶん逆から来るとこのルートは発見できません。
石積みルートを渡って林の中を進みました。尾根筋に出たようです。旧ハイキング道です。
2013年11月28日 11:16撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
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11/28 11:16
石積みルートを渡って林の中を進みました。尾根筋に出たようです。旧ハイキング道です。
尾根筋を登って行くと分岐に出ました。石票がありました。シートで保護されています。
2013年11月28日 11:19撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
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11/28 11:19
尾根筋を登って行くと分岐に出ました。石票がありました。シートで保護されています。
親指方向が野草園の端にでるルートで、ハイキング道の続きです。人差し指方向は、さらに登って行きます。
2013年11月28日 11:20撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
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11/28 11:20
親指方向が野草園の端にでるルートで、ハイキング道の続きです。人差し指方向は、さらに登って行きます。
真直ぐ人差指方向に進んでみました。
2013年11月28日 11:23撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
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11/28 11:23
真直ぐ人差指方向に進んでみました。
こちらもハイキング道だったのかもしれません。テーブル状の岩の上に野球のボールが置いてあります。
2013年11月28日 11:23撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
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11/28 11:23
こちらもハイキング道だったのかもしれません。テーブル状の岩の上に野球のボールが置いてあります。
さらに進むとまた分岐です。この手前にも北向きの分岐がありました。左右に分岐ですが、正面に石積みがあります。四辻みたいです。
2013年11月28日 11:27撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
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11/28 11:27
さらに進むとまた分岐です。この手前にも北向きの分岐がありました。左右に分岐ですが、正面に石積みがあります。四辻みたいです。
石積みを辿ると木の根っこにタイヤが置いてありました。
2013年11月28日 11:31撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
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11/28 11:31
石積みを辿ると木の根っこにタイヤが置いてありました。
大岩の広場です。正確には少し開けた場所に巨石が固まってあります。行き止まりみたいです。
2013年11月28日 11:34撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
11/28 11:34
大岩の広場です。正確には少し開けた場所に巨石が固まってあります。行き止まりみたいです。
管理道が近いので、笹ヤブに突入です。足元に石がゴロゴロしてるので、前方は見えます。擁壁が高く撤退しました。
2013年11月28日 11:34撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
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11/28 11:34
管理道が近いので、笹ヤブに突入です。足元に石がゴロゴロしてるので、前方は見えます。擁壁が高く撤退しました。
よく見ると右手に石積みルートです。気を取り直して突入しました。
2013年11月28日 11:41撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
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11/28 11:41
よく見ると右手に石積みルートです。気を取り直して突入しました。
軽めのヤブ道ですが、枝が多くて難儀しました。身をかがめてすり抜けたり、枝を折りながらの行軍です。
2013年11月28日 11:45撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
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11/28 11:45
軽めのヤブ道ですが、枝が多くて難儀しました。身をかがめてすり抜けたり、枝を折りながらの行軍です。
前方に土管現る。上は管理道です。
2013年11月28日 11:45撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
11/28 11:45
前方に土管現る。上は管理道です。
これは石積みルートではなく、ただの水路でした。写真28の分岐で右へ進むべきでした、ミスルートです。
2013年11月28日 11:46撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
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11/28 11:46
これは石積みルートではなく、ただの水路でした。写真28の分岐で右へ進むべきでした、ミスルートです。
でたところはココです。
2013年11月28日 11:46撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
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11/28 11:46
でたところはココです。
野草園でお弁当を使いました。カエデの毛氈にベンチです。風情があります。
2013年11月28日 12:05撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
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11/28 12:05
野草園でお弁当を使いました。カエデの毛氈にベンチです。風情があります。
昼食後は紅葉見物です。まずは、鉄塔巡視路で阪奈線72号からの眺め。日当たりがよく気持ちイイです。
2013年11月28日 12:55撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
11/28 12:55
昼食後は紅葉見物です。まずは、鉄塔巡視路で阪奈線72号からの眺め。日当たりがよく気持ちイイです。
そして、髪切山(こうぎりやま)・慈光寺です。
2013年11月28日 13:27撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
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11/28 13:27
そして、髪切山(こうぎりやま)・慈光寺です。
十三仏の板碑です。天正十九年(1591)作
2013年11月28日 13:31撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
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11/28 13:31
十三仏の板碑です。天正十九年(1591)作
樹齢200年のカエデ。大阪府の名勝に指定されています。
2013年11月28日 13:33撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
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11/28 13:33
樹齢200年のカエデ。大阪府の名勝に指定されています。
髪切地蔵尊です。
2013年11月28日 13:42撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
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11/28 13:42
髪切地蔵尊です。
らくらく道から暗越街道へのバイパス路です。
2013年11月28日 13:48撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
11/28 13:48
らくらく道から暗越街道へのバイパス路です。
安高大神さんの参道があったので、寄り道しました。整備された参道です。
2013年11月28日 13:51撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
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11/28 13:51
安高大神さんの参道があったので、寄り道しました。整備された参道です。
頂上にお社です。
2013年11月28日 13:52撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
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11/28 13:52
頂上にお社です。
暗越街道に出て、弘法の水にお参りしました。鎌倉時代中期(弘安7年)に建立された笠塔婆です。
2013年11月28日 14:02撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
1
11/28 14:02
暗越街道に出て、弘法の水にお参りしました。鎌倉時代中期(弘安7年)に建立された笠塔婆です。
ここは初めて歩きました。ワカザサの路です。
2013年11月28日 14:07撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
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11/28 14:07
ここは初めて歩きました。ワカザサの路です。
鳴川休憩所に到着。黄葉がきれいです。
2013年11月28日 14:14撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
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11/28 14:14
鳴川休憩所に到着。黄葉がきれいです。

感想

辻子谷コースのすなくら橋から分岐する高尾渓を遡上してみました。地形図にルートが記載されており、かつてはハイキングコースだったようです。現在では、泉南東大阪線鉄塔179号及び178号〜176号の巡視路として一部利用されています。その巡視路分岐から先の高尾渓を遡上し進むとかなり大きな堰堤があります。地図では堰堤の右岸側を巻いてさらに谷筋を進み途中から南側の尾根筋に至るように記載されています。

実際に堰堤の真下まで到達すると両岸どちらへも巻くことは不可能です。左岸側手前に巻き道があり、そのまま谷から離れた林の中を進んでいきました。ルートと思われる石積みや、宗教施設跡のようなものもありました。恐らく谷側は急峻で崩落箇所があるための迂回路と思われます。尾根道の途中から合流し、ハイキング道の痕跡を見つけました。

旧ハイキング道を進まず測量標石にそって真直ぐに登って行くと野草園の北西部に出ます。今回はルートを外して水路を遡上してしまいました。強引にヤブ漕ぎして石積みの水路を進むと管理道にでましたが、その手前で南北に分かれる分岐があったので、そちらを進むべきでした。廃道コースですが、沢歩きと静かな山歩きが楽しめます。景色も良いしブッシュも控えめで全体的に歩きやすい良いコースです。

※追記(2013.11.29 07:50)
位置情報の不正確な写真を削除しました。石仏の説明を少しだけ追記。

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コメント

ゲスト
Juantonto さんおはようございます。
辻子谷コースではなく。
高尾谷を遡上ルートなるものがあるんですね。

また楽しみが増えました。
ありがとう♪
2013/11/29 7:30
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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