記録ID: 386642
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ハイキング
東海
千頭森林鉄道軌道跡・寸又左岸林道（千頭ダム〜小根沢）
2013年01月08日(火) [日帰り]
kuroken
- GPS
- --:--
- 距離
- 37.3km
- 登り
- 2,707m
- 下り
- 2,708m
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6:45寸又峡温泉駐車場‐7:36千頭ダム7:49-8:08日向林道8:15-9:08寸又橋9：35‐9：37天地測水所標柱‐9：39吊り橋‐(千頭林鉄軌道跡）‐9：40ロボット水量計測所‐9：49鉄橋� �隧道� �10：03大樽沢営林施設跡‐10：05鉄橋�◆勝覆海隆崚浪呂靴覆づ感兇�3箇所）10：55鉄橋��‐11：21鉄橋�ぁ�12：04小根沢営林施設跡12：28‐13：34寸又左岸林道‐13：51営林避難小屋‐14:10大樽橋・大無間山登山口‐15:15お立ち台15:36‐15:52日向林道‐16:10千頭ダム16:22‐17：04寸又峡駐車場
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自転車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
刻々と荒廃していくルートの為に報告してもすぐに状況が変わるので詳細な状況は述べないでおく。 基本、「道を歩く」と考えない方ががっかりしない。これなら普通の登山の道などどこも舗装路に感じると言ったレベル。 間違いないのは年々軌道跡・林道は崩壊して行っており改修もここ数年なされていない為に通行可能レベルがレッドゾーンになっている箇所がどんどん増えていると言う事。充分覚悟されたし。 |
写真
尾崎台展望所のちょっと先のゲートここから先はダム管理用の道となる。「関係者以外立入禁止」とあるが、現在、左岸林道がダムまで通行できないのでここ以外ルートが無いため拝借。巡回の人に咎めれた事も無い。
1/8 7:01
尾崎台展望所のちょっと先のゲートここから先はダム管理用の道となる。「関係者以外立入禁止」とあるが、現在、左岸林道がダムまで通行できないのでここ以外ルートが無いため拝借。巡回の人に咎めれた事も無い。
暗いトンネルが3箇所登場する。関係車両も往来するので入洞前に安全確認とライト必須。
日向林道を歩き始めてすぐの展望。眼下に天地吊り橋のかかる寸又川が見える。
時に斜面の崩壊が酷くて土砂が溜まった道を慎重に越える。上から石が飛んで来ないかいつも不安になる・・。
これが雨量計のある施設「天地測水所」と思われる。まだ現役かどうかは不明。
路盤は所々歩行用に修復が施されている。おそらくちょっと先の野猿設備があったところまで業務用の通行が有った為と思われる。野猿はもう無くなっている。
1
1/8 9:44
路盤は所々歩行用に修復が施されている。おそらくちょっと先の野猿設備があったところまで業務用の通行が有った為と思われる。野猿はもう無くなっている。
鉄橋� �ここも歩いての通行の為に足場板が敷設され手摺りまで付いている。足場板はそろそろちょっと軋むけど・・・。
鉄橋�◆�先程の鉄橋と違い、明らかに使命を終えた感がありあり。朽ちて自然に還り始めている。
渡って振り返る。トラス橋と言う構造の橋らしい。ここから次の渡河鉄橋の間に3つの短い橋がある、いや、あったが正しいか・・・。
二つ目、ここも橋が架かっていたと思うが落ちて無くなっている。
山側の足掛かりを使って越える。ここは難しくない。
山側の足掛かりを使って越える。ここは難しくない。
路盤がしっかりしている箇所もあるが、大半が土砂の溜まったこんな斜面を歩く。動物の足跡を辿ると歩きやすい。
三つ目の橋。線路だけ残って橋本体は落ちて消失。ここは危険。山側をボルダリングテクを使って落ち葉にまみれながら慎重に越える。
越えた後に振り返る。画像だと全然面白い箇所に見えないが、今回の一番危険箇所はここだったと思う。
渡って振り返る。脇の岩肌が崩れて完全に軌道跡に覆いかぶさってしまっている。何か怖い・・・。
渡った先の路盤。こんな山の中に道筋切ってそこに鉄道が走ってたんだなあ、とここで何かジーンと来た。
先程のポストのすぐ先。道が切れて無い。ここもボルダリング的な感じで越える。
こんないい状態の路盤も所々残っている。普通の林道みたいなものだが他の路盤と比べると歩き易さに感動する。
が、釣り師が付けたのかロープがありそれを頼りに越えられた。ただ、ロープはあくまで補助にしないと耐久性が怖いので注意。体重を預けない方がいい。
1/8 11:42
が、釣り師が付けたのかロープがありそれを頼りに越えられた。ただ、ロープはあくまで補助にしないと耐久性が怖いので注意。体重を預けない方がいい。
とある斜面の木の幹。弾丸ライナーの打製石器が刺さっていた・・・。
改めて道の悪い事以外の危険も再認識。
改めて道の悪い事以外の危険も再認識。
小根沢営林施設跡到着。ただの廃屋だが自分の中では遺跡にたどり着いたような気持ちになった。
小根沢にはいい感じの窪地があって、平らで落石の心配も低く、いい感じ。
小根沢営林施設跡から左岸林道までは登山地図には破線で九十九折りの道が書いてあったが・・・。
熊用の檻発見。巡回の人など絶対来ないと思う場所にあったので、熊が今入ったら誰も助けてくれないだろう・・・。熊が入らない事を祈る。
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1/8 13:22
熊用の檻発見。巡回の人など絶対来ないと思う場所にあったので、熊が今入ったら誰も助けてくれないだろう・・・。熊が入らない事を祈る。
所々、このように勾配の緩い路盤が残っていて「歩き易いからこっち使いねい」と誘ってくる。道幅も広く緩い勾配で登る設計から車道（自動車と言うよりは荷車的な）として使っていたのかな、と思う。
1/8 13:21
所々、このように勾配の緩い路盤が残っていて「歩き易いからこっち使いねい」と誘ってくる。道幅も広く緩い勾配で登る設計から車道（自動車と言うよりは荷車的な）として使っていたのかな、と思う。
はじめは真面目に道を探し辿りながら歩いたが、余りの大回りな道の割りに路盤最悪なので、直登する事にした。
超疲れた。登山地図の破線表示はもう消去して良いと思う。最新のは消えてるかな?
営林関係の避難小屋があった。
比較的キレイだった。工事関係者や釣りの人が利用するのかな・・・。
比較的キレイだった。工事関係者や釣りの人が利用するのかな・・・。
お立ち台まであと1km程と言うか箇所の崩壊地点。最近のものらしく足場が緩く獣の歩いた後も無い。こういうところが一番危険。向こうの黄色いユンボはここを整地しに来たのか・・?
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1/8 14:43
お立ち台まであと1km程と言うか箇所の崩壊地点。最近のものらしく足場が緩く獣の歩いた後も無い。こういうところが一番危険。向こうの黄色いユンボはここを整地しに来たのか・・?
慎重にステップを切って横断。振り返る。しばらくは地が固まらなさそうな感じ。ここの土地では崩壊地が黄色っぽいと新しい。なので危険。画像で見ると斜度無いし、そこまで？って思うのだが・・・。
1/8 14:45
慎重にステップを切って横断。振り返る。しばらくは地が固まらなさそうな感じ。ここの土地では崩壊地が黄色っぽいと新しい。なので危険。画像で見ると斜度無いし、そこまで？って思うのだが・・・。
お立ち台着。次のレポ話だが年末にはもうこの風景に写る案内板は倒れてしまっていた。
千頭国有林の概要と見える山並みの案内板。これはもう頑張らないと見れない。
自転車で右岸林道を戻り尾崎台展望所。こお列車が今日歩いた軌道を走っていた。
撮影機器：
感想
2013年に1月と12月の2回に分けて千頭森林鉄道の軌道跡を寸又橋付近から山側の終点地・栃沢まで辿ってみた。今回の記録は1月に散策した前半部分・寸又橋付近の天地水測地から小根沢営林施設跡までの記録である。繰り返すが、これは2013年1月の記録なので参考程度と言った感じにしかならない。現にこの後2014年には同じ道でも危険な場所のレベルが更にアップしている箇所もあった。軌道跡などは少数の釣り師が脱渓に使う程度の利用率であり、通行路と言うものではないだろう。日向林道・寸又左岸林道もまたほぼ廃道となっているので崩壊が激しい。
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