高野山町石道


- GPS
- 05:51
- 距離
- 24.2km
- 登り
- 1,284m
- 下り
- 564m
コースタイム
下記の南海電鉄のサイトにあるPDFの地図にも参考コースタイムが記載されています。普段から山を登ってらっしゃる方にはかなり余裕を持ったコースタイムとなっていますが、初めての方であれば上の私の時間ではなく、こちらの地図の時間を参考に計画を立ててください。
http://www.nankai.co.jp/odekake/bochibochi/choishimichi.html
天候 | 曇り時々雪時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
町石道が始まって間もなく積雪がありました。ただ例年より少なく2〜5cm程度。 矢立茶屋付近から積雪量が7〜8cm程度に増えましたが、新雪で凍結しておらず夏道よりかえって歩きやすい状況でした。この為、靴に巻きつける簡易な滑り止めは持参しましたが使用しませんでした。 なお、行程のかなりの場所でdocomoの3Gが良好に電波を捉えていました。おかげで、4squareのチェックイン履歴とスマホ写真の記録から上のコースタイムをかけました:) ルート全般で要所に道標があります。感謝。 |
写真
くぐって左手に綺麗な公衆トイレがあります。
また大門と壇上伽藍の間、右手にコンビニがあります。2013年になってから24h365d営業の店が高野山に初めて出来たとニュースにもなった模様。便利で有難いですね。
感想
登山では無く綺麗な参道を通っての参拝でした。やはり雪の高野山は厳かな雰囲気に包まれ素晴らしかったです。
ここ数年、毎年この時期は京都の実家に帰るついでに高野山奥の院に弘法大師の墓参りをしています。もっとも特に信仰心が篤いというわけではないのですが。
町石道は趣があり、歩きやすく整備されていますので、せっかく高野山に行かれるのであれば町石道を歩かれることをお薦めします。登山をされている方であれば体力的には問題ないでしょう。
今回、部分的に町石道をそれて丹生都比売神社に下りましたが、時間と足に余裕があればお薦めです。小じんまりしてますが良い雰囲気です。壇上伽藍を起点として180本ある町石の137町石を過ぎた六本杉から右に下り、参拝後は八町坂を登って二ッ鳥居で町石道に戻ると良いと思います。雪の季節がお薦め:)
参拝ですし帰省のついでですので、ザックではなく折り畳み式のメッセンジャーバックを肩からかけ、登山装備と言えるような格好ではありませんでしたが、次の装備だけは持参しました。
・地形図(高野山、橋本)
・南海電鉄Webで公開されている案内図
(全体の雰囲気が分かりやすいです。A3でカラーコピーして持っていくと良いと思います。コースタイムは、普段から山登りをされている方にはかなりゆったり目に記載されていますが、初めての方なら私のコースタイムよりもこちらのコースタイムを前提に計画を立ててください。
http://www.nankai.co.jp/odekake/bochibochi/choishimichi.html )
・コンパス機能付きの時計
・防水の靴(町でいつも履いているメレルのローカットの革製、一応GORE-TEX)
・防水のアウターシェル(これも町着で来ているFoxFireのアルカディアジャケット。一応GORE-TEX。歩き始めるとすぐに暑くなり脱ぎましたが、大門についてから少し雪と風が強かったので再び着ました。)
・フリース
・スパッツ(雪を防ぐと言うよりはズボンの裾が汚れないように。ローカットの靴と合わせても雪の侵入を防ぐ効果はあまり期待できません。無いよりは良いですけれどね。今回程度の雪であれば靴内が濡れることはありませんでしたが、やはり参道でも雪の時は登山靴で無くともミッドカットの靴は履いた方が良いと思いました。とは言え、旅行の途上なので来年も同じ靴で行くと思いますけれど。。)
・ヘッドライト(街灯はありませんからね。)
・スマホ対応フリース地グローブ
・ペットボトル(丹生都比売神社に参らずにずっと町石道を歩くなら、慈尊院を出てから矢立茶屋まで自販機がありません。まぁ参道と言っても山の中の参道ですので。。)
・滑り止め(軽アイゼンでも無く、普通の靴に巻きつけて使う簡単なもの。でもかさばらず意外と便利。今回出番はありませんでしたけれど)
熊野古道、大峰奥駆道もそうですが、歴史のある古の参道というのは登山道とは異なる魅力があり良いものです。
また来年も訪れたいと思います。
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