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Yamareco

記録ID: 387641
全員に公開
雪山ハイキング
近畿

高野山町石道

2013年12月28日(土) [日帰り]
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GPS
05:51
距離
24.2km
登り
1,284m
下り
564m

コースタイム

7:34九度山駅〜7:56慈尊院〜7:58丹生官省符神社8:13〜9:23丹生都比売神社(六本杉から下降して参拝し八町坂を登って町石道に復帰)9:30〜9:45二ツ鳥居〜10:52矢立茶屋(焼き餅購入)10:55〜12:10大門12:20〜12:27壇上伽藍12:45〜12:50数珠屋四郎兵衛(お土産購入)13:15〜13:28奥の院
下記の南海電鉄のサイトにあるPDFの地図にも参考コースタイムが記載されています。普段から山を登ってらっしゃる方にはかなり余裕を持ったコースタイムとなっていますが、初めての方であれば上の私の時間ではなく、こちらの地図の時間を参考に計画を立ててください。
http://www.nankai.co.jp/odekake/bochibochi/choishimichi.html
天候 曇り時々雪時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
コース状況/
危険箇所等
町石道が始まって間もなく積雪がありました。ただ例年より少なく2〜5cm程度。
矢立茶屋付近から積雪量が7〜8cm程度に増えましたが、新雪で凍結しておらず夏道よりかえって歩きやすい状況でした。この為、靴に巻きつける簡易な滑り止めは持参しましたが使用しませんでした。
なお、行程のかなりの場所でdocomoの3Gが良好に電波を捉えていました。おかげで、4squareのチェックイン履歴とスマホ写真の記録から上のコースタイムをかけました:)
ルート全般で要所に道標があります。感謝。
九度山から度々目にする案内に従ってこちらまで。女性の胸の絵馬などあり女人高野と言われているようです。お参りしてから奥の階段を上がると丹生官省符神社があります。そこでもお参りして準備します。今回は参道歩きの為、山装備では無かったのですが、ズボンが汚れないようスパッツなどを装着。
2013年12月30日 19:26撮影 by  F-01F, FUJITSU
12/30 19:26
九度山から度々目にする案内に従ってこちらまで。女性の胸の絵馬などあり女人高野と言われているようです。お参りしてから奥の階段を上がると丹生官省符神社があります。そこでもお参りして準備します。今回は参道歩きの為、山装備では無かったのですが、ズボンが汚れないようスパッツなどを装着。
丹生都比売神社の輪橋です。何度か町石道を歩いているのですが、いつもこの神社に行かずにそのまま尾根上の町石道を通り去っていました。以前から気になっていたので六本杉から一旦町石道を外れ、下降して参拝しました。
2013年12月28日 09:22撮影 by  F-01F, FUJITSU
12/28 9:22
丹生都比売神社の輪橋です。何度か町石道を歩いているのですが、いつもこの神社に行かずにそのまま尾根上の町石道を通り去っていました。以前から気になっていたので六本杉から一旦町石道を外れ、下降して参拝しました。
小じんまりしていますが、檜皮葺の屋根が美しい素敵な境内でした。
お詣りした後は八町坂からニツ鳥居に登って町石道に戻ります。
2013年12月28日 09:23撮影 by  F-01F, FUJITSU
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12/28 9:23
小じんまりしていますが、檜皮葺の屋根が美しい素敵な境内でした。
お詣りした後は八町坂からニツ鳥居に登って町石道に戻ります。
壇上伽藍を起点として180本ある町石です。鎌倉時代に石造りにされたようですが、当時の物が殆ど残っていることに驚きます。いくつか再建のものがあるのですが、鎌倉時代の町石に彫られた字が達筆で美しいです。
2013年12月28日 10:29撮影 by  F-01F, FUJITSU
12/28 10:29
壇上伽藍を起点として180本ある町石です。鎌倉時代に石造りにされたようですが、当時の物が殆ど残っていることに驚きます。いくつか再建のものがあるのですが、鎌倉時代の町石に彫られた字が達筆で美しいです。
綺麗に雪化粧をしています。
2013年12月28日 11:30撮影 by  F-01F, FUJITSU
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12/28 11:30
綺麗に雪化粧をしています。
雪と町石は絵になります。
2013年12月28日 11:36撮影 by  F-01F, FUJITSU
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12/28 11:36
雪と町石は絵になります。
矢立茶屋を過ぎると少々積雪量が増えますが、例年よりは少なく、夏道よりはかえって歩きやすいです。
2013年12月28日 11:39撮影 by  F-01F, FUJITSU
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12/28 11:39
矢立茶屋を過ぎると少々積雪量が増えますが、例年よりは少なく、夏道よりはかえって歩きやすいです。
気持ちの良い道です。
2013年12月30日 19:26撮影 by  F-01F, FUJITSU
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12/30 19:26
気持ちの良い道です。
大門は唐突に現れます。昔の方は皆、この町石道を歩き、この大門をくぐって境内に入られたのですね。
くぐって左手に綺麗な公衆トイレがあります。
また大門と壇上伽藍の間、右手にコンビニがあります。2013年になってから24h365d営業の店が高野山に初めて出来たとニュースにもなった模様。便利で有難いですね。
2013年12月28日 12:10撮影 by  F-01F, FUJITSU
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12/28 12:10
大門は唐突に現れます。昔の方は皆、この町石道を歩き、この大門をくぐって境内に入られたのですね。
くぐって左手に綺麗な公衆トイレがあります。
また大門と壇上伽藍の間、右手にコンビニがあります。2013年になってから24h365d営業の店が高野山に初めて出来たとニュースにもなった模様。便利で有難いですね。
少々けばけばしいですが、根本大塔です。中に大日如来が納められています。大日如来は真言宗で宇宙の中心を擬人化したもので、この大塔のある壇上伽藍が高野山の中心ということになっています。でも私の目的地は奥の院。
2013年12月28日 12:27撮影 by  F-01F, FUJITSU
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12/28 12:27
少々けばけばしいですが、根本大塔です。中に大日如来が納められています。大日如来は真言宗で宇宙の中心を擬人化したもので、この大塔のある壇上伽藍が高野山の中心ということになっています。でも私の目的地は奥の院。
御影堂です。雪化粧にいつも以上に趣があります。
2013年12月28日 12:29撮影 by  F-01F, FUJITSU
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12/28 12:29
御影堂です。雪化粧にいつも以上に趣があります。
この不動堂は国宝とのこと。
2013年12月28日 12:32撮影 by  F-01F, FUJITSU
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12/28 12:32
この不動堂は国宝とのこと。
高野山はやはり雪の季節が良いです:)
2013年12月28日 12:35撮影 by  F-01F, FUJITSU
12/28 12:35
高野山はやはり雪の季節が良いです:)
奥の院。ここから先は撮影禁止。
古いお札を納め、新しいお札を頂いた後にお参りします。
お参りが済んだら、一の橋の方に戻っても良いですが、中の橋のバス停が最寄りの公共交通機関です。
2013年12月30日 19:27撮影 by  F-01F, FUJITSU
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12/30 19:27
奥の院。ここから先は撮影禁止。
古いお札を納め、新しいお札を頂いた後にお参りします。
お参りが済んだら、一の橋の方に戻っても良いですが、中の橋のバス停が最寄りの公共交通機関です。
撮影機器:

感想

登山では無く綺麗な参道を通っての参拝でした。やはり雪の高野山は厳かな雰囲気に包まれ素晴らしかったです。
ここ数年、毎年この時期は京都の実家に帰るついでに高野山奥の院に弘法大師の墓参りをしています。もっとも特に信仰心が篤いというわけではないのですが。
町石道は趣があり、歩きやすく整備されていますので、せっかく高野山に行かれるのであれば町石道を歩かれることをお薦めします。登山をされている方であれば体力的には問題ないでしょう。
今回、部分的に町石道をそれて丹生都比売神社に下りましたが、時間と足に余裕があればお薦めです。小じんまりしてますが良い雰囲気です。壇上伽藍を起点として180本ある町石の137町石を過ぎた六本杉から右に下り、参拝後は八町坂を登って二ッ鳥居で町石道に戻ると良いと思います。雪の季節がお薦め:)
参拝ですし帰省のついでですので、ザックではなく折り畳み式のメッセンジャーバックを肩からかけ、登山装備と言えるような格好ではありませんでしたが、次の装備だけは持参しました。

・地形図(高野山、橋本)
・南海電鉄Webで公開されている案内図
 (全体の雰囲気が分かりやすいです。A3でカラーコピーして持っていくと良いと思います。コースタイムは、普段から山登りをされている方にはかなりゆったり目に記載されていますが、初めての方なら私のコースタイムよりもこちらのコースタイムを前提に計画を立ててください。
 http://www.nankai.co.jp/odekake/bochibochi/choishimichi.html )
・コンパス機能付きの時計
・防水の靴(町でいつも履いているメレルのローカットの革製、一応GORE-TEX)
・防水のアウターシェル(これも町着で来ているFoxFireのアルカディアジャケット。一応GORE-TEX。歩き始めるとすぐに暑くなり脱ぎましたが、大門についてから少し雪と風が強かったので再び着ました。)
・フリース
・スパッツ(雪を防ぐと言うよりはズボンの裾が汚れないように。ローカットの靴と合わせても雪の侵入を防ぐ効果はあまり期待できません。無いよりは良いですけれどね。今回程度の雪であれば靴内が濡れることはありませんでしたが、やはり参道でも雪の時は登山靴で無くともミッドカットの靴は履いた方が良いと思いました。とは言え、旅行の途上なので来年も同じ靴で行くと思いますけれど。。)
・ヘッドライト(街灯はありませんからね。)
・スマホ対応フリース地グローブ
・ペットボトル(丹生都比売神社に参らずにずっと町石道を歩くなら、慈尊院を出てから矢立茶屋まで自販機がありません。まぁ参道と言っても山の中の参道ですので。。)
・滑り止め(軽アイゼンでも無く、普通の靴に巻きつけて使う簡単なもの。でもかさばらず意外と便利。今回出番はありませんでしたけれど)

熊野古道、大峰奥駆道もそうですが、歴史のある古の参道というのは登山道とは異なる魅力があり良いものです。
また来年も訪れたいと思います。

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