西伊豆 三浦歩道・日和山遊歩道・岩地遊歩道

2014年01月12日(日) [日帰り]

• GPS: 04:00
• 距離: 10.3km
• 登り: 717m
• 下り: 661m

コースタイム

08:13 雲見入谷バス停
08:23 雲見浜
09:08 三競展望台 09:12
09:26 黒崎展望台
09:50 石部温泉バス停
10:39 一里塚バス停
10:52 日和山遊歩道入口
（一部崩落で周回できず）
11:13 高見展望台（展望なし）
11:21 日和山遊歩道入口
11:35 一里塚バス停
11:43 萩谷バス停
（岩地遊歩道：林間コース）
11:49 萩谷海岸 11:55
（岩地遊歩道：展望コース）
12:15 萩谷バス停

天候

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

起点：雲見入谷バス停
　（※三浦歩道の起点は雲見浜バス停が最寄）
終点：萩谷バス停

萩谷→松崎　　　　　東海バス　　290
松崎→下田駅　　　　東海バス　　1,230
伊豆急下田→小田原　特急踊り子　2,220+1,510
小田原→町田　　　　特急はこね　570+600

交通費計：6,420

コース状況／危険箇所等

○三浦歩道
・案内も多くあり、危険個所なし。
・アップダウンが多いので以外とキツい。
　特に雲見から三競展望台の間は急坂のキツい登りが数か所ある。
・一番の展望ポイントは三競展望台。
○日和山遊歩道
・案内は岩地漁港の蟹ヶ谷トンネル脇にある。
　逆に言うと、岩地漁港まで行かないと案内がない。
・元は周回できるコースだったようが、現在は海側の歩道が崩落して歩けなくなっていて、周回はできない。
・展望台と書かれた場所があるが・・・訪れる人がいないせいか、笹が伸び放題になっていて、展望は全くない。周囲は断崖絶壁なので、無理に草をかき分けて進むのは危険でしょう。
○岩地遊歩道
・三浦歩道と合わせて歩く場合、一里塚バス停から萩谷バス停までの区間は国道を10分ほど歩くことになる。路側帯はあるが歩道がないところがほとんど。
　途中に萩谷トンネルがあるが、トンネル内には歩道がある。
・萩谷バス停のある広場から「林間コース」と「展望コース」に分かれていて、どちらも萩谷海岸に行きつくので、周回することができる。
・周回しても30分程度の短いコース。
・萩谷海岸からは富士山も見える。
・萩谷海岸でコンクリートの道が一部壊れていて、1メートルほどの段差を登らないといけない。
・コース脇には古い石垣が多くある。
・コースの起点にあたるバス停前の広場は、車でちょっと停まってみて、展望がないのですぐに立ち去る、という人が多かった。
　でも、展望コースの方にわずか30秒ほど登ってみると富士山が見えていい眺めです。

○コース中で出会った（見かけた）人
・三浦歩道　1組2人。
・日和山遊歩道　0人。
・岩地遊歩道　0人。

○コース参考
・昭文社　山と高原地図　「30　伊豆」（2013年版）
・三浦歩道
http://www.izunet.jp/asobu/warking-map/si-009.htm
・岩地歩道と日和山遊歩道
http://www.izunet.jp/asobu/warking-map/si-010.htm
※日和山遊歩道は崩落で半分ほどしか通行できない。

写真

1/13 14:07

2日目の朝。
宿の部屋から。

1/13 14:08

雲見入谷バス停。

1/13 14:08

朝の雲見温泉。

1/13 14:08

雲見温泉の一角に三浦歩道の入口がある。

1/13 14:08

三浦歩道の前に、雲見浜に寄ってみる。
富士山は、まだお休みのようだ・・・。

1/13 14:08

雲見浜からの烏帽子山。

1/13 14:09

三浦歩道へ。
まずは急坂を登って・・・
いきなり道を間違えた。
ここは左手の階段を進むのが正解。

1/13 14:10

石切場跡がある。

1/13 14:10

石切場を過ぎると、国道に出る。

1/13 14:10

雲見霊廟。
石切場跡を利用した墓地。

1/13 14:11

石仏は烏帽子山の方を向いているようだ。

1/13 14:11

今日もスイセン。

1/13 14:11

再び山道に入ると、階段の急登。
宿の朝食は、お櫃のご飯も残さず食べてきたので腹が重い；

1/13 14:12

階段の登りが続く・・・

1/13 14:12

倒木の直撃を免れた案内板。

1/13 14:12

今日の赤い実。

1/13 14:12

三競展望台。
立派な展望台がある。

1/13 14:12

三競展望台からの眺め。
まだ富士山は見えない。
もう少し宿でゆっくりしてくればよかったかな。

1/13 14:13

三競展望台からの烏帽子山。

1/13 14:13

烏帽子山の展望台には・・・誰もいないようだ。

1/13 14:14

一部補修工事中。
通行は可能だが、滑りやすいので足元注意。

1/13 14:14

黒崎展望台への分岐。

1/13 14:15

黒崎展望台。
三競展望台に比べると、こっちは質素。

1/13 14:15

黒崎展望台から。
岩地の海岸は際立って美しい色。

1/13 14:15

黒崎展望台からの眺め。
周囲は桜の木に囲まれている。

1/13 14:16

展望台からしばらく下ると、民家の裏手に出て、古い石仏が並ぶ広場に出る。

1/13 14:16

ここは伊志夫神社の入口。

1/13 14:16

石部の集落を抜けて海岸の方へ。

1/13 14:16

国道に出ると、すぐ脇に石部海水浴場。

1/13 14:17

石部の街並み。
煙が上がっている辺りは石部の棚田。

1/13 14:18

水門の脇に石部温泉バス停。

1/13 14:18

この温泉も気になるが・・・
まだ先は長いのでパス。

1/13 14:18

ここで国道を離れる。

1/13 14:19

「さざれ石の巌となりて」かな。
この辺りにはこんな岩が多い。

1/13 14:19

がんばって持ち直したようです。

1/13 14:20

しばらくは展望のない道が続く。

1/13 14:20

ひっそりと佇む巨木。

1/13 14:21

ペンションの裏手に出ると、再び舗装路。
この階段を下って再び舗装路を離れる。
気を付けないと見落としそう。

1/13 14:22

斜面にはスイセンがたくさん。

1/13 14:22

岩地の海岸が近づいてきた。

1/13 14:23

一里塚バス停。

1/13 14:23

一里塚バス停の近くに古い石仏。

1/13 14:24

アロエが満開。

1/13 14:24

岩地の海岸に下りてきた。
三浦歩道はここで終わり。

1/13 14:25

海岸に沿って漁港まで行く。
この蟹ヶ浦トンネルが日和山遊歩道の目印になる。

1/13 14:25

日和山遊歩道の案内。
周回できるコースになっている。
海側から行って山側から降りてこよう。

1/13 14:25

岩地漁港。

1/13 14:25

海岸に沿って進む。
昔にいったい何があったのだろう。

1/13 14:25

対岸は後で歩く予定の萩谷崎。

1/13 14:26

道を見失いそうになったところで、案内板発見。
が、「崩落のため通行できません」・・・

1/13 14:26

確かに、道が途中でなくなっている・・・

1/13 14:26

頭上には危険そうな巣があるし。

1/13 14:26

さて、どうしたものか、と海を見ながら考える。

1/13 14:27

それにしても、きれいな海だ。

1/13 14:28

周回コースなので、逆側からいけるところまで行ってみることにした。
入口からすぐ、弁天様の真っ赤な社。

1/13 14:29

石部の海岸が少し見える。

1/13 14:29

畑の脇の道を登りきると、弁天像。

1/13 14:29

ピークらしき場所には小さな祠。
海の洞窟と書いてあるので、ここから先ほどの海岸に行けたのだろうか。
すっかり笹に埋もれて道は見つからない。

1/13 14:29

奥には高見展望台と書かれた場所。
展望が良くて富士山も見えると書いてあるが・・・

1/13 14:30

すっかり笹薮に覆われている。
周囲は断崖絶壁なので、笹を掻き分けて進むのは危険だし、ここで引き返す。

1/13 14:30

古い石垣の畑が多い。

1/13 14:31

ここが日和山遊歩道の入口。
次は岩地遊歩道に向かう。

1/13 14:33

岩地の海岸を離れて、一里塚バス停に戻る。

1/13 14:33

国道を10分ほどで萩谷トンネル。

1/13 14:33

萩谷トンネルを抜けると、すぐに萩谷バス停がある。

1/13 14:33

ここが岩地遊歩道の入口。
萩谷海岸に向かって、林間コースと展望コースがある。
30分ほどで周回できる。

1/13 14:34

林間コースを下って展望コースから戻ってくることにした。

1/13 14:34

バスの時間を気にしながら、少し急ぎ足。
ここにも古い石垣がたくさんある。
畑だったのだろうか。

1/13 14:35

萩谷海岸に到着。
あ、富士山が頭を出してる。

1/13 14:35

萩谷海岸からの富士山。

1/13 14:36

海岸では道が一部壊れて1メートルほどの段差になっている。

1/13 14:36

萩谷海岸からの眺め。

1/13 14:37

ここからは展望コースを行く。

1/13 14:38

海岸には四阿があって、富士山が眺められる。

1/13 14:38

木道、後、急坂。

1/13 14:38

急坂を少し登ると見晴がいい道になる。

1/13 14:39

さっき歩いた岩地の海岸が見える。

1/13 14:39

正面奥の尖った山は烏帽子山。
あそこから歩いてきたのか〜

1/13 14:39

こういう道は心地よい。

1/13 14:40

萩谷バス停のすぐ上に出る。

1/13 14:40

この場所からも富士山が見える。

1/13 14:40

ここにも古い石仏。
石垣もたくさんあるし、昔は多くの人がいたのだろうか。

1/13 14:41

アロエと富士山。

1/13 14:41

これで今日の歩きは終了。
おつかれさまでした。

1/13 14:42

萩谷バス停でバスを待つ。
さあ、帰りのバスも長い道のり。

1/13 14:42

バスの車窓から。

1/13 14:42

松崎でバスを乗り換え。
帰りは下田経由にした。

1/13 14:43

伊豆急下田駅。

1/13 14:43

電車待ちの間に駅前で食事。
そばと「あじの押し寿司」のセット。
生ワサビ、というのがいい。

1/13 14:44

帰りは特急踊り子。

1/13 14:44

車内のおやつは、駅近くの店で買った「ハリスさんの牛乳あんぱん」

1/13 14:44

こんな形の、クリームチーズ入りのあんぱん。

撮影機器：

PENTAX K-5 PENTAX

感想

WashiTabi

西伊豆2日目は、雲見から石部を経て岩地へ至る、三浦歩道。
そして、岩地の周辺にある短めのコース2つ、日和山遊歩道と岩地遊歩道を合わせて歩いた。
ちなみに三浦歩道の「三浦」は（みうら）ではなく（さんぽ）と読む。

三浦歩道は、見所が多い。
雲見温泉からいきなりキツい急坂を登ると石切場跡がある。
人知れずひっそりと。少し薄暗くで不気味な感じ。
鋸山みたいに整備すれば、いい観光スポットになるだろうに。

それから2つの展望台。最初の三競展望台は一番の展望ポイント。
立派な展望台があって、北から西にかけての展望が素晴らしい。
もう1つの黒崎展望台は、展望こそ三競展望台には劣るが、岩地の美しい海岸が見える。
そして周囲は桜の木に囲まれているので、桜の頃には素晴らしい景色になりそう。

次いで石部。ここは棚田と温泉。
遠くの山の斜面に棚田が見えて、秋の夕暮れ時にはいい絵になりそう。
海岸近くに平六地蔵露天風呂があり、なんと無料の混浴露天風呂。
でも、残念ながら冬は入ることが出来ない。
石部は三浦歩道のちょうど中間点なので、温泉に入るタイミングになりにくいのも惜しい。

石部からはしばらく展望のない道が続いて、三浦歩道の終点、岩地。
岩地は白砂の砂浜があり、海の色が一際美しい。
この海を眺めながら海岸に向かって下っていく道が心地よくていい。

次は日和山遊歩道。
ここは短い周回コースになっているはずだったが・・・海側の道が崩落していて通行止め。
山側の道も行けるとこまで行ってみたが、展望台もすっかり笹に覆われて何も見えず。
訪れる人もめったにいないのだろう。ちょっと残念な状態。

最後に岩地遊歩道。
ここは30分ほどで周回できる短いコース。
萩谷海岸には四阿があって富士山を見ながら休憩できる。
展望は、展望コースの途中で南側が開ける。
そして萩谷バス停から展望コースを少しだけ登ると富士山が見えていい眺め。

というわけで、少しマイナーなコースを3つ。
この3コースを歩いている間に出合った人は1組2人のみだった・・・。

これで2日にわたる西伊豆歩きは終了。
青と緑の美しい海。断崖絶壁と富士山。
道が見つからなかったり通行止めだったり。
全部含めて、いい旅でした。

年末年始は天気が悪くてあまり歩かなかったので、すっかり体重が増えてしまった。
なので、西伊豆をガッツリ歩いて体重を減らすつもりだったが・・・
宿では夕食朝食ともお櫃のご飯まで残さず食べるし、道々に何か買って食べてるし、帰ってみると逆に体重増えてしまった・・・

○すべての写真（Googleフォト）
https://goo.gl/photos/4iBD5nfRwFiHo2TK6