記録ID: 403226
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雪山ハイキング
奥秩父
鳥谷山 登り下りともにVルート、途中一般林道
2014年02月01日(土) [日帰り]


- GPS
- 06:40
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 555m
- 下り
- 541m
コースタイム
塩平バス停―東山中部林道入り口9:30―東山中部林道と―ツ木林道交差地点10:00―入山地点10:10―山の神10:40―伐採地上部11:00―鳥谷山11:50/12:10―水ヶ森林道13:05―ツ木林道分岐地点13:35―山の神13:55―下降地点13:55/14:05―林道終点分岐15:07―塩平バス停15:35
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
http://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/fs/6/2/3/8/_/makiokasen_jikoku_2016.pdf このバスは窪平発ですのでご注意。窪平までは山梨交通のバスもありますが時間が合いません。窪平はJR塩山駅より5km程離れております。 塩山から窪平までのタクシー料金は1700円前後です。 駐車場: 塩平バス停下側約500m地点に10台位可能。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所: 特にありません。 不明瞭箇所: 東山中部林道交差地点から鳥谷山経由して水ヶ森林道までは地図に道は書かれていないVルートです。 水ヶ森林から塩平集落までは国土地理院の1/2500の地図で書かれている道ですが、昭文社の山と高原の地図には書かれていないVルートです。 道の様子: 全行程アイゼンは必要ありませんでした。 雪は鳥谷山の標高1100mより上から下は塩平近くの1050m付近まであります。また雪の多いところは水ヶ森林からの下りで、最大で30cm程でしたのでこの下りのみスパッツは必要でした。 東山中部林道交差地点から鳥谷山: 交差地点から少し南へ進むと取付くべき尾根が確認できるので適当なところから尾根に上がります。尾根に上がれば後は尾根を外さないようにすれば鳥谷山まで迷うことは無いと思います。尾根は極めて薄い踏み跡がありますが獣道の方が明瞭なのでそれに引き込まれない様に注意してください。なおここを下る場合は上部の尾根が広く複雑に分かれているので注意が必要です。 鳥谷山から水ヶ森林道: ほぼ明瞭な稜線を進むので問題なしです。薄い踏み跡がありま。 水ヶ森林道: 雪の無い所、雪のあるところ、凍結しているところなどいろいろでした。 今の時期水ヶ森林道は一般車は通行止めなのでこの林道で雪遊びするのも面白いですが、林道の雪は乙女高原に近づくにしたがって予想以上に増えてきますので時間と体力の余裕が必要です。 水ヶ森林道から塩平: 国土地理院の1/2500の地図で書かれている道です。水ヶ森林道から塩平への降下地点は分かりにくいですが赤テープを付けておきました。林道が右に膨らんで少し広くなった所が降下地点です。 1/2500の地図を見てその位置を確認してください。地図の点線の道は傾斜の緩やかな沢沿い道です。常に左岸を沢から数十メートル離れて下るので何の問題もありません。また迷うようなところもありません。軽トラが走れる林道に出たらあとはそれを進めば塩平に着きます。 |
写真
一ツ木山から下りてきて途中の尾根を右へ行くと水ヶ森林道のやや広くなったここに降り立ちます。
ここは塩平への古道あるところです。今回写真を撮り忘れたので去年3月9日の写真を載せました。次の写真も去年の同じ昨年のものです。
ここは塩平への古道あるところです。今回写真を撮り忘れたので去年3月9日の写真を載せました。次の写真も去年の同じ昨年のものです。
ここは一つ前の写真と同じところの水ヶ森林道のやや広くなったところで、写真の様に木に赤テープが付けてありますが、ここが塩平への古道の下り口です。なお黒平峠は林道を3kmほど進んだところにあり、そこからも塩平へ下る古道があります。
塩平へは水ヶ森林道を進んだ先の黒平峠からの古道でも行けます。しかしここから下りた方が黒平峠からの道よりはるかに歩きやすいです。
古道に入った途端に積雪が30cm程に増えたのでここでスパッツ装着。
古道に入った途端に積雪が30cm程に増えたのでここでスパッツ装着。
これなんだか分かりますか?
30年以上前に買った雪山用”オーバー手袋”です。ペラペラで保温機能は無く雪が袖口に入るのを防ぐことしかできません。
今でも問題なく使用できますが、今回は出番無しでした。
30年以上前に買った雪山用”オーバー手袋”です。ペラペラで保温機能は無く雪が袖口に入るのを防ぐことしかできません。
今でも問題なく使用できますが、今回は出番無しでした。
感想
以前から気になっていた鳥谷山へ行ってきました。
昭文社の地図では戸谷山と書いてあるようですが、古い地図では鳥谷山と書いてあります。地元の方は“とやさん“と呼んでおります。
この山は特別に展望がよい山ではなくさらに道があるわけでもないので一般登山者が登ることはないでしょう。しかし塩平付近は杉やヒノキの植林が比較的少ないので、花粉の季節にはちょうど良いところです。また登山者がいないので雪があっても踏み固められて凍っているようなところは無くアイゼンを使用しないでも雪遊びができます。
鳥谷山だけを往復する登山は面白くないので、隣の一ツ木山や水ヶ森林道から分かれて塩平へつながる古道を周回すれば静かな山歩きができます。元気な方は乙女高原まで行って周回することもできます。
今回の鳥谷山登山で塩平を中心にしたエリアの山や古道を一通り歩き終わりました。
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コメント
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hachiさん、こんばんは。
31の写真と同じようなヤツ、
私も捨てずにまだ持ってますよ。
昔の山道具入れの段ボールの中に入ったままですが・・・
谷川岳や雪山テントで使ったかな。
今、こんなの使う人いないでしょうね。
同じ使い道で、足に着けるオーバーシューズも
昔のを捨てずに持っているのですが、
こちらはウォーキングシューズでそのまま履けそうなので
ドカ雪ハイキングで使ってみたいと思っています。
乙女高原の周辺って、やっぱりクマ多いんですね。
私も12月末に小楢山でクマのラッセルの跡を見て焦りました。
窪平のバスって使いにくいですよね。
塩山始発にしてほしいですね。
私は小楢山のとき、赤線繋ぎも兼ねて歩きましたけど。
Yamaheroさん こんばんは
この古いヤツ、私にすれば未だ現役の山道具です。今じゃ保温機能付きのいいものを売ってますが、私は本格的雪山をやらないのでこの程度も十分です。
同じころに買ったオーバーズボンもまだ現役として使える状態です。これはよく見ると二重構造ですが、防水性能は無いようです。スパッツとズボンの間に入った雪が靴の中に入りゃなければ問題なしと思っております。
これらの年代ものは、今頃使う人はいないでしょうが人のいないところしか行かないので気にせず使えます
乙女高原付近は、クマが多いようです。肉団子までくっきり確認できる足跡見たらホイッスル吹きまくりで、即行その場から退散ですよね。
Yamaheroさんの12月末の小楢山の記録を拝見してきました。ローカットシューズでもけっこう雪山歩けるものですね。というか、それで行っちゃうファイトはすごいですね
窪平のバスってホントに塩山発にしてほしいですね。でも一回100円なので感激します。初めて乗ったときは「山梨市民じゃないのですが100円でいいのですか?」などと聞いたのを覚えています。
一般登山者の入ることのない登山道。
でも、山の神がいくつかあったりなど、昔はそれなりに歩かれた道だったのでしょうか?
それとも、林業に携わる方が昔から歩かれていたとか?
それにしても、今回は一段と寂しげな山歩きでしたね。
もちろん、それが楽しいのでしょうけど
でも、お気をつけて!
masaiさん こんばんは
二つの山の神は鳥谷山の尾根と一ツ木山北部の稜線(現在は水ヶ森林道の横)にありますが、当時は林業が盛んだったのでその安全を祈るための神様ではないでしょうか。
なお水ヶ森林道のすぐ西側は御岳昇仙峡なのでそこと塩平間を結ぶ道が昔はあったと思います。しかし山奥まで自動車道が完成すると昔の道は歩かれなくなりますね。
この付近ほんとに寂しげなところで、さらに雪があるとなおさら寂しさが増します。
しかし、お天気がよいと雪の無い南面の落ち葉フカフカの斜面は暖かでのんびりできますよ
また雪の無い林道部分はポカポカでオンドル暖房の床の様ですから、そこで横になれば束の間の昼寝を楽しむことができますよ。でもクマもクルマ(冬は一般車通行禁止)も来ることもあるのでご注意ください
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