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Yamareco

記録ID: 416083
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ハイキング
甲信越

高土幾山・飯盛山 中央アルプス稜線がくっきり

2014年03月15日(土) [日帰り]
 - 拍手
kyom4 sanyujin その他1人
GPS
04:50
距離
9.7km
登り
671m
下り
671m

コースタイム

【高土幾山】
08:45林道入口
09:40登山口
10:00高土幾山山頂10:15
11:05林道入口

【飯盛山】
12:15登山口
13:30飯盛山山頂13:50
14:45登山口
天候 一日大快晴、午後まで中央アルプスが美しく見えました
過去天気図(気象庁) 2014年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
【高土幾山】
中央道「中津川IC」降車、国道19号線を長野県方面に向かいます
約6km先の「落合川」信号で右折、
県道7号線(旧中山道)に入り、馬篭峠を目指します
峠の茶屋前の余地に駐車しました

【飯盛山】
馬篭峠を妻籠宿方面に下ります
妻籠宿を通過して、国道19号線に合流し北上します
「柿其」で左折し、恋路峠を目指します
峠には、まだ新しい避難小屋、トイレ、駐車場があります
コース状況/
危険箇所等
【高土幾山】
峠の茶屋の斜め向かい(岐阜県より)の林道入口がスタート地点
緩やかな道(車の通行跡なし、日陰に10cm残雪あり)を小一時間歩き、
左側の笹藪に「火の用心」の小さな立て札を見つけたら登山口です
案内板、標識等は一切ありません、見逃して行きすぎました

植林帯に入ると、木の枝に時折ピンクのテープが付けられています
忠実に尾根を辿ると、密生した植林地で周囲の眺望の全くない山頂です
山頂付近、凍結箇所がありました(僅かです)

【飯盛山】
登山口に中央アルプスの眺めの良い展望台があります
いきなり急坂に次ぐ急坂が待っていて、山らしい感じの山、
尾根まで雪は残っていませんでしたが、
急斜面です、足元にご注意ください

尾根を外れて行く踏み跡があり、辿って行くと
途中で踏み跡がなくなり、引き返しました
尾根を常に意識して、踏み跡を確認しながら登る方が良いと思います

平坦な尾根から山頂までの間に、僅かですが凍結箇所がありました
中央道神坂PA
2014年03月15日 08:03撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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3/15 8:03
中央道神坂PA
初めて中津川から馬篭宿を通って峠に来ました。
2014年03月15日 08:39撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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3/15 8:39
初めて中津川から馬篭宿を通って峠に来ました。
茶屋も今はひっそりと閉まっていますが、シーズンになると古道を歩く人たちで賑わうのでしょうか?
2014年03月15日 08:40撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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3/15 8:40
茶屋も今はひっそりと閉まっていますが、シーズンになると古道を歩く人たちで賑わうのでしょうか?
すっきりとした恵那山
2014年03月15日 08:47撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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3/15 8:47
すっきりとした恵那山
林道入り口
2014年03月15日 08:47撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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林道入り口
一つ目の送電線
2014年03月15日 09:07撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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3/15 9:07
一つ目の送電線
南木曽岳
見れば見るほど凛々しい山!青空に映えます♪
2014年03月15日 09:09撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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3/15 9:09
南木曽岳
見れば見るほど凛々しい山!青空に映えます♪
南木曽岳の左肩に中央アルプス
2014年03月15日 09:09撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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南木曽岳の左肩に中央アルプス
摺古木山〜安平路山方面でしょう
2014年03月15日 09:09撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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3/15 9:09
摺古木山〜安平路山方面でしょう
二つ目の送電線
2014年03月15日 09:25撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
3/15 9:25
二つ目の送電線
送電線の通り道は切り開かれていて…
2014年03月15日 09:25撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
3/15 9:25
送電線の通り道は切り開かれていて…
中央アルプスが少し近づきました
2014年03月15日 09:26撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
3/15 9:26
中央アルプスが少し近づきました
登山口の標識等は一切ありません。通り過ぎてしまいました。「火の用心」の小さな看板が唯一の目印。笹を踏みわけて突入!
2014年03月15日 09:38撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
3/15 9:38
登山口の標識等は一切ありません。通り過ぎてしまいました。「火の用心」の小さな看板が唯一の目印。笹を踏みわけて突入!
短いですが山頂直下の急坂。凍結していました。
2014年03月15日 09:56撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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3/15 9:56
短いですが山頂直下の急坂。凍結していました。
二等三角点
山名を記した物は何もありません
2014年03月15日 10:00撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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3/15 10:00
二等三角点
山名を記した物は何もありません
メインゲストは伏せのポーズでアピール!(^^)!
2014年03月15日 10:11撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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3/15 10:11
メインゲストは伏せのポーズでアピール!(^^)!
振り返った林道。ところどころ雪も残っています。
2014年03月15日 10:32撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
3/15 10:32
振り返った林道。ところどころ雪も残っています。
恵那山
2014年03月15日 10:41撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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恵那山
富士見台
相当雪がありそう
2014年03月15日 10:41撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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富士見台
相当雪がありそう
林道入り口に戻って来ました
2014年03月15日 11:05撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
3/15 11:05
林道入り口に戻って来ました
ここから向こうは岐阜県
2014年03月15日 11:05撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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ここから向こうは岐阜県
ここから向こうは長野県
2014年03月15日 11:05撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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ここから向こうは長野県
馬篭峠
2014年03月15日 11:06撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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馬篭峠
中山道古道入り口
歩いてみたくなります
2014年03月15日 11:07撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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中山道古道入り口
歩いてみたくなります
飯盛山登山口にある、中央アルプスの眺めが素晴らしい展望台。
2014年03月15日 12:17撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
3/15 12:17
飯盛山登山口にある、中央アルプスの眺めが素晴らしい展望台。
いきなり大展望!(^^)!
2014年03月15日 12:18撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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3/15 12:18
いきなり大展望!(^^)!
三沢岳アップ!
2014年03月15日 12:18撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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三沢岳アップ!
イワカガミの大群生地。花の咲く頃はいかばかりでしょうか?
2014年03月15日 12:39撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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3/15 12:39
イワカガミの大群生地。花の咲く頃はいかばかりでしょうか?
岩混じりの急坂
2014年03月15日 12:57撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
3/15 12:57
岩混じりの急坂
コウヤマキの多い山です
2014年03月15日 13:11撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
3/15 13:11
コウヤマキの多い山です
三角点がありました♪
2014年03月15日 13:29撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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3/15 13:29
三角点がありました♪
山頂標識と石碑
2014年03月15日 13:30撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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3/15 13:30
山頂標識と石碑
御親切な方が山頂標識を作ってくれていました。有難うございます。
2014年03月15日 13:30撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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3/15 13:30
御親切な方が山頂標識を作ってくれていました。有難うございます。
眺望はほんの僅か
2014年03月15日 13:30撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
3/15 13:30
眺望はほんの僅か
本日二つ目の山頂ポーズも見事に決まりました(*^^)v
2014年03月15日 13:31撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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3/15 13:31
本日二つ目の山頂ポーズも見事に決まりました(*^^)v
小さな石碑
日陰で寒く、そろそろ下山にかかります
2014年03月15日 13:48撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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3/15 13:48
小さな石碑
日陰で寒く、そろそろ下山にかかります
大岩の裂け目を通り抜けます
2014年03月15日 13:50撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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3/15 13:50
大岩の裂け目を通り抜けます
樹間に木曽川
2014年03月15日 13:56撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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樹間に木曽川
舟形石でしょうか?
2014年03月15日 14:12撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
3/15 14:12
舟形石でしょうか?
振り返った大石
2014年03月15日 14:12撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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振り返った大石
ロープのある急坂
2014年03月15日 14:16撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
3/15 14:16
ロープのある急坂
中央アルプス、糸瀬山の展望所
2014年03月15日 14:20撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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3/15 14:20
中央アルプス、糸瀬山の展望所
どうしても三沢岳に目が行ってしまいます
2014年03月15日 14:20撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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3/15 14:20
どうしても三沢岳に目が行ってしまいます
日差しを浴び、穏やかな木曽谷
2014年03月15日 14:42撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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3/15 14:42
日差しを浴び、穏やかな木曽谷
暮れるのが惜しいほどの快晴です。素晴らしい景色を見飽きることはありません。
2014年03月15日 14:43撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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3/15 14:43
暮れるのが惜しいほどの快晴です。素晴らしい景色を見飽きることはありません。
新しくてきれいな避難小屋。ここで気持ち良く昼食を頂きました。お世話になりました。
2014年03月15日 14:46撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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3/15 14:46
新しくてきれいな避難小屋。ここで気持ち良く昼食を頂きました。お世話になりました。
撮影機器:

感想

「高土幾山」は長野県と岐阜県境稜線上にあり「たかときやま」と読みます。
つい最近まで、そんな難読の山が妻籠宿と馬篭宿の間にあると知りませんでした。
CLが計画をしていて、私の休みに合わせてもらい急遽出かけることに。

妻籠宿には何回か足を運んでいますが、
馬篭宿は岐阜県側にあるということもあり、訪れた事はありません。
今回、中津川インターで降車して、旧中山道を馬篭宿を横目に見ながら
馬篭峠に至る道は初めてですから、藤村の「夜明け前」も思い出し
車で通るだけでも、やはりわくわくしてきます。

おまけに今日は偶然とはいえ、雲ひとつない超ラッキーの大快晴、
峠で背後からゆったりと尾根を構えた恵那山が、
ようこそと微笑みかけているかのよう♪
緩やかで退屈な林道歩きも、時折見える真っ白な中央アルプスに
慰められながら、のんびり行きました。

途中に送電線が二箇所あり、分岐が現れたら、右に進んでしばらくすると
左手の道路脇の背の低い笹藪に「火の用心」の小さな立て札が立っています。
通り過ぎてしまい、道が下り坂になり、不安になって引き返して発見。
見逃さないようご注意ください、登山口を示すものは他にありません。

檜の見事な植林帯は、日も差し込まず、薄暗く冷え冷えとした雰囲気。
時折、木の枝に付けられたピンクのテープが唯一の道案内です。
足元に錆びた残地ロープが這っている場所があります。
見えにくく、足を取られないよう、注意してください。

最後の急坂を僅かひと登りで、三角点の周囲だけ伐採された山頂。
申し訳程度の空き地に、三角点だけは妙に存在感がありました。
こんな山名は他にはないでしょうし、ちょっと期待しましたが、
全く眺望なくがっかりし、軽くお茶をして次の山に向かうべく下山。
ショートカットできそうでしたが、忠実に来た道を辿りました。

馬篭峠を下り、妻籠宿を通り過ぎます。
今はまだ観光のオフシーズン、宿場の周りの大駐車場も車の影はまばら、
本来の昔の静けさを保っている宿場町にはこんな時こそ
いにしえも間近に感じられ、訪れるのにふさわしい時期に思えます。

国道16号線に再び合流して北上し、「柿其」で国道から離れ
山沿いの集落に沿って峠を目指し、曲がりくねった細道を行きます。
周りの山々は険しいですが、春の気配に満ちた家々ののどかな佇まい。
木曽谷の春の早さを目の当たりにし、羨ましくなります。
日帰り温泉でしょうか、「柿其温泉」という看板もあちこちに。

名前がロマンチックですが、恋路峠には駐車場、トイレ、避難小屋完備、
「飯盛山」登山出発前に、避難小屋で昼食を摂って腹ごしらえ。
登山口からいきなりこれでもかの急坂の連続に汗が絞られましたが、
先程の「高土幾山」のあっけなさから考えるとむしろ山登りの実感があると
潔く、心地良ささえ感じている皆さんの健脚ぶりには相変わらず脱帽です。

「飯盛山」山頂も檜の大木に囲まれて木々の隙間に中央アルプスが少し見えるだけ。
手作りの山頂標識があっただけ、ちょっぴり嬉しい山です。
日影の雪が溶け残り、凍結していて、休んでいると途端に身体が冷えてきます。
いたたまれず、早々に下山にかかりました。

下山途中に、一箇所中央アルプスと糸瀬山の展望場所がありますが、
後は、視界のない樹林帯をひたすら下りました。
登山口に建てられたロッジ風の展望台からは中央アルプスの大展望、
今日は午後まで山がくっきりと見渡せ、山座同定が最後に楽しめました♪
年に数回もないと思われる晴れた日に、
木曽谷を正面に見下ろしているような堂々たる三沢岳を
心ゆくまで眺められ、大満足でした。

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