734m峰（鉾ヶ岳北西稜）、神道山

2022年04月17日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 39.2km
• 登り: 866m
• 下り: 981m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:43
• 休憩: 0:27
• 合計: 3:10

8:00 スタート地点
8:40 8:50 峠（610ｍ）
9:30 9:45 734ｍ峰
10:20 10:22 峠（610ｍ）
11:10 ゴール地点

上越地方の低山薮山「734m峰」と低山「神道山」公園のハイキング記録、おまけに周辺観光の記録です。
神道山（しんどうさん）は、昔、大国主命が求婚のため、奴奈川姫（ぬながわひめ）のもとに通ったという神話から「神の通った道」として語り継がれている山。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

その他周辺情報

くわどり湯ったり村

写真

上越市街地手前より鉾ヶ岳。

糸魚川市街手前で青海黒姫山。

早川の上流へ向かうと大きな鉾ヶ岳が見えてくる。

土塩集落より望む早川と頚城山塊

土塩集落より峠を目指す。黒尾ノ峰（左の鋭峰）と鉾ヶ岳（右）。

峠へ向かう林道（入山吹原線）を徒歩で進む。

林道は断続的に残雪が現れ通行不能

林道から離れて、沢沿いを直登する。

次第に残雪が増えてくる。振り返る。

左手に目指す、734m峰。

峠の直下

峠より北方向

峠より南方向

峠を少し北へ下って外山方面パノラマ。左は外山（719.4m）（元サイズ）

峠から鉾ヶ岳北西稜に取付き734m峰（中央奥）を目指す

雪堤をたどり幾つもの丘を越えていく

直下の急登

734m峰の山頂

山頂からは北に日本海が見える

山頂から望む鉾ヶ岳、手前に黒尾ノ峰

鉾ヶ岳方面パノラマ（元サイズ）

頚城山塊、海谷山塊、後立山連峰北部パノラマ（元サイズ）

頚城山塊（火打山、焼山、昼闇山）

後立山連峰北部（小蓮華岳、白馬岳、雪倉岳）

後立山連峰北部（赤男山、朝日岳、長栂山）

早川流域の田園地帯

山頂の南西斜面はイワウチワが群生

林道脇に水仙

棚田より火打山、焼山

-----ここからは「神道山」-----
登山口の駐車場

いきなりの急な階段が始まる。1088段もあるという。標高差は180mほど。

振り返って一息入れる。能生川河口部に能生市街地が広がる。

最後の登り。階段地獄で登山よりきつい。

山頂広場に到着、右の尖った山は江星山。その左後は鉾ヶ岳。

江星山は烏帽子の形をしている。烏帽子山の当て字だろうか。

奥にシンボルの平和の鐘

ベンチの周りはカタクリの絨毯

能生川上流方向の展望。三峰山Z(中)、大毛無山（右）

東屋とカタクリ

平和の鐘からの展望。青い日本海、手前を横切る高架は北陸新幹線。

下りも階段脇のカタクリを眺めながら

中腹より望む江星山。

----弁天岩の鯉のぼり--
能生漁港の西にある弁天岩。100mのワイヤーで繋がれ60匹の鯉のぼりが海上を泳ぐ。

インスタ映えする？能生の観光地

弁天岩から望む海岸線

弁天岩から南西方向

橋の近くで見かけた、ご当地バリケード。伝説のお姫様、奴奈川姫をモチーフにしたマスコット「ぬーな」。勾玉を持っている。

----たにはま公園---
最近話題の、海の見える丘や広大なドッグラン、多目的広場のある公園。火野正平がBSのこころ旅で訪問している。（元サイズ）

海の見える丘、この丘を登りきると左右に日本海のパノラマが広がる。

北東方向。水平線の向こうに米山

南西方向。

撮り鉄に聞く越後トキめき鉄道で臨時列車が走るというので撮ってみる。懐かしい国鉄色の455系の臨時急行列車が能生駅方面から走って来た。

広大な多目的広場、頚城山塊も見える

遊具もある

次に桑取川上流方面へ。「ゆったりの家」という古民家と桜

古民家のすぐ近くの「くわどり湯ったり村」に立ち寄り温泉で締めくくる。

感想

noraneko964

林道の除雪終点から残雪に覆われた谷筋を詰めて峠を目指す。峠からは稜線伝いに尖った734m峰まで足を延ばしてみる。期待通りの眺めが広がり、頚城の峰々や海谷山塊、後立山連峰まで望むことができた。何といっても、黒々と屹立した鉾ヶ岳と前衛の黒尾の峰は印象的だった。次に登った神道山は観光気分で舐めて登ると痛い目に合う山だった。千段を越える急勾配の石段が延々と山頂まで続きヘロヘロになる。山頂広場は群生するカタクリに出迎えられ、平和の鐘からは蒼い日本海まで一望できた。