浅草岳(六十里越えコース)
- GPS
- 09:05
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,129m
- 下り
- 1,129m
コースタイム
-10:35北岳分岐-11:05ムジナ沢カッチ-11:50前岳-12:00山頂-14:00北岳
-14:35鬼ヶ面山-15:45マイクロ中継局-16:25登山口
天候 | くもり時々雨、のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年10月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山ポスト 登山口 ■駐車スペース 252号登山口近くに30台分。トイレ水場なし。 ■水場 登山口〜マイクロ中継局に沢がある。(飲水に適するかは不明) ■その他 雨の後、このコースは非常に滑る。 早い時期はヘビに注意。 笹の付近を歩いた後はマダニに注意。 |
ファイル |
非公開
4190.xls
計画書
(更新時刻:2010/07/28 08:54) |
写真
感想
田子倉湖の周りは紅葉がとても美しく、
只見線の大白川駅から田子倉駅の間は、
三脚を立てて、紅葉をバックにディーゼルの鉄道(気動車)
を撮影する人がいた。
登山口前の広い駐車場には1台も車はおらず、
公衆電話ボックスがあるのみ。
駐車場と奥のヤブの境目には人の排泄痕が多く、
あまりうろつきたくない。
登山口から南岳までは、
サルナシや山ブドウの実の残りを食べたり、
キノコを探したりしつつ進んだが、
北岳まで行って、
ガスが晴れず、雨も混じり、ぬかるみ滑るルートに
引き返そうかなどと話しながらなんとか進む。
山頂に到着の頃には太陽が出て、
それまで全く見えなかった景色が眼前に広がりとても気分がよかった。
ネズモチ平やムジナ沢のコースのほうがよく歩かれているのか、
この日もそちらからのパーティーに山頂で会った。
前岳から南岳は、ピークの登り下りが多く、
下山もとてもキツかった。
今回は、ぬかるんだ登山道で何度も面白いように転んだ。
(滑ると踏ん張れない潅木もない急なドロ道が多い)
登山道にカモシカのような足跡が続いていたが、
その足跡もかなり滑っていた。想像するとおかしく、
4つ足の動物も滑るくらいなので滑る道なのだ。と言い訳にした。
ヘッドランプでの戻りになるかと思ったが、
16時過ぎに駐車場に到着することができた。
鬼ヶ面山近辺の東側がガケになり、崩れ落ちそうな場所は、
新たに潅木帯を切り開いて新しい登山道になっていた。
コース全体的に、きれいに刈り払いされているが、
されていなければヤブで非常に歩きにくいであろうことが予想される。
先月からこの近辺の山々を歩いたが、
山深くてとても面白く、好きになった。
越後三山も人が少なければ行ってみたい。
浅草岳
濃霧に遮られ山容はまったく見えない。
天気予報を信じて登るのみ。
鬼が面山付近はヤセ尾根で「危険・足元注意」とあるが、濃霧の遙か彼方から沢音が聞こえるものの見えない。
見えないと不気味だ。ただ見えると怖くて足がすくむ。
狢沢カッチp1452mに到着時、女性の声が聞こえた。
この濃霧の中登っている人がいる。
なんだか励まされた。
そして、前岳最後の登り時振り返ると山並みが見えてきた。
上空に少し青空・太陽も少し出た。ネズモチ分岐からはどんどん霧が消えて、頂上では霞がかった田子倉湖から下流の只見町、大鳥ダムを囲む会津朝日と未丈が岳、遠く会津駒・平ヶ岳方面まで微かに見えた。天気予報を信じて登って良かった。
所要4:30あまり、後半登り下りが多かった。
帰りのコースが頂上から一望され、遠くあそこ(南岳)まで登り下りの繰り返し、更に岩壁が見える。ヤセ尾根歩きが続くと思うと気が重い・足が重い。
行きと比べて、晴れると登山道の登降が気持ち良かった。
陽が沈まぬうちに下山できた。
只見町の入叶津や田子倉駅から新緑のブナ林を眺めながら登りたい。
4番の、ニカワ質のきのこは、シロキクラゲの伸び盛りのものだと思います。最近、市販されていますが、中国では燕の巣のスープとともに、このきのこの料理を楽しんできたそうです。(もし、よろしかったら、良い状態のきのこですので、私のネット図鑑に写真を借用できないでしょうか?)
マイクロ中継局は、これは反射板ですね。マイクロ波は、光のように反射する性質があるため、あちこちの山にこのような反射板があります。
これだと、進路を変えるだけで、増幅のための電源はいらず、メインテナンスが楽です。
街中や電源が使える地の利がある中継局の場合は、いったんおわん形アンテナで受信し、増幅してから、別の方向へ向かって送信アンテナで送り出します。
反射板は、板でも細かい網目でもよく、電子レンジは同じ程度の波長のマイクロ波を使っており、扉に「人体に危害を加えないように」網目の反射板がガラスに張り付けてあります。
そうそうこの浅草岳のことを、追加で書きます。
私は秋の入り口で、ネズモチ平から登りました。山頂部で、karamomoさんらと同じルートで登ってきた若い方々に会いました。やぶの多い難コースで、大変な時間がかかったと言っていました。往復されたとは、脚力が違いますね。
先日は、この登山口を横に見て、福島県へと入りました。山の中を走る好きなルートです。
tanigawaさん
コメントありがとうございます。
こんな写真でよければどうぞお使いください
雨上がりのブナ林にて、(生えていた木は不明)
5×5センチ程度のもので
ハナビラニカワタケかと思いましたが、
それより肉厚でひだが少なくかなり白いな。
という印象でした。
あの辺りの大木の少ないブナ林は
みんな雪で根元が倒れて立ち上がっており、
コケも多いので、みんな一見朽木のようで
キノコを探しつつ歩いたら、とても目が疲れました
反射板2枚は少しずれて向かい合っていました。
尾瀬の富士見峠のほうから反射してるのかなどと
話していました。
詳しい説明ありがとうございます
行動予定は山と高原地図(エアリア)を参考にしましたが、細かいアップダウンが多く、
登りも下りも時間の短縮は厳しい印象でした。
ルートの刈り払いの跡は新しかったです。
ヤブが残っているともっと時間がかかりそうです。
ヒメサユリの咲く山なので、
その時期が終わらないと
大きくは刈り払えないのかもしれないですね
karamomoさん、koshibaさん、ありがとうございます。
さっそく次のページをつくりました。
http://trace.kinokoyama.net/fungi/fungi-zukan/siro-kikurage-fungi.htm
下降がとくにたいへんだったのですね。苦労するコースだけに、自然ひとりじめ、のような良い場所も続いていたのでしょうね。
この山は、会津側のルート周辺、中腹に、深いブナ林が残されていて、そちら側を一度、探索したいと思っていました。
tanigawaさん
ありがとうございます。
濃霧の登りがきつかったです。
帰りは、晴れて落ち葉も乾き、快適に下れました。
県境の山 いいですね
会津側ルートのブナ林と沼の平 歩きたいです
3枚目の写真、拡大してしまいました(><)
でも、意外と可愛い目をしていますね。
シマちゃんも拡大しそうになりましたが
かろうじてセーフ
tanigawaさん
ありがとうございます。
写真が映えますね
高度1100mくらいまでは
ブナの大木の混ざった広葉樹林、
下草にはツバキ科が生え、
立ち枯れや朽ちた大きな木が多いのですが、
高度1200m前後で
直径15センチくらいの若くて(?)
苔むしたブナ林にがらっと変わり、
迷いそうですが、分け入ってみたい林でした。
面白そうですね。
ぜひ探索してみてください
sakusakuさん
そうなんです!とてもカワイイんです
でも、シマちゃんやアオダイショウのほうが
もっとカワイイです。
ぜひアップで見てください
ヘビには顎関節症がないのかな。(うらやましい)
すごい大口です
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