行者山〜杉坂峠〜向山（三田・猪名川）
inakabus
- GPS
- 06:58
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,014m
- 下り
- 1,010m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
10:15 サングレードGC寮前（登山口）
10:51 四等三角点『上カイホ』
11:01 行者山山頂
11:25 内田池
12:34 追谷山方面分岐
13:12 杉坂峠
13:27 東播線��10鉄塔 〜休憩
13:53 出発
13:57 四等三角点『向山』
14:15 東播線��12鉄塔
14:36 東播線��14鉄塔
14:55 東播線��15鉄塔（紅白）
15:08 東播線��16鉄塔
15:31 東播線��17鉄塔
15:57 東播線��18鉄塔
16:16 羽束川発電所前
16:56 高平ふるさと交流センター駐車場
| 天候 | はれ 時々 くもり 最寄のアメダス観測点『三田』当日の気温 朝の最低気温 4.1℃ (05:55) 日中最高気温 20.8℃ (14:48) |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
■センター内にトイレ有（未確認） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
コース状況に程度の差はあれど、大半が地形図に破線道もない区間に付き、地図上での位置確認は慎重に行う必要があります。 車道を除き、杉坂峠を経て鉄塔巡視路までのルートは、踏み分け程度の不明瞭なルートが続きます。境界杭のある区間でも、杭を見落としやすい不明瞭な区間もあり要注意。鉄塔巡視路に出会って以降は、切り開かれた明瞭なルートが続きます。但し、��15鉄塔より西は高低差の激しい階段区間も多く、歩き難いルートとなっています。 尚、コースの一部は『北摂の山 下』（慶佐次盛一 著）を参考にしています。『愛宕山（清水の）と追谷山』・『上之岳〜昼ヶ岳』・『奥山（小柿の）と向山』の三篇にまたがるルートとなりますが、いずれも『読図ができて、藪になれた人向き』のルートとなっています。 ■登山口〜行者山〜内田池 行者山への登りは、麓より少し地形図上に記された実線道が途切れた後にも続く山道を利用しました。山腹を進み、尾根筋へ至る人工的な道筋となっており、地図に記されないのが不思議な程、明瞭なルートが続きます。行者山への尾根筋は古い山道のようで、踏み跡もしっかりしています。そのまま麓へも下れるようですが、ゴルフ場に突き当たると思われ、先のルートがその迂回路として切り開かれたとも考えられますが、真相は不明。 『上カイホ』を経て行者山へ至るルートは岩混じりの急勾配となっていますが、足掛りも多く比較的歩きやすいルートです。内田池へ至る尾根筋は何度か歩いたルートですが、行者山へ至るルートと比べるととかなり酷い状態です。特にはじめて歩く際には迷わないように、慎重に地図での位置確認を行う必要があります。 ■内田池〜杉坂峠 境界杭が設置された区間が多く、それが道標代わりになりますが、下りでは見落としやすいので注意が必要です。 このルートも昨年に1〜2回歩いたルートですが、いずれも今回と進行方向が逆。内田池へ向う場合は、小ピーク等の視界が広がる地点から昼ヶ岳が目印となりますが、逆方向に向う場合は有効な目印がなく、広いく特徴の掴み難い尾根筋微妙に方向を変えて続いており、位置関係がわかりにくく、注意が必要です。 境界杭設置の際に切り開かれたのか、尾根の狭まるエリアなど、メートが明瞭な区間もありますが、倒木等の障害物は多く、高低差が少ない尾根筋ですが通過にはかなりの時間を要します。 ■杉坂峠〜向山〜羽束川発電所 峠より北への登りはかなりの急坂となっており、登る際には腕力も必要、下りはお奨めできません。こちらも境界杭が設置されており、それを目印に進む事が出来ます。尾根筋に近付けば勾配も緩まり、程なく鉄塔巡視路と合流します。 その後は尾根筋に切り開かれたルートが続き、東播線��10鉄塔より向山三角点を経て、��15鉄塔（紅白）へ至るルートは、時折り巡視路特有の階段整備された区間はありますが、障害物も少なく快適に歩くことが出来ます。 『北摂の山 下』に紹介されたコースでは、��15鉄塔より南へ下るルートとなっていますが、今回はそのまま巡視路を西へ進みました。試しては見たものの、西側は地図でも読み取れる通りの高低差100m程の急な谷となっており、歩き難い階段が続きます。その後の下りは尾根筋を経てまたまた急な下り となり、挙句に羽束川の渡渉に苦労する事になりました…お奨めできません。。 【主な過去の記録】 ■内田池〜大船山（猪名川・三田）2013年03月07日 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-274838.html ■追谷山〜昼ヶ岳（猪名川・三田）2013年01月09日 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-259423.html ■鳥飼山〜昼ヶ岳〜内田池 2012年02月28日 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-171960.html ■大船山〜行者山〜内田池 2012年01月12日 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-161971.html |
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感想
阪神間の平野部では、桜も見頃を迎えたようですが、三田の山間部ではようやく開花、1週間ほど遅れるようです。その代わり、春の里山を彩る、タムシバの白い花は見頃でした。
あと一月足らずで鮮やかな新緑に包まれる季節が訪れます。つまり、見知らぬ里山を散策する賞味期限はあと僅か。今年は例年になく仕事が忙しく、あまり歩く機会が作れなかったのが心残りではありますが。。。
ヤマレコへ参加して（≒本格的に山歩きに取り組み始めて…）から、度々訪れている大船山エリア。今回も以前歩いたルートに初めて歩くルートに何度か歩いたルートを上手く組み合わせたつもりでした。
しかし、進行方向が変わると全く印象が変わるとはよく聞かれる話ですが、一時的に自位置を見失い、進行方向が定まらない状況となりました。境界杭があるという事前知識に安心して地図での位置確認を怠った結果、実際より先に進んでいると錯覚していた事が原因のルートロス、全く初めて歩く山域だったら遭難に繋がる可能性もあったかと。。
今回歩いたコースの中で、内田池〜杉坂峠に至るルートは、比較的高低差の少ない尾根筋ですが、複数の尾根が組み合わさる複雑な地形となっており、境界杭以外に有効な目印のないエリアです。『読図』などと専門用語を並べるほどの知識は持ち合わせておりませんが、地図無しに歩くには危険なエリアである事は確かでしょう。
後半の東播線巡視路沿いは、そこに至るアクセス面に恵まれていれば、人気のハイキングコースとなるであろう良路でした。但し、『北摂の山 下』に紹介されたコースより西に続く巡視路は、かなり歩き難いルートに付きお奨めできません。特に羽束川発電所に阻まれる下山ポイントは、降雨後は渡渉困難が予想されますのでご注意ください。
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モールス信号じゃないよっ。。
ロングな、「トト、ツー」ルートですね。
inakabusさん、こんばんはっ♪
まず、inakabusさんのこの日の軌跡を見て、
思わず、これはっ。。っと、国土地理院地図に切り替えてしまった私でした。
軌跡を追うごとに、なんか、味のあるコース歩かれてるなぁー。と
地図にない不明瞭ルートから始まり、休むことなく？（休まることなく？）破線道も歩いてないようで。。
これは、チャレンジャーですね。
びっくらこきました。
思わず、大変だったでしょう？とお声かけしたくなるほど。
ロングな･･−･･−･･−･･−･･−コースですね。
と思っていたら、inakabusさんにとっては、初めてルートではなかったのですね。
わたしも、これだけ、･･−･･−･･−･･−･･−コースがロングだと、かなり覚悟が必要かも。
逆周りを試してみようだなんて、
inakabusさん らしすぎます。。
そんな中にも新しい発見もあったようで。
＞地図に記されないのが不思議な程、明瞭なルート
そのあたりが収穫の手ごたえを感じられそうな部分なのでは？と。。
これは、手厳しいんじゃないか？と思い、挑んだところが歩きやすかったりすると、
思わず、ラッキー♪感があったりするのは、私だけでしょうか？
思わぬ立入禁止箇所を迂回させられたりするのも、後で思い起こすと、良い思い出に。。
とても、歩きがいのありそうな、コースでした。
naminori さんコメントありがとうございます。
歩き終わってログの軌跡を眺め、自己満足に浸れる山行でした
地形図を眺めながらの山歩き経験のない方にとっては意味不明な山行なのでしょうが、マイナー山域のあまり歩かれないルートの投稿に反応していただける方がいるヤマレコの場は嬉しいものです
naminori さんの他にも、鉄塔の名札写真に反応していただける方等々、マニア？の方にご覧いただき光栄です
参考としてあげている、2012年02月28日の記事に記していますが、地元の方にこの辺りの山に関するお話を伺った事があります。その際、記事には記していませんが、今回歩いた北側の大野山まで尾根伝いに歩けるとの情報を得たのが、今回を含めた『チャレンジ』の引き金の訳でして
３年越しになりましたが、次回で破線道が繋がっていれば、大野山までたどり着けそうです…繋がっていなくとも、たどり着く覚悟はありますが
以前にコメントいただいた際にも触れましたが、味のあるコースを選択できるチャレンジャーとなれるのは、このあたりを集中的に歩いている『地の利』があればこそ…と言いつつ、記憶に頼って地図から目を離した逆走ではあっさりルートロス。時間にすれば１０〜１５分ですが、自位置と進行方向が解らないプチパニックとなっておりました
午後からは『地図に記されないのが不思議な程、明瞭なルート』に恵まれるラッキー♪
…ある程度、苦労を覚悟（≒楽しみ）に選んだルートでも、歩きやすい（例え拍子抜けするほどでも…）予想外の良路の出現は、何かに『当たった』喜びありますよね☆
『宝くじは買わないと当たらない！』といわれますが？『歩いてみないと当たらない』…チャレンジャーへのご褒美ですかね？w
思わぬ立入禁止箇所…
普段はネットの地形図を切り取り、コピーして持参していますが、今回は鉄塔巡視路があまりにも明瞭なだったので西に進み続けましたが、本来はもっと手前の分岐で南に下る予定でしたので、写真�癸沓曲佞蠅茲蠕召�途切れた地図しか用意してませんでした。全く様子の解らない山を地図もなく歩く、かなり無謀なチャレンジの結が通行止め！ある意味自業自得です
…となたか、ルートを繋げていただければと願っております
このあたりは近代まで里山として生活の場に利用されていた山が多く、解りやすいのは炭焼き窯程度ですが、結構山中奥深くに生活の痕跡を見ることがエリアです。夏場はお奨めしませんが、是非一度お尋ねください
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