釈迦ヶ岳 まさかのホワイトアウト…
- GPS
- 03:34
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 372m
- 下り
- 373m
コースタイム
10:40太尾登山口11:05-
11:35P1434-
12:10不動小屋谷分岐手前-
13:00太尾登山口
13:35不動小屋谷登山口
天候 | 曇り時々晴れ間→霙→風雪→吹雪→曇→曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
不動小屋谷から太尾登山口までは路面着雪のため上がれず |
コース状況/ 危険箇所等 |
冬期通行止めが解除された後の不動小屋谷林道ですが、車を降りて除けるレベルの落石は数カ所のみ。 不動小屋谷登山口のカーブから上は着雪のため上らず。 太尾登山口からは10cm以上の積雪。 P1434へ向かう間は木々とササで風除けになるも、P1434以降稜線へ出ると暴風。 地形的に西側から吹くので仕方ないけど、段々風雪強まり最終的にはホワイトアウトしたので引き返しました。 稜線の積雪高は15cm~20cmありました ※4/6時点では太尾登山口のトイレは施錠されたままでした |
写真
感想
季節外れの寒気が下りてきた4月第一週の週末。
鹿の角拾いを兼ねて毎年恒例のお釈迦さん参詣。
この三年連続で“荒天”に恵まれてます(笑)
そしてこの週末の天気は各予報でてんでバラバラ。
850hpaと700hpa天気図で自分なりに予報組み立てながらも、
各社の傾向であった午後からの回復に賭けた。
三年前も登り始めは風雪も次第に青空が出て素晴らしい山行になったので、再現を願いながら向かう。
朝イチ一瞬だけ雲の取れた金剛山の山頂は真っ白。
1000m台でこれやったら1800mはどうなってるのかモヤモヤ。
早朝の紀伊半島各地ライブカメラは晴れ間が出ていたので、南へ下りれば下りるほど好天域があるかもと期待。
…するも星の国の前から霙は降りだした。
旭の林道へ入ると時折青空と日照が出てきた。
1000mの標高から上はくっきりと雪化粧している宇無ノ川峽。
浮き上がる渓谷美にテンションも上がる。
ところが、不動小屋谷登山道のカーブからはノーマルタイヤを寄せ付けない領域に豹変。
仕方なく林道歩きで小一時間かけて太尾登山口へ。
通行止め解除されているのに太尾登山口のトイレは施錠されたまま。
徐々に吹き付ける風雪の中入山。
登山道に入ったばかりでも積雪10cmの超上質パウダー。
しかし、この時点でも好天の予報が頭を離れないので、いつもより気持ちゆっくり、時には巻きながら登りました。
P1434の直下辺り稜線に近づくにつれて霧氷のレベルが上ってきた。
帰れるところまで行こうという指針なので、P1434から稜線へ向かう。
倒木の根を風防にしながら休憩を取るも、踏んだ足あとがものの10分で埋まるレベルの着雪。
不動小屋谷分岐へ至る手前の鞍部へ差し掛かった辺りで10秒単位のホワイトアウト。
新雪パウダーが上質すぎて雪煙状態で風防姿勢とりながら観天望気。
気温の急降下と回復の兆候がなかったので撤退。
太尾登山口まで下りてきたらまたまた別世界で真っ白。
舗装が見えていたのに…さらに10cm超の積雪。
この辺りの経験則から周辺100m~200mの積雪だと思っていたので、車周辺の積雪には頭まわらず下山。
車へ着くと…積雪10cm近くあり一瞬空目する(笑)
結果だけ言います。
旭エレハウスまで下りるのに3時間かかりました。
僕だけスタックしました。
キン肉マンで言うところの正義超人パワーを結集してもらって無事に乗り越えられました(笑)
また近々仕切りなおします((;´д`)
コメント
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数日前のポカポカ陽気から一変、こんな気象状況になるとは想像がつきませんでしたね
下界でも曇り空から晴れたと思ったら、雨やら雹やら強風やらで、てんてこ舞いな一日でした。
撤退は残念でしたが、こういった山の厳しさも山なんですものね。
本当にあの週末だけグッと気温も下がって“寒の戻り”になりましたね。
下界もややこしい天気だったそうなので、山の上でのあの天候は納得モノです(笑)
冬装備だったらまだまだ突っ込んでたかもわかりませんが、普通に撤退しておいてよかったです^^;
正義超人の友情パワーは偉大です。
やっぱり山の天気は変わりやすいんですね。気をつけよう。
正義超人ばっかりで助かりました(笑)
各天気予報ソースも回復傾向だったんですが、天気は100%じゃないところがミソですね〜^^;
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