【別狩岳】

2014年04月13日(日) [日帰り]

• GPS: 03:48
• 距離: 12.4km
• 登り: 565m
• 下り: 566m

コースタイム

登山口（国道451号）9：33→11：33別狩岳12：00→13：19登山口
行動時間3時間46分

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道451号の路側に寄せて駐車

コース状況／危険箇所等

5番川の渡渉は既にスノーブリッジがすべて崩壊。
沢合いや急斜面は各所で全層雪崩の亀裂が入っている。
5番川沿いに熊の足跡アリ。

写真

4/13 13:38

札幌から今日のターゲット別狩岳に向かう道中。道民の森神居尻地区付近からの神居尻山のかっこいい山容に思わず浮気しそうになりましたが・・・。

4/13 9:38

予定通り登山口となる国道451号の五番川付近へへ。幅が広くなっている路側帯を見つけて駐車。

4/13 9:42

こちらの丸山も雪山ガイド（道新）に紹介されています。

4/13 10:01

五番川沿いの林道を進む。昨日のものと思われるツボ足登山者のトレースがあった。前方に別狩岳の前衛が見えてくる。

4/13 10:17

1か所目の橋を渡り、間もなくは地図上の林道が終点となるあたりで15分くらいうろうろスノーブリッジを探すも、すっかり川が開いてしまっている。

4/13 10:21

最後は意を決してシューを脱いでなるべく浅そうなところを渡渉しましたが水に浸かり靴下を脱水。雪山ガイドによるとさらに上流で左岸から右岸に渡るようですが、上流でもすっかり川が開いていました。

4/13 10:25

気を取り直して左岸を行くと大規模なキツツキの食餌跡。

4/13 10:25

大きさからたぶんクマゲラ君の仕業でしょう。

4/13 10:35

前方に山が迫ってくると五番川は大きく右に方向を変えていく。

4/13 10:40

短い区間ですが急斜面の下をトラバースする区間があるので、上部からの雪崩に気を付けました。

4/13 10:43

昨日のものと思われる熊の足跡を発見。雪の多い地域でもいよいよ目覚の時期になったようです。

4/13 10:50

傾斜の緩い個所を探して尾根に取り付いていきます。

4/13 10:59

どんどん高度を稼いでいき周りの眺望が開けてくるのはとっても気持ちがいいです。

4/13 11:19

標高500mで疎林となり別狩岳の前衛が見えてくる。

4/13 11:19

右側には暑寒の山々

4/13 11:22

振り返ると樺戸の山々

4/13 11:31

別狩岳の前衛のピークに上がると本峰はもうすぐそこ。

4/13 11:33

東側は雪崩斜面で地肌が見えて荒々しい印象。

4/13 11:58

ちょうど2時間で別狩岳山頂へ。山頂標の類はありません。

4/13 11:44

直ぐ北隣の701ピークも直下が雪崩れている。

4/13 12:04

その北側は左手から幌天狗、群別岳、奥徳富岳、暑寒別岳などの神々しい姿。

4/13 12:05

群別岳、奥徳富岳、暑寒別岳辺りをズーム。

4/13 11:45

暑寒の東側エリアは恵岱山、群馬岳、徳富岳など

4/13 11:46

丸いドームのような山頂部のピンネシリとその手前に神居尻山。

4/13 11:47

こちらは南側7kmほどにある同名の別狩岳。

4/13 11:45

こちらは西側の厚田の山々。

4/13 11:46

風も弱くおにぎりを食べながら30分ほどまったり眺望を楽しんだら下山開始。帰りは1本南側の尾根を下りました。

4/13 12:13

強風の為か奇怪な形のダケカンバ。

4/13 12:13

別狩岳をもう一度振り返る。

4/13 12:35

急なザラメの斜面は滑って危険なためシューを脱いで下りました。

4/13 12:48

行きの渡渉地点より上流で渡りやすそうな箇所の目星をつけていましたが、流れが速かったので、行きと同じ個所で渡渉しました。

感想

outdoorsmant

今週は土曜日にブログで知り合いになった方と日高のピリカヌプリを狙っていましたが、取りつき箇所の雪不足と強風予想の為取りやめし、天気が良さそうな日曜日に山行しました。

たまには何処か歩いていない山域に行きたくなり、当別町青山地区の別狩岳に行ってきました。この地域には2つの別狩岳がありますが、北側の方の雪山ガイドに掲載されている通称北別狩岳です。

札幌を出た時点ではまだ雲が多かったですが、どんどん青空が広がり歩き始めるころには晴天となり風も弱く最高の春山日和となり、山頂からは暑寒の名峰や樺戸の山々が一望でき楽しい時間となりました。

一方、ルート上のスノーブリッジは消え、熊さんの気配を感じるようになり、さらに雪崩のリスクも高くなるなど春山特有の状況に留意する必要を感じました。

住んでいる地域がら、支笏湖や定山渓方面の山々を登ることが多いですが、たまに違った山域を登ると、次にどんなルートになるのか、どんな風景になるのかワクワク感があり、山頂から見える山や景色も初めてのものでとっても新鮮です。