◆本州最大最古の浮島と永井食堂もつ煮のために(吾妻耶山・大峰山・大峰沼・法師温泉長壽館)
- GPS
- 03:38
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 715m
- 下り
- 712m
コースタイム
07:51 古池
08:07 大峰沼
08:26 大沼越(大沼峠)
09:00 大峰山
09:19 赤谷越峠
09:39 吾妻耶山
10:15 吾妻耶山・三角点 ←本来は、こっちが山頂より手前にある
10:46 一本鳥居
10:54 大峰沼
11:17 大峰山登山口駐車場
天候 | 晴のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場手前500m区間がダート。少し溝深し。 大峰山登山口駐車場から法師温泉まで17km。 法師温泉から永井食堂まで約40km。 ○大峰休養施設見晴荘(カーナビ設定先)※施設自体は平成24年に閉館 群馬県利根郡みなかみ町小川 電話0278-62-3753 http://oomineyama.net/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆登山口・駐車場・ポスト・トイレ ○大峰山登山口駐車場 無料、未舗装、区画なし、出入自由、全部で約20台、駐車場にトイレ有。 ○トイレ ▼駐車場併設トイレ 非水洗、水道なし、無料、24時間利用可能 ▼大峰キャンプ場トイレ 非水洗、無料、未利用のため詳細不明 ○ポスト 見当たりませんでした。 ◆コース概況・危険個所等 ○駐車場〜古池〜大峰沼 よく整備された極めて歩きやすい遊歩道。ただし、ヒルが出るらしい。 ○大峰沼〜大沼越 大峰沼の西側から大沼越にあがる。距離はたいしたことない。 けど。本日一番の登り。 ○大沼越〜大峰山 ほぼ快適な尾根歩き。多少のアップダウン。 電波施設のあるところは山頂ではないが、山頂より眺望よし。 ○大峰山〜赤谷越峠〜吾妻耶山 赤谷越までくだって、登り返すもたいしたことなし。 途中、仏岩への分岐の近くに吾妻耶山の三角点があるが、 何の案内もないので、意識していなければ通り過ぎることでしょう。 三角点設置場所は、登山道から20メートルほどはずれて、 ちょっとした藪をかき分けた先にあり。 ○吾妻耶山〜大峰沼〜駐車場 水上ノルンのゲレンデに出たり入ったりしながら、くだり。 大峰沼への分岐はゲレンデの途中にあるので注意。 再び、登山道に入って大峰沼を経由して駐車場へ。 大峰沼の北西側に唯一の残雪あり。ごくわずかなので、アイゼン不要。 ※全体的に、特別難しい個所なし。見かけた人は2人だけ。 熊の痕跡はあちこち。大峰沼の畔以外に残雪なし。 駐車場から大峰沼までの遊歩道に蛭が出るらしいので要対策。 ◆温泉 ○法師温泉 長壽館 10:30-13:30 \1000 不定休 客が多いとお断りもあり 群馬県利根郡みなかみ町永井650 電話 0278-66-0005 http://www.houshi-onsen.jp/ ○川古温泉 浜屋旅館(未湯) 10:00-16:00 \1000 群馬県利根郡みなかみ町相俣2577 電話 0278-66-0888 http://www3.kannet.ne.jp/~kawafuru/ ○猿ヶ京温泉 湖城閣 赤谷湖に面して建つ。露天混浴 10:00-20:00 \800(要確認) 露天からの赤谷湖展望は無かった記憶がある 群馬県利根郡みなかみ町猿ヶ京温泉121 電話 0278-66-1021 http://www.kojokaku.com/ ○苗場温泉 雪ささの湯 茶褐色のすんばらしい湯 10:00-21:00 ¥800 ¥200引き割引券がwebサイトにあり 新潟県南魚沼郡湯沢町三国355 025-780-9500 http://kin611.com/yukisasa.html ◆食事処 ○永井食堂 もつ煮定食¥590 もつっ子(持ち帰り用3人前)¥1070 平日9:30-19:30 土9:30-14:00 定休日曜・祭日 群馬県渋川市上白井4477−1 電話:0279-53-2338 http://www.cm-tokyo.com/nagai/ ◆バッチ 特に探しませんでしたけど、ないでしょう ◆参考(自分用) ○星野物産株式会社 http://www.hoshinet.co.jp/ |
写真
感想
地図を眺めておりますと、谷川岳の南のほうに、本州最大最古の浮島があるとやらの大峰沼なる沼を見つける。
久しく気になってはいたものの、なかなか行く機会もなかったわけですが、とりあえず、行ってまいりました。
大峰沼だけではあまりにも距離が短すぎるので、大峰山と吾妻耶山も絡めて、周回コースを設定したところです。
それでも、標準コースタイムで4時間30分しかかからない。
とくれば。そんなら、いつもは時間的に行けない(入れない)温泉にでも入ってしまおうかと。
大峰山のそば近くで、その日帰り入浴利用可能時間帯の短さから、長らく入れずにいた温泉はと申しますと。
あれや。法師温泉・長壽館があるではないですか。
法師温泉は日帰りでは午後1時30分までしか入れないのです。
前に一度訪れたことがあったものの、その当時、本日は定休日ですとお断りされた温泉。
現在では不定休となっているようですけども。
温泉に入ったあとは、どうしたものか。相当にのんびりしても時間が余裕。
他に気になっているトコロは。少し遠くなりますけども、もつ煮の永井食堂があるではないですか。
遠くなるとは行っても、帰り道だし、ずっと行きたかったしで、行先が決定した。
道の駅月夜野にて車中泊。翌朝。法師温泉に入るために早めに出発。
といっても、既に7時過ぎ。まあ、入浴可能時間に間に合うようには戻ってこれるでしょう。
と登山開始。大峰沼までの遊歩道に蛭が出るらしいので、ファイターをスプレーしておいた。
気づかないうちに、ちゅーちゅー吸い付かれたりすると怖いじゃん。
この付近は獲物(登山者)があんまり来ないから、ここぞとばかりに地獄の吸血魔獣が襲い掛かってくるかもしれないし。
正直、びびりまくっていたわけですが、蛭の影すら見かけませんでした。
でも、どこかにいたんだろうなあ。おーこわ。
古池。小さいながらも、雰囲気のある薄気味悪い池でした。
カエルの鳴き声は聞こえるものの、モリアオガエルらしきお姿は拝見できませんでした。
まだ産卵の時期には早いので、卵もなし。
大峰沼。本州最大最古の浮島というのを楽しみにしていったわけでしたが。
なんというか、確かに浮島らしいものが浮いてるのですが、そんなに大きいというわけでもなく。
もうちょっと緑が茂っていた頃のほうが面白かったかもしれませんというわけでした。
吾妻耶山の標識と神社のある山頂からは、谷川連峰がよろしく見えてました。
ここで疑問が。どこに三角点があったのかと。地図を見ると、三角点設置場所を通過するような感じではあるけども。いったい、どこにあったのか、さっぱり気づかず。
地図と周辺の地形を眺めて、たぶん、あそこのあたりだろうかという辺りまで、登山道を戻る。
どうもこの先にありそうだと思われる藪に入ってみると、うっすらと踏み跡のようなものが見え隠れして、ほどなく三角点設置場所へ。
登山道からは、20メートルほど藪を分け入った先にあり。藪といっても冬枯れですすけてますけど。
とりあえず、三角点設置場所へは、なんの案内もありません。
下山して。法師温泉・長壽館。
何年か前に訪れたら、定休日とかで入れなかった思い出の温泉。現在は、不定休。
国道17号線から分岐したところに法師温泉の看板があり、「本日入浴できます」と。
数年来の悲願を達すべく、はるばる法師温泉にたどり着いてみますと。
駐車場には、車がたっくさん。なんだか、プレミアム・セダンが多い。
悪い予感がしつつ、大浴場の法師乃湯へと向かいますと、脱衣所前には脱ぎ捨てられたスリッパが散らばっている。
脱衣所から法師乃湯を覗いてみる。げぇー15人くらい入ってる。
混浴なんで、女性も何人か入っている。もちろん、年中、お休みなトシゴロの方ですが。
今日は、平日だで。いったい、なんで。まだゴールデンウィークの余波か。
立地場所、建造物、浴槽、泉質、どれも素晴らしいとは思う。
テレビでのご紹介も定番のあまりに有名な「秘湯」でござんした。
そして。永井食堂。もつ煮定食。
ここも以前から行きたかった店。もつ煮の超有名店です。
しかしながら、近くに行くことがなかったのでなかなか近づけずにいたわけですが。
普段なら、こんなに駐車場に車が止まっていたら、素通りするのですけど、時間もあるしせっかくだからと行ってみて納得でした。
群馬の元気なかあちゃん連が店を切り盛りしているのですけど、注文してかあちゃんが奥へひっこんだと思ったら、直ぐに注文したもつ煮定食を持ってやってきた。
いくらなんでも早すぎ。食べてみてうますぎ。もっと早く来ればよかったなあ。
あまりに美味しかったので、お土産に3人前1kg(¥1070)を買って帰りました。
帰宅してから、もつっ子をイートしましたけど、モノは同じだと思うのですが、ストアでイートしたもつ煮のほうが一味違ったような気がします。
やっぱり、ストア・マザーズのアトモスフィアが多少なりとも、テイストに影響を与えているのでしょうか。
今日は、いつものスティンソンEVOではなくて、その前に使っていたトレランシューズで登ったんですが。
帰ってきてから、ほんのりと膝が痛くなったような気がしていたので、やっぱりスティンソンEVOが膝が痛くならなくなった主たる要素だったわけが判明したとというわです。
コメント
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うぉ、今回は浮島ともつ煮がメインパーパスですか
もつ煮美味しそうぉぉ。平日でその車の数ということは週末は激混みですかねぇ。。
近くへ行った際は必ずや寄らせていただきます。有益情報ありがとうございます。
恵那山にもありましたがあの登っても全く状況の変わらない展望台っていうのは結構あるものなんですねぇ。
最近の感想で突如現れるルー大柴風の語り。突然のようで決まったアルゴリズムがある気がしてきましたよ。うっしっし
いえ、浮島ともつ煮、さらには法師温泉のデュアル・パーパスです。
もつ煮はうまかったですねえ。もっと早く行っていればよかったです。
付近の山としては、子持山が一番、近いですかね。あと赤城山か。
永井食堂の車の量には驚愕しました。もう午後2時過ぎだったので、空いていると思っていたのに。
週末といっても、土曜日は14時までの営業で、日曜日は休業です。
行ってみて損はないので、ご賞味くださいませ。
大峰山の展望台も、作ったころは周囲の枝ぶりも小ぶりで、周辺がよく見えていたのでしょう。
立派で丈夫な鉄骨でしたけども、これではないほうがいいかも。
語りは、和製英語を意識して私が創造しています。
ほとんど思いつきなので、既存のものもあるかもしれませんけど。
こんにちは、moglessさん(^^)v
これ、ワタシも以前から気になってました。
本州最大のものが、地図上だとかなり小さい感じのこの池になぜ?かなあと。
写真の方拝見しましたが、確かにこれが最大なのかという肩透かし感がありますね。
それにしても、このあたりは上信越の山々展望台。
間近に見る残雪の谷川岳はやっぱり素晴らしいです。
おお!行ったんですね、法師温泉
この近辺ですと、貝掛温泉と共にとても気になっておりました。
しかし、日帰り入浴13:30までとは…鬼ですねw
平日でその感じですと土日はどうなっているんでしょうかねぇ(^-^;
でもお湯はやはり素晴らしい感じみたいですから是非とも入ってみたく思いました!
お酒とトゥギャザーするのも好きですけど、
あ〜モツ煮をおかずにご飯とは…もうたまりませんね。
ワタシもそちらにお邪魔した際には是非ともキャッチキャッチしたいです(^^)v
浮島は、もっとやたらにでかいのかと思っていましたけどね。
思いのほか、こぢんまりとしておりました。
標高が低い山ですので、ほとんど森の中ですけど、ところどころ視界が開ける箇所もありまして、まあ、それがために静かで良いトコロでした。
吾妻耶山は谷川連峰の好展望台とでも申しましょうかね。
一目で一望できるロケーションも、よいです。
法師温泉と貝掛温泉。どちらも気になるところですね。
法師温泉の混み具合は驚愕しました。平日の真昼間に、こんなに入浴客がいるとは。
土日は、たぶん、運がよくないと入れないかもしれません。
客が多いと入浴を断ることもあるそうなので。
他には赤湯温泉と苗場温泉雪ささの湯。雪ささの湯しか入ったことないですけど、すんばらしかったです。
今年は、赤湯温泉から苗場山に登ってみたいと考えています。厳しい周回ルートで。
永井食堂のもつ煮は、今後、その方面に行った際の必ず買って帰る土産に確定しました。
長らく記憶に残るお味でござんした。
花の名前、18番は、ハシリドコロ、
35、36番は、アズマイチゲだと
思います。
ハシリドコロは、猛毒植物です。
触るだけで、たたりがあります
花名のご教示ありがとうございました。
写真コメント欄を更新させていただきました。
アズマイチゲとキクザイチゲは見分けが難しいですね。
写真を二つ並べて見比べても違いが分かりません。
紫色の花はハシリドコロというんですね。写真を撮る際にモロに触ってしまいました。
道理で体が痺れると思った。ソレを理由にして暫く仕事を休もうかと思います。
散々、山に登りまくってから復帰したら、クビになってたりして!
同じ週にもつ煮レコがあってちょっとびっくりしました。
永井食堂は平日派の特権ですねー。
苗場山の帰りには三国峠の猿ケ京温泉、食事処「歩」のあづま丼もおススメですよ。
otkmeさんも、永井食堂に行かれたのですね。
しかも私の好きな子持山の帰りに。
永井食堂へ行くには、子持山が直近で手ごろですね。
永井食堂は。どうせ混んでいるだろうと思って、なかなか行かずにいたのです。
今回はじめて行ったのですけど、もっと早くに行ければよかったです。
子持山のレコを拝見させていただきました。
もつ煮大のボリュームが素晴らしいです。
写真を見てしまったからには、つい食べたくなってしまったところです。
猿ヶ京温泉の歩のあずま丼ですね。
今回、法師温泉に行っているので、前を2回、通っているはずですけど、気が付かなかったです。
今後の参考にさせていただきます。どうもあがとうございました。
初めまして…ですね^_^;
私も同じ日のPM4:00過ぎ位に永井食堂行きました
その時間ですとたまたまなのかガラガラでして、直ぐに車も入れられて座れました。
モツ大を頼んで、余りにご飯が多いので半ライスより更に少なくして頂きました。でも値段は安くなりませんでしたが…
お持ち帰り買われたのですか?私も買えば良かったです〜。
美味しかったですよね
こちらこそ、はじめまして。
やっぱり、永井食堂は人気があるんですね。人が来て当然の味でしたね。
2時過ぎは、けっこう駐車場が混んでいて、びびったのですけど、店内はそんなでもなかったです。
いったい、あの車たちの運転手はどこに行ってしまったのやら。
もつ煮大、いいですね。私も大にしておけばよかったと、それとなく後悔しております。
おいしいものは、やっぱり、たくさん食べたいこのゴロです。
店がメチャクチャ混んでいる時は、持ち帰りだけでもいいかもしれませんです。
最近は、食べたいものや入りたい温泉で、登る山を決めているフシがありますけど、そういうのも悪くないといったところでしょうか。
moglessさん、こんばんは。
初めましてでしょうか。いつも楽しく読ませていただいています
このルート、ずっと気になっていたのですがヒルが怖いので避けていました。
まだこの時期は大丈夫なんですね。レコ見て来年歩いてみようかなと思いました
また参考にさせていただきます
ところで、私も永井食堂はヘビーユーザー(?)で年に最低5〜6回は食べに行きます
いつ行っても行列のもつ煮!もつ煮好きにはたまらない味ですよね
多分、はじめましてだと思います。私も定かではありません。
誰がはじめてで、初めてでないのかは、よく覚えておりませんのです。
ヒルは大丈夫かどうかですが、この日、たまたま遭遇しなかっただけと申しますか。
既にご存知かもしれませんが4月から10月で気温が20度から25度の時が活発に活動しますので、この日は20度は越えていたと思われますので、ことヒルに関しては絶対安全とは言えないと思います。
特に雨上がり直度で、登山道が湿っている箇所は要注意ですかね。
行かれる際には、忌避剤を足回りにスプレーして、帽子やウェアに虫除けスプレーを噴霧することをお勧めします。私はそれで行きました。
ヒルについて調べていたら、蛭は冬眠するわけではないので、冬でも気温が10度以上で、湿度が60%を越えると吸血活動を開始するとか。
知らなかったわい。忘れないようにここに書いとこ。
いたか! もつ煮マニア。年に最低、5、6回! すばらしい。
確かにどこかの山に登った帰りにでも、不定期的に食べに行きたくなる味ですね。
私もいずれまた行きます。
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