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Yamareco

記録ID: 430048
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈

小雲取越・大雲取越の詳細版

2014年04月16日(水) [日帰り]
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コースタイム

2014年04月15日(火) 〜 2014年04月16日(水)

■6日目(旅としては9日目)
7:37 熊野本宮大社から川湯温泉着
8:20頃 川湯温泉8時営業開始のはずだが無人のため、残念ながら移動
9:08 請川側の小雲取越のスタート地点(下地橋バス停)
10:54 百間ぐら
11:38 石堂茶屋跡
12:10 桜峠
12:21 桜茶屋跡(蜂の巣があるのか大きなハチが多数飛んでいた)
13:17 小和瀬渡し場跡
13:50頃 大雲取登り口
14:11 円座石(わろうだいし)
14:35 水場のある休憩所(水場は水道だった)
16:18 越前峠
17:00 地蔵茶屋跡脇のスペースでテント泊へ。
(自販機あるがすべて売切。水場・トイレ有り)

■7日目(旅としては10日目)
7:40頃 地蔵茶屋跡を出発
9:08 色川辻
9:38 舟見茶屋跡
10:36 那智高原(自販機は見当たらず)
11:07 那智大社
11:55頃 大門坂駐車場前バス停

13:50頃〜15:00頃 新宮駅から鵜殿駅までの区間も歩く



※初日(旅としては4日目)〜5日目(旅としては8日目)は、
大峯奥駈道/大峰奥駈道を縦走。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-429954.html

旅としては1日〜2日目にはお伊勢参り
旅としては3日目には、広島の弥山登山を。

※日程は、大峯奥駈道/大峰奥駈道のほうで
2014年04月10日(木) 〜 2014年04月15日(火)
としているので、こちらは、
2014年04月16日(水)のみとしています。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
危険箇所はなし。

わかやま観光情報のHPにある
「和歌山県街道マップ」
http://www.wakayama-kanko.or.jp/walk/index.html
を利用。

水場、トイレ、自販機などの詳細が記載されていて便利。
それ以外にも、地図に記載されていない水場もいくつかあって、
水に困ることは少ないのでは。
川湯温泉。8時オープンのはずなのに、誰も人がいない。バスの時間が8:50何分とかで、できれば請川バス停でバスに乗車したかったので、泣く泣く移動した。お風呂入りたかったのに。
2014年04月15日 08:17撮影 by  COOLPIX S31, NIKON
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4/15 8:17
川湯温泉。8時オープンのはずなのに、誰も人がいない。バスの時間が8:50何分とかで、できれば請川バス停でバスに乗車したかったので、泣く泣く移動した。お風呂入りたかったのに。
勢いあまって、挑んでしまった小雲取越・大雲取越。
ここは小雲取越の百聞ぐらというところで、眺めがよかった。小雲取越の最初のピーク地点。
2014年04月15日 10:54撮影 by  COOLPIX S31, NIKON
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4/15 10:54
勢いあまって、挑んでしまった小雲取越・大雲取越。
ここは小雲取越の百聞ぐらというところで、眺めがよかった。小雲取越の最初のピーク地点。
百聞ぐらからの眺め。天気がいいし、きもちがいい。
2014年04月15日 10:54撮影 by  COOLPIX S31, NIKON
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4/15 10:54
百聞ぐらからの眺め。天気がいいし、きもちがいい。
小雲取越は整備が行き届いており、手すりまで設置されていた。石畳ではないところも、土砂流出防止のために、階段状に整備されている。
2014年04月15日 11:58撮影 by  COOLPIX S31, NIKON
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4/15 11:58
小雲取越は整備が行き届いており、手すりまで設置されていた。石畳ではないところも、土砂流出防止のために、階段状に整備されている。
桜峠。
細かいアップダウンはあるものの、
小雲取越の2度目のピーク地点。
2014年04月15日 12:10撮影 by  COOLPIX S31, NIKON
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4/15 12:10
桜峠。
細かいアップダウンはあるものの、
小雲取越の2度目のピーク地点。
大雲取登り口ちょっと過ぎたあたりでの1枚。
これからあの山脈を越えるんだよな。
かなりの迫力だ。
2014年04月15日 13:51撮影 by  COOLPIX S31, NIKON
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4/15 13:51
大雲取登り口ちょっと過ぎたあたりでの1枚。
これからあの山脈を越えるんだよな。
かなりの迫力だ。
熊野古道たっぷりの石畳の路。
大雲取越の序盤のほう。
2014年04月15日 14:04撮影 by  COOLPIX S31, NIKON
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4/15 14:04
熊野古道たっぷりの石畳の路。
大雲取越の序盤のほう。
円座石(わろうだいし)。
苔むした大きな巨石で、詳細を記した案内板も近くにあり。
上部に梵字三字が刻まれていて、なかなか神秘的な雰囲気が漂っていた。
2014年04月15日 14:11撮影 by  COOLPIX S31, NIKON
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4/15 14:11
円座石(わろうだいし)。
苔むした大きな巨石で、詳細を記した案内板も近くにあり。
上部に梵字三字が刻まれていて、なかなか神秘的な雰囲気が漂っていた。
階段状の石畳をひたすら登る胴切坂。場所によっては急な斜面になる。登りはしんどいが、下りも大変そうだと思った。
時間的な余裕もあったので、とろとろ牛歩なみのペース。
2014年04月15日 15:35撮影 by  COOLPIX S31, NIKON
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4/15 15:35
階段状の石畳をひたすら登る胴切坂。場所によっては急な斜面になる。登りはしんどいが、下りも大変そうだと思った。
時間的な余裕もあったので、とろとろ牛歩なみのペース。
胴切坂を登り切れば、越前峠に到着。近くの案内版によれば、約800mの高低差を登ったらしい。
道理でしんどいわけだ。
2014年04月15日 16:18撮影 by  COOLPIX S31, NIKON
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4/15 16:18
胴切坂を登り切れば、越前峠に到着。近くの案内版によれば、約800mの高低差を登ったらしい。
道理でしんどいわけだ。
地蔵茶屋跡。
新しい休憩所、トイレなどが設置されている。
自動販売機は電源入っているものの、すべて売り切れだった。
立地的にも補充すれば、勝手に売れるのに商売下手だよな、と思ってしまった。
2014年04月15日 17:00撮影 by  COOLPIX S31, NIKON
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4/15 17:00
地蔵茶屋跡。
新しい休憩所、トイレなどが設置されている。
自動販売機は電源入っているものの、すべて売り切れだった。
立地的にも補充すれば、勝手に売れるのに商売下手だよな、と思ってしまった。
整備されていない別ルートの那智大社側の入口。
ダウンロードしてきた地図だと、この区間は車道を歩くように書かれていて、それに従って、自分も整備されていない別ルートは歩いていない。かなりアップダウンがありそうだった。
2014年04月16日 08:16撮影 by  COOLPIX S31, NIKON
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4/16 8:16
整備されていない別ルートの那智大社側の入口。
ダウンロードしてきた地図だと、この区間は車道を歩くように書かれていて、それに従って、自分も整備されていない別ルートは歩いていない。かなりアップダウンがありそうだった。
舟見峠。
2014年04月16日 09:33撮影 by  COOLPIX S31, NIKON
4/16 9:33
舟見峠。
舟見茶屋跡に立てられた休憩所近くからの、那智勝浦町方面の眺め。
2014年04月16日 09:38撮影 by  COOLPIX S31, NIKON
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4/16 9:38
舟見茶屋跡に立てられた休憩所近くからの、那智勝浦町方面の眺め。
那智高原。子どもが遊ぶのに適した遊具などもあった。キャンプ・焚き火禁止の看板あり。
ダウンロードしてきた地図には自販機が有るとの記載だが、見つけられなかった。
2014年04月16日 10:42撮影 by  COOLPIX S31, NIKON
4/16 10:42
那智高原。子どもが遊ぶのに適した遊具などもあった。キャンプ・焚き火禁止の看板あり。
ダウンロードしてきた地図には自販機が有るとの記載だが、見つけられなかった。
那智大社への下りの石畳の階段。古道っぽさが漂っていて雰囲気いっぱいだけど、右膝は痛かった。
2014年04月16日 10:55撮影 by  COOLPIX S31, NIKON
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4/16 10:55
那智大社への下りの石畳の階段。古道っぽさが漂っていて雰囲気いっぱいだけど、右膝は痛かった。
那智大社側の大雲取越の入口的な場所。
大きなケガもせず、無事に歩けて本当によかった。
2014年04月16日 11:01撮影 by  COOLPIX S31, NIKON
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4/16 11:01
那智大社側の大雲取越の入口的な場所。
大きなケガもせず、無事に歩けて本当によかった。
那智の滝。
2014年04月16日 11:13撮影 by  COOLPIX S31, NIKON
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那智の滝。
大門坂の石畳。
2014年04月16日 11:34撮影 by  COOLPIX S31, NIKON
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4/16 11:34
大門坂の石畳。
日本一きれいらしい、新鹿の浜辺。曇っていたのが、おしい。晴天時に来てみたい。
2014年04月16日 16:29撮影 by  COOLPIX S31, NIKON
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4/16 16:29
日本一きれいらしい、新鹿の浜辺。曇っていたのが、おしい。晴天時に来てみたい。
撮影機器:

感想

2014年の登山第8弾 

川湯温泉、請川、桜峠、小口、越前峠、熊野那智大社を縦走



○感想
大峯奥駆道の縦走を達成できたものの、
右の膝の痛み、水ぶくれの破裂、体のかゆみなどもあり、
まずはお風呂。6〜7日ぶりにお風呂に入りたい。

川湯温泉に入ってから、
15日、16日の予定を決めようと考えていた。
(16日夜発の夜行バスを予約済みだったので、これをベースに行動していた)

15日、16日の予定については、
熊野本宮大社本殿祭と渡御祭に参加して川湯野営場木魂の里でテント泊とか、
熊野本宮大社から熊野市方面に歩いてみるとか、
新宮まで出て海岸沿いを北上してみるとか、
日本一きれいらしい海岸の新鹿海岸で野宿してみるとか、
串本の潮岬望楼の芝キャンプ場でのテント泊とか、
複数のプランを、14日の夜にいろいろ考えてはいた。

ただ、肝心の川湯温泉が8時17分とかを過ぎても
オープンしなかった。
早朝から歩いて来て、7時40分頃には到着し、楽しみに待っていたというのに。

やってられんなーという気持ちでいっぱいで、
この時点では、
潮岬望楼の芝キャンプ場でのテント泊が有力な候補に。
徒歩の旅のテント泊だと、テントをはるまで日没を待つ必要があるが、
キャンプ場なら、昼間からテントをはれて体を休められる。
串本ならスーパー・コンビニもあって食事に困らず、温泉もあるのも大きい。

バスが来る時間差を計算し、今から川湯温泉を出発して、
請川まで30分くらい歩けば、ちょうどバスの時刻になりそうだ。
バス代金も少し浮かせられる。

請川バス停には、8時50分過ぎに到着。バスが来る時間の10分前くらい。
新宮駅までは長いのでトイレを探していたら、
火曜休みのはずの請合というか下地橋(基本、火曜休み)のコンビニが営業していた。

熊野本宮大社本殿祭の影響っぽく、
本日は営業、明日を休みにするとのこと。

食料調達できるな〜。
大峯奥駆道の縦走で十分歩いたわけで、
ゆっくり休みたかったけれど、バスが来る時間の2分前ほどに、
小雲取越・大雲取越へ挑むことにした。

小辺路も歩き、大峯奥駆道も歩いたから、この周辺にはしばらく来なそうだし、
どうせなら、大峯奥駆道と抱き合わせで小雲取越・大雲取越を歩きたいよな、
と思い返した。

コンビニで、パン2個とサンマ寿司やかんぴょう巻きなどのお寿司を購入。
いざ、小雲取越・大雲取越へ。


小雲取越・大雲取越は、古道っぽさが随分と残っており、
石畳が残る箇所が多かった。道幅も広い。
登りに関しては、歩きやすかった。
下るときは、石の階段や石畳のため、
滑りやすかったり、足への負荷もあって、歩きやすくはないけれど。

小雲取越は急激なアップダウンもなく、
全体を通して、ゆるやかだった。
右の膝の痛み、破裂した水ぶくれなども、ほとんど気にならず。

大雲取越は、
小口から越前峠までの長い登りが、なかなか大変だった。
越前峠の案内板によると、
越前峠の標高は870m、小口の標高は65mであり、
一気に約800mの高低差を登るか下るか、しなければならないらしい。
自分は、その約800mを登ってきた。下るにしても石畳だから足への負担がすごそうだ。

その日は、ダウンロードしてきた地図に、
自動販売機があると記載されている、地蔵茶屋跡にてテント泊。

自動販売機は、すべて売り切れだったが、近くに水道・トイレ、小川もあるので、
がっかりはしたが、困ることはなかった。


二日目、結露したテントのフライシートを乾かすため、やや遅めの出発。
それでも、今まで5時には起きていたので、早めに目が覚めてしまい、
時間をつぶすのが、なかなか辛い。
テントを乾かずにさっさと歩きだしてもよかったかもしれない。

この先は、古道の横にアスファルトの林道が走っており、
古道を歩いてもいいし、林道を歩いてもいい、という状況。
急激な登りもないので、那智大社まで、気楽に歩いていけた。

那智大社に参拝してからは、那智の滝を見つつ、
大門坂駐車場前バス停まで歩き、バスに乗車して那智駅まで。

那智駅横の道の駅なちで
サンマ寿司、マグロバーガー、マグロサンドイッチなどを購入して、
駅の待ち合い室で、お昼休憩。
サンマ寿司430円が非常におしいかった。

13時オープンの那智駅横の丹敷の湯(温泉)に入って、
その後は電車で新宮まで移動。

新宮駅では、
乗り継ぎ待ちが1時間20分くらいあったので、
鵜殿駅まで歩いてみた。

鵜殿駅以降も、新鹿駅で途中下車。
日本一きれいらしい海岸で、のんびりできた。
砂浜は細かい白い砂で、屋久島の永田いなか浜みたい。
夏にキャンプしに来たいものだ。

その後も、ちょこちょこ乗り継ぎ待ち時間があったものの、
時間のやりくりをして、
夜行バスにて帰宅した。

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