舟伏山(イワザクラを求めて二度登頂)
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- GPS
- 05:27
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 900m
- 下り
- 883m
コースタイム
天候 | 晴れ 気温15℃〜22℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
尚、岐阜方面からは「谷合」交差点の手前(橋の手前)を右折し(こちらが本線の感じ)、神崎川の左岸道路を進んでも途中で右岸道路と合流します。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは東・西の両登山口にあります。 伐採作業の予告がありますが、作業は行われておらず、東ルートの通行に問題はありませんでした。作業が行われる場合は、作業者側からすれば一般登山者は邪魔になると思われます。チェーンソーや重機の音が聞こえる場合は、素直に西ルートを取るべきかと思います。 東ルートは桜峠から、急峻な尾根を巻いて登るコースとなり急勾配のトラバースで路面も細かい土が中心です。ウエットの場合は泥濘化しスリップの危険が増すと思われました。 その他で危険箇所はありませんでした。 対して西ルートは単調な九十九折れが続くコース設定です。登りに東ルート、下りに西ルートを使った今回の周回は正解だったと個人的には思っています。 下山後は武芸川(ムゲガワ)温泉・ゆとりの湯(600円、JAF会員証提示で本人のみ500円)にて日帰り入浴し、美濃ICから東海北陸道に乗り、一宮・木曽川ICで下りて、「あみやき亭」しました。(最近のマイブームです) |
写真
感想
Ken1953さんを筆頭に多くの皆様のヤマレコに触発され、イワザクラを求めて美濃・山県市の舟伏山を訪れました。
最近のパターンで超スロースタートで登山口の着いたのが10時半前、登山口が近づくにつれ林道の路肩に駐車車両が目立ち始め、先週の納古山以上に駐車に苦労することを覚悟しながら進んでゆくと、前方に空きスペースを発見しました。「何故ここが!」と思わず叫びたくなるような絶好ポイントです。早い方が既に帰られた後なのか?何れにしても有難いことです。
トイレを探して来た道を下っていると、関西弁の女性グループが上がって来られたので聞いてみると、トイレは私の駐車した位置より上とのこと。リーダーの女性は舟伏山10回のベテランでした。
マイクロバスが駐車していて見えませんでしたが、私の車はトイレ棟の並びに駐車していました。マイクロバスの運転席には運転手さんがエンジンを掛けっぱなしのまま仮眠中でした。
東ルートには伐採作業のため通行止めとも取れる警告文が掲示されていましたが、重機は駐車場にそのままあるし、伐採作業の音も聞こえないので、意を決して東ルートからスタートしました。
東ルートはスギ・ヒノキの植林地帯を進むコースですが、西ルートに比べ整備が進んでいないためか、あまり退屈しないコース設定です。
桜峠(目印の桜が満開でした)から上を見上げると結構な急勾配です。これを直登するのかと一瞬、逡巡しましたが・・・、登山道は尾根を巻くように取り付けられていました。しかし、道幅は狭く、路面は細かい土が中心で雨が降ると滑りやすいように感じました。また、「左谷」で登って行きますが左足の脛にストレスが掛かります。
トラバースコースなので下が丸見えで結構な急勾配で滑落すると50Mは止まりそうもない箇所が続きます。イワザクラを結局、頂上まで発見できず東コースを標高差100Mほど戻ってやっとイワザクラに会うことができましたが、その後そのまま東コースで下山すると思いきや、嫁はんの決定は「頂上へ登り返して西ルートで下山」でした。その決定の裏にはこのトラバースを避けたい一念があったことは云うまでもありません。
この核心部を過ぎるとそこは「みのわ平」、その名の通り平坦部です。水さえ確保できれば幕営適地と思われました。ここを通り過ぎ「水たまり場」への分岐があり、そろそろイワザクラかと思い水たまり場方面へ進みましたが、先行の男性ペアが戻って来られ「水もないし、イワザクラもなかった。」と教えてくださったので途中で登山道へ戻りました。
登山道に復帰したところで、下りてこられた方にイワザクラの在り処を尋ねましたが、「もう少し上にあった。」とのことで登って行きましたが、発見出来ませんでした。フデリンドウを発見し望遠ズームでマクロ撮影しましたが、この裏にイワザクラがあったのでした。(その時はまったく気づきませんでした)
先行の女性パーティの声が上のほうから一段と大きく聞こえたので、きっとイワザクラ発見の歓声だろうと思いながら進みましたが、歓声の上がった辺りに来たはずなのにイワザクラは見えませんでした。しかたなく、そのまま進み山頂台地(船底部分)に届いたので、「ひょっとしてイワザクラは西コース上のどこかにあるのか?」との思いもよぎり始め、ちょうど山頂方面から下ってこられた女性3名パーティに「イワザクラはありました?」とお聞きしたところ、「もっと下で、これから行くところ。」との回答でした。その方は、「下山時に見られたらいいでしょう。折角、イワザクラを見に来られたのですから。」とも・・・、おっしゃるとおりです。そのためにはるばるやってまいりました。
山頂で食事のあと、イワザクラを目指して東コースを下りました。会う人毎に「イワザクラをご覧になりましたか?」と尋ねながら下りましたが、「登山道から逸れた岩のあるところ、ここからなら左に逸れたところにもあるが、右に逸れたところの方が一杯咲いている。」との情報をもらいました。
注意深く進むと嫁はんがイワザクラをまず一輪発見しました。フデリンドウを撮影した地点です。その後は次々に発見できました。確かに、よく見ると登山道から踏み跡が明瞭に付いています。見過ごしてそのまま通過してしまっていましたが、私たちの場合、往々にしてあるパターンです。
”すこしのことにも、先達(せんだち)はあらまほしき事なり。”(徒然草52段)
私たちには必要な教訓です。
その後は頂上に登り返し、西コースを下りました。これを登りに使うとストレスが溜まるだろうなぁ〜、というのが私の感想です。
下山後は武芸川温泉・ゆとりの湯(600円、JAF会員証提示で本人のみ500円)で日帰り入浴し、今回も「あみやき亭」のゴールデンコースとしました。”下山後はアミノバイタルより「あみやき亭」”このコピーをあみやき亭に採用してもらいたい今日この頃です。
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