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Yamareco

記録ID: 4692884
全員に公開
ハイキング
近畿

熊野古道:紀伊路(湯浅―鹿ヶ瀬峠―道成寺―御坊)、古道最長の石畳【和歌山県】

2022年09月17日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:51
距離
22.6km
登り
399m
下り
394m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:37
休憩
0:15
合計
5:52
7:01
79
スタート地点
8:20
8:20
85
9:45
9:46
70
12:14
12:21
32
12:53
ゴール地点
●コースタイム
湯浅駅散策 701/706 ― かどや前左折 708 ― 「右すぐ勝楽寺」石標 713 ― 紀文の碑 715 ― 久米崎王子跡 718 ― 新広橋脇左折 720 ― 新柳瀬橋 739 ― 津兼王子跡 752/753 ― 旅籠亀屋跡 805 ― 河瀬王子跡 812/818 ― 西の馬留王子跡 827 ― 動物除けゲート 850 ― 大峠の地蔵 900 ― 大峠 902/910 ― 小峠(町境) 919 ― 熊野古道公園(上) 928/931 ― 熊野古道公園(下) 937 ― 板碑前休憩所 942 ― 金魚茶屋駐車場 945/946 ― 沓掛王子 954 ― 爪かき地蔵 1004 ― 県道176号 1006 ― 原谷集会所 1012 ― 東の馬留王子跡 1016 ― 内ノ畑王子跡 1032/雨具着用/1039 ― 高家王子跡 1055/1103 ― 紀伊内原駅分岐 1112 ― 雨具追加 1118/1122 ― 足切地蔵院分岐 1131 ― 善童子王子跡 1136/1141 ― 愛徳山王子手前で雨宿り 1151/1159 ― 愛徳山王子 1200 ― 道成寺分岐(A) 1207 ― 道成寺 1211/1223 ― (A) 1228 ― 海士王子跡 1231/1232 ―湯川中学の角 1241/雨宿り/1250 ― 御坊駅付近駐車場 1253

●行動時間 05:52
天候 曇り、雨
過去天気図(気象庁) 2022年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
○御坊駅
・JR紀勢本線の駅。普通も特急も停車する。折り合わせると和歌山からは1時間あたり1〜3本/時ある。駅付近には、今回利用した駐車場を含めコインパーキングもいくつかある

○湯浅駅
・JR紀勢本線の駅。普通も特急も停車する(一部の特急は通過する)。折り合わせると和歌山からは1時間あたり1〜3本/時ある。駅前には、最近オープンした駐車場がある

○紀伊内原駅
・JR紀勢本線の駅。普通のみ停車する。和歌山からは1時間あたり1〜2本/時ある
・付近に駐車場はなさそう
(いずれの記述も2022.9現在)
コース状況/
危険箇所等
○湯浅駅〜河瀬王子〜鹿ヶ瀬峠(大峠)
・舗装路歩き。峠に向けては動物除けゲートからは石畳を模したコンクリート舗装路になる
・道標は熊野古道案内のものが要所要所に建っている

○鹿ヶ瀬峠(大峠)〜高家王子(紀伊内原駅付近)
・大峠〜小峠は山道。倒木が居並ぶなど荒れており、途中の道標もない。道筋に注意しながら進めば迷うほどではない
・小峠から高家王子方面への下りには長い石畳が残る。苔むしたつづら折りの石畳は壮観。熊野古道では、残存する最長のものとのこと。石畳は古道公園まで続き、その先の公園内の現代の石畳を下りるとあとはずっと舗装路になる
・舗装路は途中は県道主体の歩きだが、並行する旧道がある都度そちらに誘導される

○高家王子〜道成寺〜御坊駅付近駐車場
・ここも全て舗装路歩き。
・愛徳山王子の辺りは古道案内と御坊市の道標とは指示が異なる。御坊市の道標に従うと、北側から接近して南側へと抜けることになるので注意
・道標は、日高町エリアでは数は少ないが立派な標識が角に、御坊市エリアでは白地に地図付きのものが建っている。いずれも要所にはあるので、道取りはわかりやすい
・道場寺近辺は熊野古道コースではないためか、道標はないので地図を頼りに往復した
(いずれの記述も2022.9現在)
その他周辺情報 ●買う、食べる
・湯浅駅近傍にはコンビニエンスストアは見当たらない。飲食店はある。駅近くには名の知れた食堂もある
・コース中では、津兼王子付近にコンビニエンスストアがある。他には飲食店はないが、飲料自販機が数ヵ所にある
・御坊駅近辺にはコンビニエンスストアも飲食店もある。コース中では、湯川中学角に人気とんかつ店がある

●日帰り温泉
・それぞれの市まちに日帰り温泉施設がある
(いずれの記述も2022.9現在)
御坊にクルマを駐め、電車で湯浅に戻ります
【JR御坊駅にて】
2022年09月17日 06:39撮影 by  ,
9/17 6:39
御坊にクルマを駐め、電車で湯浅に戻ります
【JR御坊駅にて】
この電車で湯浅に来ました
【JR湯浅駅にて】
2022年09月17日 07:02撮影 by  ,
9/17 7:02
この電車で湯浅に来ました
【JR湯浅駅にて】
立派な駅舎。観光案内所などが同居しているようです
【JR湯浅駅付近にて】
2022年09月17日 07:03撮影 by  ,
9/17 7:03
立派な駅舎。観光案内所などが同居しているようです
【JR湯浅駅付近にて】
旧駅舎。何かに活用されるようです。古い駅舎が形としては残ることになるようです
【JR湯浅駅付近にて】
2022年09月17日 07:04撮影 by  ,
9/17 7:04
旧駅舎。何かに活用されるようです。古い駅舎が形としては残ることになるようです
【JR湯浅駅付近にて】
かどやさん。この角を左折
【JR湯浅駅〜久米崎王子】
2022年09月17日 07:08撮影 by  ,
9/17 7:08
かどやさん。この角を左折
【JR湯浅駅〜久米崎王子】
ガード下をくぐると、古めかしい長屋が。ただし蜘蛛の巣だらけで無人感を漂わせていました
【JR湯浅駅〜久米崎王子】
2022年09月17日 07:09撮影 by  ,
9/17 7:09
ガード下をくぐると、古めかしい長屋が。ただし蜘蛛の巣だらけで無人感を漂わせていました
【JR湯浅駅〜久米崎王子】
熊野古道標示が現れました。手作り感があります
【JR湯浅駅〜久米崎王子】
2022年09月17日 07:11撮影 by  ,
9/17 7:11
熊野古道標示が現れました。手作り感があります
【JR湯浅駅〜久米崎王子】
「右すぐ勝楽寺」の石標
【JR湯浅駅〜久米崎王子】
2022年09月17日 07:13撮影 by  ,
9/17 7:13
「右すぐ勝楽寺」の石標
【JR湯浅駅〜久米崎王子】
紀文の碑です。この地の出身であるとの説に基づいたもの。松下幸之助氏寄贈とのこと
【JR湯浅駅〜久米崎王子】
2022年09月17日 07:15撮影 by  ,
9/17 7:15
紀文の碑です。この地の出身であるとの説に基づいたもの。松下幸之助氏寄贈とのこと
【JR湯浅駅〜久米崎王子】
久米崎王子に寄り道します。国道を渡って写真中央を登っていきます
【JR湯浅駅〜久米崎王子】
2022年09月17日 07:17撮影 by  ,
9/17 7:17
久米崎王子に寄り道します。国道を渡って写真中央を登っていきます
【JR湯浅駅〜久米崎王子】
よく見る緑色片岩の石碑ではなく、大きなものです
【久米崎王子にて】
2022年09月17日 07:18撮影 by  ,
9/17 7:18
よく見る緑色片岩の石碑ではなく、大きなものです
【久米崎王子にて】
新広橋の手前で左折、川沿いを行きます
【久米崎王子〜津兼王子】
2022年09月17日 07:20撮影 by  ,
9/17 7:20
新広橋の手前で左折、川沿いを行きます
【久米崎王子〜津兼王子】
目の前に横たわるのは明神山から雨司山にかけての山々。風車が際立ちます
【久米崎王子〜津兼王子】
2022年09月17日 07:21撮影 by  ,
9/17 7:21
目の前に横たわるのは明神山から雨司山にかけての山々。風車が際立ちます
【久米崎王子〜津兼王子】
まだ青いみかん
【久米崎王子〜津兼王子】
2022年09月17日 07:26撮影 by  ,
9/17 7:26
まだ青いみかん
【久米崎王子〜津兼王子】
こんな感じで川沿いを
【久米崎王子〜津兼王子】
2022年09月17日 07:28撮影 by  ,
9/17 7:28
こんな感じで川沿いを
【久米崎王子〜津兼王子】
畑越しに明神山の左手に大峠の辺りが見えてきました
【久米崎王子〜津兼王子】
2022年09月17日 07:32撮影 by  ,
9/17 7:32
畑越しに明神山の左手に大峠の辺りが見えてきました
【久米崎王子〜津兼王子】
新柳瀬橋でまた左岸へ
【久米崎王子〜津兼王子】
2022年09月17日 07:38撮影 by  ,
9/17 7:38
新柳瀬橋でまた左岸へ
【久米崎王子〜津兼王子】
大峠はおそらくもっと右側です
【久米崎王子〜津兼王子】
2022年09月17日 07:39撮影
9/17 7:39
大峠はおそらくもっと右側です
【久米崎王子〜津兼王子】
国道で広川を渡ります。渡ったところで国道を渡り津兼王子を目指します
【久米崎王子〜津兼王子】
2022年09月17日 07:47撮影 by  ,
9/17 7:47
国道で広川を渡ります。渡ったところで国道を渡り津兼王子を目指します
【久米崎王子〜津兼王子】
回り込んで進むと、インターの中に入っていきそうになります。その手前で左へ
【久米崎王子〜津兼王子】
2022年09月17日 07:49撮影 by  ,
9/17 7:49
回り込んで進むと、インターの中に入っていきそうになります。その手前で左へ
【久米崎王子〜津兼王子】
そしてすぐランプ道路の下をくぐります
【久米崎王子〜津兼王子】
2022年09月17日 07:50撮影 by  ,
9/17 7:50
そしてすぐランプ道路の下をくぐります
【久米崎王子〜津兼王子】
本線脇の道を進む途中に津兼王子がありますが、ご覧の通り雑草繁茂。見落としそうになりました
【津兼王子にて】
2022年09月17日 07:52撮影 by  ,
9/17 7:52
本線脇の道を進む途中に津兼王子がありますが、ご覧の通り雑草繁茂。見落としそうになりました
【津兼王子にて】
中まで行ってお詣り
【津兼王子にて】
2022年09月17日 07:53撮影 by  ,
9/17 7:53
中まで行ってお詣り
【津兼王子にて】
進みます。今度は簡素すぎて怪しげな階段を上って国道へ戻ります
【津兼王子〜河瀬王子】
2022年09月17日 07:54撮影 by  ,
9/17 7:54
進みます。今度は簡素すぎて怪しげな階段を上って国道へ戻ります
【津兼王子〜河瀬王子】
ランプ道路の下を小さなボックスでくぐります
【津兼王子〜河瀬王子】
2022年09月17日 07:55撮影 by  ,
9/17 7:55
ランプ道路の下を小さなボックスでくぐります
【津兼王子〜河瀬王子】
抜けて国道へ下りると折り返します。熊野古道案内は明瞭ですが、一方通行なの?
【津兼王子〜河瀬王子】
2022年09月17日 07:55撮影 by  ,
9/17 7:55
抜けて国道へ下りると折り返します。熊野古道案内は明瞭ですが、一方通行なの?
【津兼王子〜河瀬王子】
すぐまた国道から旧道のような道へ
【津兼王子〜河瀬王子】
2022年09月17日 07:59撮影 by  ,
9/17 7:59
すぐまた国道から旧道のような道へ
【津兼王子〜河瀬王子】
井関地区は熱心ですね
【津兼王子〜河瀬王子】
2022年09月17日 08:03撮影 by  ,
9/17 8:03
井関地区は熱心ですね
【津兼王子〜河瀬王子】
長い絵巻物を広げたよう。ドレスデンの陶壁画のよう
【津兼王子〜河瀬王子】
2022年09月17日 08:04撮影 by  ,
9/17 8:04
長い絵巻物を広げたよう。ドレスデンの陶壁画のよう
【津兼王子〜河瀬王子】
旅籠亀屋跡
【津兼王子〜河瀬王子】
2022年09月17日 08:05撮影 by  ,
9/17 8:05
旅籠亀屋跡
【津兼王子〜河瀬王子】
古道は左の道へ
【津兼王子〜河瀬王子】
2022年09月17日 08:06撮影 by  ,
9/17 8:06
古道は左の道へ
【津兼王子〜河瀬王子】
旅籠藤屋跡。旅籠がたくさんなったようですが、残念ながら残っていません
【津兼王子〜河瀬王子】
2022年09月17日 08:09撮影 by  ,
9/17 8:09
旅籠藤屋跡。旅籠がたくさんなったようですが、残念ながら残っていません
【津兼王子〜河瀬王子】
伏見稲荷。本家のように赤い鳥居が並びます
【津兼王子〜河瀬王子】
2022年09月17日 08:09撮影 by  ,
9/17 8:09
伏見稲荷。本家のように赤い鳥居が並びます
【津兼王子〜河瀬王子】
河瀬に向けてまた広川を渡ります。目の前が河瀬王子の背後の森
【津兼王子〜河瀬王子】
2022年09月17日 08:10撮影 by  ,
9/17 8:10
河瀬に向けてまた広川を渡ります。目の前が河瀬王子の背後の森
【津兼王子〜河瀬王子】
王子跡に到着です。押印所は右手にあります
【河瀬王子にて】
2022年09月17日 08:12撮影 by  ,
9/17 8:12
王子跡に到着です。押印所は右手にあります
【河瀬王子にて】
まだまだ旅籠跡が続きます
【河瀬王子〜大峠】
2022年09月17日 08:20撮影 by  ,
9/17 8:20
まだまだ旅籠跡が続きます
【河瀬王子〜大峠】
馬留王子跡。こちらは「西の…」と呼ばれて「東馬留」と区別されています
【河瀬王子〜大峠】
2022年09月17日 08:27撮影 by  ,
9/17 8:27
馬留王子跡。こちらは「西の…」と呼ばれて「東馬留」と区別されています
【河瀬王子〜大峠】
立場跡。ここから峠の始まりといったところでしょうか
【河瀬王子〜大峠】
2022年09月17日 08:28撮影 by  ,
9/17 8:28
立場跡。ここから峠の始まりといったところでしょうか
【河瀬王子〜大峠】
仏様はここも多いです
【河瀬王子〜大峠】
2022年09月17日 08:29撮影 by  ,
9/17 8:29
仏様はここも多いです
【河瀬王子〜大峠】
まずゲート。しかしここは解放
【河瀬王子〜大峠】
2022年09月17日 08:33撮影 by  ,
9/17 8:33
まずゲート。しかしここは解放
【河瀬王子〜大峠】
おや。古道の案内通りに行こうとしたら締め切り。不明ですが危険なんだそうです
【河瀬王子〜大峠】
2022年09月17日 08:35撮影 by  ,
9/17 8:35
おや。古道の案内通りに行こうとしたら締め切り。不明ですが危険なんだそうです
【河瀬王子〜大峠】
来し方を振り返ります
【河瀬王子〜大峠】
2022年09月17日 08:40撮影 by  ,
9/17 8:40
来し方を振り返ります
【河瀬王子〜大峠】
このゲートからは石畳をもしたコンクリート舗装路になります
【河瀬王子〜大峠】
2022年09月17日 08:50撮影 by  ,
9/17 8:50
このゲートからは石畳をもしたコンクリート舗装路になります
【河瀬王子〜大峠】
こんな風に続きます
【河瀬王子〜大峠】
2022年09月17日 08:58撮影 by  ,
9/17 8:58
こんな風に続きます
【河瀬王子〜大峠】
大峠の地蔵様とのこと
【河瀬王子〜大峠】
2022年09月17日 08:59撮影 by  ,
9/17 8:59
大峠の地蔵様とのこと
【河瀬王子〜大峠】
探し人に効果ありとのこと
【河瀬王子〜大峠】
2022年09月17日 09:00撮影 by  ,
9/17 9:00
探し人に効果ありとのこと
【河瀬王子〜大峠】
大峠に到着しました。眺めはないですが広場になっています
【大峠にて】
2022年09月17日 09:02撮影 by  ,
9/17 9:02
大峠に到着しました。眺めはないですが広場になっています
【大峠にて】
大峠、鹿ヶ瀬峠の解説です
【大峠にて】
2022年09月17日 09:03撮影 by  ,
9/17 9:03
大峠、鹿ヶ瀬峠の解説です
【大峠にて】
出発します。さっきまでとは違って土の道を下ります
【大峠にて】
2022年09月17日 09:09撮影 by  ,
9/17 9:09
出発します。さっきまでとは違って土の道を下ります
【大峠にて】
少々荒れています
【大峠〜小峠】
2022年09月17日 09:13撮影 by  ,
9/17 9:13
少々荒れています
【大峠〜小峠】
小さな木橋
【大峠〜小峠】
2022年09月17日 09:14撮影 by  ,
9/17 9:14
小さな木橋
【大峠〜小峠】
少々ではなかった。倒竹木も放置。歩きにくい
【大峠〜小峠】
2022年09月17日 09:16撮影 by  ,
9/17 9:16
少々ではなかった。倒竹木も放置。歩きにくい
【大峠〜小峠】
馬頭観音さま。馬の供養とのこと
【大峠〜小峠】
2022年09月17日 09:17撮影 by  ,
9/17 9:17
馬頭観音さま。馬の供養とのこと
【大峠〜小峠】
小峠に到着しました。分岐して猪谷にも下りていけるようです
【小峠にて】
2022年09月17日 09:19撮影 by  ,
9/17 9:19
小峠に到着しました。分岐して猪谷にも下りていけるようです
【小峠にて】
そしてここから石畳の道が始まります
【小峠にて】
2022年09月17日 09:19撮影 by  ,
9/17 9:19
そしてここから石畳の道が始まります
【小峠にて】
最初のうちは半分が落ち葉や崩土に覆われています
【小峠〜金魚茶屋駐車場】
2022年09月17日 09:20撮影 by  ,
9/17 9:20
最初のうちは半分が落ち葉や崩土に覆われています
【小峠〜金魚茶屋駐車場】
つづら折りを下降。そのすべてが石畳
【小峠〜金魚茶屋駐車場】
2022年09月17日 09:23撮影 by  ,
9/17 9:23
つづら折りを下降。そのすべてが石畳
【小峠〜金魚茶屋駐車場】
ここも
【小峠〜金魚茶屋駐車場】
2022年09月17日 09:26撮影 by  ,
9/17 9:26
ここも
【小峠〜金魚茶屋駐車場】
石畳はここまで。よく見ると、石畳のクオリティが違っています【小峠〜金魚茶屋駐車場】
2022年09月17日 09:28撮影 by  ,
9/17 9:28
石畳はここまで。よく見ると、石畳のクオリティが違っています【小峠〜金魚茶屋駐車場】
脇には熊野古道公園。石畳の解説があります
【小峠〜金魚茶屋駐車場】
2022年09月17日 09:28撮影 by  ,
9/17 9:28
脇には熊野古道公園。石畳の解説があります
【小峠〜金魚茶屋駐車場】
この辺りの地図
【小峠〜金魚茶屋駐車場】
2022年09月17日 09:29撮影 by  ,
9/17 9:29
この辺りの地図
【小峠〜金魚茶屋駐車場】
世界遺産登録記念とあります。ここが登録されなかったことは悔しかったでしょうに
【小峠〜金魚茶屋駐車場】
2022年09月17日 09:37撮影 by  ,
9/17 9:37
世界遺産登録記念とあります。ここが登録されなかったことは悔しかったでしょうに
【小峠〜金魚茶屋駐車場】
舗装路に変わりました
【小峠〜金魚茶屋駐車場】
2022年09月17日 09:40撮影 by  ,
9/17 9:40
舗装路に変わりました
【小峠〜金魚茶屋駐車場】
休憩所。板碑とは…
【小峠〜金魚茶屋駐車場】
2022年09月17日 09:42撮影 by  ,
9/17 9:42
休憩所。板碑とは…
【小峠〜金魚茶屋駐車場】
題目板碑が奥にあります
【小峠〜金魚茶屋駐車場】
2022年09月17日 09:42撮影 by  ,
9/17 9:42
題目板碑が奥にあります
【小峠〜金魚茶屋駐車場】
振り返って撮影)車はここまでのようです
【金魚茶屋駐車場にて】
2022年09月17日 09:45撮影 by  ,
9/17 9:45
振り返って撮影)車はここまでのようです
【金魚茶屋駐車場にて】
駐車スペースもトイレもあります
【金魚茶屋駐車場にて】
2022年09月17日 09:45撮影 by  ,
9/17 9:45
駐車スペースもトイレもあります
【金魚茶屋駐車場にて】
そして少々下って金魚茶屋
【金魚茶屋駐車場〜沓掛王子跡】
2022年09月17日 09:47撮影 by  ,
9/17 9:47
そして少々下って金魚茶屋
【金魚茶屋駐車場〜沓掛王子跡】
振り返って撮影)先ほど駐車場からの車道と合流しました
【金魚茶屋駐車場〜沓掛王子跡】
2022年09月17日 09:49撮影 by  ,
9/17 9:49
振り返って撮影)先ほど駐車場からの車道と合流しました
【金魚茶屋駐車場〜沓掛王子跡】
また旧道へ。小さいですが古道標示もあります
【金魚茶屋駐車場〜沓掛王子跡】
2022年09月17日 09:50撮影 by  ,
9/17 9:50
また旧道へ。小さいですが古道標示もあります
【金魚茶屋駐車場〜沓掛王子跡】
立派な道標が登場。日高町バージョン
【金魚茶屋駐車場〜沓掛王子跡】
2022年09月17日 09:53撮影 by  ,
9/17 9:53
立派な道標が登場。日高町バージョン
【金魚茶屋駐車場〜沓掛王子跡】
沓掛王子は道脇少し高いところにあります
【沓掛王子跡にて】
2022年09月17日 09:54撮影 by  ,
9/17 9:54
沓掛王子は道脇少し高いところにあります
【沓掛王子跡にて】
見慣れた緑色片岩の王子跡碑。古いものです
【沓掛王子跡にて】
2022年09月17日 09:54撮影 by  ,
9/17 9:54
見慣れた緑色片岩の王子跡碑。古いものです
【沓掛王子跡にて】
爪かき地蔵。水をかけると仏様が見えるとか
【沓掛王子跡〜内ノ畑王子跡】
2022年09月17日 10:04撮影 by  ,
9/17 10:04
爪かき地蔵。水をかけると仏様が見えるとか
【沓掛王子跡〜内ノ畑王子跡】
振り返って撮影)県道に合流します。右の県道176号は広川南インターと内原の街を繋ぎます
【沓掛王子跡〜内ノ畑王子跡】
2022年09月17日 10:06撮影 by  ,
9/17 10:06
振り返って撮影)県道に合流します。右の県道176号は広川南インターと内原の街を繋ぎます
【沓掛王子跡〜内ノ畑王子跡】
紀州玄岳民芸品組合とのこと
【沓掛王子跡〜内ノ畑王子跡】
2022年09月17日 10:12撮影 by  ,
9/17 10:12
紀州玄岳民芸品組合とのこと
【沓掛王子跡〜内ノ畑王子跡】
こんな感じで旧道へ。何度も何度も現れます
【沓掛王子跡〜内ノ畑王子跡】
2022年09月17日 10:13撮影 by  ,
9/17 10:13
こんな感じで旧道へ。何度も何度も現れます
【沓掛王子跡〜内ノ畑王子跡】
東の馬留王子跡。先ほどのと対ですね
【沓掛王子跡〜内ノ畑王子跡】
2022年09月17日 10:17撮影 by  ,
9/17 10:17
東の馬留王子跡。先ほどのと対ですね
【沓掛王子跡〜内ノ畑王子跡】
ここも左へ
【沓掛王子跡〜内ノ畑王子跡】
2022年09月17日 10:24撮影 by  ,
9/17 10:24
ここも左へ
【沓掛王子跡〜内ノ畑王子跡】
工事中区間の途中に内ノ畑王子跡への分岐があります
【沓掛王子跡〜内ノ畑王子跡】
2022年09月17日 10:30撮影 by  ,
9/17 10:30
工事中区間の途中に内ノ畑王子跡への分岐があります
【沓掛王子跡〜内ノ畑王子跡】
道路側の露出があるので目につきやすいです
【内ノ畑王子跡にて】
2022年09月17日 10:32撮影 by  ,
9/17 10:32
道路側の露出があるので目につきやすいです
【内ノ畑王子跡にて】
ここにも立派な道標
【内ノ畑王子跡〜高家王子跡】
2022年09月17日 10:46撮影 by  ,
9/17 10:46
ここにも立派な道標
【内ノ畑王子跡〜高家王子跡】
突き当たりました。左に折れるとすぐに高家王子のはず
【内ノ畑王子跡〜高家王子跡】
2022年09月17日 10:54撮影 by  ,
9/17 10:54
突き当たりました。左に折れるとすぐに高家王子のはず
【内ノ畑王子跡〜高家王子跡】
高家王子が見えてきました
【内ノ畑王子跡〜高家王子跡】
2022年09月17日 10:55撮影 by  ,
9/17 10:55
高家王子が見えてきました
【内ノ畑王子跡〜高家王子跡】
王子跡は内原王子神社という神社になっていました
【高家王子跡にて】
2022年09月17日 10:56撮影 by  ,
9/17 10:56
王子跡は内原王子神社という神社になっていました
【高家王子跡にて】
しっかりとした構えです
【高家王子跡にて】
2022年09月17日 10:58撮影 by  ,
9/17 10:58
しっかりとした構えです
【高家王子跡にて】
愛子の渕というのもあるようです
【高家王子跡にて】
2022年09月17日 11:02撮影 by  ,
9/17 11:02
愛子の渕というのもあるようです
【高家王子跡にて】
直進せず左手へ
【高家王子跡〜愛徳山王子跡】
2022年09月17日 11:04撮影 by  ,
9/17 11:04
直進せず左手へ
【高家王子跡〜愛徳山王子跡】
ちょうど特急くろしお。オーシャンアローですね
【高家王子跡〜愛徳山王子跡】
2022年09月17日 11:09撮影 by  Canon EOS 90D, Canon
9/17 11:09
ちょうど特急くろしお。オーシャンアローですね
【高家王子跡〜愛徳山王子跡】
この区間は殆ど標示がありません。珍しくあったらあったで2つ続けて【高家王子跡〜愛徳山王子跡】
2022年09月17日 11:26撮影 by  ,
9/17 11:26
この区間は殆ど標示がありません。珍しくあったらあったで2つ続けて【高家王子跡〜愛徳山王子跡】
田んぼ越しに山並みを見ますが、小雨の中ガスに隠れています
【高家王子跡〜愛徳山王子跡】
2022年09月17日 11:31撮影 by  ,
9/17 11:31
田んぼ越しに山並みを見ますが、小雨の中ガスに隠れています
【高家王子跡〜愛徳山王子跡】
御坊市バージョンの案内標示【高家王子跡〜愛徳山王子跡】
2022年09月17日 11:31撮影 by  ,
9/17 11:31
御坊市バージョンの案内標示【高家王子跡〜愛徳山王子跡】
善童子王子跡が進行右手に見えてきました
【高家王子跡〜愛徳山王子跡】
2022年09月17日 11:36撮影 by  ,
9/17 11:36
善童子王子跡が進行右手に見えてきました
【高家王子跡〜愛徳山王子跡】
閑かに佇んでいるよう
【高家王子跡〜愛徳山王子跡】
2022年09月17日 11:37撮影 by  ,
9/17 11:37
閑かに佇んでいるよう
【高家王子跡〜愛徳山王子跡】
雨が上がり、山並みがまた見えるようになりました
【高家王子跡〜愛徳山王子跡】
2022年09月17日 11:41撮影 by  ,
9/17 11:41
雨が上がり、山並みがまた見えるようになりました
【高家王子跡〜愛徳山王子跡】
ここは車道を通り越します
【高家王子跡〜愛徳山王子跡】
2022年09月17日 11:44撮影 by  ,
9/17 11:44
ここは車道を通り越します
【高家王子跡〜愛徳山王子跡】
複雑な地図。どうやら右手に行って脇道へと進むのが御坊市のお薦めのようです
【高家王子跡〜愛徳山王子跡】
2022年09月17日 11:47撮影 by  ,
9/17 11:47
複雑な地図。どうやら右手に行って脇道へと進むのが御坊市のお薦めのようです
【高家王子跡〜愛徳山王子跡】
作業道のような小径を進みます。目の前にも左へ誘導する標示があります
【高家王子跡〜愛徳山王子跡】
2022年09月17日 11:49撮影 by  ,
9/17 11:49
作業道のような小径を進みます。目の前にも左へ誘導する標示があります
【高家王子跡〜愛徳山王子跡】
愛徳山を前に標示を読み解いていると本降りの雨。一旦雨宿りします
【高家王子跡〜愛徳山王子跡】
2022年09月17日 11:51撮影 by  ,
9/17 11:51
愛徳山を前に標示を読み解いていると本降りの雨。一旦雨宿りします
【高家王子跡〜愛徳山王子跡】
振り返って撮影)右奥から歩いてきました
【愛徳山王子跡にて】
2022年09月17日 12:00撮影 by  ,
9/17 12:00
振り返って撮影)右奥から歩いてきました
【愛徳山王子跡にて】
そしてこの奥へと歩いて行きます。竹藪の中、ここだけ細長い空間が空いています。不思議
【愛徳山王子跡にて】
2022年09月17日 12:00撮影 by  ,
9/17 12:00
そしてこの奥へと歩いて行きます。竹藪の中、ここだけ細長い空間が空いています。不思議
【愛徳山王子跡にて】
奥に進むと竹林の道でした
【愛徳山王子跡〜道成寺】
2022年09月17日 12:01撮影 by  ,
9/17 12:01
奥に進むと竹林の道でした
【愛徳山王子跡〜道成寺】
本降りの中、道成寺を見上げます
【道成寺山門下にて】
2022年09月17日 12:11撮影 by  ,
9/17 12:11
本降りの中、道成寺を見上げます
【道成寺山門下にて】
伽藍はお寺の方以外無人でした。三重塔があります
【道成寺にて】
2022年09月17日 12:15撮影 by  ,
9/17 12:15
伽藍はお寺の方以外無人でした。三重塔があります
【道成寺にて】
本堂
【道成寺にて】
2022年09月17日 12:16撮影 by  ,
9/17 12:16
本堂
【道成寺にて】
振り返って撮影)この交差点から右手が道成寺へ、左は歩いてきたほう
【道成寺〜御坊駅前】
2022年09月17日 12:28撮影 by  ,
9/17 12:28
振り返って撮影)この交差点から右手が道成寺へ、左は歩いてきたほう
【道成寺〜御坊駅前】
海士王子跡です
【道成寺〜御坊駅前】
2022年09月17日 12:32撮影 by  ,
9/17 12:32
海士王子跡です
【道成寺〜御坊駅前】
この交差点にて御坊からのトレースに合流。本来は大いに満足したいのだが、土砂降りになってしまい、雨宿り。ちょっと残念
【道成寺〜御坊駅前】
2022年09月17日 12:41撮影 by  ,
9/17 12:41
この交差点にて御坊からのトレースに合流。本来は大いに満足したいのだが、土砂降りになってしまい、雨宿り。ちょっと残念
【道成寺〜御坊駅前】
撮影機器:

感想

 和歌山県内の紀伊路を完歩。JR阪和線の山中渓駅から紀伊田辺の道分け石まで7日とちょっと。長かった。峠に昔の面影や由緒あるものを残しているが、舗装された県道や国道を歩く区間が多く、山歩きの風情は薄かった。
 それでも最後に残していた区間は、熊野古道最長の石畳が残る鹿ヶ瀬峠。それを楽しみにして向かった。
 御坊駅付近にクルマを駐め、JRの電車で湯浅へ。土曜の朝だけに通勤は少ないものの、高校生は変わりなく乗っているようで、御坊を出るときには、早朝だがそれなりに席が埋まっている。
 湯浅での降車もそれなりにあったが、駅を出てみると駅前には人がいない。おそらく線路反対側に向かう人が多いのであろう。
 駅舎は近年新築された立派なもの。旧の駅舎もまだ残っている。何かに活用されるのか、工事が始まる模様だ。紀勢本線標準タイプの雰囲気が残る駅舎だけに、形が残るならば喜ばしいことだ。
 それらを一通り見て出発。湯浅まで歩いたときに出てきたかどや食堂の角を逆に折れ、JRのガード下をくぐって進む。古い道らしく道筋は一本だが、集落内をクネクネと進み、国道42号へ。久米崎王子に寄り道したのちに、新広橋を渡らずに川沿いへ。これから進む鹿ヶ瀬峠とは一本峰違いの明神山や雨司山が眼前に横たわる。その峰の上には風力発電の風車がいくつも並んでおり、異国の趣だ。
 まだ青いみかん畑を見ながら、川沿いを遡る。再び国道42号を横断し、殿集落を抜けてまた国道を横断。ちょうど朝のいい時間だからなのか、車は多い。渡る都度、小走りした。
 津兼王子跡は湯浅御坊道路の広川インターの中にひっそりとあった。立ち寄る人も少ないのか、雑草の背丈も高くなり、注意深く探さないと気づかないくらいだ。それでもなんとか接近してお詣りした。
 インターの道路下を人道用の小さなボックスカルバートで抜けて国道に戻る。しばらく進んで旧道らしい道へと別れる。井関集落は熊野古道PRに熱心なようで、江戸期の様子を描いた巻物のような絵を張り出している。井関を抜けまた広川を渡れば河瀬王子跡だ。
 井関から河瀬にかけては旅籠跡と書かれた標示が目につく。しかし、残念ながらどれも跡形なく、かつての賑わいは読み取ることができない。
 西の馬留王子を過ぎるといよいよ鹿ノ瀬越えの上りにかかる。しかしその道も舗装路で、古道といった面持ちではない。途中動物除けのゲートがあり、そこからは石畳をもした舗装路になる。無機質な舗装路よりはマシとはいえ、大峠までずっと舗装路というのも残念なものだ。
 大峠は広場のようになっており、見晴らしこそないが、天気がよければ一息つきたい所だ。今日は天気予報が不安定で、このあと雨になる予報に変わっているので、あまりゆっくりとせず、先を急ぐ。
 小峠への道は小石や落ち葉まみれの柔らかい土の道で、しかも倒木も放置されており、歩きにくい。道筋こそはっきりとしているが、先ほどまでの整備と比べると惜しい気がする。
 小峠からはいよいよ最長の石畳が始まる。最初のうちは崩土や枯死枝が積もり、大切な石畳も半分隠れている。それも杉木立の中へと降りて来るときれいになり、苔むしたつづら折りの道がすべて石畳でできている光景はなかなか壮観だ。ここが世界遺産には登録されていないのは残念なことだが、道を対象としたことから紐解けば仕方のないことかもしれない。
 地面に落ちた「ここから石畳」の標示を見て熊野古道公園に到着。標示の所をよく見ると、石畳の面そうがそこを境に違っており、標示より下は、どうやら公園整備に併せた現代のもののようだ。
 公園を抜けると舗装路へと変わり、やがて金魚茶屋。優しい名前だが、昔からのもののようだ。さらに進んで沓掛王子跡の先にある爪かき地蔵を過ぎると県道176号に合流する。県道は、町とインターを結んでおり車通りが多い。
 県道は改良箇所が多く、次々に旧道区間が現れる。その都度そちらに誘導されるのだが、熊野古道標示が見当たらない場所もある。当然県道を進んでも行けるのだから問題はないが、車を避ける意味でも旧道を歩きたい。
 県道と旧道を行きつ戻りつ進み、内ノ畑王子跡の手前で西川を渡る。熊野古道公園以来この川に沿って下っているが、渡るのは公園入口駐車場以来まだ二度目だ。内ノ畑王子跡で一息ついていると小雨模様に。歩けないほどではないのでリュックカバーを装着しただけで出発。高家王子に着く頃には雨も上がった。
 内原王子神社として整備されている王子跡は今日のこれまでとは違い、現役の神社らしく、整っている。集落に近いと位置づけこそ変わってもこのように大事にされ続けるということのようだ。
 そこからもしばらく進むが、近くにはJR紀勢本線の線路がある。湯浅で離れて以来久しぶりの合流だ。線路と国道は由良町に立ち寄るため水越峠などを越えて海側に大きく迂回している。
 しばらく進むと、ちょうどオーシャンアローがやってきた。相変わらず遭遇率が高いと思う。
 紀伊内原駅への分岐交差点を過ぎ、道成寺付近に向けて直線的に進む熊野街道を行く。再び降り出した雨は強くなる気配。仕方なく雨具の上を取り出し身につける。
降ったり止んだりが続いたが、愛徳山王子跡を前にして、ついに本降りになってきた。大きく葉を広げた広葉樹の下で暫し雨宿りをする。そのうち雨宿りにならないほどの強さになってきたが、それも一瞬でどうにか歩ける程度に収まる。それを見計らって再開。
 愛徳山王子跡は細長く広い。元はどのような形であったのかは判らないが、竹林の中のその空間は不思議に感じるものだ。
 そこを抜け、善童子王子跡も過ぎ、また紀勢線の線路が見え始めた頃に、道成寺への寄り道ルートへと左折。
 雨はまたしても本降りの様相だ。多くの店がシャッターを下ろしたままの道成寺門前で一息ついてから、参道をゆっくりと上る。広い境内に人影はない。一人でお詣りをし、紀伊路押印帳の最後の一カ所を押した。
 山門から下り、来た道をとぼとぼと戻る。先ほどの分岐点から今度は直進し御坊駅方面を目指す。海士王子跡から川沿いの細道へと進む。やがて車通りの多い道にぶつかり左折。「重力踏切」を渡ると見慣れた湯川中学校角の交差点。ついに紀伊路全ルートが完結した。
 記念の一枚を撮って、感慨を抱きつつ車に向かいたいところだったが、そこで土砂降りに。本日三度目の雨宿りは、人気とんかつ店の町客と一緒に軒下で、となってしまった。そのままとんかつ店に入ろうかとも思ったが、行列が長い。それに全身ずぶ濡れの客が行ったのでは店にも迷惑だ。雨の間隙を縫って這々の体で車へと帰り着いた。
 どちらかといえば晴れが多い身ながら、大事なタイミングで降られてしまった。
 天気不安定な中で歩いたのが間違いだったのかもしれない。

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