出羽・浜街道5（酒田〜仁賀保）

2014年06月21日(土) [日帰り]

• GPS: 13:45
• 距離: 54.8km
• 登り: 206m
• 下り: 203m

コースタイム

4：05酒田-9：38大物忌神社-11：42三崎公園（県境）-14：33象潟駅近傍-17：51仁賀保駅

天候

晴

コース状況／危険箇所等

酒田市を抜けて遊佐町青塚から十里塚まで海岸線を歩きましたが、5Kmの区間は一本道で他に脱出できません。歩ききるしかありません。トイレも自販機も何もないです。もちろん人家もありません。潮風と海は堪能できます。砂浜と違い道は歩きやすいです。
三崎公園は1Km程度ですが、奥の細道を体感できます。公園入口の国道沿いの路上で大きなパラソルを開いてアイスキャンデーを売っています。お勧めです。

写真

6/21 4:15

夜明けの山居倉庫です。

6/21 5:39

酒田港近くの貯木場で撮りました。
材木も一本一本バーコードで管理されています。

6/21 6:41

日向川に架かる栄橋は通行止めです。
全長125m、幅3mです。
欄干は相当傷んでいるが、路面はコンクリートでしっかりしていそうである。
自己責任で渡り始めました。橋の途中から木製に変わりました。欄干は一層、傷んでいるので、慎重に進みました。お勧めしません。

6/21 6:56

国道の反対側を歩いている若者がいました。遠くから同好の士であることはお互いにわかり、しばらく話をしました。
藤沢の人でした。若いだけに野宿が基本だそうです。

6/21 7:18

旧青山本邸いわゆるニシン御殿です。
まだ開館前で外部からは大きすぎて写真に収まりません。
本邸というからには別邸があります。小樽のようです。

6/21 9:41

出羽一宮の大物忌神社です。
参拝後、鳥居脇の米屋で不要になったものを宅急便で送りました。
衣類、雨具、充電器類、朱印帳、パンフレットなど僅か3Kgですが、かなり身軽に感じます。

6/21 10:50

会話をするが、どうにも言葉がわかりにくい。みんな笑顔が素晴らしい。

6/21 10:58

風車、鉄塔、煙突などランドマークは何もない。遠くに見える岬をまわって行かねば町はない。
美しい空、浜、海だから歩けます。

6/21 11:55

三崎山

6/21 13:58

『うやむやの関』とはこのように書くんですね。関の存在を含めて初めて知りました。

6/21 14:08

鮭の孵化場

6/21 14:36

古四王（こしおう）神社。
越王とも解せられます。

6/21 16:10

「牛頭天王」の石碑が目立ちます。
石も扁平なの特徴的です。

6/21 16:56

振り返れば鳥海山が薄っすらと見えました。

6/21 17:55

戊辰戦争では庄内藩と秋田藩は三崎峠で戦う事になるが、秋田藩の荒川隊がここの熊野神社で髻を切って戦勝祈願したとのこと。

撮影機器：

EX-ZR400 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

感想

4万K旅人

雨こそ降られないが、せっかく鳥海山の麓を歩いているのに曇天で裾野しか眺められなかったのは残念である。
酒田、鶴岡、遊佐と山形県を通過したが、なにか物足りない。もっと集落の中を歩きたい。
古い商家や農家など日本家屋が少なかった。
やはり羽州街道を歩かねばならない。