瀬戸内海を眺めながら歩く播磨の低山 雄鷹台山、天下台山(ふるさと兵庫100山)
- GPS
- 05:05
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 800m
- 下り
- 803m
コースタイム
- 山行
- 5:51
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 6:34
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
坂越駅から相生駅までJRで移動 天下台山へは、相生駅からバスで平芝バス停下車、登山口まで400m 下山後はバスの本数が少ないので相生駅まで約2.5kmを歩いた |
写真
装備
MYアイテム |
ちゃむ
重量:-kg
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感想
今週もふるさと兵庫100山に行ってみよう。ということで残っている兵庫県の一番西南側の端っこにあり瀬戸内海に面する二つの山にやってきた。
一つ目は、播州赤穂の駅近の雄鷹台山(253m)。播州赤穂と言えば赤穂浪士で有名だし、自分自身小学校低学年の時に姫路に住んでいたことで遠足で塩田の見学に来たことも有る(60数年ぶり)大変懐かしい街でした。でも今回はそうした観光の場所には目もくれずに駅の改札から真っ直ぐにほんの数分で登山口へ。見ていると何人ものお年寄り(だけじゃないかもしれないけど)が登山道を登っていく。聞いてみたらほぼ毎日登ってらっしゃるとのこと。ここでも毎日登山の習わしがあるようだ。
そんな方々と一緒によく整備された登山道を登る。沿道には一合毎に標識が立ち、お地蔵さんが並んでいる。少し登ってくると市街が見下ろせて瀬戸内の島々も望めるようになってくる。色づき始めたドウダンツツジのある風景も楽しい。そんなことを楽しみながら30分ほどで山頂に着いた。
山頂からの展望はよく、赤穂市街は勿論、瀬戸内の小豆島が随分と近くに見ることができる。また石が切り出されて特徴的に禿げた形の家島群島の西ノ島なども。思ったような晴天ではなかったが、それが却って南側の島の姿をシルエットのように見せてくれたのかもしれない。
その後、後山を経て坂越方面へ縦走して隣の坂越駅へ下山した。
二つ目の山は少し東へ寄った相生の天下台山(321m)。こちらも瀬戸内海のすぐ近くで、登山口のある岩屋谷公園には近くまでバスを利用した。ただし、このバス本数が極めて少ないので時間を見て、ダメなら歩くかタクシーを利用した方が良い。
北尾根の登山口を入り、岩尾根の急登をぐんぐんと登る。すぐに展望が開けて北側に播磨の山々、西に相生の町が見え始める。時々、新幹線の通過する音まで聞こえてくる。
岩尾根なので途中にトンビ岩やエボシ岩などがあり、意外と何度もアップダウンが有るのでなかなかに疲れる。それでも展望が良いので楽しい。北側の山並みはいつもとは違う方向ではあるが、それでも見覚えが有り、遠くの笠形山(播磨富士)やとんがり帽子の明神山などはすぐにそうかなと想像がついた。辿り着いた天下台山の山頂はまさに360度の展望に恵まれ、北側の山々だけでなく、西側の相生湾や南側の瀬戸内海小豆島、家島群島などまで楽しい時間を過ごせた。
その後は山頂から南側へ周回するルートで歩いて元の北尾根コースへ戻り、そこから岩屋谷へ降りるコースで下山した。この山も近隣の方の手ごろなハイキングコースになっているようだった。また近くにあった奥の院の水戸大神の本宮には、茨城県の水戸市に30年近く住んだ身としては気になって立ち寄りお参りさせてもらった。「水戸」というのがどういう意味を持つのかを帰って調べてみたら、「水の取り入れ口に設ける門。すいもん」とか「水の出入り口。内海と外海の境をなしている狭いところ。また、大河の河口。みなと。」ということだそうでこの土地らしい風土に合った神様なんだということを理解した。
公園として整備された岩屋谷公園に下山した後、バス停まで行くと次のバスまで1時間以上あったので駅までの2.5kmを歩いてこの日の締めくくりにした。
天気予報では晴れ時々曇りの感じだったのだけどほぼ終日どんよりした曇り空であったのはやや残念だったが、それでも瀬戸内海の島々や湾を眺めながら歩けたことはとても楽しい時間だった。
赤穂の町も今度は観光でゆっくりと来ても良いかと思った。
【2022年の山行 36回目】
今回の歩行距離:14.4km 2022年の累積距離:542.1km
赤谷山:5.6km、三久安山:8.8km
今回の累積標高: 860m 2022年の累積標高:46,980m
赤谷山:346m、三久安山:514m
コメント
この記録に関連する登山ルート
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公共の交通機関をうまく利用した山行ですね。
私も昨年の1月に同じ様に、加西アルプス→天下台山→雄鷹台山と繋いだことがあったので、懐かしく拝見しました。天下台山、雄鷹台山ともに低山ですが、山頂からの眺望は素晴らしかったことが思い出されました。赤穂城も見応えありましたよ。牡蠣の時期にでもまたどうですか?
Kumainkobe ฅʕᵔᴥᵔʔฅ
そうなんですか。kumaさんのことだから、それぞれの山の間も全部歩いた(走った?)んでしょうね。それにしても加西アルプスから相生の天下台山までだけでもすっごい距離なんですけど。
自分も雄鷹台山から天下台山の間位は歩こうかとチラッと頭によぎりましたが、速攻捨て去りました。確かに二つの山共に低山ではありますが、岩尾根のせいもあってどこからでも海が見えたりするので歩いていてとても楽しく感じました。
赤穂城は時間が有りませんでしたが、山の上からあの緑の多い辺りがそうかな?って眺めただけでした。
牡蠣は良いですね。今回、坂越へおりて案内板などで古い港町だったと知って調べてみたら、近くに牡蠣の美味しいお店が幾つかあるのを知ったような次第です。
もう山登りは済ませたので、そちら専門の会にしても良いかもしれませんね。
是非、お声かけお願いします。
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