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Yamareco

記録ID: 4818203
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
北陸

東笠山(沢登り)全国1000山

2022年10月22日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
02:52
距離
2.5km
登り
402m
下り
412m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:45
休憩
0:07
合計
2:52
7:02
80
スタート地点
8:22
8:29
85
9:54
ゴール地点
天候 高曇り、おかげで360度の遠い山頂見えました。
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
「有峰林道」。有料2000円。6時から20時。富山県側「小口側線」からアクセス。概ね2車線だが、一部幅が狭く見通しの悪い区間あり。一番乗りだったので、すれ違いはなかったのだが。神岡で車中泊し、「飛越トンネル」を通って南側から入ることも考えたが、トンネル手前の標高も高くて、ひょっとしたら凍結。そこまでの道も不安があったので、遠回りでも安全な道を選び、前日は、道の駅「細入」(山奥なのに標高は300m位と低い)で車中泊。
コース状況/
危険箇所等
8割方、沢道の登り降りでした。「ハイキング」ではなく、「無雪期ピークハント」に分類した。標高差は300m位で、登り降りとも1時間かかりました。実は沢の渡渉程度しか経験したことが無かったので、今回は岩登りに濡れと苔による滑りが加わり、今までの経験をフル動員でした。最初の10分で諦めて帰ろうかと思った。沢登りをよくやっている人には何でもないかもしれないが、私にとっては大変な経験でした。登り始めは、水が流れており、なるべく水溜りに入らないこと。表面が濡れている石も、苔の付いた石も滑る。段差が大きくなると、滑った時のダメージが大きくなるので、緊張感を持続して、より慎重に足を置く所を選ぶ。
登りは足を入れる窪みが見えるのでよいが、下りは見えないこともあり、前向きであったり、後ろ向きであったりした。
水量が減ってきた中盤に細いロープがかかっているツルツルの岩場が2か所あった。私の実力では、ロープが無ければ通り抜けられなかったと思う。特に下りは、足の置き場が滑らないか不安で、心細いが両手で細いロープに体重を掛け、体が伸び切りにならないように、登りの記憶を手繰って、足を置く場所を見つけて行った。後半3分の1は、涸沢になり、苔も乾いているが、勾配は急なので、石の踏み違いのないように務めた。
写真では実感がわかないので、実際に体験してみてください。
ここでの恐怖感は、覚えている範囲で、「皇海山」と「庚申山」との間、「八海山」の山頂付近の垂直岩下り以来で、体力気力十分な時期の「大キレット」や「ジャンダルム」よりも印象が深い。
「有峰林道」「小口川線」から入場。途中信号のあるトンネル。
2022年10月22日 06:05撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 6:05
「有峰林道」「小口川線」から入場。途中信号のあるトンネル。
高度を上げていくので、紅葉が始まって来た。
2022年10月22日 06:23撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 6:23
高度を上げていくので、紅葉が始まって来た。
2022年10月22日 06:33撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 6:33
2022年10月22日 06:35撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 6:35
2022年10月22日 06:35撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 6:35
「富山湾」が見える。
2022年10月22日 06:39撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 6:39
「富山湾」が見える。
「祐延ダム」に到着し、出発。
2022年10月22日 07:03撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 7:03
「祐延ダム」に到着し、出発。
5,6台の駐車スペース端に停めた。
2022年10月22日 07:03撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 7:03
5,6台の駐車スペース端に停めた。
ダム施設の後ろに聳えるのが「東笠山」でいいのか。
2022年10月22日 07:03撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 7:03
ダム施設の後ろに聳えるのが「東笠山」でいいのか。
ダムから下流を見る。
2022年10月22日 07:05撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 7:05
ダムから下流を見る。
ダムからダム湖。
2022年10月22日 07:05撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 7:05
ダムからダム湖。
ダムの高さ。
2022年10月22日 07:06撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 7:06
ダムの高さ。
対岸に着いたら右へ。例の「すけのべ丸」は、来る途中のトンネル内すれ違いスペースに置いてあった。今年の用は終わったのでしょう。
2022年10月22日 07:06撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 7:06
対岸に着いたら右へ。例の「すけのべ丸」は、来る途中のトンネル内すれ違いスペースに置いてあった。今年の用は終わったのでしょう。
対岸から見たダム。
2022年10月22日 07:07撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 7:07
対岸から見たダム。
2022年10月22日 07:07撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 7:07
このトラバース道を行く。
2022年10月22日 07:07撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 7:07
このトラバース道を行く。
紅葉。
2022年10月22日 07:09撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 7:09
紅葉。
土砂崩れの所通過。怖くない。
2022年10月22日 07:10撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 7:10
土砂崩れの所通過。怖くない。
沢を跨ぐ橋。ここから沢を登って行く。
2022年10月22日 07:11撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 7:11
沢を跨ぐ橋。ここから沢を登って行く。
すぐに戻ろうかと思った。
すぐに戻ろうかと思った。
振り返って紅葉や山を見る。
2022年10月22日 07:22撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 7:22
振り返って紅葉や山を見る。
ここは細いロープがないと、昇り降りできなかった。
ここは細いロープがないと、昇り降りできなかった。
そんな景色ばっかり。
2022年10月22日 07:38撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 7:38
そんな景色ばっかり。
本来は沢道の状況写真を挙げるのであるが、余裕がないのと、動揺して全然撮っていない。
2022年10月22日 07:38撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 7:38
本来は沢道の状況写真を挙げるのであるが、余裕がないのと、動揺して全然撮っていない。
2022年10月22日 07:51撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 7:51
2022年10月22日 07:54撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 7:54
2022年10月22日 07:54撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 7:54
2022年10月22日 08:06撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 8:06
2022年10月22日 08:06撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 8:06
ほぼ同じ方向を登っているが、振り返って見える景色が微妙に違う。
2022年10月22日 08:06撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 8:06
ほぼ同じ方向を登っているが、振り返って見える景色が微妙に違う。
ここで急な登りが終わり、少しヤブ。
2022年10月22日 08:17撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 8:17
ここで急な登りが終わり、少しヤブ。
急な登りが終わった所から見た
2022年10月22日 08:17撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 8:17
急な登りが終わった所から見た
ヤブの状況。それまで大変だったから、大したことはないと思う。
2022年10月22日 08:19撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 8:19
ヤブの状況。それまで大変だったから、大したことはないと思う。
2022年10月22日 08:20撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 8:20
山頂草原に出た。
2022年10月22日 08:22撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 8:22
山頂草原に出た。
「東笠山」山頂。
2022年10月22日 08:23撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 8:23
「東笠山」山頂。
「富山湾」。
2022年10月22日 08:23撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 8:23
「富山湾」。
「鍬崎山」方面。北東方面から、時計回りで。
2022年10月22日 08:24撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 8:24
「鍬崎山」方面。北東方面から、時計回りで。
尖った山は「越中沢岳」方面。
2022年10月22日 08:24撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 8:24
尖った山は「越中沢岳」方面。
右「薬師岳」。
2022年10月22日 08:24撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 8:24
右「薬師岳」。
薬師岳の右奥は、「水晶岳」方面。
2022年10月22日 08:24撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 8:24
薬師岳の右奥は、「水晶岳」方面。
「黒部五郎岳」方面。
2022年10月22日 08:24撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 8:24
「黒部五郎岳」方面。
「槍ヶ岳」。
2022年10月22日 08:24撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 8:24
「槍ヶ岳」。
「乗鞍岳」。
2022年10月22日 08:24撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 8:24
「乗鞍岳」。
「御嶽山」。
2022年10月22日 08:25撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 8:25
「御嶽山」。
時計回りに撮っている。南方面。
2022年10月22日 08:25撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 8:25
時計回りに撮っている。南方面。
2022年10月22日 08:25撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 8:25
「白山」。南西方面。
2022年10月22日 08:25撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 8:25
「白山」。南西方面。
「西笠山」。なだらかで道が見える。
2022年10月22日 08:25撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 8:25
「西笠山」。なだらかで道が見える。
2022年10月22日 08:25撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 8:25
北西方面。
2022年10月22日 08:25撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 8:25
北西方面。
富山平野。
2022年10月22日 08:25撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 8:25
富山平野。
2022年10月22日 08:26撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 8:26
真北方面。能登半島が薄く見える。
2022年10月22日 08:26撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 8:26
真北方面。能登半島が薄く見える。
2022年10月22日 08:26撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 8:26
2022年10月22日 08:32撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 8:32
頂上付近のみ木が少し。
2022年10月22日 08:33撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 8:33
頂上付近のみ木が少し。
東へ草地を戻る。
2022年10月22日 08:33撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 8:33
東へ草地を戻る。
下り始めている。向こうの山腹の紅葉が見事。
2022年10月22日 08:40撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 8:40
下り始めている。向こうの山腹の紅葉が見事。
降り始めは急な涸沢。
2022年10月22日 08:47撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 8:47
降り始めは急な涸沢。
下の方は水の流れあり。沢の写真は少ない。
2022年10月22日 09:49撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 9:49
下の方は水の流れあり。沢の写真は少ない。
2022年10月22日 09:49撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 9:49
2022年10月22日 09:52撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 9:52
戻ってきたが、何やら工事中です。
2022年10月22日 09:54撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10/22 9:54
戻ってきたが、何やら工事中です。
撮影機器:

感想

紅葉第3弾、3日間の山旅の2日目の1座目。
2014年(平成26年)に「全国1000山」踏破に向け、富山県の山々を巡り、ここ「有峰林道」も有料で当時も高かったので、近くの「鉢伏山」と「東笠山」を合わせて1日で終わるつもりであった。「鉢伏山」を終え、「祐延ダム」の近くまで来たが、今日と同じダム通行禁止の看板があり、多くの方が工事していた。それを無視して入っていくことは憚られたので、諦めてしまって、8年経過。この時は9月上旬で紅葉はしてなかったが、「有峰林道」の紅葉は素晴らしいとの情報から、これに合わせやってきた。朝6時に入場し、7時から登山にかかったので、さすがにまだ工事関係の車両も人影もなく、柵を乗り越えダム内へ。帰ってきたら10名程度の方々が、ダム天端で作業中。挨拶して渡って行き、道路に戻って来た時親方らしき方が寄って来て、挨拶すると一応禁止の言の後、その方も山登りをするとのことで、山の話を10分ほどして事なきを得る。
なぜこんな山に来るのかと聞かれたので、
全国の1000の山に入っているからと答えておいた。
沢登りの延長の急登が終わって、ヤブっぽい所に着いて、
登りは残り10数mで、抜けた先の草地も合わせて、
6分ほどで行ける。
前々日の出発時の予報では、2日目なら午前中は曇りで
済むようなので、10時に降りてこられて良かった。
2022年9月11日のja9eoqさんのレコを全面的に利用させて
いただきました。沢登りについては、私はもっと楽に思っていた。
頂上からの眺めは、幸い高曇りで、想像して以上に
360度見渡すことができた。どちらの方向の山も頂上が
見えていたので、こちらは嬉しい誤算でした。
もっと楽に登れるルートがあれば、もっと多くの方が行くのではと
思った。「西笠山」へは、草原が続いており、
楽に行けそうだったが、天候のこともあり、諦めた。

「挑戦中の山のリスト」の「日本の山1000」の
616番「東笠山」登頂で、久し振りの902座目となりました。
残りは北海道以外は僅かだが、難しい山ばかりで、
これから登るのは数座でしょう。
8年前の体力十分な時に行ったほうがよかったのかもしれないが、
何はともあれ無事に帰ってこれた。

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