蓼科山 〜Zッコケ三人組がゆく〜《恐怖!ゲリラ豪雨!》
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,010m
- 下り
- 1,011m
コースタイム
天候 | 七変化でした。最後に雹(ひょう)まで降りました。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道は問題なし。登山ポストは気が付かず。リゾート地なので周辺に温泉や食事どころはたくさんあります。 |
写真
感想
今年初の泊りでの山行。とは言っても山小屋ではなく湖畔のペンション泊まりである。Z氏は10年来の故郷凱旋ということもありテンションが上がりっぱなしであった。「ペンション」泊なだけに「テンション」が↑↑↑なのかもね!(え;;;;;)
さて今回はZ氏とT氏を都内某駅で朝2時に拾い中央道で一路諏訪南ICを目指す。欲望に正直なZ氏は往路うつらうつら寝ていたが、生真面目なT氏は、私が「寝てていいよ」と言うも健気に眠気を我慢していたようである。まあ二人とも基礎体力は折り紙つきなので大丈夫。
問題は天候があまり良くないということであったが(ラジオでは全国でゲリラ豪雨注意!)前回Z氏とは雨中登山を体験しているのでまあ行けるだろうと高を括っていた。しかしこの甘い予想はお約束のようにのちの悲劇へと繋がるのであった。
登りではときどき晴れ間が覗き、眼下には信州らしい高原がいっぱいに広がる。すなわちこれ絶景である。蓼科山頂はガスってはいたが、だだっ広い岩だらけの平場に霧がとめどとなく流れ込む様はまるで賽の河原にいるようで一種の幻想世界であった。
この間にも天候はめぐるめく変わる。時折晴れ間が覗いたかと思うとすぐさま薄い雲が天を覆い、突風とともに霧が流れる。結局私たちは山頂からの景色は諦め、将軍平を経て大河原峠、双子山へ向かう。
双子山では突然の通り雨にあったが三人とも素早く雨具を装着し被害は軽傷。私は「初恋の通り雨」(皆知らんか?)を歌いながら余裕をもって山頂着。時間的に双子池周回は断念。天祥寺原を経てビーナスラインへ戻るルートを選択した。
そして下りも順調に見えた、が、河原を跨いだあたりでやけに空が暗くなる。三時前だと言うに樹林帯の中はまるで夕闇である。3人不安で顔を見合わせる。クライモリを急ぎ足で歩き、あと一歩で車道に出られる!というところで突然バケツをひっくり返したような豪雨が!!
雷が私たちの頭の真上数メートルあたり(感覚)でバリバリとつんざくような音を立てている!!これはとてつもない恐怖である!!雨水が登山道を川のように流れる中、私は車道は危険と判断し樹林帯で雷をやり過ごす決断をした。(私の判断は正しかったか?誰か正解を教えて欲しい)正味30分はうずくまっていただろうか。
雨と雹が小降りになった頃には三人とも濡れネズミの風体なのであった。生きててよかったね(^_^;)
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