富士山東麓(グランドキャニオン〜小富士〜籠坂峠)
- GPS
- 06:37
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 746m
- 下り
- 1,005m
コースタイム
09:28 小富士 山頂
09:45 1905.5地点
11:32 大根山
(途中40分昼食)
13:21 1260地点(矢筈山?)
14:13 籠坂峠バス停
天候 | くもり時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一般登山道ではありません。踏み跡は一部不明瞭。危険箇所はなし。 ルートの一部、自衛隊の東富士演習場、北富士演習場の境界付近を歩くことになります。またグランドキャニオンでは、「立入禁止」札を乗り越えていかなければなりません。けれども小山町観光協会のサイトでは観光スポットとして紹介されていて、ある意味グレーゾーンです(町議会でも整備しづらいことが話題になっていたりする)。 そのため精神的なプレッシャーがありますので、気になる方は行かないほうがいいでしょう。 |
写真
感想
通称グランドキャニオンを経て小富士に登り、山梨静岡の県境に沿って籠坂峠まで行ってみました。丹沢から富士山に続く稜線で、とても気になっていたところです。小富士の周辺は、雪の時期に丹沢方面から富士山を見ると、中腹に三角に真っ白く見える火山荒原。
梅雨明け週末の富士山はかなりの人出だったようですが、こちらは小富士頂上で数人見かけただけで、一人も出会いませんでした。元々一番標高の低い須走口は一番不人気のようですが(^^;
富士あざみラインはマイカー規制で、その入口に広い臨時駐車場が出来ています(1日1000円)。このほうが車にとっても気が楽でいいですね。またそこから5合目までシャトルバスが出ていますが、途中下車は出来ません。路線バスで旧馬返まで行くつもりでしたが、ずいぶん早く到着してしまったので、ちょっと贅沢にタクシーで行くことに。旧馬返まで2000円だったので、時間とひとりあたりで考えれば、贅沢ってほどでもなかったかな?
通称グランドキャニオンは、富士山のテフラの積み重なりを最高で70メートル近くの崖として見ることが出来ます(ただし行くには、立入禁止のロープを越える必要あり)。
右から小さな沢が合流してくるところから界尾根に上がって、美しいシラビソ?の天然林の中を登り、小富士を目指します。1696の左を巻くように稜線に出ると、森林帯から抜けて、火山荒原。晴れていれば眺めが最高なんですけどね。。。時々霧の出る中、まあ涼しいのはいいんですけど、ちょっと残念。ざくざくとスコリアの疲れる尾根を登りきると1905.5(地図によってはここが小富士になっている)。
一度樹林帯を抜けてまた火山荒原に出れば、すぐ小富士です。
1905.5に戻って、今度は北東にざくざく下ります。
2.5万地形図だと、この1800付近から、富士山の頂上西まで、県境表示がなくなります。その丁度県境がなくなる地点に、目印が立っていました。
大体県境に沿って溝があり、それを辿って下っていけば、程なく疎林帯に。溝は県境を離れるよう続いていくので、溝を離れて尾根をまっすぐ歩いていると、いつの間にか踏み跡に出ていました。
尾根といっても、広くて地形的に分かりづらいし(まだ浸食の進んでいない若い地形なのですね)、見通しはきかないし、踏み跡もはっきりしていたり不明瞭になったりで、とにかく(GPSで)県境に沿って森の中を進んでいきます。ほとんどヤブはありません。途中下のほうで、多分自衛隊のらしい林道に出くわしたりしました(県境に沿って続いているわけではない)。途中シカの群れも。演習場内では狩猟ができないと思われるので、このあたり結構生息しているようです(最近富士国有林内でも数を減らすために計画的にエサ誘引による狩りが行われているようです。鹿肉を有効活用すればいいのにと思うのですが)。
大根山直前の鞍部、北と東の演習場の境界で、ゲートがあります。その境界を大根山に登ります。ここから、踏み跡ははっきりとした道となっていますが、枝道も多く結構錯綜としています。大根山頂上付近で左に折れると、稜線上、キャタピラ跡のある林道になり、しばらく行けばまた山道に。どうもこのあたりから東はオフロードバイクも入ってくるらしく、タイヤ跡もあり、深く掘られた箇所もありました。
ちょっとした登り返しのある1260(矢筈山?)を越え、1194は大きく開けており、展望がよく気持ちよいところです。晴れていれば富士山が大きいはずですが、雲の中。。。歩いてきた山々が見渡せました。
ここで調べたら籠坂峠の御殿場方面バスがあと20分ということで、急いで林道を下りました(バスはちょっと遅れたので、炎天下のバス停でしばらく待った(^^;)。
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