記録ID: 4933477
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ハイキング
塩見・赤石・聖
青薙山南尾根
2022年11月19日(土) [日帰り]
体力度
7
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 10:20
- 距離
- 33.1km
- 登り
- 2,510m
- 下り
- 2,495m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
東河内〜取り付き 渇水期ですので飛び石で行けました。 青笹山南尾根(仮称) 取り付きから急斜面で足場,ホールドの岩も不安定で尾根も細い所があり危険を感じました。標高1700mを超えると安定した尾根になりました。 標高1750〜1900を超える辺りで斜度が緩みます。 ワイヤー、切り株跡など林業の形跡が見られました。 標高1900〜山頂までは笹原の急斜面をひたすら登ります。 危険を感じる所はありません。 藪はありませんがマークもありませんでした。 取り付きから標高差1000mを超える尾根ですがほとんどが急斜面です。 特に下部は注意が必要です。 |
写真
撮影機器:
感想
青笹山に南尾根(仮称)で登りました。
記録が少ないので登れるのか、その前に取り付けるのか不安でした。
林道から東河内に渡渉を繰り返しながら殺生尾根の取り付きを見送り目的の取り付きまできました。沢が二股に分かれ間の尾根は何とか取り付けそうでしたが上部を見ると傾斜が急で岩が脆いのが分かりました。
休憩がてらハーネス、スリング、下降器を装着しロープ(20m)はすぐに出せるようザックに入れました。即撤退の準備をして取り付きました。
予想通りの脆い斜面でした。最少は登りやすい所を選んで行けましたがすぐに尾根が細くなり選択の余地が無くなります。
撤退しよう迷いましたが行ける所までもう少しと思いながら登りました。
なかなか尾根が尾根が安定しませんでしたが標高1700辺りから安定した尾根になりました。標高1750から傾斜が緩み昔の林業の痕跡がみられガレの淵で休憩しました。これなら山頂まで行けそうだと安堵しました。
これ以降は山頂まで急な登りですが植生は笹原に変わり富士山、深南部、白根南嶺などの展望を見ながら登れました。
青薙山山頂は展望は全くありませんがコケや針葉樹に囲まれ雰囲気は良いです。
下山は無岳山〜池の平〜東俣林道を歩きました。
葉が落ちた樹林から南アルプスが奇麗でした。
無岳山から池ノ平へ下る途中に好展望地がありました。
東俣林道は終わり掛けでしたが紅葉が奇麗でした。
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コメント
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Hedanosです。お久しぶりです。青薙山直接尾根の記録はone-hunter氏の記録以来でしたので感動しました。写真から勾配のキツさが伝わってきます。私にはとても登れそうにありません。
東河内では三ノ沢左岸尾根や東ムタケ沢中間尾根も気になっています。釣り師の道や作業道がありそうな気がします。
コメントありがとうございます。
正式には直接尾根と言うんですかね。いちおう、南尾根にしました。
one‐hunterさんの記録をみてこの尾根を知りました。
記録が少ないので取り付きは崩れてるのか?尾根は崩壊してないだろうか?不安いっぱいでしたが,なんとか登ることができました。
無責任なことは言えませんがホールドをしっかり確認し確実な三点指示で登れます。
Hedanosさんは藪尾根の経験が豊富ですよね。
季節が進んで里山に登りやすくなりましたね。
Hedanosさんの魅力的な記録、また参考にさせてくださいね。
バリエーションって本来撤退視野に登攀装備担いでするもんなんじゃないかと思います。
今回もそうですが前の青薙崩突破のレコ、ああいうのこそバリエーションルート歩きの醍醐味じゃないかと。
南アのバリエーションルート歩きで私は登攀装備持って行ったことがなく結局他人のトレース辿ってるような山行していてKFさんやkaikaireiさんみたいな冒険は出来なかったなぁとちょっと後悔です。
結局イケるか不安半分な山行って積雪期の塩見やら北岳くらいでしか出来ませんでした。
ますます山行に円熟味増してオールラウンドプレーヤーになりつつありますね、歩くの強くて担げてそのうえ備えもばっちりで、本当に尊敬します。
お疲れさまでした。
コメントありがとうございます。
過分なお言葉ありがとうございます。
kaikareiさんにはかないませんがね。
青薙崩は三度目でしたので達成感半端なかったです。
今回のはほとんど情報がなかったのでかなり不安でした。
ダメなら殺生尾根から小笹平へ登ろうなんて考えてました。
なんとか登れたので良かったです。
ヘタレのオッサンハイカーですので身の丈に合った山行を心がけていきます。
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