大峯山 吉野山（柳の渡し〜高城山）

2014年08月14日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 15.9km
• 登り: 721m
• 下り: 663m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:37
• 休憩: 0:51
• 合計: 7:28

9:37 近鉄六田駅
9:50 9:50 柳の渡し
10:10 10:10 初花権現社
10:27 10:27 第75靡/柳ノ宿・一の坂行者堂跡
10:31 10:34 新・一の坂行者堂
11:00 11:18 第74靡/丈六山（吉野神宮）
11:39 11:39 峰ノ薬師堂
12:00 12:00 吉野山駅
12:30 12:30 脳天大神
13:11 13:11 勝手神社
14:14 14:14 第72靡/吉野水分神社
14:54 14:54 牛頭天王社跡
15:00 15:15 高城山
16:00 16:00 吉水神社
16:15 16:30 第73靡/吉野山 金峯山寺蔵王堂
17:05 近鉄吉野駅

天候

くもり

アクセス

利用交通機関：

電車

近鉄吉野線六田駅から吉野山へ

写真

8/14 9:49

近鉄無田駅から東に行くと柳の渡しがあります。本来ならここで水垢離をしますが、台風11号の影響で水量が多いため先へ進みます。

8/14 9:49

8/14 9:49

8/14 9:49

柳の渡しの渡し場です。

8/14 9:52

8/14 9:55

対岸の渡しです。

8/14 9:57

この辺に酒蔵があるので立ち寄ることにします。

8/14 9:57

8/14 9:59

美吉野醸造です。美吉野橋を渡って右に曲がってすぐにあります。

8/14 10:14

こんな道の先に初花権現社？があります。

8/14 10:10

美吉野橋を渡って左に曲がり最初の路地を右に行くと初花権現社が山の中腹にあります。

8/14 10:11

山の中腹に小さな祠が二つあるのが初花権現社です。この祠が初花権現社なのか確認はできませんでした。柴燈護摩の跡があるので、おそらくここが初花権現社でしょう。

8/14 10:25

川を渡ってすぐ右に曲がり、白い柵の坂道を上がっていきます。

8/14 10:25

8/14 10:27

8/14 10:27

第75靡、柳の宿跡です。

8/14 10:28

8/14 10:34

柳の宿跡からさらに登っていくと車道があり、その車道を登っていくと新しい柳の宿の一ノ坂行者堂があります。

8/14 10:38

新しい一の坂行者堂から車道出合に戻り、墓地の右横を登っていくと旧道に入ります。

8/14 10:42

スパッツを持ってきたらよかった・・・と後悔しながら登りました。まさに懺悔、懺悔。六根清浄！です。

8/14 10:44

道は広いですがクモの巣だらけです。

8/14 10:47

草ボウボウです。

8/14 10:47

道が二手に分かれました。こういう場合は上の道を行くのが正しい場合が多いので右(登り)へ行きます。

8/14 10:48

登りの道を10メートル進むと大きな水溜りに突き当たりました。渡ることは不可能なので分岐点へもどります。

8/14 10:51

分岐点から下(左)の道へ行きます。

8/14 10:57

何か広場がありました。階段を登ると、、、

8/14 10:58

何もありませんでした。

8/14 11:01

広い道に出ました。

8/14 11:02

大鳥居があります。

8/14 11:07

吉野神宮でした。

8/14 11:08

ここの狛犬はルパン三世なみにスマートです。

8/14 11:08

8/14 11:18

丈六平は大塔宮護良親王が吉野山に立てこもったときに、攻め手の鎌倉幕府方の本陣だった場所です。昔はここに蔵王権現を祀る第74靡・丈六堂がありました。

8/14 11:38

吉野神宮から車道を歩きます。

8/14 11:40

8/14 11:42

峰の薬師堂跡です。

8/14 11:42

8/14 11:44

村上義光(よしてる)公の墓です。墓の前に置いてある甲冑が不気味です。

8/14 12:06

吉野山に着きました。

8/14 12:09

銅の鳥居です。

8/14 12:12

金峯山寺の北門です。寺院では普通は南門が正門となるので南門の方が大きいですが(南大門)、金峯山寺の場合は逆峯の行者を迎え入れるために北門が正門となっています。

8/14 12:21

脳天大神というのが気になっていたので行くことにします。ここを下ると脳天大神に着きます。

8/14 12:23

どんどん下ります。

8/14 12:24

脳天大神の真言は「オン ソラソバテイ エイ ソワカ」です。どこかで聞いたことのある真言です。ソラソバテイ→サラスバテイ→サラスバティー。・・・・・弁才天ではないですか。こんなところにも弁天の手が伸びているとは！

8/14 12:31

川の上に本堂があります。脳天大神とは弁天(蛇神)のことでした。

8/14 12:34

8/14 12:34

この堂舎は滝行場です。

8/14 12:37

帰りは地獄の階段登りです。

8/14 13:10

吉野山に戻ってきました。勝手神社です。

8/14 13:11

勝手神社は平成13年に不審火で焼失しました。

8/14 14:14

吉野水分神社です。

8/14 14:17

水分神社の本殿です。

8/14 14:26

丈之橋跡から金峯神社に向かう車道を登ると、車道分岐が右にあり、そこから少し行くと旧道があります。

8/14 14:29

ここが旧道への取り付きです。藪をこいでいくと途中で道を失いました。仕方なく車道に戻ります。

8/14 14:54

祇園精舎の守護神、牛頭天王社です。

8/14 15:04

高城山展望台からは金剛山・大和葛城山・二上山が見えました。

8/14 16:01

吉水神社です。

8/14 16:04

吉水神社は特別拝観ができます。

8/14 16:11

久助堂で葛菓子を買って帰りました。

8/14 16:17

金峯山寺蔵王堂の隣に威徳天満宮があります。太政威徳天(菅原道真)を祀っています。

8/14 16:18

蔵王堂で祭りがあるみたいです。夜店が出ていて、野外ライブのリハーサルをやっていました。

8/14 16:33

権現祭の初日のようです。登山の格好なので祭が始まる前に帰ります。

8/14 16:59

幣掛明神です。

8/14 16:58

幣掛明神の本殿です。

8/14 16:59

8/14 16:59

一ノ行場とも言われた幣掛明神には行者堂もあります。

8/14 16:59

撮影機器：

LUMIX DMC-LS75 パナソニック

装備

個人装備

ﾍｯﾄﾞﾊﾞﾝﾄﾞ ﾄﾞﾗｲﾚｲﾔｰ上 ﾄﾞﾗｲﾚｲﾔｰ下 ﾍﾞｰｽﾚｲﾔｰ上 ﾍﾞｰｽﾚｲﾔｰ下 ﾚｲﾝJK ﾚｲﾝﾊﾟﾝﾂ ﾊﾟﾝﾂ ｲﾝﾅｰｿｯｸｽ ｱｳﾀｰｿｯｸｽ ﾄﾚｯｷﾝｸﾞｸﾞﾛｰﾌﾞ ﾄﾚｯｷﾝｸﾞﾌﾞｰﾂ ｱｳﾀｰｿｯｸｽ(2nd) ﾀｵﾙ ｻﾞｯｸ ｻﾞｯｸｶﾊﾞｰ - 水筒500ml ﾍﾟｯﾄﾎﾞﾄﾙ500ml ﾊｲﾄﾞﾚｰｼｮﾝ2000ml ﾌﾞｷ ｺﾞﾐ袋 ﾛｰﾙﾍﾟｰﾊﾟｰ ﾍｯﾄﾞﾗﾝﾌﾟ 時計 ｺﾝﾊﾟｽ 地図 計画書 筆記用具 健康保険証 身分証 ｻｲﾌ 携帯電話 ｶﾒﾗ ﾌｧｰｽﾄｴｲﾄﾞｷｯﾄ ｿｰｲﾝｸﾞｾｯﾄ ﾋﾟﾝﾁﾊﾟｯｸ 勤行ｾｯﾄ 持鈴 食糧 行動食 非常食 予備食 ﾄﾚｯｷﾝｸﾞﾎﾟｰﾙT 塩

感想

shinjoji

大峯七十五靡を柳の渡しから登るべく近鉄六田駅で下車します。寝坊したため予定より遅い到着になり、夏のうだるような暑さに悩まされながら登りました。吉野川は台風11号の連日の雨の影響で濁流渦巻く暴れ川に変貌していました。本当は13日から双門に行く予定でしたが、行かなくて正解でした。
　最初の行場である初花権現や柳ノ宿へは道が非常にわかりにくいです。これといった案内図があるわけではなく『大峯奥駈七十五靡』(森沢義信著、ナカニシヤ出版)という本を参考に文章を読み解きながら登りました。吉野神宮までの旧道は草が覆い茂り、踏み跡程度でクモの巣だらけでした。旧道を使い吉野山に行く人が少ないようです。吉野神宮からは車道歩きになるため、車に注意しながら登ります。
　脳天大神は以前に二蔵宿小屋で泊まったときに、修験者の方に脳天さんでもらったゆで卵をいただいたときから気になっていました。まさか弁才天とは思いもしませんでした。どうやら私は弁財天のご縁が深いようです。吉野水分神社からは旧道を藪漕ぎして牛頭天王社に行こうとしましたが、途中で道が途切れていたために旧道を歩くことはできませんでした。この旧道は山中に埋もれつつあります。季節を変えて行ってみたいと思います。まさか吉野山で藪漕ぎするとは思いもよらず、スパッツを持ってこなかったことをくやみました。