記録ID: 497991
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖
荒川岳〜赤石岳 道は長く、されど空は青し
2014年08月19日(火) 〜
2014年08月21日(木)
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:41
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 6:58
6:12
128分
椹島ロッヂ
8:20
8:25
65分
小石下
9:30
9:52
48分
清水平
10:40
11:30
60分
見晴岩
12:30
12:30
40分
駒鳥池
13:10
千枚小屋
2日目
- 山行
- 8:52
- 休憩
- 2:43
- 合計
- 11:35
3:57
42分
千枚小屋
4:39
4:52
49分
千枚岳
5:41
5:45
35分
丸山
6:20
6:48
61分
悪沢岳(荒川東岳)
7:49
8:25
3分
荒川中岳避難小屋
8:28
8:28
14分
荒川中岳
8:42
8:53
72分
荒川前岳
10:05
10:40
30分
荒川小屋
11:10
11:12
73分
大聖寺平
12:25
12:25
13分
小赤石岳
12:38
12:40
18分
赤石小屋分岐
12:58
13:04
16分
赤石岳
13:20
13:31
38分
赤石小屋分岐
14:09
14:14
42分
北沢源頭
14:56
15:06
26分
富士見平
15:32
赤石小屋
3日目
- 山行
- 3:12
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 3:15
5:48
39分
赤石小屋
6:27
6:27
67分
「歩荷返し」看板
7:34
7:37
86分
樺段
9:03
椹島ロッヂ
8/18は椹島ロッヂに宿泊。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
駐車場から椹島ロッヂまでは、東海フォレスト送迎バスで約1時間。ほとんどが未舗装の道。このバスは、東海フォレストが経営するロッヂや小屋に宿泊する登山者のみ利用可。また、時期によって送迎バスの時刻が変わる。詳しくは東海フォレストのサイトを参照。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
椹島〜千枚小屋:長い登りが続く。スタート〜小石下が最もきつい。岩頭見晴し直後の下りは滑落に注意。駒鳥池前後は羽虫が多い。 千枚小屋〜荒川小屋:晴れれば展望良好だが風が強い。悪沢岳、中岳から小屋までの下りが長く、急傾斜。落石に注意。 荒川小屋〜赤石岳:特に危険箇所無し。 赤石岳〜椹島:赤石小屋分岐から北沢源頭までの下りが急傾斜で長い。千枚小屋から来ると疲労しているので、転倒に注意すること。小屋から椹島までは、ひたすら下り。最後が最もきつい。 |
その他周辺情報 | ・バスに乗る前に3000円分のチケットを購入する。これは東海フォレスト経営の施設で同額分の金券として使える。私の場合は、椹島ロッヂの宿泊費に充てた。 ・椹島ロッヂには、宿泊施設、テント場、売店、コインロッカー等がある。ロッカーは1日300円。下山者はシャワーが使えるが、入浴は不可。 ・畑薙第一ダムから4kmほど下ったところに、白樺荘がある。日帰り入浴(510円)の他、食事、宿泊もできる。 ・新静岡ICで下りた場合、コンビニはIC直後のローソンと数km先のサークルKしかない。買い物の際は要注意。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
---|---|
備考 | ・荷物が多すぎた。最初の登りと赤石小屋までの下りで荷物の重さがきつかった。着替えはもっと減らせた。 ・自炊をする時間がなかなかとれなかった。各小屋の弁当は充実しているので、その分食料を減らしても良かった。椹島〜千枚と赤石〜椹島は、平らな場所が少ないので、行動食やハイドレーションが役に立った。 ・椹島〜千枚小屋は地面が湿っているところが多いので、ゲイターを付けた方が気分的に楽である。 |
感想
昨年行けなかった折立〜黒部五郎を狙うも、悪天候のため再び断念。天気予報や天気図とにらめっこし、何とか晴れそうな南アルプス南部に行くことに決めました。
静岡県民なのに、これまで未踏破だったエリア。アプローチも大変だし、天候も不安…ということで、いろいろ持っていったのですが、結果的に荷物の重さに泣かされました。登りも下りもとにかく長くてきつかったです。やはり、計画はじっくり練らないと行けないと反省。
でも、苦労して登った先には、すばらしい景色が待っていました。特に20日は一日快晴だったこともあり、富士山、南アルプスの山々の大展望に出会うことができました。特に富士山が大きく見えたのにびっくり。その雄大さはさすが日本一の山だと思いました。
また、今回は、いろいろな人たちとの出会いがありました。元気で明るい高校の登山部の生徒達。カメラやGPSの詳しい説明、さらに苦しいときに励ましてくださった男性。「僕らには2つじゃ多すぎるから」と弁当を丸ごとくださった人生の大先輩たち。2つの小屋で一緒になり、いろいろな事を語り合ったお兄さん。「巨人ファンと阪神ファンでしょっちゅうけんか、でも山には一緒に来るの。」と笑顔で話してくれたご夫婦…。自然や景色との出会い以上に、濃密な時間を過ごせた気がします。
山を軸にして、素晴らしい自然と人たちとつながれたことに感謝し、今回のレポを閉じたいと思います。
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はじめまして。
この秋に同じコースを予定しております。
詳細なだけでなく、なんとなくコミカルなレコに暖かみを感じました(^^)
参考にさせていただきますm(_ _)m
ルートの様子もですが、自分は魚類にアレルギーがあるので山小屋の食事をすべてUPしてくださっているのがたいへん助かりました。
(日によってメニューは変わると思いますが。。。)
山での一期一会は自分も常々感慨深いものがあり、いつも清々しい気持ちになります。
謙虚な気持ちで山に敬意を払えば、きっと山も出会いも気持ち良く迎えてくれるのだなと思います(^^*)
xxxSeixxxさん、はじめまして。コメントありがとうございます。拙いレコですが、参考になれば幸いです。
食事についてですが、千枚小屋に来ていたボランティアの高校生たちに、小屋の方が「アレルギーのある人はいますか。」と呼び掛けていました。夕食のことだったのか、次の日の弁当だったかは失念してしまいました。特別対応だったかもしれませんが、気になる場合は小屋の方に相談してみるのもよいかと思います。
なかなかハードな山域ですが、魅力満載の山々ですので、体調を整えて楽しんできてください(^^)。
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