三郎ヶ岳《京都百名山》
- GPS
- 07:08
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 464m
- 下り
- 829m
コースタイム
- 山行
- 4:41
- 休憩
- 2:27
- 合計
- 7:08
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:JR嵯峨野線亀岡駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
樒原からの取付きは不明瞭、P625の手前から明瞭な道あり |
写真
感想
2年前に橋上駅となったJR八木駅に集合し、京阪京都交通バス原行に乗り終点の一つ手前の宕陰出張所で降りた。すぐ南側にある四所神社に参拝し七谷川沿いに下って行った。一昨年の大晦日に登った万燈山の取り付きを右に見送って人見牧場の跡を過ぎると桃原池への分岐がある。七谷川を渡ってすぐの斜面に取付きを探すが明瞭な道は無く適当に斜面に取付いた。最初は谷筋を辿ったが京都市と亀岡市の境の尾根に取付き稜線の肩に乗り上がった。殆ど踏み跡もない稜線を進みP625に近づくと踏み跡がしっかりし、テープも頻繁に現れるようになった。
P625は、山名はないが今日の最高峰で三郎ヶ岳の真裏に位置する。展望はないが西側に紅白の送電鉄塔が姿を見せていた。市境界は北に去り進路は西に転じ送電線を越えるとP625と三郎ヶ岳の間の谷源頭部で林道が上がって来た。此の道は三郎ヶ岳からパラグライダーで飛ぶ人達が利用する道で1BOXカーが上がって来た。稜線で林道と合流し、登山道は此の道に吸収されるが可能な限り稜線を歩きに徹した。最後は吸収されてしまったが山頂東側へ去って行く林道と分れ北側から三郎ヶ岳山頂に到った。3等三角点「寺山」(613m)の置かれた処に山頂標識が設置されているがその後方の獣の檻がある辺りが最高所で地形図には616mの標高が打たれている。女性二人組が先客で我々も昼食休憩を摂った。寛いでいると自転車を担いで山岳会の友人が登って来た。
三郎ヶ岳山頂からは展望が得られないのでパラグライダー飛行場に行ってみることにした。赤テープを辿って下って行くと林道に合流し先端部の飛行場に達した。数名の愛好家が順次飛び立とうとしている処だった。飛行場だけあって遮るもののない展望台で眼下に平ノ沢池とその周りの呉弥山(164m)、稲築山(134m’)があり後方に関川三角点峰(197m)、亀岡盆地とその周囲の山々を望むことができた。自転車の友人と此処で別れ我々は巻き道を辿った。入口は明瞭だったがだんだん怪しくなり最後は殆ど道形が無くなった。標高580m位で登山道に復帰し南へと下って行った。登り返して東に進路が振れると三郎ヶ岳の姿を樹林越しに振り返ることができた。
主要な登山道は「千歳・馬路・千代川方面→」の表示に従って下って行くが南尾根の縦走路方面は不明瞭で引き返すように回り込んで続いていた。P510を越え北舎峠に到ると千歳町千歳と七谷川堰堤を結ぶ道が越えていた。峠の南側は出雲大神宮の御神体の御陰山(335m)に繋がる尾根で嘗ての千年山城の遺構があるが、御神体の山として入山禁止になっている。北舎峠南の鞍部には堀切の跡と思しき溝があり城跡エリアであることが覗われた。P420には「P420」と書かれたプレートが掲げられ、複雑な稜線を進むがテープがしっかり導いてくれた。無名の峠を越えP286に到ると此処にも「P286」の同種のプレートが掲げられていた。ほぼ一直線に下り七谷川の登山口に達し千歳町国分の千山荘に下り立った。
此処からは車道歩きで亀岡駅に向かうが丹波国分寺に立ち寄った。京都府と兵庫県に跨る丹波の国の中心地で国分寺と国分尼寺が此の地に設けられ、出雲大神宮は丹波一之宮とされている。国分寺は広大な寺域があり史跡として整備中のようだ。丹波国分寺というお寺は今も残りこじんまりした本堂と山門があった。境内には歴史を感じさせる大銀杏があり注連縄が張られていた。地形図には未だ描かれていない府道405号線を歩いて桂川(保津川)を渡りサンガスタジアム到り生ビールを飲んで打上げ、亀岡駅で解散した。
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