生石高原
- GPS
- 05:30
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 1,012m
- 下り
- 1,000m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
料金:570円 登山口BSにはタクシーが有りましたので小川宮まで(約3km)タクシーを利用することもできます |
コース状況/ 危険箇所等 |
コースの半分以上は舗装道路を歩きます 特に里道は分岐が多いですが、標識が細かく設置されていてほぼ迷わずに周回できました。 |
その他周辺情報 | この山は六甲山などと同様、山頂までマイカーで上がれます |
写真
感想
秋晴れになりそうな日曜日。。ということで以前から計画していたススキの名所、和歌山県の生石高原に足を延ばした。車で行けばそれこそ頂上近くまで上がることもできるが、関西百名山の一つでもあり、ここはやはり下からと早起きして紀州路快速とバスを使って麓から歩くことに。驚いたのは電車が海南駅に着いた時、大勢のハイカーが降りてきたこと。こんなに大勢が生石高原へ行くのか?と思ったら出口を出たらわかった。この日、熊野古道を歩くイベントが開催されていたためだった。野上の登山口までのバスに乗ったら、乗客は自分一人だけ、途中での乗り降りも一人もなく登山口バス停に到着した。
登山口という名称は、20年前に廃止された野上電鉄時代からのものらしく、文字通り生石高原の登山口だったのだろうとは思うが、登山口と言っても本当の意味での登山口である小川宮(小川八幡宮)は福井峠を越えて更に3kmほども入ったところにある。タクシーでそこまで行くことも考えたが、天気も良かったので、のんびり田舎の景色を見ながら往復とも歩いてしまった。
旧道なのだろうあまり車の通らない道を40分余り歩いて小川八幡神社まで着いたら、この日が秋のお祭りだったようで大勢の人が法被などを着て集まっていた。とりあえず安全登山をお祈りして山へ向かう。下山に予定していた桜の小径の分岐を見送り、しばらく舗装道路を歩く。小さな橋の横から標識に従って登山道らしい道になるが、大観寺のところで再び道路に出たりし、この後も何度か舗装道路を横切りながら、登って行く。別荘が見えてきたらもう山頂近くで、すぐにススキに覆われた山の家おいしの前へ出る。登ってくるまでは登山者などとも会わず静かな山歩きであったが、ここまで上がるとすぐ近くに駐車場があるため、一気に観光の人達で賑やかになる。昼食を山の家でとり、観光の人達に合流して山頂方向を目指す。
生石高原は、この時期ススキが美しいなだらかな高原で、あちこちで家族連れなどがお弁当を広げて楽しくピクニックをしている。
山の家の直ぐ上に有る笠石と名付けられた巨石の上に登ると高原全体だけでなく南北の山並みや西には紀淡海峡を挟んで淡路島や湯浅の海なども見晴らせる。
ススキの中の道を山頂へ向かう。途中、展望台なども有る。
一等三角点のある生石ヶ峰山頂へ登ると東側の龍神や大峰山脈方面、高野山や金剛山方面の展望も開け、文字通り360度のパノラマが開ける。
下山は生石(しょうせき)神社方面へ。断崖を背負ったような生石神社の前を通り抜け、山腹を巻いて旧の札立峠(道路が通っている)をまたいで小川宮方面へ下る。
小川宮へでは丁度祭礼の最中であった。もしタクシーが停まっていればバス停まで利用してもいいなと思ったのだが、残念ながらいなかったので、結局もう3km頑張って歩いてしまった。
山頂まで車で行ける山というのは六甲山などもそうで、やや興ざめではあるが、秋晴れの天気のもと真っ盛りのススキの穂の中を楽しく歩けた一日でした。
今回の総歩行距離:17.4km 今年の累積距離:485.3km
今回の総累積標高:1,149m 今年の累積標高:41,585m
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