祖母山

コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2009年12月の天気図 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口駐車場までの道路はアスファルト舗装ばっちしだけど、寂しい感じの道路です。標識がしっかり出ているので迷う事は無いと思います。 登山ポストは登山口駐車場に有り トイレも登山口駐車場に有り 登山道はさすが百名山、非常によく整備されております。 ただ、うっそうとした林の中や背の高い笹藪の中を歩いたりするので、一部で迷いやすい所があるかも・・・。注意して歩いた方がいいです。 眺望は山頂まで行かないと、ほとんど開けていません。 下山後の温泉は、豊後竹田駅ちかく「花水月」500円を利用。 雰囲気の良い建物で大浴場も広くて、ゆっくり出来ました。 夕食は、温泉の人に教えてもらって、57号線沿いの「天神丸福」にて 大分名物とり天を食べました。 とり天S定食900円。ボリューム満点、大満足です。 |
写真
感想
阿蘇山の記録はこちら
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-53262.html
祖母山へ行くと決めたら、あとは急ぐのみ。再び国道57号線に戻り、今度は大分県へ向けて走り出します。
前日とは異なり、移動距離が少ないのでまだ楽です。
とは言っても、1時間半位はかかりましたが・・・。
途中、道路を走っていたら滝廉太郎の「荒城の月」のメロディーが振動で聞こえてきました。
って言うのも祖母山登山口がある大分県竹田市は、滝廉太郎の出身地やでなあ。
なかなかステキな仕掛けがしてある道路やなあと、感心しつつ向かいます。
祖母山も阿蘇山同様、何ヶ所か登山口があるけれど、今回選んだのは神原登山口。
地元では本登山道とも呼ばれている、最もポピュラーな道らしいです。
やもんでかしらんけど、登山口までは道路標識がしっかり出ていたので迷うことはなかったです。
ただ、当たり前だけど進めば進むほど、どんどん寂しい風景になっていきます。
一応、登山口駐車場までの道路はアスファルト舗装&FMもバッチシ入りましたけど、
ソフトバンク携帯は途中から、からっきし圏外でした。
駐車場には11時40分頃到着。
他の車は停まっておらず、唯一、山ちゃんの車のみです・・・。貸切です。
百名山だけど人気がないのかな?それともやっぱ12月の平日やでかなあ?
相変わらず静かな登山が出来るっていうか、行ってまって大丈夫けなって、
少し不安になってしまいます。
とりあえず、腹ごしらえをしてから決めようと思い、途中の九州ローカルコンビニで買った、
ばくだんおにぎりなるものを頬張りながら考えるとします。
結果、こんな寂しい道を一旦戻ってもう1回来るのは嫌だという理由で15時をリミットに、
それまでに山頂まで行けなかったら、引き返して出直そうと決め登ることにします。
12時
登山口出発!!!。天気は相変わらず上々。
ちなみに祖母山の登山道は、午前中登った阿蘇山、前日登った韓国岳の火山の荒涼とした雰囲気とは異なり、
飛騨の辺にもごくごく普通にありそうな里山的な雰囲気で、なんとなく落ち着いた気分で登れます。
落ち葉を踏みしめながら、黙々と登ります。滝を眺めたり
小屋(五合目小屋)があったので、小屋で休憩したりしながら登ります。
百名山という事もあり、最初の方、登山道は非常に良く整備されており木製の階段が続きます。
階段の登山道が終わってからは、それなりに急な道となります。
ただ、あまりにも普通の景色だし目標となる祖母山も見えないので、このあたりは写真も撮らんと黙々と、
出発時間も遅かったので早めのペースで進みます。
同じような景色で、なんだか迷いそうな道です。
やもんで、赤テープを確認しつつ帰りに迷わんようにっと頭に叩き込みながら進みます。
また、今まで登ってきた山々よりも更に親切で200m毎に標柱がたっており、非常に励みになります。
九州の山、どの山もでーれ親切です。
山頂まで1.4kmの所には天然のベンチがありました。なかなか座りやすかったのでしばし休憩しました。
笹藪を抜け、登山ガイドに載ってた、いのち水を見つけ(よく枯れてると書いてあったけど、やっぱり枯れてた)
黙々と登り、国観峠に出ます。ここで初めて祖母山とご対面です。真正面にずでんと構えています。
祖母山を初めて目にして、なんとかリミットまでに登れそうやなっと、目処が立ちました。
この辺りで、午前中に登った阿蘇山の姿もチラリっと見えます。
ただ、基本的に祖母山神原ルートは山頂に着くまでは、眺望は皆無です。
再び笹藪を抜け、9合目の標柱を見つけ、霜柱も踏みつけながら登り
14時30分
祖母山到着!!!。ここで初めて眺望が開けました。
何にも遮るものは無く、阿蘇山頂同様360度グルリ大パノラマが広がっています。
阿蘇山・九重山方面は九州って感じのスケールの大きな景色が眺められます。
かたや宮崎県側は、飛騨の山からも眺めれそうな、山深い景色が眺めれます。
一口に九州の山と言っても、様々な景色が眺めれるものです。
面白いものやなーと思いつつ、案の定、誰もいない貸切の山頂でしばしボーっとします。
風が無かったのも、ありがたかった。
そして、ここでも持ってきてた、ばくだんおにぎりを頬張ります。
ラーメン以外の九州の食べ物ではまったのが、ばくだんおにぎりでした。
200円位の価格でちょっと高いんやけど、でかくて具が4種類入っていてボリュームがある、
なかなかの食べ物でした。
祖母山は阿蘇・霧島・九重と言った火山の様な見た目の派手さは無く、地味だけど味わい深い山やなあと思いました。
いぶし銀ってやつかな?
山頂には20分程滞在した後、下山の途へ。
帰りは九合目小屋にも立ち寄り。もちろん誰も居なかったけど、鍵は空いてて中には入れました。
国観峠で振り返りました。
さらば祖母山、再び会う日まで・・・。
その後は黙々と下り、
16時20分
暗くなる前に、登山口駐車場に戻って来ましたー!!!
登山口には登り始めた時と同様に、山ちゃんの車が1台ポツンと停まっているのみでした。
下山後は時間も十二分にあったので、温泉&夕食をゆっくり出来ました。
温泉は豊後竹田駅近くにある「竹田温泉花水月」500円を利用。
建物の雰囲気も良く、中も広くて色々な種類のお風呂があり、なかなかお値打ちな施設でした。
夕食は、温泉の人にお勧めを聞いて、大分県と言えば「とり天」。
と言う訳で、57号線沿いのとり天のお店「天神丸福」へ行ってきました。
ボリュームたっぷり大満足でした。心の中で温泉の人ありがとうと感謝します。
その後この日も車中泊なので、道の駅竹田へ向かい翌日の九重山に備えて、早めに就寝。
しかし、この晩も阿蘇同様寒く、夜中に寒さで目覚めること3・4回・・・。
九州寒かったっす・・
九州旅行登山記は、いよいよファイナルの九重山へ続きます。
九重山の記録はこちらから
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-54081.html
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