道志二十六夜山
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 938m
- 下り
- 939m
コースタイム
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 7:30
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
時刻が合えば富士急山梨バスの都留地区循環バスを使うとアプローチが楽です。 赤坂駅は通りませんが、近くに赤坂BS(未確認)、三吉入口BSがあります。 ※ 今頃分かったことですが、赤坂駅で電車を降りずに都留文科大学駅で降りれば アプローチは楽でした。 とは言え、今回の長いアプローチはウォーミングアップと考えてヨシとします。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
行きの引野田ルートですが、尾根の取り付きが分かり難かったです。 急登を直登する箇所がいくつかありますが、トラロープが設置されていますので 登る分にはどうにかなるでしょう。 頂上直下が一番長く、傾斜がきつく感じられます。 このルートを下りに使うとなると、枯葉でルートを見誤る可能性も加わり 自分のレベルでは使うのは避けたいところです。 (実際、下山には上戸沢ルートを選びました。) |
その他周辺情報 | 赤坂駅前はスーパー(営業時間9時ー21時)やマクドナルドなどがあります。 その他ファミマ、ホームセンターなど。思ったより店舗が多いです。 |
写真
感想
道志二十六夜山に行ってきました。
富士急行赤坂駅から徒歩で引野田バス停に向かい、
「迷いやすいマーク」の引野田ルートを覗いてみて、
行けそうならそのまま尾根伝いに二十六夜山まで登り、
上戸沢バス停へ下山、赤坂駅に戻るという計画です。
富士急行赤坂駅から長々と車道を歩き、引野田バス停まではほぼ順調。
しかし足に巻いたテーピングの調子が悪く、引野田バス停で靴下を脱いで微調整。
ここから登山口に向かって歩くのですが、登山口が見つからないまま橋が現れました。
山と高原地図(高尾・陣馬)を見ると、一般車道を離れてから沢を渡っていないので
これは渡らないのであろうと判断。
橋から数メートル戻ったところにゴルフ場フェンス沿いの道とあとひとつ道があり
後者を辿ると古い道標が建っていました。よしよし。
予想ではそのまま尾根に乗って、尾根沿いに登っていけば山頂に着くと思っていましたが、尾根を登る踏み跡と尾根の向こうへと続く踏み跡があり、同行者と意見が分かれることに。
尾根の向こうへ続く道を行くと、登山道と書かれたプレートの他、もう一つプレートを発見。
曰く、「登山道推奨ルートではありません」
さらにその下に手書きで、「この先行き止まり」
ついでに、推奨ルートではないという肝心の登山道がどれなんだか表示されていません。
ヤワなハイカーはどうしたらよいのでしょう(泣)
登山道を見つけられないハイカーは、力不足であるからしてそのまま帰りなさい。(泣泣)
答えを言ってしまうと、ピンクのテープが巻いてある木が立っている狭そーな尾根です。
よく見ると、木の階段が設置されています。(遠目では分かりません)
こんな単純な答えが分からず、開き直って近くを偵察。
右手のピークは標高676mであろうと登り、面倒だからここでお昼にしようと言ってみたり。
周辺をうろうろした最後に件のピンクテープが付いた道を発見。
この尾根を登ってみて、ダメなら戻ろう。
行けそうなら行ってみて、14時までに山頂に着かなかったら元来た道を戻ることに決定。
山頂に着いた場合でも、ピストンとする。
こうすれば、何とか明るい16時までにバス道路に戻ることができるでしょう。
この後はひたすら急登を登ります。
基本的に尾根道を行けばよいとは言え、尾根を外れる部分も2、3ヶ所あります。
また枯葉で踏み跡が分からない区間も多く、元来た道を下るのはちょっと不安。
できればタイムアウトで逆戻りは避けたく、スピードは出せないものの
山頂を目指し、ほぼ立ち休み程度でコツコツ登ります。
1076mのピークを巻き、14時まで残り30分であるもものの山頂まであと少し。
地形図を見る分には傾斜も緩そうで、あとひと頑張りで行けそう♪
その割に、山頂までの高度があり過ぎの様子です。
実は頂上直下の急登を見逃していました。
高度差にして80m程度のようですが体感200mくらいに感じられます。
直登で、傍らのトラロープ(これがまた長い)と靴のエッジが頼り。
この登りで最悪の区間でした。
ここを下りるのは気が進みません。ピストン、NO!
14時を少し過ぎて、ようやく山頂に着きました。
予定より到着が遅く、周囲の山々が霞んでいて残念。
景色を眺めた後は早々に退去。今までより人が多い上戸沢ルートを下りるのみ。
山頂から最初は急な坂を下りますが、登りで使った道よりは少し緩いです。
それでも枯葉の下に石が隠れていたりするので慎重に下ります。
傾斜が緩くなったところで進路が右寄りになり、
さらに下ると小さなコル。そこから稜線を外れ、ジグザグに下りていきます。
ここはほとんど落葉してしまいましたが、黄葉が残っていて綺麗です。
足元にはモミジがたくさん落ちていたので、もう少し早く来れば豪勢な景色だったでしょう。新緑の頃もいいだろうなーと思いつつ下ります。
道なりに行くと仙人水なる水が流れ、もう少し行くと気持ち良い沢沿いの道になります。
枯葉や枯木が目につきますが、いい感じの沢。熊倉山とか笹子の船橋沢を連想させました。
沢沿いの道が終わると林道に出て、まもなく人家が現れました。
周辺の山は紅や黄で彩られ、ここに暮らす人がちょっとうらやましく思えます。
県道戸沢谷村線に出たら、スタート地点でもある赤坂駅に進むだけ。
足の痛みを我慢しながら、そういえば数が少ないけれどバスが通っていたはず、と思いだし、停留所で時刻表を見たら10分ほど前にバスが通過した後。(涙)
腹を決め、足の痛みに耐えながら、ストックを突きつつ赤坂駅まで歩きました。
遠く夕闇に浮かぶ、マクドナルドのネオンサインが妙に悲しかった。。。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
お疲れさまでした〜。
落ち葉タップリでトレースも無くなって、低山でもスリリングな時期ですね。
山梨はこういう所多い気がするなぁ。
さてさて今回レポの中でPxxxと書かれたものがお目見えしましたが、コレ何でしょうか?
基準点?オリエンテーリング?
コメントありがとうございます〜。
スリルは好きだけれども、ルートファインディングはまだまだまだ!練習が必要ですね。
と言いつつ、スリルを求めて山に行くようになってしまうのでしょうか。
P×××は、、、
×××は標高です。自分のメモをそのまま載せてしまいました。
確かに、何だこれは!ですね。
ご指摘ありがとうございます。
余談ですが、アイコンを安全でおいしいものに変えようかと思う今日この頃です。
PeakのPだったんですね。
またベテランさん達で通じる何かの暗号かと思いましたよ。
確かに今のアイコンは危険ですね。
おいしい・・・何だろう?
マント・・・。
不用意に略語?を使うものではないですね。
ホントにうっかりもので 。。。
ベテランさんなんかだとP1とかP2なんでしょうけれど、
そうじゃなければ「676ページ」なんて読めたりして、
いずれにしろ意味不明ですね。
マントカラカサは食べられるらしいけれどお味はどうなのでしょうか。
ムラサキ?も検討対象にしようと思ったけれど自信ないし、
倒れたマントカラカサも捨てがたいです。
rainbowさん こんにちは
遅いコメント、しかも年の瀬に申し訳ありません
引野田コース、実線だと思うのですが荒れ気味ですよね。
自分は今年6月14日に二十六夜山から下りに使いましたが、涸沢に少し下った
ところでロストしました。
その時は終点間際だったのでコンパスをセットして適当に下り、ゴルフ場に出ましたが、登りだと登る尾根を間違えそうで不安になりますね。
それまでマークが頻繁にあったのに、このあたりからなくなることから、地権者の方がとってしまったかもしれないですね
自分にとって今年のモヤモヤルートだったので、rainbowさんのレコで少しスッキリしました
warutepoさん、こんばんは
遅いコメントだなんてとんでもない。ありがとうございます。
実はwarutepoさんの6月のレコも事前に拝見していたのですが、
情けないことにあっさりロストしました。
正しいルートを探す「謎」は楽しいですが、マークまたは道標がなくなる理由というのも謎ですね。
それまで普通に設置してあった道標が途絶えたり、やっと見つけたプレートが
「この先行き止まり」とか「登山推奨ルートではありません」だの書かれていると、
地権者はどういう意図でプレートを設置したのか知りたくなります。
ハイカーへの「嫌がらせ 」とか「挑戦状(お茶目 )」とか。
もう一つ、これは同行者の推測ですが
昔の道はゴルフ場建設に伴って消滅し、今のルートに付け替えられた。
warutepoさんが辿ったゴルフ場に出てくるルートが元の道ではないかと。
その後、付け替えにより涸れ沢を渡るルートが出来たものの、
増水を繰りかえすうちに道が荒れて不明瞭になり、その度に整備するも追いつかず。。。
warutepoさんがおっしゃる通り、地権者がマークを取ってしまったかもしれませんね。
昔のルートはどこに付いていたのでしょうね。(モヤモヤ)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する