新緑の鎌倉山周回とあびき湿原

2023年06月17日(土) [日帰り]

• GPS: 05:37
• 距離: 11.8km
• 登り: 778m
• 下り: 758m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:42
• 休憩: 1:24
• 合計: 6:06

8:17 河内町公民館
8:43 8:44 河内城跡
8:55 8:55 小鞍掛
9:48 10:00 鎌倉山
10:25 10:25 柳峠
10:36 10:42 東ののぞき
11:01 11:03 小天井
11:12 11:19 鉢尾峰
11:32 11:38 釈迦如来
12:39 12:40 河内町公民館
13:02 13:09 あびき湿原入口（駐車地）
13:20 13:24 第一湿原
13:28 14:06 第二湿原
14:23 駐車地

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

加西市の河内公民館の駐車場に停めさせてもらいました
あびき湿原は、入口手前の車止め近くに数台は駐車できそうです

コース状況／危険箇所等

鎌倉山への登山道は沢山あるようです。標識などは周回ルートを含めてしっかり整備されておりどのルートからも登るのは問題なさそうです。
あびき湿原へは車で20分ほどでした。

写真

6/17 8:16

ふるさと兵庫100山の鎌倉山に来ました。河内町公民館の駐車場に停めさせていただきました。

6/17 8:20

河内町ふるさとの森入口。ここから先ず左手のピークにある河内城址を目指します。

6/17 8:21

鎌倉山が左手奥に見えています。左側の稜線まで登って縦走し、更に中央奥から右手の山へ周回する予定です。
水田の風景が美しいです。

6/17 8:24

タンポポとシロツメクサ

6/17 8:25

アザミ

6/17 8:27

河内城址への登山口

6/17 8:33

新緑の緑が目に眩しいです。

6/17 8:42

河内城址。1400年代に別所氏によって築城された古い城とのことです。

6/17 8:42

南側に展望が開けています。少し霞んでいますが、気候によっては淡路島も見えるそうです。

6/17 8:46

ここから正面奥に見える鎌倉山へ縦走します。結構ありそうです。

6/17 8:50

登山道は樹林の中なので暑さをあまり感じませんでした。

6/17 9:49

鎌倉山山頂に到着。山頂直下の登りはとんでも急斜面できつかった。

6/17 9:49

山頂からはやはり南側に展望が開けています。車を停めた河内公民館が大分向こうに見えます。左手奥には六甲山が見えるはずだけど霞んで見えないですね。

6/17 9:56

ザックの上にカメラを置いて撮ったのですが、一寸見上げすぎでした。後ろの仏様は法起大菩薩と書かれていました。

6/17 10:07

鎌倉山からは東側の稜線へ行者の道を辿ります。所々に石の仏像があります。これは、蓮の花を持った仏様です。

6/17 10:13

これから歩く小天井山、大天井山の稜線が見えました。ずっと右手の稜線へ縦走していきます。

6/17 10:18

最初の鉄塔近くで初めて北側の展望が開けました。丁度、中央に笠形山（播磨富士）が姿を見せてくれました。千ヶ峰（鉄塔の足の後になってしまいました）へ続く多可の天空の尾根が連なっています。

6/17 10:18

笠形山をアップです。

6/17 10:18

もう少し西へ目を移すと霞んでいますが雪彦山や暁晴山も確認できました。

6/17 10:26

柳峠。多可町側へも降りられます。更に大天井方面へ進みます。

6/17 10:37

東ののぞきという場所へ来ました。
鎌倉山の山頂から下ったところに西ののぞきという場所もあるようでしたが、今回はパスしました。

6/17 10:38

右手の尾根をずっと歩いてきました。

6/17 10:40

真ん中奥のピークが最初に登った河内城址です。その奥には播磨の山々が有りますが、中央奥にあるのは多分高御位山（これも播磨富士）だと思います。

6/17 10:39

東ののぞきの岩壁を横から

6/17 10:40

そんな岩壁に小さな可憐な花

6/17 10:53

東ののぞきから少し歩いた所にあった大日如来様

6/17 10:53

ここからも下にある普光寺への下山路が分かれます。

6/17 11:02

一頑張りで小天井に到着。

6/17 11:14

一旦下って登り返したところが大天井（鉢尾峰）。石碑の古さが時代を感じさせます。

6/17 11:32

もう一度下って登り返したところに釈迦如来。

6/17 11:56

弥勒菩薩

6/17 12:06

普賢菩薩。

6/17 12:23

名もない石像2体。行者さんの姿だから役行者かな。

6/17 12:24

愛宕神社と書かれていました。

6/17 12:25

護摩堂まで下りてきました。登山の無事を感謝しました。

6/17 12:29

獣除けゲートを開けて町へ入ります。

6/17 12:36

下山した場所から望む鎌倉山（中央）。全貌が見えませんが左から右側へぐるっと周回したことになります。

6/17 12:37

鎌倉山をアップにすると右手下辺りに岩場が見えます。行かなかったけどあの辺りが西ののぞきでしょうか。

6/17 12:40

公民館の駐車場へ戻ってきました。

6/17 13:10

車で20分ほどのあびき湿原に移動しました。ハッチョウトンボやトキソウが見れたらなあ。

6/17 13:10

一人100円の協力金。保護活動ご苦労様です。

6/17 13:11

池の先に入り口があり山の向こう側に湿原が広がっていました。

6/17 13:19

入口にある小川で靴のどろなんかを落として余計な種などを持ち込まないように。。。

6/17 13:20

第一湿原の入口。3つの湿原エリアに分かれています。

6/17 13:22

早速、カキランが出迎えてくれました。

6/17 13:22

菖蒲でしょうか。カキツバタとかとの違いが良く分かりません。

6/17 13:27

ササユリも終盤近くですが有りました。

6/17 13:28

第二湿原の入口。各エリアごとにゲートを開け閉めして探索します。

6/17 13:30

6/17 13:31

コバノトンボソウだそうです。教えていただきました。

6/17 13:31

見つけました。ハッチョウトンボ。思った以上に小さいです。花を撮っている画面に突然入ってきて気付きました。

6/17 13:32

ササユリ四人姉妹。みんな離れた場所に有るので望遠で撮っています。

6/17 13:34

カキラン

6/17 13:34

花びらのすじが白いのはカキツバタらしいのでカキツバタかもしれません。

6/17 13:37

遠くにあるカキランの群生を望遠で。

6/17 13:42

これは割と近かったので大きく撮れました。可愛いです。

6/17 13:43

まだ蕾もあるようなので暫くは楽しめそうです。

6/17 13:48

ピントが合わなかったけどハッチョウトンボの雄。赤いのが雄で茶色ポイすじのあるのが雌だそうです。

6/17 13:49

トキソウがなかなか見つけられなかったのですが、やっとそれらしいものを見つけました。

6/17 13:59

こっちを向いてくれたのも見つけました。一週間前のレコではいっぱい咲いていたけど、もう殆ど終わったようです。

6/17 14:02

赤い雄のハッチョウトンボは最後までピンボケでした。でも初めて見れて感激でした。

撮影機器：

LUMIX DC-TZ90 パナソニック

感想

ちゃむ

このところ梅雨らしい天気で機会が無かったが、久しぶりの中休みのようでふるさと兵庫100山巡りを再開した。
といっても本当に見たかったのはあびき湿原のハッチョウトンボとトキソウ。どちらも初めて見るのでとても楽しみだった。
とはいえ、先ずはふるさと兵庫100山の75座目の鎌倉山。播磨周辺の山もそろそろ最後になりそうである。
麓にある普光寺を中心に古くから修行の山としてあったようだ。今回は、西側の河内城址から鎌倉山をへて小天井、大天井（鉢尾峰）と石仏の並ぶ行者の道を逆側に辿るように歩いた。
流石に梅雨の中休みということも有り日射しは暑かったが、尾根筋は殆ど樹林帯の木陰の中で吹き通る風のさわやかさもあって比較的歩きやすかった。その代わり展望は限られた場所からだけでそれも殆どが南の海側であったのが少し残念だった。それでも北側の笠形山や千ヶ峰方面も何カ所からか木の間越に眺められたりもしたのは幸いだった。
今回は逆方向だったが、仏さまを辿って山頂へ向かう道は、何年か前に歩いた長野の高妻山を思い出した。
下山後は、車で20分ほど走ったあびき湿原へ移動。初めての湿原探訪だった。お目当てだったトキソウはどうも盛りを過ぎてしまったようでなかなか見つけることはできなかったが、カキツバタやササユリ、カキランなどの花を楽しむことができた。また、日本一小さなトンボと言われるハッチョウトンボも赤い尾のオス、茶色っぽい尾のメスともに見ることができて満足だった。
もうしばらくしたら白いサギソウも群生して咲くそうなのでそんな時期に又訪ねてみたいと思った。

【2023年の山行　20回目】
　今回の歩行距離：12.0km　2023年の累積距離:282.7km
　今回の累積標高：　880m　2023年の累積標高:24,636m