長崎街道を一気に

2014年12月11日(木) 〜 2014年12月17日(水)

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• 距離: ---km
• 登り: ---m
• 下り: ---m

天候

11日-曇：12日〜14日-曇時々小雨：15日-晴：16日-小雨：17日-曇

コース状況／危険箇所等

食料の調達、危険性など全く問題なし。

写真

12/11 9:59

スタート地点の常盤橋。橋を渡った地点に長崎街道の案内があります。

12/11 10:18

北九州市内はこの表示が助けてくれます。

12/11 11:43

この地域は土地争いが多かったのでしょう。
境界石や郡界石が多数あります。

12/11 12:14

街道の紹介には参勤交代の他に象のイラストが多用されています。
この街道は西洋文明伝達の道であるとともに、象やラクダそして砂糖の道でもあります。

12/11 13:01

東北では余り見なかった常夜燈が懐かしく思えました。

12/11 13:32

曲里の松並木は立派でした。

12/11 16:11

木屋瀬の土産物屋でも象さんが活躍していました。

12/11 16:21

飯塚道と赤間道の追分道標レプリカ

12/11 16:51

感田（がんだ）と濁ります。

12/12 7:23

群境石です。

12/12 7:30

この地名はちょっと読めません。
しゃかのお
目（さかん…地方官の官位）の屋敷があった尾（丘陵地）に由来するそうです。

12/12 8:17

電線がなければ美しい光景です。

12/12 8:18

旧伊藤伝右衛門邸。

12/12 8:19

旧伊藤伝右衛門邸。
白蓮や村岡花子で話題の屋敷です。

12/12 9:07

飯塚宿のアーケードです。
9時過ぎです。

12/12 9:14

玄関に向かって左側に「く」の字に飾ってあるものは、山笠の時に各戸に配布されるらしいが名称がわかりません。

12/12 12:17

道標の横にある恵比寿碑。
この時は、あまり気にしていませんでしたが、道中で特に佐賀市で多数の恵比寿像に出会い、驚きました。

12/13 7:36

田代追分石。
長崎街道と英彦山道との追分です。

12/13 7:37

道案内です。
長崎街道は路面を利用した案内が多いです。

12/13 7:51

久光製薬は地元では大変な企業です。
富山、大和、近江日野と並ぶ佐賀売薬の影響でしょう。

12/13 7:56

佐賀と久留米の分かれ道。

12/13 8:19

長崎街道で目立つことの一つが、石造物の文字に金色が多いことです。
あらゆる石造物に金文字が溢れています。

12/13 10:42

揃いも揃って首がありません。

12/13 11:33

千栗神社の急階段です。
下りで転倒したら大変です。手摺を持って下ってきました。

12/13 13:23

大変なお屋敷です。

12/13 14:29

高良神社です。

12/13 14:41

高良山から久留米市街地を望む。

12/14 13:36

ボサボサ髪を連想させるお飾りです。初めて見ました。

12/15 7:07

佐賀藩が鋳造した鉄製大砲です。

12/15 7:09

小学校に土俵がありました。
佐賀県も大相撲力士の多い土地柄です。

12/15 7:19

恵比寿像が祠だけでなく、路傍や家の軒先、玄関などに祀られています。
軒先では、何故か玄関に向かって左側に配置されて、右側を向いているものが多いように思いました。

12/15 7:34

タイムスリップしたような古風な高橋です。

12/15 8:16

佐賀といえば気球が有名です。この日も2基が飛行していました。

12/15 9:58

恵比寿さんだけでなく、大黒様もおられました。

12/15 12:13

恵比寿、大黒の揃い踏み。
庚申講や天照大御神講の板碑もあります。

12/15 15:31

歓楽地の温泉街らしい看板です。

12/15 15:35

武雄温泉の楼門です。

12/16 8:28

素朴な手作り案内板にもお世話になりました。

12/16 8:30

嬉野の茶畑です。

12/16 9:05

路面の案内板です。
地元の焼き物でしょうか？

12/16 9:13

藩境石に番号がふられています。

12/16 9:15

山頭火の足跡は西国街道でも出会いました。

12/16 9:33

よく手入れされた用水廻です。

12/16 10:25

俵坂関所跡です。

12/16 10:40

段々畑や棚田が美しいです。

12/16 10:43

見ているだけで気持ちよくなります。

12/16 11:24

長崎街道に残存する一里塚は僅かです。殆どはこのような石柱しかありません。それでもあれば嬉しいです。

12/16 11:41

出で立ちから日帰りの街道ウオークのようです。

12/16 12:16

元禄船が往来した彼杵港も今は船外機の付いた小舟が係留されていました。

12/16 12:25

この石造物は謎です。
仏像のようには見えません。二体とも穴が会いています。

12/16 13:56

ようやく海らしい光景に出会いました。

12/16 15:04

ヒゲ題目も金色でした。

12/17 7:45

風観岳を越える鈴田峠です。

12/17 8:07

山では木々に遮られていた小雪が里では眩しく積もっていました。

12/17 9:45

諫早（小船越町）の島原街道への分岐です。

12/17 9:49

「さやんごぜん」とは賽御前のことで、道祖神と同様に集落の入口で邪気を追い払うとされています。

12/17 10:37

道路の横断地下道を活用して、街道の宿場名を表示したり絵巻物風に街道を描写している。

12/17 10:56

郡境で峠の茶屋跡

12/17 11:19

長崎市内では、この高いポール状の案内に助けられます。九州自然歩道のルートとダブっています。

12/17 11:21

佐賀領と大村領との境界石です。
今の佐賀県に対馬領があったり、長崎県に佐賀領があったりで、ちょっと混乱します。

12/17 13:21

長崎市の中心部だと思ったが、橘湾沿岸のようである。
この後、日見峠を越えて長崎湾の方にでます。

12/17 14:18

日見峠。
私は長崎街道で最も辛く感じました。

12/17 14:50

本河内ダムです。

12/17 15:09

ダム建設で疎開してきたのでしょうか？

12/17 15:10

路面電車を見て、いよいよ長崎市に着いた気持ちになります。

12/17 15:16

急坂や狭い道が多く、黒猫も軽の冷凍車が活躍です。
自転車は出る幕がない街です。

12/17 15:25

シーボルト通り。
長崎は訪れたことがあるので、出島に急ぎます。

12/17 15:31

諏訪神社ですが扁額には鎮西大社となっていました。
戦国時代に長崎がイエズス境界領になって以来、諏訪・森崎・住吉の三社は荒廃したが、江戸時代にこれら三社を祀る社殿が造営され鎮西大社となったそうです。

12/17 15:45

時代劇でお馴染みの長崎奉行所跡です。

12/17 15:52

西洋文明はこの地から日本全土に拡がったのか。

12/17 15:55

新たに護岸石垣が発見されたため、発掘が行われていました。

12/17 15:58

出島橋。

12/17 16:14

長崎といえばカステラ。
文明堂です。

12/17 16:26

長崎駅から一旦、諫早駅に戻り、明日は有明海の潮受堤防と島原街道を歩きます。

撮影機器：

HIGH SPEED EXILIM EX-ZR400 カシオ

感想

ア?ドッポ

門司往還を歩いて小倉まで来たことはあるが、本格的に九州を歩くのは、今回の長崎街道が初めてである。
小倉から長崎までを通じて感じたことは、比較的気楽に歩けるということである。
都市が比較的近接していて、長い山道もないので、道迷いの心配もなく、空腹になることもなく、いざというときは交通機関もあり、安心である。
東北地方を歩くときは、よしっ！と気合を入れて、どこか悲壮感を持ってスタートしたことが懐かしい。
長い山道はないというものの、冷水峠、俵坂、鈴田峠、日見峠などを越えなければならない。最後の日見峠は長崎市街に入ってからなので大したことはないと思っていた。ところが長旅の疲れが蓄積していること、ゴール間近で気の緩みが生じていることなど重なって、非常に厳しく感じました。
地域地域で街道案内の表示が違っているのも、これまでの街道とは趣が違います。