単独ラッセル練習と根性試しに北八甲田


- GPS
- 04:27
- 距離
- 3.4km
- 登り
- 198m
- 下り
- 187m
コースタイム
天候 | はらはらと雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
除雪作業中でした〜 |
コース状況/ 危険箇所等 |
たくさんの降雪直後、まったく踏み跡はありませんでした 大岳環状ルートが正解ルートですが、分からないのでコンパスみながら歩きました 地獄湯ノ沢手前の沢には穴がまだありました(凍っていたので大丈夫そうでしたが…) |
その他周辺情報 | 冷え冷えした後には極楽の酸ヶ湯へどうぞ 珠の肌になりそうです |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
毛帽子
靴
ザック
輪カンジキ
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
スキー
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感想
年末年始もお仕事がバラバラと入って、相棒には今日は振られてしまいました
こんな時でもないと、冬山単独行のトレーニング、というか根性試しもできないので第一目標の仙人岱小屋までの地形を頭に叩き込む練習に出かけました
やっぱり一人で歩かないと、なかなか深くは刻み込めない気がしていました
朝一で仕事をしてそのまま山へ
ここ数日でどっさりと雪が積もっていましたが、ありがたいことに駐車場は早めに除雪されていました〜
第一の誤算は酸ヶ湯の裏口に通じる通路が除雪されていなくて、そこから雪壁の上によじ登るつもりが一から作る羽目になったこと
やっぱり、というか、今日もだれも先行者がおりません
まあ、町でもあれだけ降ったんですから、こんなときに山に入りにくるのは「変人」なのでしょう
ストックとスキーと手で雪壁を突き崩しながら、ゆっくり徐々に体を持ち上げてなんとか雪壁の上に立てた、と思ったら、ずぶずぶと股まで雪に埋もれる…
スキーを何とか履いてようやく立てました
ふうー
スキーでなら膝位までのラッセル
今回はブラックダイアモンドの「聖痕(すてぃぐま)」、沈みはやはり前の板より少ないようです
雪山単独ラッセルの本格的なのは初めてなので、どんなペースで歩いていいのやら分かりません
今回は息が上がらないペースを目指します
ちゃんとした大岳環状ルートのルートどりがよくわからない(景色が頭にはいっていない)ので、コンパスあわせてとにかく地獄湯ノ沢の渡渉点を目指します
よくわからないルートができるのが恥ずかしいけれど仕方ありません(笑)
沢に当たって上に回り込もうとしたら17番の指導標が木の上に見えました
ここから30番までは指導標にそっていきます
起伏がなくてさすがです
でもここからは木がこんもりと雪が積もり、さらに樹氷化が始まってまったく次は分かりません
再びなんとなくの感覚とコンパスで歩きますが、なんとなく上流側に歩いてしまいました
はと気づくと、左上に一筋の雪の段差があります
雪崩の前兆か?と思ったけれど、よく見るとずーっと続いています
ということは夏道の名残のよう、つまりは上流に来過ぎ
目の前の沢はまだ地獄湯ノ沢ではないのですが、穴が見えています
たぶん大丈夫だけれども、自信なし
上から巻きながらできれば夏道であることを確認しようとしますが、左足のシールが剥がれてうまく上がれません
雪だらけになって、ここでまもなく13時になるのを確認して今日の終着点にしました
樹林帯にもどって昼ごはん、と思っていたら顔見知りのパーティーがちょうど上がってきました
間違いルートを見られて恥ずかしいですが、この後は正しく直していただけるかなーと期待してするするっと下りました
穏やかなひととき、いい体験でした
今度は一人でちゃんと小屋まで行けるようにならなくては…
昨日はラッセルありがとうございました。
スゲ〜頑張ってくれたと思います。
ルートはちょっと上行ってましたがお陰様で助かりました。
オラ達も小屋に届きませんでしたが、急遽酸ヶ湯温泉に部屋を取り反省会盛り上がりました。
一人で歩いて、弱気の虫に押されてしまい、途中で終わってしまいました
もう少し頑張ってもよかったかな、と思い始めても後の祭り
スキーだとあっという間に下山できるので感覚が狂いますね
はずかしいルート、修正いただけたでしょうか?
komaさん、こんにちはです。
積雪の八甲田を楽しむなんて、なんて贅沢なのでしょうか
単独・・・・・特に夏山と条件が違うと心寂しい所が有りますよね、心境、表情より、お察し致します。
後は慣れて楽しめればその後はOK
積雪での移動はやはりスノーシューより板の方が早そうですね。
kintakunteさんへ
風が弱い日でなければ、朝早めに上がれば結構ラッセルを楽しめます(特に地獄湯ノ沢以降)
山にはたっぷりの生クリームが乗っかています
ごちそう状態です
冬道は夏道とかなり違うので予習が夏にできません
正しいルートを覚えるのはとにかく冬に歩くしか方法がありません
よくわかっていないのに歩くので、かなり不安があります
というか、間違ってもいいんですが、後続に迷惑かけないかと心配です
まあ、慣れた方が修正していってくださるんですが
八甲田に関しては、ラッセルするときにはスキー板有利ですね
今回は太めだったので予想よりは楽でした
たぶん、単独でスノーシューだったら序盤でギブアップになったと思います
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