宝満山(篭門神社より往復)
- GPS
- 06:23
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 748m
- 下り
- 743m
コースタイム
- 山行
- 4:40
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 6:23
天候 | 晴れ〜曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
多くの方が登られているので、迷いは、基本なし。 |
その他周辺情報 | 下山後、近くの「つくしの湯」に寄りました。500円。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
予備電池
ガイド地図(ブック)
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
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感想
1月7日は、朝から時間があったので、福岡方面の山に登ろうと思い、母と二人で太宰府市の『宝満山』に初挑戦する事に。
高速道路経由で、太宰府ICで下りて1時間半くらいかけて行き、登山口の竃門神社の第二駐車場につきました。
有料400円の駐車場でしたが、既に半分以上駐車スペースは、埋まっていました。
駐車場を出て、神社を正面に見て左側の車道を進み、ほどなく、登山口に到着。そこは、式部神社がありました。そこで、お参りをして、登って行きます。
すぐに、車道に出て、さて?どっちに進むのかな?って思いましたが、車道を登らずに、車道を横切るカタチで、踏み跡があったので、そちらを選びました。ここには、標識はなかったです。しばらくすると、池が右側に見えて来て、さきほどの車道から伸びたであろう道に合流。しかしその道は、車道ではなく幅の広い歩道のような感じでした。池を右に見ながらまっすぐに進んで行くと、登りの道があり標識があったので、ここを登ります。
この辺りの道は、土が深くえぐれている道で、小倉の足立山の登りはじめの道によく似ていました。ただ、足立山よりも、登山者が多いのでしょう。道は、しっかり踏み固められている感じでした。
しばらくすると、車道に合流。その道を横切り、登って行きます。
すると、また車道に合流。案内板によると、ここが車道の終点で「ポイント3」となっていて、ここからが、本格的な登山口のようです。ここまで、竃門神社から1.3kmで、ここから山頂まで1.8kmとなっていました。
大きな鳥居をくぐり、石段が続きます。
最初は、これが「百段ガンキ」なのかな?って思い込んでしまい、この石段を百段登れば、石段は終わるのかなって安直に考えていたのですが、大間違いでした(苦笑)
石段は、時に、まっすぐに、時に、ジグザグに、延々と続いていました。
さすが、修験の山と言われるだけありました。印象としては、英彦山の石段よりも、長い気がしました。結構ハードでした。
途中、水場があり、休憩して、お水を頂きました。冷たくて美味しかったです。
母も、延々と続く石段は、きつかったようでした。
それにしても、宝満山は、登山者が多いのには、驚きました。平日なのに、数多くの方がいらしてました。これだけ多くの方が登っている道を登ったのは、屋久島の白谷雲水峡以来な気がしました。英彦山よりも多かったです。
なので、逆に、きつい石段登りも、励みになりました。沢山の行き交う方々に、声をかけて頂きました。さすが、福岡県一の登山者が多い山と言われる山だと思いました。
そうやって、ゆっくり、一歩づつ登り続けていくと、ようやく『百段ガンキ』に到着しました。それまでの石段より傾斜がキツくなった印象の、見た目が美しい石の階段が、目の前にどーん!と出て来ました。
せっかくなので、数えながら登りました。私の数え間違えか、石段は102段ありました。
登りきったら、広い場所に出ました。左側に、案内板があったので進んで読んで見るとそこは、「閼伽の井(あかのい)」という宝満山の神仏に捧げる水の霊泉場でした。
それまでも、「殺生禁厳の碑」があったり、「浄行坊墓所」というお坊さんの墓があったり、はたまた、奥の細道で「松尾芭蕉が詠んだ句」が記してあったり、と、ずっと続く石段の登り道の足を休められるような場所があります。
避難救急箱が設置されたベンチもありました。
閼伽の井から登りを再開して、すぐに、中宮に出ました。
ここで、長かった石段の登りもようやく終わりでした。
そこから、少し平らな道を進んで、すぐに、分岐にでました。「男道」「女道」と分かれています。とりあえず、山頂に近い「男道」を選び進みます。ここからは、大きな岩があちこちに露出している山道で、ときに、その岩を登る様に道が続いています。『袖すり岩』『馬蹄石』などの名称のついた岩の景観は、それまでの石段登りと違って、変化があり、楽しみながら、進み、最後の石段を上り終えたら、山頂の神社が鎮座する山頂に辿り着きました!
山頂からの眺めは、最高でした!
福岡市の眺望もすばらしく、先日登った「立花山〜三日月山」も見えました。
東側には、遠くに英彦山や古処山。南西側には、筑紫平野と、遠くに有明海も見えました!そして、その有明海の後方に霞んで、雲仙が見えたのは、驚きでした!
日頃、目にする事のない展望です。
下りは、地図で確認して『女道』を通ることにして、下り始めてビックリ!
「この岩をおりるのか?」大きな岩を鎖を使うようです。母もあっけにとられて笑ってました。大丈夫かな?と母が心配でしたが、慎重になんとか下りる事が出来て安心しました。本人は、楽しんでた様ですが…。
キャンプセンターに出て、そこから、女道を通って、中宮まで戻りました。
中宮で、地図で確認して、そこからは、来た道の石段を下りるのではなく、『行者道』を使って、下山する事にしました。
一度も来た事のない山だし、土地勘もあまりないなので、不安でしたが、通ってみる事にしました。
この行者道は、石段の参道に比べると、あきらかに、裏道っぽい感じでした。ですが、貫山や高蔵山の道によく似ていて、ちゃんとロープや目印が要所であり、足場も思ったほどに悪くなく、歩きやすかったです。歩いていて気持ちが良かったです。
反射板の横を通り、高度を下げて行きながら、鳥追峠という分岐に出ました。
そこから、愛獄山にちょっと登り返しました。山頂には、愛獄神社があり、朽ち始めている鳥居などをくぐり祠にお参りをしました。
その神社で、一瞬道が分からなくなりましたが、よく見ると、祠への階段の下、左側に進む道があり「←竃神社」と記してありました。
貫山の登山道の様な杉林を下って、ほどなく、登り始めにあった「足立山登り始めの赤土っぽくえぐられた道」に雰囲気が変わり、やがて、植樹された榊が並ぶ道に出たら、池があり、すぐ下が、竃門神社の境内でした。
山に登らせて頂き、無事下山出来た事の御礼のお参りをして、美しい境内を散策しながら、駐車場に向かいました。
最高の山歩きでした!
josephさん、お母様、お疲れになったでしょ?(◎-◎;)
宝満の正面ルートは最もポピュラー、なのですが、石段続きで堪えます(((^_^;)
標高の割には意外としんどい…でも登山者の心を掴んで止まない筑紫の霊峰なんですよね♪
また福岡都市圏の山々へいらしてください(^^)♪
shu1102さん
さすがは、宝満山!って感じでした!
歩き応え たっぷりでした。
石段の連続だったので、母も疲れてましたが、変化に飛んだ山歩きでしたので、満足そうにしてました。
山頂付近の鎖場は、初体験でした^^
人気の山というのも、うなずけました!
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